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リバーサルオーケストラ 5話のあらすじとネタバレ感想 次々明らかになる高階フィルとの因縁

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2023年2月8日水曜夜10時から、日本テレビ系列でドラマ『リバーサルオーケストラ』5話が放送されました。www.ntv.co.jp

前回、4話のネタバレ感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 谷岡初音(門脇麦)…10年前、公園前に妹の奏奈が心臓の病で倒れたことがきっかけで表舞台を去った元天才ヴァイオリニスト。現在は西さいたま市役所勤務。ドイツ帰りの強引なマエストロ常葉朝陽に、児玉交響楽団(玉響)の改造に巻き込まれていく。
  • 常葉朝陽(田中圭)…玉響のマエストロ。西さいたま市長である父・修介のもとクラシック音楽の英才教育を受け、ドイツを中心に活躍する新進気鋭のマエストロとなる。父に強引に帰国させられ玉響の立て直しを命じられるが、ポンコツオケに苛立つ。

<児玉交響楽団>

  • 小野田隼(岡部たかし)…玉響の事務局長。常葉酒造の番頭の息子。幼い頃からの朝陽を知るお目付け役。
  • 佐々木玲緒(瀧内公美)…チェロ首席。惚れやすい恋多き人。現在、有名オケのトロンボーン奏者と交際していたがフラれた。次のターゲットは朝陽。
  • 庄司蒼(坂東龍汰)…フルート首席。入団1年目。音大時代の奨学金返済と家賃を払うためのバイトをする遅刻常習犯だった。しかし玉響メンバーの協力でオンラインレッスンで報酬が得られるように。さらに初音の家に下宿することで家賃を節約。借金返済に動く。
  • 穂刈良明(平田満)オーボエ首席。オケの最年長で、穏やかに皆を見守る。長年一流オケS響で首席をしていた実力を持つ。また愛妻家でもある。
  • 桃井みどり(濱田マリ)ヴィオラ(トップサイド)。子育て後に玉響に入団した主婦。明るい性格で、空気を読むのが上手。
  • 土井琢郎(前野朋哉)…セカンドヴァイオリン首席。クラシックオタク。早口。初音と小学生時代同世代でコンクールに出ていた。
  • 松本弓香(行平あい佳)…ファーストヴァイオリン(トップサイド)。演奏が安定している。
  • ヨーゼフ(ロイック・ガルニエ)…トランペット首席。オーストリア・ウィーン出身。楽天家のムードメーカー。
  • 藤谷耀司(渋川清彦)ティンパニ担当。前任がスカウトされていなくなっため急遽朝陽の命令で初音がスカウト。元S響所属。初音が7歳のデビュー時にS響にいた。

<高階フィル>

  • 高階藍子(原日出子)…大手ゼネコン・高階組の会長で、高階フィルのオーナー。本業である建設会社の資金を元に一流奏者を呼ぶ手腕がある。本宮から高階フィルに朝陽を呼ばないか?ともちかけられる。

<西さいたま市議会>

  • 常葉修介(生瀬勝久)…西さいたま市長で、朝陽の父。"音楽のまちプロジェクト"を掲げ、シンフォニーホールを建設中。児玉交響楽団をお客さんの呼べるオケにしたいと朝陽を強引に帰国させる。お調子者。
  • 本宮雄一(津田健次郎)…修介と対立する西さいたま市議会議員。イケボで女性に人気。次の市長を狙い、玉響を潰しにかかる。高階藍子に近づく。

<その他>

  • 三島彰一郎(永山絢斗)…初音の1つ上の幼馴染。現在国内外で活躍する人気ヴァイオリニスト。世界的な指揮者の父と有名ヴァイオリニストの母の超エリート。ストイックな努力家。多忙な両親に代わって、幼少時に祖父母のいる西さいたま市で育つ。母の恩師のヴァイオリン教室に通っていた頃、3歳の初音と出会う。学年別のコンクール以外は全部初音が優勝していた。
  • 谷岡奏奈(恒松祐里)…初音の妹。初音と二人暮らしする大学3年生。社交的で明るいしっかり者。料理が上手。ミーハー。10年前、姉の公演前に心臓の病気で倒れた。それをきっかけに表舞台から姿を消した姉に演奏に戻って欲しいと思っている。

