毎週金曜夜10時から放送中の「トクサツガガガ」。2月8日に第4話が放送されました。
あらすじ
北代(木南晴夏さん)は半年前、大手企業の営業職に就いていたキャリアウーマンでした。同僚たちとの食事会に、ドルオタ仲間のみやびさん(吉田美佳子さん)と一緒に出席した際、同僚たちにオタクをバラされたことがありました。
北代はそれをきっかけに職場で誤解され、耐えきれず退職。バラしたみやびさんとはその後半年疎遠のまま。
仲直りのきっかけをつかめないでいた頃、電車の中で仲村(小芝風花さん)と吉田(倉科カナさん)が、カプセルトイを通じ、目と目を合わせている現場に居合わせいて、仲村をみやびさんと同じオープンオタと誤解していました。
オタバレしたくない北代は、みやびと似て無邪気な仲村を警戒していたのです。
一方、北代に嫌われたと思い込んでいた仲村は、仕事中もなるべく北代に近づかないようにしていました。
そして仕事帰り、吉田とカラオケで特ソンを歌い、現実逃避。
エマージェイソンの歌は重複パートが多く、「せめてあと2人は欲しい。」と言う吉田。仲間を増やすべくさらにユキちゃん(武田玲奈さん)に、さらにDVD貸そうと仲村に迫ります。
しかし、北代とのことがあるので、今は大胆な事は控えると言う仲村でした。
翌日。
エレベーターで北代と乗り合わせた仲村。自分も隠れオタなので、聞いて欲しくない事は聞かないとは言いました。
そして「ただ、それで周りを傷付けたり、周りを頼れないというのは、何ていうか…。」と言いかけると、北代はみやびさんを思い出し「そんなの言われなくても分かってる。あなたにも色々ひどいこと言ったわね。ごめんなさい。」と謝って来たのでした。
北代がいい人だと分かった仲村。買い物帰り、公園でブランコに乗っていたら、塾に行く途中のダミアン(寺田心さん)に会いました。
その時、目の前を通り過ぎる男の子たちが、ダミアンの声かけて行きました。
仲村が「友達?」と聞くと、ダミアンは友達という言葉に少し考えこんで「分かんない。クラスメートでも友達かは分かんないでしょ?」と答えました。
ダミアンの名言?
仲村はダミアンの言葉に納得したのでした。
喫茶店に一人でいた北代。
別の席の女性が「OMYA~は何しに名古屋へ?」というBee Boysの番組をスマホで観ていて、一緒にいた人にBeeBoysをすすめているのを偶然耳にしました。
「ファンであることを隠していない人はいくらでもいるのに。心狭いなぁ、私。」と心の中でつぶやき、みやびと喧嘩別れしてしまった事を思い出していました。
みやびとはネットで知り合い、3年前名古屋のBee Boysのイベントで初めて会ったドルオタ仲間でした。
北代がパスケースに貼っていたステッカーも、その時みやびさんと一緒にお揃いで買ったグッズでした。
北代の職場の人に、オタをばらしてしまった事をみやびは「ちゃんと会って謝りたい。」とメッセージを送って来てくれていました。
しかし北代は、どう返事していいか分からず半年が経っていたのです。
次の日の終業時間過ぎ。
小野田くん(本田剛文さん)が、明日のイベントのパンフレットに誤植を発見。会社に残っている人間だけでフォロー為に、残業することになりました。
二人一組で作業することになり、仲村は北代と組む事に。
仲村は、ジュウショウワンの録画を観るために早く帰りたいのに、帰れない雰囲気です。
マイさん(内山命さん)も、デートの為に早く帰りたいのに言い出せないでいました。
そこで仲村は、自分も帰りたい一心で皆の前で「デートだって大事な用事じゃないですか?会社の大事なイベントからしたら、私たちの用事なんてちっぽけな話ってことですよね?でも皆我慢してる、もっと忙しい人がいるって残らなければいけないっていう風潮が、私たちに残業を強いるんじゃないですか?不真面目に思われるかもですけれど、休日や仕事が終わってから、友達とショッピング行ったり(カプセルトイだけど)、人気のスイーツ食べたり(食玩だけど)、お芝居観たり(ヒーローショーだけど)、好きなインテリアに凝ってみたり(フィギュアだけど)、そういうのがあるから頑張ろうと思うのであって、だからマイさんにとっても、デートはかけがいのない時間だと思うんです。マイさん、そうじゃない?マイさんにとって(私にとって)、デートは(録画の消化は)かけがいのない時間。」と大演説!!
