2023年3月1日水曜夜10時から、日本テレビ系列でドラマ『リバーサルオーケストラ』8話が放送されました。www.ntv.co.jp
前回、7話のネタバレ感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 谷岡初音(門脇麦)…10年前、公園前に妹の奏奈が心臓の病で倒れたことがきっかけで表舞台を去った元天才ヴァイオリニスト。現在は西さいたま市役所勤務。ドイツ帰りの強引なマエストロ常葉朝陽に、児玉交響楽団(玉響)の改造に巻き込まれていく。
- 常葉朝陽(田中圭)…玉響のマエストロ。西さいたま市長である父・修介のもとクラシック音楽の英才教育を受け、ドイツを中心に活躍する新進気鋭のマエストロとなる。父に強引に帰国させられ玉響の立て直しを命じられるが、ポンコツオケに苛立つ。
<児玉交響楽団>
- 小野田隼(岡部たかし)…玉響の事務局長。常葉酒造の番頭の息子。幼い頃からの朝陽を知るお目付け役。
- 佐々木玲緒(瀧内公美)…チェロ首席。惚れやすい恋多き人。現在、有名オケのトロンボーン奏者と交際していたがフラれた。次のターゲットは朝陽。バレンタイン・ガラの公演を前に姿を消す。
- 庄司蒼(坂東龍汰)…フルート首席。入団1年目。音大時代の奨学金返済と家賃を払うためのバイトをする遅刻常習犯だった。しかし玉響メンバーの協力でオンラインレッスンで報酬が得られるように。さらに初音の家に下宿することで家賃を節約。借金返済に動く。
- 穂刈良明(平田満)…オーボエ首席。オケの最年長で、穏やかに皆を見守る。長年一流オケS響で首席をしていた実力を持つ。愛妻家。
- 桃井みどり(濱田マリ)…ヴィオラ(トップサイド)。子育て後に玉響に入団した主婦。明るい性格で、空気を読むのが上手。
- 土井琢郎(前野朋哉)…セカンドヴァイオリン首席。クラシックオタク。早口。初音と小学生時代同世代でコンクールに出ていた。
- 松本弓香(行平あい佳)…ファーストヴァイオリン(トップサイド)。演奏が安定している。
- ヨーゼフ(ロイック・ガルニエ)…トランペット首席。オーストリア・ウィーン出身。楽天家のムードメーカー。
- 藤谷耀司(渋川清彦)…ティンパニ担当。前任がスカウトされていなくなっため急遽朝陽の命令で初音がスカウト。元S響所属。初音が7歳のデビュー時にS響にいた。
<高階フィル>
- 高階藍子(原日出子)…大手ゼネコン・高階組の会長で、高階フィルのオーナー。本業である建設会社の資金を元に一流奏者を呼ぶ手腕がある。
<西さいたま市議会>
- 常葉修介(生瀬勝久)…西さいたま市長で、朝陽の父。"音楽のまちプロジェクト"を掲げ、シンフォニーホールを建設中。児玉交響楽団をお客さんの呼べるオケにしたいと朝陽を強引に帰国させる。お調子者。
- 本宮雄一(津田健次郎)…修介と対立する西さいたま市議会議員。イケボで女性に人気。次の市長を狙い、玉響を潰しにかかる。高階藍子に近づく。
<その他>
- 三島彰一郎(永山絢斗)…初音の1つ上の幼馴染。現在国内外で活躍する人気ヴァイオリニスト。世界的な指揮者の父と有名ヴァイオリニストの母の超エリート。ストイックな努力家。多忙な両親に代わって、幼少時に祖父母のいる西さいたま市で育つ。母の恩師のヴァイオリン教室に通っていた頃、3歳の初音と出会う。学年別のコンクール以外は全部初音が優勝していた。ずっと初音に苛立ち抱えていたが、一緒にテレビ出演し初音の演奏を聞いて和解。心を開くようになった。
- 谷岡奏奈(恒松祐里)…初音の妹。初音と二人暮らしする大学3年生。社交的で明るいしっかり者。料理が上手。ミーハー。10年前、姉の公演前に心臓の病気で倒れた。それをきっかけに表舞台から姿を消した姉に演奏に戻って欲しいと思っている。蒼を思っている様子。
8話のあらすじ
穂刈(平田満)が交通事故に遭った。
朝陽(田中圭)から連絡を受けた初音(門脇麦)は、蒼(坂東龍汰)と病院に駆けつけると、穂刈は脚を怪我していたものの動ける状態。
認知症の妻・冴子(宮崎美子)を追って家を出て、道路の向かい側にいた彼女を追いかけようとして車と接触してしまったとのこと。
穂刈の妻・冴子は、警察に保護され帰宅。
同じく帰宅した穂刈を見ても夫と認識できていない。
妻の行動を気にかけ、自宅での練習に集中できない様子の穂刈。
穂刈の不調の理由が分かった初音と蒼と朝陽、小野田(岡部たかし)。
蒼は、何か役に立ちたいと認知症のことを調べると言うが、朝陽は「責任も取れないのに、家庭の事情に深入りするべきではない。」と言うのだった。
翌日。
穂刈なしで定期演奏会に向け『運命』の練習をする玉響の団員たち。
