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罠の戦争 6話ネタバレ感想 鶴巻幹事長を追及する亨

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2023年2月20日月曜夜10時からフジ・関西テレビ系列で、ドラマ『罠の戦争』6話が放送されました。

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前回、5話のネタバレ感想はこちら。↓↓

 

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おもな登場人物

  • 鷲津 亨(草彅剛)…犬飼孝介事務所・第一秘書から政策秘書になる。昔、唯一手を差し伸べてくれた犬飼孝介に恩を感じ、秘書として20年以上尽くしてきた。が、泰生の事件をもみ消すよう犬飼に頼まれ、さらに犬飼の息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っていることまでなすりつけられたことで強い者たちへの復讐をすることを決意。泰生を突き落とした犯人もさがす。蛍原と蛯沢に協力を求め動き出す。5話で犬飼の地盤を継ぎ当選。国会議員となり、泰生の事件を追う。
  • 鷲津 可南子(井川遥)…亨の妻。犬飼への復讐を享と共にやると決意。
  • 鷲津泰生(白鳥晴都)…亨の息子。何者かに歩道橋から突き落とされ意識不明状態。
  • 蛯沢眞人(杉野遥亮)…犬飼事務所・秘書見習い。政治資金パーティー会場で犬飼を襲おうとしているのを享に見抜かれ、秘書職に誘われる。植物学の研究をしていた。亨の表情の変化に怖さを感じつつも、復讐に協力することに。
  • 蛍原梨恵(小野花梨)…犬飼事務所・私設秘書。人をサポートする秘書職を気に入っていたが、虻川のパワハラに屈し辞職しようとしたところを享に救われ、亨の復讐に協力することに。眞人の兄の陳情を犬飼に報告しなかったのは亨だと知り、隠す。
  • 貝沼永太(坂口涼太郎)…犬飼事務所・第二秘書。虻川の指示で地元建設会社の社長と亨が親しげに見える写真を撮る。虻川が失脚後、鷲津側へ。
  • 虻川勝次(田口浩正)…犬飼事務所・政策秘書。政治資金パーティーで、俊介に金を渡した会社社長と亨の握手写真を貝沼に撮らせ、亨を脅す道具に使う。また、蛍原へのセクハラパワハラ行為を日常的に行う。2話で亨の罠にかかり失脚。
  • 犬飼孝介(本田博太郎)…内閣府特命担当大臣。女性蔑視発言をして問題となる。息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っているのを享に押し付け、泰生の事件ももみ消すよう命じた。3話で亨に文科副大臣時代の収賄を暴露され大臣を辞任させられた上、心筋梗塞で倒れ長期療養中。
  • 犬飼俊介(玉城裕規)…犬飼の息子。政策秘書官。地元建設会社から金を受け取っている。カッとなりやすい性格。女性に対する暴力で被害届を出される。父の地盤を引き継ぐ予定が、亨が継ぐと聞き阻止しようと亨の悪い噂を流し幹事長に一喝され失脚。

<民政党議員>

  • 竜崎 始(高橋克典)…内閣総理大臣。
  • 鷹野聡史(小澤征悦)…衆議院議員。亨の昔からの友人。情報を享に流してくれる。
  • 猫田正和(飯田基祐)…衆議院議員。総理政務秘書官。
  • 鶴巻憲一(岸部一徳)…民政党幹事長。民政党ナンバー2。竜崎を総理にしたのは自分だと思っている。犬飼が頭が上がらない相手。
  • 鴨井ゆう子(片平なぎさ)…厚生労働大臣。セクハラパワハラを許さないと公言。

<その他>

  • 熊谷由貴(宮澤エマ)…『週刊新時代』の記者。

 

相変わらず身軽な草彅さん

6話感想の前に、軽い感想です。

前回の5話で草彅剛さん演じる鷲津亨が衆議院選挙に出ていました。

駅前でやる最後のお願い演説で、応援演説を頼んでいた鴨井厚労大臣(片平なぎさ)が先に駅に到着。亨は急いで選挙カーに乗り込むシーンがあったんです。

そこで選挙カーの上にのぼるためのハシゴに、ササッと素早く駆け上る亨の姿がカッコよかった。

ドラマ『任侠ヘルパー』の時の草彅さんも、片手をついたジャンプだけでベランダを飛び越え、素晴らしい身体能力を見せてらっしゃいました。

しかしあれは2009年で、10年以上も前の若かりし頃。

6話では、部会に国体委員会…。新人議員で、忙しく階段を駆け上っていました。

階段上った後に鷹野(小澤征悦)にバッタリ会って、会話してからまた走る。

私だったら息切れで何も話せず、階段もフラフラで這ってますよ!