同僚たちも同意してくれて、残業が終わるかと思いきや、マイさんが残ったので結局残業延長。
ショックを受けた仲村でしたが、思ったよりは早く終わりました。
更衣室で、仲村に演説のおかげだとお礼を言う北代。帰る直前に「パスケースのステッカーに気付いた人って近くに住んでるの?」と聞いてきました。
そして、みやびさんが上京してきて会うのだが、2人では会いづらいので、吉田も誘って一緒に会って欲しいと仲村に頼んできたのでした。
早速、仲村は吉田に声をかけました。
渋る吉田に前にカラオケで「あと2人は欲しい。」と言っていたのを持ち出し、北代とみやびが加われば歌える。お互いの利害が一致すると説得しました。
画面は仲村・吉田に、北代が加わって「利害一致ツゴーアウジャン」という合体ロボが完成!
吉田は快諾しました。
仲村は、任侠さん(竹内まなぶさん)にも声をかけました。恥ずかしがる任侠さんに、前にお子様セットでもらったラブキュートのチャームを差し出し「このチャームでなんとか。」と言うと、かなり迷いながらも笑顔になり「キモオタでサーセン!」と了承してくれました。
そして、それぞれの思いが交錯する合体ロボの日が訪れた。
緊張した面持ちで、カラオケ店でみやびを待つ北代と仲村。
みやびが現れ「久しぶり。わざわざありがとう。」という北代にみやびは「加湿器買いに来ただけなんで。」と返しました。
この言葉は「OMYA~は何しに名古屋へ?」で、外国人さんがBeeBoysに返した言葉でした。二人は笑います。仲村も北代と話を合わせるために観ていたので、二人が笑う理由が分かりました。
部屋に先に入った仲村、吉田、任侠さんは、部屋の外で北代とみやびが言い争っているのを目撃。心配していました。
吉田が「先に歌って場を温めておこう。」と提案。リモコンとマイクをさがして右往左往していると、突然部屋の照明が消え、カラオケが流れ出しました。
そして「うみゃ~!」とみやびと北代が歌いながら登場。振り付きで歌い出しました。
「で~らで~ら うま めし めし めし …」2人のパート分けも完璧。途中のMCまで完コピです。
ライブの再現です。圧倒された仲村たちは、みやびが持って来たグッズで盛り上げました。
歌う前に言い争っていたのは、MCの再現を突然みやびさんが申し出たので、北代が怒った。ということでした。
「事前に言ってくれれば練習してきたのに。」という北代に「私がしろさんに嫌な思いさせちゃったから、しろさんBee Boys離れちゃったかと思って。原因の私が提案するとかおかしいかなって。でもしろさんがいいよって言ってくれて、よかったです。あの時は本当にごめんなさい!」みやびさんが頭を下げました。
「もういいんだってば。私だって、みやびさんとまた楽しく出来たらって思ってたし。それに、やめようと思ってドルオタやめられるんだったら、とっくの昔にやめてるから。私こそ、ごめんなさい。」と今度は北代が頭を下げました。
2人が仲直りする様子をしみじみと見守る仲村たち。
改めて北代とみやびは「なごやめしのうた」を熱唱したのでした。
次は吉田が「エマージェイソンのテーマ」をパート分けしてきた表をみんなに配りました。
北代は、割り振られたオープニングのナレーションを「やるからにはきっちり仕上げて来るわよ。」と完璧にこなしました。そして5人全員で振り付きで歌い切りました。歌い切った後のポーズも完璧でした。
「この一体感。この胸の熱さ。これが特撮ソングなんだ!!気持ちいい!!」仲村の顔は充実感にあふれていました。
歌が終わり、みやびさんがフロントに烏龍茶を注文。
仲村が「仲直りして良かったです。」と言うとみやびさんが「ご迷惑おかけしました。」と言います。
吉田は「追加戦士、出来たじゃないですか。」と仲村に言うと笑い合いました。その言葉に任侠さんが「追加戦士ですか。羨ましいです。」とつぶやき、吉田が「そのうち、任侠さんにもラブキュートの仲間が出来ますよ。」と励ましました。
そしてみやびの掛け声で全員立ち上がり、最後に任侠さんセンターでラブキュートの歌を振り付きで歌いました。
しかし途中で店員さん(石田たくみさん)が烏龍茶を持って入って来て、みんな恥ずかしさで固まりました。
任侠さんは、耐えきれずうつむいてしまい、誰も歌わずカラオケだけが流れました。
沈黙が流れたあと、飲み物をテーブルに置き終えた店員さんが曲の最後の「ずっきゅーん」ポーズをして「いいっすよね。ラブキュート。」と言いました。
皆の顔が一気に笑顔に変わりました。店員さんもアニオタ。任侠さんの仲間が見つかったのです。
「バイトリーダー窪田。このあと任侠とラブキュートの盃をかわす男である。」
というナレーションで終わりました。
なごやめしのうた
劇中のBee Boysの歌として、みやびと北代が歌った「なごやめしのうた」。あまりによく出来てるので調べたら、名古屋のご当地アイドルで、今や全国区の番組でも出るようになった、BOYS AND MEN、通称ボイメンの曲だったんですね!初めて知りました。
前回Bee Boysの名前が出てきた時に、名古屋制作だし、ボイメンとよく似た名前にしたんだろうなとは思ってましたが、曲までそのまま使うとは!!