穂刈に代わり首席となり、ソロを演奏するオーボエの河野(紺野菜実子)は苦戦。
事情を知らない玲緒(瀧内公美)とみどり(濱田マリ)が、穂刈宅へ様子を見に行こうと言うのを蒼が止め、自身は穂刈宅に行き、穂刈に代わって家事を手伝った。
一方。
初音は、祖父の命日に墓参りに来た三島(永山絢斗)とファミレスで会い、正式に玉響団員になったことを報告。三島のおかげで覚悟が決まったと礼を言う。
続けて、団員との付き合い方についての話になる。
三島は、高階フィルの団員たちとのあいだに壁があるといい、父・光太郎(加藤雅也)からも特にこれといったアドバイスもないと言う。
対して初音は、指揮者の朝陽がキツイダメ出しをするとこぼす。
しかし三島は、食事会で初音を責めていた自分に乗っかって初音の甘さを指摘する発言をしていた朝陽を、初音を守っていたのでは?という。
朝陽は、初音に苛立ちをぶつけるのではなく、三島自身で解決するようアドバイスまでしていたのだと明かしてくれた。
ーーコンマスとして大事。それ以上でも以下でもない。
朝陽が言っていた言葉に不満を持っていることを、三島に気付かされる初音。
これからは、何でも相談できる友達になろうと言い、完全に和解した。
翌日。
妻・冴子を娘の貴美子(内田慈)に任せ、穂刈が練習に出てきた。
練習後。
みどりの娘・亜美の大学入試合格、玲緒と藤谷(渋川清彦)の電撃婚に盛り上がるなか、貴美子が買い物に行っている隙に一人で出てきた冴子が練習場に来た。
朝陽を若い時の夫だと思っている冴子の様子に、状況を察する団員たち。
娘も息子もなかなか実家に帰れないため、介護付きの老人ホーム入居をすすめているが、自分が面倒を見ると言う穂刈。
妻の介護を理由に、退団を申し出た。
夜。
貴美子からもう限界なのでは?と、冴子を老人ホームに入居させるようすすめられ、このままでは老々介護で共倒れになると説得された穂刈だったが、なかなか答えが出せずにいた。
しかし冴子が嬉しそうに、穂刈がオケのオーディションの時に自分が伴奏したのだと話しているのを見て決意。
翌日。
冴子を老人ホームに任せ、練習に出ることを朝陽に報告した。
冴子が入居する日。施設で開催される音楽会が開催されるという。
初音は、先日のテレビ出演をきっかけでファンになった施設長の依頼で、演奏をして欲しいとお願いされる。
初音は最初、玉響でカルテットにしようと思っていた。
が、冴子の荷物の整理で見つかったラジカセに入っていたカセットテープに、夫婦二人で演奏した『愛の挨拶』が録音されていた。
穂刈は、冴子に感謝の言葉もかけられず、旅行にも連れていけなかったことを後悔していた。
そんな穂刈に、初音はあることを提案するのだった。
冴子が施設に入居する当日。
なかなか施設に入ろうとしない冴子を、夫だと思われている朝陽がエスコート。
久々に音楽会を見れて素直に喜ぶ冴子。
演奏会の最後に登場したのは、初音ではなく穂刈だった。
穂刈は、妻への感謝と愛の言葉を述べて、かつて妻と演奏した『愛の挨拶』を一人で演奏を始める。
冴子の手が、穂刈の演奏に合わせて動く。
演奏が終わると、冴子は笑顔で穂刈に頭を下げた。
いつもは不愛想な朝陽も笑顔で「素晴らしい演奏でした。」と言って帰って行った。
その夜。
蒼と二人になった初音は、好きになってもらえたことにお礼を言い「ごめん。私好きな人がいる。」と言った。
「ちゃんとフッてくれてくありがとうございます。」と返す蒼。
フラれるのが分かっていて告白したと言い、初音は告白しないのか?と聞く。
初音は「今はオケのこと一番に考えたいから。」と返事した。
翌日。
傷心の蒼をヨーゼフ(ロイック・ガルニエ)と藤谷が慰める。
切り替えてオケ仲間として仲良くやっていこう!と思っていた矢先、三島と初音の熱愛が報じられる。
先日土井が目撃した時の、二人が抱き合ってるように見える写真まで撮られていた。
三島本人は、自身のコンサートでネタにするほど気にしていなかったが、一番誤解されたくない朝陽に「付き合ったっていいんじゃないですか?」と言われてしまう初音。
朝陽の「誰か誰とどうなろうが、僕には関係ありません。」という言葉にショックを受け腹を立てる。
「私が好きなのは、あなたなので!」と言ってしまう。
同じ頃。
高階藍子(原日出子)と本宮市議(津田健次郎)に、高階フィル移籍の話を受けている玉響団員がいた。
移籍後もセカンドヴァイオリンを務めると任されるという。
穂刈さんの事故、三島と初音の熱愛など、高階に逐一情報を流していたのは、いつも報酬を気にしていた土井だったーーー。
…というお話でした。
三島の笑顔がいい!
