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罠の戦争 9話あらすじとネタバレ感想 鶴巻との闘いが亨を変えていく

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2023年3月13日月曜夜10時からフジ・関西テレビ系列で、ドラマ『罠の戦争』9話が放送されました。

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前回、8話のネタバレ感想はこちら。↓↓

 

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おもな登場人物

  • 鷲津 亨(草彅剛)…犬飼孝介事務所・第一秘書から政策秘書になる。昔、唯一手を差し伸べてくれた犬飼孝介に恩を感じ、秘書として20年以上尽くしてきた。が、泰生の事件をもみ消すよう犬飼に頼まれ、さらに犬飼の息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っていることまでなすりつけられたことで強い者たちへの復讐をすることを決意。泰生を突き落とした犯人もさがす。蛍原と蛯沢に協力を求め動き出す。5話で犬飼の地盤を継ぎ当選。国会議員となり、泰生の事件を追い、鴨井ゆう子の息子・文哉が泰生を突き落とした犯人と知る。鴨井に幹事長を通じて隠ぺいをしたか?と追及したが、息子を切り捨てると一蹴された。が、可南子が文哉の話を辛抱強く聞き、母への本音を聞き出し自ら出頭させるに至る。鴨井が緊急会見を開き、事件の隠ぺいと息子の罪を認め謝罪。大臣と議員の職を辞すると発表。鶴巻から選挙違反を訴えられるのを逃れた。
  • 鷲津 可南子(井川遥)…亨の妻。犬飼への復讐を享と共にやると決意。亨とは違い、泰生を突き落とした鴨井の息子・文哉の話をゆっくりと聞き、母・鴨井ゆう子への思いと出頭できなかった苦しみを吐きださせる。結果、鴨井を大臣と議員を時辞させることになってしまった。
  • 鷲津泰生(白鳥晴都)…亨の息子。何者かに歩道橋から突き落とされ意識不明状態から回復。
  • 蛯沢眞人(杉野遥亮)…犬飼事務所・秘書見習い。政治資金パーティー会場で犬飼を襲おうとしているのを享に見抜かれ、秘書職に誘われる。植物学の研究をしていた。亨の表情の変化に怖さを感じつつも、復讐に協力することに。国会議員となった亨が弱い人のために力を使うことに感動し、支えていくことに決めたが、亨も政治家として悪いことをしていることを知り、ショックを受ける。
  • 蛍原梨恵(小野花梨)…犬飼事務所・私設秘書。人をサポートする秘書職を気に入っていたが、虻川のパワハラに屈し辞職しようとしたところを享に救われ、亨の復讐に協力することに。眞人の兄の陳情を犬飼に報告しなかったのは亨だと知り、隠す。眞人に真実を言うかは、亨自身に任せる。
  • 貝沼永太(坂口涼太郎)…犬飼事務所・第二秘書。虻川の指示で地元建設会社の社長と亨が親しげに見える写真を撮る。虻川が失脚後、鷲津側へ。亨が国会議員となってからは、亨の政策秘書としてかいがいしく働く。
  • 虻川勝次(田口浩正)…犬飼事務所・政策秘書政治資金パーティーで、俊介に金を渡した会社社長と亨の握手写真を貝沼に撮らせ、亨を脅す道具に使う。また、蛍原へのセクハラパワハラ行為を日常的に行う。2話で亨の罠にかかり失脚。
  • 犬飼孝介(本田博太郎)内閣府特命担当大臣。女性蔑視発言をして問題となる。息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っているのを享に押し付け、泰生の事件ももみ消すよう命じた。3話で亨に文科副大臣時代の収賄を暴露され大臣を辞任させられた上、心筋梗塞で倒れ長期療養中。
  • 犬飼俊介(玉城裕規)…犬飼の息子。政策秘書官。地元建設会社から金を受け取っている。カッとなりやすい性格。女性に対する暴力で被害届を出される。父の地盤を引き継ぐ予定が、亨が継ぐと聞き阻止しようと亨の悪い噂を流し幹事長に一喝され失脚。

<民政党議員>

  • 竜崎 始(高橋克典)内閣総理大臣
  • 鷹野聡史(小澤征悦)衆議院議員。亨の昔からの友人。情報を享に流してくれる。
  • 猫田正和(飯田基祐)衆議院議員。総理政務秘書官
  • 鶴巻憲一(岸部一徳)民政党幹事長。民政党ナンバー2。竜崎を総理にしたのは自分だと思っている。犬飼が頭が上がらない相手。国会議員となり泰生の事件をさぐる亨に「境界線を越えたら、その時は容赦しない。」と牽制。
  • 鴨井ゆう子(片平なぎさ)厚生労働大臣。セクハラパワハラを許さないと公言。泰生の事件の夜、幹事長室で夜通し話し込んでいたことが判明。亨の追及を受け息子の罪を認めた上で、告発されても構わないとはねつけた。が、8話で文哉の自分に対する本音を知り翻意。緊急記者会見を開き、息子の罪と隠ぺいを認め、大臣と議員の職を辞した。