相変わらず草彅さん、身軽だな~と思いました。

2023年の草彅さん、番宣で体力の衰えを口にされていましたが、全然!

軽やかでした。

 

何重もの罠が仕掛けられた尾行

本題の感想に入ります。

前回5話で、亨(草彅剛)が選挙に当選。

代議士となってすぐに息子・泰生(白鳥晴都)の事件の捜査中止を指示した人物が誰か?警察に聞きに行っていました。

そこで出た名前は、まさかの鶴巻幹事長(岸部一徳)。

5話を見終わった時には、そんな急に来た1年生議員に本当のことなんて話さないだろう…と思っていたんですが、どうも本当に幹事長が指示したのは事実。

6話では、亨が鶴巻に真犯人が誰か?と追及するため、まずは鶴巻の周辺を探って弱みを見つけてから話を聞こうと計画。

蛍原(小野花梨)と眞人(杉野遥亮)に協力してもらって、鶴巻が決まって定時に帰る第2、第4月曜に何をしているのか?亨自身と、あとの二人の二手に分かれて尾行することに。

1回目は、鷹野に予定を入れられて亨が足止めをくらい、蛍原と眞人のみの尾行で気づかれ失敗。

しかも運転手に写真まで撮られて、逆に亨が鶴巻から呼び出しを受けてお叱りを受ける羽目になりました。

 

交通量の少ない道路で尾行してりゃ、そうなるわな。ってくらいわかりやすい尾行だったので、まぁ、こうなるわな。って展開で、ちょっとお粗末でしたね~。

『罠の戦争』って、真剣な復讐劇なんですが、ときどきこういう見え見えのことやることがあって、おいおい!とツッコみながら見てます。

1度目の失敗もあってか、2度目は蛍原さんと眞人くんに早々に捕まってもらい、亨が途中から尾行を交代。

なんとか尾行を続行できたが、途中で検問に引っかかり鶴巻の車は難なくスルー。

亨の車は足止めをくらって尾行を続行する事が出来ませんでした。

また失敗か??

と思っていたら、亨の後ろにいたバイクがうまく検問をすり抜けて尾行を続行。

鶴巻の車は、ある屋敷で鶴巻を下ろし、去っていきました。

バイクに乗っていたのは、雑誌記者の熊谷(宮澤エマ)。

亨に連絡し、鶴巻の居場所を教えていました。

熊谷の前職は新聞記者で、国土交通大臣だった鶴巻の不正を追いかけようとしたら、急に資料室に異動になった。

その時からの執念があり、泰生のために鶴巻を本気で追い詰めようとする亨の本気が伝わり、協力してくれたのです。

鶴巻が通っていたのは、医師の家。

国を動かす幹事長の体調に不安があるとなれば、国の一大事。

今度こそ鶴巻の弱みを握ったと思った亨は、2度目の鶴巻との対決に向かっていました。

 

泰生の事件の真相を明かしたい。という名目があるとはいえ、人の体調につけこんで話を聞くやり方、好きじゃないな~。

どうせならもっと悪い秘密であってほしかったな。

黒い秘密だったら、やってやった!みたいにテレビの前でもガッツポーズできたのに!

後味の悪い弱みのにぎり方ですよね。

犬飼の時も、失脚のトドメが心筋梗塞だったし。

あんまり気持ちのいい展開ではない。

 

まぁ。鶴巻は、こんなことで揺るがないぐらいの強さを持った人間ですが。

鶴巻は、医師とは友人で一緒にチェスをやっていたと言い、体調への不安を認めてませんでした。

 

幹事長と対決!

鶴巻に2度目の勝負を挑む亨。

しかし亨は、謝るどころか、泰生の事件のもみ消しを指示したのは誰か?真犯人は誰か?と追及します。

すると鶴巻は、選挙で亨が市議に500万渡したことを持ち出し、逮捕されると脅す。

亨は、幹事長から指示を受けて渡したものだと反抗するが、そんな証拠はないと居直る幹事長。

亨は、ネットで泰生の事件が隠ぺいされたとぶちまけた直後に自分が逮捕されたら、世間はどう思うか?と逆に脅す。

そして「潰したいなら潰せばいい。こっちは議員なんていつでもクビになる覚悟です。なくすのが怖いのは家族だけ。それ以外には惜しいのなんて私にはないんですよ!」と啖呵を切る。

しかし鶴巻は「若いな。まだ君はわかっていない。権力というものが。」と静かに返す。

さらに、鶴巻は刃向かってくるぐらいの亨を気に入る一方で「もし境界線を越えたら。その時は容赦しない。」と脅した。

 

大丈夫ですかね~~?亨。

大事なのは家族だけって、自分から弱みを言っちゃって。

家族に危害加えられたりしない??

