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罠の戦争 8話あらすじとネタバレ感想 鷲津亨潰し命令に鷹野は??隠ぺいの意外な結末

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2023年3月6日月曜夜10時からフジ・関西テレビ系列で、ドラマ『罠の戦争』8話が放送されました。

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前回、7話のネタバレ感想はこちら。↓↓

 

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おもな登場人物

  • 鷲津 亨(草彅剛)…犬飼孝介事務所・第一秘書から政策秘書になる。昔、唯一手を差し伸べてくれた犬飼孝介に恩を感じ、秘書として20年以上尽くしてきた。が、泰生の事件をもみ消すよう犬飼に頼まれ、さらに犬飼の息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っていることまでなすりつけられたことで強い者たちへの復讐をすることを決意。泰生を突き落とした犯人もさがす。蛍原と蛯沢に協力を求め動き出す。5話で犬飼の地盤を継ぎ当選。国会議員となり、泰生の事件を追う。
  • 鷲津 可南子(井川遥)…亨の妻。犬飼への復讐を享と共にやると決意。
  • 鷲津泰生(白鳥晴都)…亨の息子。何者かに歩道橋から突き落とされ意識不明状態から回復する。
  • 蛯沢眞人(杉野遥亮)…犬飼事務所・秘書見習い。政治資金パーティー会場で犬飼を襲おうとしているのを享に見抜かれ、秘書職に誘われる。植物学の研究をしていた。亨の表情の変化に怖さを感じつつも、復讐に協力することに。
  • 蛍原梨恵(小野花梨)…犬飼事務所・私設秘書。人をサポートする秘書職を気に入っていたが、虻川のパワハラに屈し辞職しようとしたところを享に救われ、亨の復讐に協力することに。眞人の兄の陳情を犬飼に報告しなかったのは亨だと知り、隠す。
  • 貝沼永太(坂口涼太郎)…犬飼事務所・第二秘書。虻川の指示で地元建設会社の社長と亨が親しげに見える写真を撮る。虻川が失脚後、鷲津側へ。
  • 虻川勝次(田口浩正)…犬飼事務所・政策秘書政治資金パーティーで、俊介に金を渡した会社社長と亨の握手写真を貝沼に撮らせ、亨を脅す道具に使う。また、蛍原へのセクハラパワハラ行為を日常的に行う。2話で亨の罠にかかり失脚。
  • 犬飼孝介(本田博太郎)内閣府特命担当大臣。女性蔑視発言をして問題となる。息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っているのを享に押し付け、泰生の事件ももみ消すよう命じた。3話で亨に文科副大臣時代の収賄を暴露され大臣を辞任させられた上、心筋梗塞で倒れ長期療養中。
  • 犬飼俊介(玉城裕規)…犬飼の息子。政策秘書官。地元建設会社から金を受け取っている。カッとなりやすい性格。女性に対する暴力で被害届を出される。父の地盤を引き継ぐ予定が、亨が継ぐと聞き阻止しようと亨の悪い噂を流し幹事長に一喝され失脚。

<民政党議員>

  • 竜崎 始(高橋克典)内閣総理大臣
  • 鷹野聡史(小澤征悦)衆議院議員。亨の昔からの友人。情報を享に流してくれる。
  • 猫田正和(飯田基祐)衆議院議員。総理政務秘書官
  • 鶴巻憲一(岸部一徳)民政党幹事長。民政党ナンバー2。竜崎を総理にしたのは自分だと思っている。犬飼が頭が上がらない相手。国会議員となり泰生の事件をさぐる亨に「境界線を越えたら、その時は容赦しない。」と牽制。
  • 鴨井ゆう子(片平なぎさ)厚生労働大臣。セクハラパワハラを許さないと公言。泰生の事件の夜、幹事長室で夜通し話し込んでいたことが判明。亨の追及を受け息子の罪を認めた上で、告発されても構わないとはねつける。