<その他>

  • 熊谷由貴(宮澤エマ)…『週刊新時代』の記者。亨の秘書時代から、特ダネと引き換えに亨が仕掛ける罠に協力してくれている。
  • 鴨井文哉(味方良介)…鴨井厚労大臣の息子。普段は大人しく優しい性格だが、急に狂暴になる一面がある。7年前の高校生時代に学校で傷害事件を起こしが、既にホープとなっていた鴨井を守るため幹事長が事件をもみ消した。泰生を突き落とした犯人として逮捕されかけたが、またも警察から連絡を受けた幹事長によってもみ消される。今は無職でアパートにこもっている。泰生が目覚めたと知り謝罪に向かい、可南子に母・ゆう子への本音を引き出される。その後出頭。

 

9話のあらすじ

鴨井(片平なぎさ)が緊急記者会見で、文哉(味方良介)の事件の隠ぺいに鶴巻幹事長(岸部一徳)が関与したことを匂わせたことで民政党は大混乱。

隠ぺいに関わった警察署の署長・辰吉(岩谷健司)は辞任。

新しい署長が鷲津宅を訪れ、亨(草彅剛)と可奈子(井川遥)は、隠ぺいは単純な捜査ミスだったと謝罪を受ける。

当然そんな理由で納得できるわけがなく、元の署長辞任も鶴巻が指示したものとにらんだ亨は、鴨井の会見の混乱に乗じて、鶴巻を幹事長から引きずり降ろそうと決意。

鷹野(小澤征悦)に辞任した辰吉元警察署長の実家の住所を調べてもらい、蛍原(小野花梨)と眞人(杉野遥亮)の協力で、辰吉は、妻の実家に居ることを掴む。

直接辰吉に会いに行った亨。

初めは口を閉ざしていた辰吉だが、亨が、幹事長の指示通りに動いただけで長年積み上げてきたキャリアを捨てねばならなかった悔しさを刺激。

隠ぺいの経緯を聞き出す。

辰吉の証言は熊谷が記事として出し、さらにインタビュー動画もネットで流れ、亨と可南子にマスコミが殺到。

竜崎総理(高橋克典)まで内部調査をすると発言。

いよいよ黙っていられなくなった鶴巻は、会見を開き、自分が知らないところで秘書が警察に隠ぺいを指示したのだと主張。

竜崎は、鶴巻と亨を呼び出し、鶴巻には幹事長交代を提案。

亨には、選挙違反のことを黙っておくから追及はここまでに。と言って、両者手打ちにしようと持ち掛けた。

が、鶴巻は幹事長交代を拒否。亨は総理の前では手打ちを受け入れたふりをした。

 

その後、待ち構えていた報道陣に亨は、

  • 幹事長の説明に納得していないこと。
  • 総理が鶴巻に幹事長交代を提案したこと。

を明かす。

鶴巻は、報道陣から幹事長交代について質問攻めされ、駐車場で倒れ入院した。

一方。

泰生(白鳥晴都)は、リハビリを頑張っていた。

元気になってきた泰生は、幹事長が交代し、自分が退院すれば全て終わり。ハッピーエンド。と可南子に話し、退院して家族でキャンプに行こう。と嬉しそうに語っていた。

帰宅した可南子が泰生の話を亨に話そうとすると、亨は、鶴巻が体調を崩し入院したというテレビ報道を見ていた。

亨は、今まで見たことのない表情を浮かべ、可南子の話など耳にも入っておらず。

可南子も亨の表情を見て話すのをやめるのだった。

議員と大臣をやめた鴨井は、個人で支援活動を再開していた。

可南子の職場を訪ね、活動について話す鴨井の表情は穏やか。

支援活動にはやはり力が必要。と、国政に戻る意欲を見せる。

そして、可南子から泰生が順調に回復していると聞くと安心した様子で、文哉も罪を償うと言っていると可南子に報告。

鴨井が明るい話題を話す一方で、可南子は、亨の様子が変わってきたことを不安げに話し、何を考えているのか分からない。と話すのだった。

 

亨は、娘のいじめ被害を陳情してきた区役所職員・朱雀(松角洋平)から感謝された件で、注目を浴びだす。

可南子も講演依頼が来て、鷲津夫妻は大きくマスコミに取り上げられ、時の人となる。

竜崎総理は、亨が世間から持ちあげられることを歓迎。

亨を、いじめ児童虐待撲滅に詳しい人ということで、総理大臣補佐官へ抜擢する。

そんな亨を、鷹野の秘書・鳥居(君島光輝)は、鷹野も協力したのに一人手柄をとったよう。と密かに非難していた。

 