まぁ、そうなると亨がもっとえげつないことをするのかもしれないけど。

鷹野の言う通り、闘うにはまだまだ早い気がする。

 

亨が眞人のお兄さんのことを知る

眞人のお兄さんが過労死してしまったのは、犬飼(本田博太郎)が融資の件を聞いてくれなかったから。

でも、陳情を聞いて報告していなかったのは亨で、その記録を蛍原さんが眞人に気付かれないよう前回、鍵のついた引き出しに隠していました。

そして今回、その報告書を亨に見せて眞人に本当のことを言うのかどうかは任せる。と言っていました。

眞人のお兄さんのことなど全く覚えていなかった亨。

立ち尽くしてショックを受けていました。

もしかして、亨は覚えていて申し訳なさから眞人を利用してるのかも?と悪い方に考えていましたが、実際は全く覚えていないことが6話で分かりました。

亨は優秀だと思ってましたが、集中力があり過ぎて人の話をちゃんと聞いていない一面もあることが6話で判明。

優秀で賢くてスキのないように見えていた亨ですが、抜けてるところがあります。

 

眞人のお兄さんのことを知って、今度は自分が代議士となり、直接融資の陳情をしにきた経営者がいました。

眞人への申し訳なさもあって、亨は自分の名刺を渡し、知り合いの銀行を紹介。

陳情してきた人の会社は無事融資を受けることが出来ていました。

 

眞人は、そんな亨を見て自分の兄も亨に会っていたら死んでなかったかも。とつぶやいていて、切なかったです。

亨は真実を言おうとして、言えなくなっていました。

このことが、のちのちまで尾を引くんでしょうね。

 

陳情してきた人が融資を受けられるようになって、幹事長が言っていた力を、身を持って体験することになった亨。

今は弱い者の代表で頑張っている亨ですが、権力に味をしめて悪い方にいかないかな?自分じゃなくても、悪い人に利用されなければいいですが。

人の話聞かずに、返事だけすることがあるから心配です。

できるなら、ずっと蛍原さんに監視してもらえればいいのに。

まぁ、蛍原さんも秘書としてはばたくかもしれないし。

いつまでも一緒にいてくれないか…。

 

鴨井大臣が?

鶴巻との対決に負けた亨。

総理秘書官の猫田(飯田基祐)に声をかけられ、竜崎総理(高橋克典)と話をすることに。

鶴巻と竜崎は牽制し合う仲。

亨の力を利用しようと近づいて来たのです。

泰生の事件があった夜に幹事長室に尋ねてきて、夜通し話をした人物がいると告げられる。

幹事長室の前にある監視カメラを観たいと総務に頼んでみては?と提案する総理。

自分の名前を出してもいい。とのことだった。

 

案の定、カメラ映像を見せることに難色を示した総務だったが、総理の名を出したことで亨に映像を見せてくれることを約束してくれた。

後日。

映像を見た亨は、驚いて何度も確認。

映像に映っていたのは、鴨居大臣だった。

 

亨が大臣に詰め寄ったところで終わってました。

泰生を突き落としたのは、鴨居大臣の子どもかな?

弱いものを助けるNPOを支援していたのに、ガッカリ。

可南子(井川遥)も、鴨居大臣の強さを見て自分も頑張ろうと勇気づけられてたのにな。

なんか、信じていた可南子がどうなるんだろう?と一番心配になりました。

可南子、怒ったら亨以上のことしそうじゃないですか?

静かで穏やかな人ほど怖いですよ~。

 

最初、犬飼に指示できて、恩を売って得するのは総理か鴨井大臣かも?と予想はしてましたけど、本当に鴨居大臣が出てくると複雑!

前はそんなに鷲津夫妻と親交もなかったし、人柄も知らなかったから色々言えました。

が、鴨居大臣がDV被害者を助けてるとか、総理大臣を目指してるとか、そんな内側で知ったら、複雑です。

泰生のために、鴨居大臣を追い詰める??

 

次回も見逃せません!!!

 

以上、『罠の戦争』6話とネタバレ感想でした。

 

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