<その他>

  • 熊谷由貴(宮澤エマ)…『週刊新時代』の記者。亨の秘書時代から、特ダネと引き換えに亨が仕掛ける罠に協力してくれている。
  • 鴨井文哉(味方良介)…鴨井厚労大臣の息子。普段は大人しく優しい性格だが、急に狂暴になる一面がある。7年前の高校生時代に学校で傷害事件を起こしが、既にホープとなっていた鴨井を守るため幹事長が事件をもみ消した。泰生を突き落とした犯人として逮捕されかけたが、またも警察から連絡を受けた幹事長によってもみ消される。今は無職でアパートにこもっている。

 

8話のあらすじ

泰生(白鳥晴都)が目を覚ました。

可南子(井川遥)から連絡を受けた亨(草彅剛)は病院へ急行。目覚めたばかりで軽口をたたく泰生の、どんな言葉でもうれしく感じる。

竜崎総理(高橋克典)は、泰生の事件の日の幹事長室前・監視カメラについてその後どうなったのか、気になっていた。

猫田(飯田基祐)にその後を調べさせ、マスコミの前で泰生が目覚めたことを喜ぶ発言をする。

さらに「政治が警察の捜査に口を挟むなどあってはならない。」と言い、そして「総理としてきちんと正さないと。」と言ったことが大々的に報じられた。

総理の発言に後押しされ、もう一度泰生の事件を記事にしたいと熊谷(宮澤エマ)がやって来る。

また潰されないように、可南子に事件を訴えさせる動画を先に公表。世間の注目を浴び、マスコミが可南子に取材にやってくる。

鴨井(片平なぎさ)は、可南子の動画を見て動揺。

泰生を突き落とした犯人で鴨井の息子・文哉(味方良介)は、目覚めた泰生に会いに、病院まで来ていた。

 