補佐官として忙しく働く亨は、退院してきた泰生との食事もそこそこに、仕事に熱中していく。

補佐官の仕事は、娘のいじめを陳情してきた朱雀とともに注目されていく。

亨の力を知った朱雀は、部下からパワハラを訴えられた記事のもみ消しを亨に依頼。

亨は、熊谷を呼び出しもみ消しを依頼。

朱雀のパワハラが事実と取材して知っていた熊谷は、もみ消しを拒否。

しかし既に亨は、先に編集長に手を回し記事をもみ消していた。

熊谷は怒りを露にし、決裂。

心配する眞人に「週刊誌の記者とずっといい関係でいられるわけない。」と切り捨てるように言う亨。

そんな亨を、信じられないといった表情で見つめる眞人だった。

 

怒りに震える熊谷に話しかけてきたのは、鷹野。

熊谷は、亨に記事を潰されたことを話し、鷹野に「あの人、必要に迫られたら高野先生も裏切るんじゃない?」と言う。

が、鷹野も亨がそういう人間だと分かっていた。

そして「そうなったらなったで、それなりの対応はしますよ。俺もこの世界、結構長いんで。」とサラッと言っていた。

 

後日。

亨が、政治資金パーティーの記念品の代金を水増ししている。という記事が出た。

鶴巻がやったのでは?と吹き込む鷹野。

亨は、貝沼(坂口涼太郎)を呼び出し、水増しのもみ消しを指示。

貝沼は、記載ミスとして申告し直し、それでもだめなら自分の一存でやったことにすると無理に笑った。

秘書に責任を押し付ける亨に、眞人の不信感は募っていく。

後日。

亨が幹事長室に行くと、新しい幹事長・蛭谷(小野了)と共に、退院した鶴巻が待っていた。

亨は、水増しの記事は鶴巻がやったのだと思っていたが、鶴巻は、新しい私設秘書が手土産として持ってきた記事だという。

鶴巻の新しい私設秘書とは、犬飼事務所で一緒に働いて亨が罠をかけ失脚させた、虻川(田口浩正)だった。

虻川は、「記念品代の水増し。犬飼事務所は普通にやってたから、今もやってんだろうなって思ったら案の定だったな。」と勝ち誇った表情で言う。

さらに、議員の各事務所に亨にまつわる怪文書まで届いていた。

内容は、

「鷲津亨は偽善者!政治とカネ、事件の隠蔽と問題を山ほど抱えている

 必ず、鷲津亨を破滅させる」

と書かれてあった。

鶴巻は「君を恨んでる人、他にもいるみたいだね。どう?恨まれる側になった気分は?狙われる側に回った気分は?」と亨を追い詰めたーーー。

 

…というお話でした。

 

もう最悪!

前回の8話で終わっておけばよかったのに。

亨は夢中になると周りが見えなくなるから。

鷹野も、可南子も、熊谷さんも。眞人も蛍原さんも。

みんなみんな協力してくれてたからこそ、泰生を突き落とした犯人が見つかって、その犯人もちゃんと出頭してくれたのに。

 

全部忘れてしまうタイプ?

 

怪文書まで出ちゃいましたね。

もう最悪。

後味悪い!

先週で終わりにすればよかったのに。

まだ続くの?このドラマ。

 

見終わった後のダメージが強すぎて、しばらく立ち上れませんでした。

 

鶴巻が倒れるまで追いつめる亨

今回一番嫌だったのは、鶴巻が倒れた映像を見た亨がちょっと笑っていたところです。

犬飼が倒れた時は、救急車まで付き添っていたのに。

鶴巻の時は、喜ぶんですね。

そうなると、犬飼にはまだ情があったのかも。

前から思っていたんですが、亨の、相手の体調の悪さを利用するところが好きじゃないです。

相手は違うけど、9話でまたやった。

よくないよ、本当。

このやり方は本当に好きじゃない。

 

誰が怪文書を書いた?

先週。9話の予告を見た時に、鶴巻が「どう?恨まれる側になった気分は?」と言ってるのが聞こえて、亨は誰に恨まれてるんだろう?

虻川は間違いないけど。と思っていました。

先週の時点では、1人ぐらいしか思いつかなかったのが、9話を見て激変。

まずは記事を潰された熊谷さん。

次に鷹野。

そして、水増しの責任を負わされそうになっている貝沼くん。

 

怪文書の「偽善者」という言葉を見ると、眞人もありえる。

9話で、亨の机の引き出しの開け方小鹿(水川かたまり)さんから教わってたし。

お兄さんの陳情報告書見つけちゃったんじゃないですか?

先週まで、鷲津亨事務所は結束力があっていいな~と思っていたのに。

 

でもま、怪文書の文章を見ると過激で、効果的な言葉選びしてるし、古臭さを装った言葉のプロって感じもする。

熊谷さんかな?

まどろっこしいやり方やりそうだし。

そして黒幕は鷹野かな?

鷹野も、先週やっと本当に味方だってわかったばっかりなのに。

また敵かもしれないと思ってしまいました。

嫌なドラマ。

まだ続くの??

 

予告を見ていたら、亨、まだ上を目指すみたいです。

もうやめといたらいいのに。

初志貫徹したでしょうに。

見てられないな。

 

家族でキャンプできる日はやって来るのでしょうか?

 

以上、『罠の戦争』9話あらすじとネタバレ感想でした。

 

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