詳しくないので、振り付けもそのままなのかどうかまでは分かりませんが、面白い曲です!!
ボイメン・ザ・ベスト/CD/UICV-1104 |
||||
|
前回の終わり方があまりに怖くて、北代さんとの仲はどうなってしまうんだろう…?と心配したのに、この弾けぶりは何?!びっくりしました。
それから、北代さんが前の会社で受けた誤解の数々、ドキュメントみたいだと思いました。
なんでアイドルが好きって言うと理想高いって思われるんですかねぇ~??
それとこれは違うって北代さんが言ってましたけど、その通りですよ。
私もチャゲアス好きだと職場で知れ渡った時、「あんな人が好きなのか。」って、まさに北代さんと同じようなことを言われましたよ!!
思い出しました!
なんで、オタクだとそのまま実生活まで同じものを求めてると思われるんですかね?そう思う方が不思議。そういう対象じゃないし!!
北代さんの話、めちゃくちゃ共感しました!!
ほんと、ドキュメントでした。
話変わって。
北代さんとみやびさんですけど、 MCまで完コピのカラオケなんてスゴイですね!
圧倒されました。
私はオタク仲間がいなかったから、カラオケでこうやって楽しむ事が出来て羨ましいなぁ、と思いました。
急にちゃっちくなってた
今回は、北代さんとみやびさんの話がメインだったせいか、特撮のシーンが急にちゃっちくなってましたね。合体ロボ「ツゴーアウジャン」のアニメがちゃち過ぎませんでした?
どうしたんや?!
ここまでクオリティー高くやってたのに。
ラブキュートも気合が足りないっていうか。かわいくなかったですよね?おまけのチャームはかわいかったのに。
これまでの特撮の質が良すぎたんで、アニメが手薄に見えてしまいました。
ま、オモロかったけど!
番組名パクリ?
Bee Boysの番組として出ていた「OMYA~は何しに名古屋へ?」は「YOUは何しに日本へ?」のパクリでしたね。
ロケに行った様子を、2人がワイプの左右で観ているっていう様子までバナナマンが観てるのに似てたし、外国人に話聞くのも同じでした。
YOUをOMYA~って。名古屋弁に変えたってとこ?
なんか実際にこういう真似した番組、作られてそうですよね?
同じ日に放送された他局のドラマ「私のおじさん」でも、他のヒットした番組を真似する様子が出てましたが、現実とドラマが行き来してるみたいで変な感じでした。
「私のおじさん」公式HPです。↓
金曜ナイトドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』|テレビ朝日
私の感想記事です。↓
私のおじさん 第4話を観た感想とネタバレ - テレビ好きぴえーるの日記
カミナリが仲間になった
今までも、ポスターとかお巡りさん役で出てきていた、カミナリのたくみさん。今回はカラオケボックスの店員さん役、そしてアニオタ仲間として出演していました。
いよいよ、任侠さん役の相方まなぶさん共にドラマのレギュラーになったんでしょうか?次回以降は役が定まって出て来るんですかね~??
任侠と盃をかわすってナレーションがありましたけどね…。
まなぶさんほどキャラが濃くないし、どうなんでしょ??
たくみさんの行方も気になるところです。
以上、「トクサツガガガ」第4話を観た感想でした。
トクサツガガガ 4 /小学館/丹羽庭 |
||||
|