一方。

鶴巻(岸部一徳)は、鷹野(小澤征悦)に「鷲津亨(草彅剛)を潰せ。」と指示。

鷹野は、鶴巻から指示を受けながらも、鶴巻の弱みを握りたい亨に、鶴巻に近づくIT企業『デジタルアンツ』の蟻田(大場泰正)の名を知らせてくる。

蟻田が、独禁法の改正についての働きかけをしてきたのだとにらんだ亨は、蛍原(小野花梨)と眞人(杉野遥亮)に調べてもらうことに。

だが眞人は、鷹野が鶴巻に指示されてわざと蟻田を調べさせているのではないか?と疑う。

が、その疑いは当の本人の鷹野が否定。

鶴巻が本気で鷲津潰しにかかってきたことを亨本人に伝えた上で、亨潰しの情報を鶴巻に小出しに報告しつつ、時間を稼いでいたという。

鷹野は、鶴巻派に属して鷲津潰しをしていると見せかけ、亨に鶴巻の弱みを調べさせ、幹事長下ろしに協力していたのだ。

鷹野は、2世議員のボンボンと侮られているが、自身は立派だった父を超え、派閥政治を崩したいと志して政治家になっていた。

その志を遂げるために、亨と力を合わせてやっていこう。と密かに結託。

鷹野への疑いを反省した蛍原と眞人は、ゴルフ場でカップルを装いながら蟻田近づく。

すると蟻田が、鶴巻の次男・紀次(尾関伸次)と一緒にゴルフをしているところに遭遇。

紀次は、コンサルティング会社を経営しているが、実態は小さな事務所があるだけ。

紀次が、独禁法の改正を蟻田の会社に有利にする見返りに、金を受け取っているかもしれない。

蛍原と眞人は、蟻田が、法案が通ったら他社との競争が激化するから社員を半分切ってもいいと電話で話しているのを耳にする。

そこで、蟻田会社『デジタルアンツ』の経理課長蜂尾(山本圭祐)に接触

亨は、ワンマン経営の『デジタルアンツ』の不正をただせば、変わるかもしれない。と持ち掛け、帳簿を手に入れることに成功。

『デジタルアンツ』から、多額のお金が鶴巻の次男の会社に渡っていることを掴んだ。

鶴巻の弱みを握った亨と鷹野は、幹事長下ろしだと意気込んで幹事長室に乗り込む。

帳簿のデータを出し、幹事長から下りるよう迫る鷹野。

しかし鶴巻は、鷹野を通じて亨に『デジタルアンツ』を調べさせ、『デジタルアンツ』には嘘の情報を出すよう指示していた。と一蹴。

「これだから苦労知らずのボンボンは。」と笑われた鷹野は、悔しさを隠しきれない。

しかし亨は冷静だった。

亨は、熊谷に撮ってもらっていた、鶴巻が車を下りる時にフラつく場面の写真を数枚並べて見せる。

全て最近の写真。

亨がにらんだ通り、鶴巻は体調を崩していた。

しかし鶴巻は、亨が選挙の時にお金を渡していた馬場市議(諏訪太朗)に電話をし、亨に500万を返して警察に行くと言わせる。

馬場は、既婚の身でありながら未成年と不倫をしていることを鶴巻に知られており、叙勲を受けるかどうかの時期でもあり、鶴巻の言いなりになるしかなかったのだ。

「これで君は終わりだ。鷲津君。」

追い詰められた鷲津亨の状況を変えたのは、意外な人物だった。

 

鴨井ゆう子が緊急記者会見。

息子・文哉が亨の子・泰生を突き落とした犯人だと公表し、警察に自首したことを告白。

事件の隠ぺいに鶴巻が関与していることも匂わせた。

さらに、自身は、大臣辞任のみならず議員を辞職すると発言した。

 

鴨井のこの決意に、テレビの前でショックを受ける可南子。

可南子の動画を見た鴨井ゆう子は、会見する前に可南子に会いに来ていた。

亨に隠ぺいのことで責められ、息子のためと言いながら、自分を守りたかっただけだと気づき、可南子に謝る鴨井。

可南子は、息子を切り捨てると言った鴨井に「自分を鼓舞するために言ってるだけじゃないですか?」と聞くが、鴨井は否定。

総理と母親どっちも無理だと言う鴨井に、可南子は「どっちも大事でいいじゃないですか?」と優しく言う。

可南子は、病院まで来た文哉に「ゆっくりでいいから教えて。」と事件の動機と、母親への本音を聞いていた。

文哉は、事件を起こしたあと捕まると思っていたのに警察が来ないことを不審に思い、また母親がもみ消したと気づいたという。

ずっと出頭しようと思ったが、出来なかったというのだ。

文哉は、「守りたかったから。鴨井ゆう子を。母さんを。」と言う。

「ずっと見てきた。子どもの頃から。人に頭下げて。辛くても笑って。悔しい顔も隠れて泣いてるところも。守りたいのに、また迷惑かけて。」

「誰よりも知ってる。母さんが大変だったこと。だから、守りたいって。総理の夢。叶えて欲しいって。」

 

ずっと母である自分を憎んでいると思っていた。

思いもよらなかった息子の本音に号泣する鴨井だったーー。

 

…というお話でした。

 

鷹野がスパイじゃなかった

私は、このドラマが始まってからずーっと小澤征悦さん演じる鷹野を疑っていました。

8話冒頭でも、眞人が同じように鷹野を疑っていて、今頃気付いた?さすが眞人♪と思っていました。

しかし!

鷹野は派閥政治に崩そうという志で政治家になった告白。

さらに、鶴巻が亨を潰せと言ってきたことまで全部、洗いざらい亨に話していたことも分かりました。

亨との友情は本物!のようです。

8話にしてやっと本当の味方だと分かりました。

なのに…。

鶴巻は、鷹野が亨に情報を流すことを見越してIT会社から鶴巻への金の流れを調べさせていました。

しかも。IT会社に、不正経理の嘘のデータを亨に渡すよう指示までして。

鷹野さん!亨と組んで頑張りたいのはわかるけど、結果的にスパイになってるよ~~。

 

鶴巻の方が何枚も上手!!