前回7話のテレビ出演で、初音に戻って来てほしかったと気づいた永山絢斗さん演じる三島さん。
今回は、ライバルばかりの環境のなかで上手に本音が言えない悩みを、初音に正直に明かしていました!!
もう!素直になれば本当にかわいい三島さん!
闇を感じるほど、初音に嫌味を言っていた頃が想像できない。
笑顔もかわいかったです。
なーんか、初音が自転車にぶつかりそうになってるのを自分に引き寄せてかばってあげるとか!
紳士的~~~!
初音が子供の頃から友達!って言ってましたけど、初音、子供の頃は三島のこと好きなんだと思ってました。
だからこそ、色々言われてショックを受けていたんじゃないかと。
でも。友達なんだ~~。
熱愛報道も笑い飛ばすなんて、三島も余裕出てきましたね!
余裕の出てきた三島、カッコよくなってきました。
いい感じ!!
好きなキャラに変更です。
穂刈さんの愛の物語
穂刈さんの最愛の奥さん。認知症だったんですね。
家にピアノが置いてたのに、弾かないのかな?
最後、穂刈さんの演奏に合わせて指を動かしていて、ピアノ弾くのかと思いました。
でも、弾いてなくて残念でした。
それにしても。
穂刈さんのご家族、奥さんに優しかったですね。
私、祖母が認知症になりましたけど、喧嘩してばっかりであんな優しく接することできなかったな。
通帳なくなってさがすって話。私の家でもあって、うちのばあちゃんは弟を疑って腹立ったな~。
自分でしまい込んで忘れて、盗られたって言うんですよね。
奥さん、穂刈さんのこと思い出してあげて欲しい。
自分のこと見てもらえないなんて、寂しいだろうし。
いつか記憶がつながって「よしあきさん。」って穂刈さんのこと読んで欲しいな。
まさかの電撃婚!
穂刈さんご夫婦の愛の話でチラッとしか会話に出てませんでしたが、玲緒さんと藤谷さん結婚してました!
前から藤谷さんが玲緒のこと好きなのかな?と感じで、バレンタインガラの帰りにかなり親しくなっていましたが、まさかこんな早く結婚するとは!!
前回は恋に動きなし!なんて感想書いたのに、水面下でちゃっかり恋は動いてました。
夜練で、練習室使う会話は出てたけど、もしかしてそこで仲良くなっちゃった?
なんにしても微笑ましい。
よかったです。
初音が朝陽に告白
三島に、朝陽への思いを見抜かれていた初音。
蒼くんには「今はオケのこと一番に考えたいから。」とかなんとか言っといて、告白しとるわ~~。
私も高2の時に片思いしていた人に告白。「今は受験に集中したいから。」とか言われて断られたのに、1か月もしないうちにクラスメートの女子と付き合いだしたことがありました。
こういう言い方する人に限って、すぐに別の人と付き合ったりするんですよ~~!!
悔しかったな~~。
私の場合、毎日二人が一緒に帰るの見せつけられて、受験も惨敗。
嫌なこと思い出しちゃいました。
フラれるの分かって告白したって、悔しいもんは悔しいんだよー!
話戻って。
朝陽は、初音のことどう思ってるんでしょうか?
音楽の世界に戻してくれた恩はあると思うけど、恋愛か?というと、どうだろう?
三島も恋ではなかったみたいだし。
天才的な音楽家の恋愛感覚はわからん!!!
次回は?
定期演奏会のチケット、順調に売れていたみたいですが問題が起こるようです。
土井さんがスパイだったことも問題になるみたいだし、大きく物語が動きそう!!
土井さんは単純にお金で動いただけで、悪い気持ちはなさそうなんだけど、どうだろう?
早く続きが見たい!!
以上、『リバーサルオーケストラ』8話あらすじとネタバレ感想でした。