尾行の時といい、鶴巻は簡単に弱みを握らせてくれません。

逆に選挙の不正なお金を受け取った側に告発させようとして、絶体絶命!

鷹野さ~ん!

鶴巻にそこまで信用されてなかったのね。

残念!!

 

文哉の思わぬ本音

泰生の事件を告発するには、泰生を突き落とした本人・鴨井文哉が警察に自首するしかないと思っていました。

しかし文哉は、お母さんを守りたいと思っていたから出頭できなかったと告白。

まさかの告白に、鴨井ゆう子本人だけじゃなくテレビの前の私も泣いちゃったよ!

お母さん、憎まれてなんていなかったんだ。

むしろ、守りたいだなんて。

離れて暮らして、何を思っているのかぶつけ合うことも出来ずにいた母子。

本音が知れてよかったです。

もしちゃんと分かっていたら、隠ぺいだってなかったかもしれない。

隠ぺいがなかったら、まだ亨は犬飼の秘書を続けていたのでしょうか?

犬飼の秘書を続けていたら、虻川もまだいるわけで。

虻川がいるなら、蛍原さんは秘書を辞めていたでしょうし。

今の鷲津亨事務所の結束はなかったですね!

 

北風の亨と太陽の可南子

今回の文哉の告白は、可南子なしではあり得ませんでした。

文哉には、先に亨も話を聞きに行っています。

でも、亨の時は逃げてしまった。

追いかけて怒鳴って話を聞こうとする亨より、「ゆっくりでいいから。」と優しく聞いてくれた可南子の方が話しやすかったってことですよね?

可南子は、息子の事件を隠ぺいした鴨井にも優しかったです。

総理か?母親か?どっちかしかないと言う鴨井に「どっちも大事でいいじゃないですか?」なんて、言えます?

自分の息子を突き落とされてるんですよ?

泰生を突き落とした犯人を隠されていたことが分かっても、なおも優しく接することのできる可南子さん。

私は、穏やかな可南子さんでもさすがにキレると思っていました。

なのに、悲しむことはあっても、怒りの感情がわかないなんて。

亨は、鴨井が可南子に接触して、傷つけたことを怒っていたのに。

優し過ぎて怖いです。

でもその優しさが、文哉の心を溶かした。

亨みたいに怒りに任せて迫って来る北風より、可南子のように「ゆっくりでいいから。」と優しく包み込む太陽の方が文哉に本音を言わせたんですね…。

こんなやり方もあるんだ。

全く私のなかにそういう発想はなかった。

このドラマのなかで、可南子さんだけ異質の存在です。

 

事件は解決。どうする亨?

泰生の事件の犯人を捜すために国会議員になった亨。

今回、鴨井が隠ぺいの事実を明らかにして、犯人も出頭して解決。

目的は達成されました。

もう達成されたから、議員は辞める?

地元にもそんなに行ってないみたいだし、次の選挙のことは考えていないようだし。

 

でも次回の予告を見てると、今度は亨が恨まれる立場になるみたいです。

恨まれるって誰から?

予告映像では、田口浩正さん演じる虻川が出てきていました。

まぁ、恨まれるとしたら虻川ですよね。

まさか、政策秘書としてせっせと働いていた貝沼(鈴木涼太郎)くんが虻川とまだつながってる?

田口さんほどの俳優さんが、2話で消えてそのままってわけないし。

虻川も議員になる?

虻川自身のスキャンダルで失脚してるし、人望もないからそれはないか。

 

目的が達成されてその後。

竜崎総理にまで気に入られた亨。上り詰めちゃうかな?

 

以上、『罠の戦争』8話あらすじとネタバレ感想でした。

 

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