5話のあらすじ

練習場に突然、朝陽(田中圭)の名を呼び捨てしながら現れた女性・後藤かおり(相武紗季)が登場。

朝陽に片思いしている玲緒が何者か聞くと、かおりは、音楽雑誌『フェルマータ』の副編集長で、朝陽とは15年来の付き合いがあると答えた。

かおりは初音(門脇麦)のことも知っていて、復帰を喜び興奮。

そこへ、さらに小野田(岡部たかし)がさらに驚く情報を持ち込んでくる。

新しく出来るシンフォニーホールのフランチャイズ契約をめぐり、高階フィルと玉響でこけら落とし公演でコンペをするという。

勝敗は、審査員投票と観客投票で競って決められる。

しかも、本宮(津田健次郎)に乗せられ、玉響が負けたら解散すると常葉市長(生瀬勝久)が約束してしまった。

高階フィルとの対決に、早くもあきらめムードの玉響団員たち。

初音は、前回みどり(濱田マリ)の娘の高校で演奏したSNS動画に寄せられた好意的なコメントを見せ、団員たちを励ます。

しかし玲緒(瀧内公美)だけは、恋のライバルかもしれないかおりの情報をネットで検索。

そんな恋愛第一の玲緒をティンパニの藤谷(渋川清彦)はイライラ。

玲緒は「一度クラシック捨ててる人に言われたくない。」と言い返し、小競り合いを始める。

気の強い面を見せている玲緒だが、一人になると厳しい目をしていた。

 

翌日。

いつも玉響が使っている練習場を、本宮が勝手に一週間地元のシルバー囲碁将棋クラブに貸し出していた。

行き場を失った玉響に、練習場として確保したのは、実家の常葉酒造の使っていない酒蔵だった。

玉響団員に、朝陽は「僕は負けるとは思っていません。観客投票はもちろん、向こうの息のかかった審査員も願えらせるつもりでやります。」と高階フィルとの対決への決意表明。

玉響は足踏みで同調した。

朝陽は、10日後に行われる「バレンタイン・ガラ・コンサート」に急遽出演が決まったことを団員に報告。

世界一辛口で有名なイタリアの音楽評論家・アントニオ・バルディの要望を受けてのこと。

情報通の土井(前野朋哉)が、バルディに低評価をつけられたオケはバタバタと潰れていると言い、高階フィルでも星3.5の評価だと言う。

朝陽は、出るからには高階超えの3.5以上。曲は『カルメン組曲』をやると宣言。

3月5日の定期演奏会でやるチャイコフスキーじゃない、別の曲に戸惑う玉響団員たち。

2月12日のバレンタイン・ガラの集中リハをするため、常葉酒造で合宿することになった。

初音は、定期演奏会チャイコフスキーのソロ個人練習をしようと、楽譜を持って行くことに。

蒼(坂東龍汰)も、ソロパートがある『カルメン組曲』に気合が入るのだった。

常葉酒造に集まった玉響。

そこへカメラマンを連れたかおりも取材に現れる。

夜。

市長が開いた懇親会に、一人では寂しいと言って唐揚げを作って持ってきた奏奈(恒松祐里)も合流。

早々に会を抜け出す朝陽。実は下戸だと、両親から楽員に明かされる。

朝陽に酒造業を継がさず、音楽の世界へ背中を押したのが、かおり。

かおりは既婚者で、朝陽とは交際もしていなかったことが分かる。

それをきっかけに楽員たちの恋の話で盛り上がる。

ヨーゼフ(ロイック・ガルニエ)は、パリで会った日本人のレイちゃんを追いかけて日本に。穂刈(平田満)は、学生時代片思いしていた彼女が現在の妻だった。

話は、蒼がフルートをやるきっかけになったフルーティスト・日地谷更紗(鈴木絢音)も、バレンタイン・ガラに出る話題に。

蒼が、ソロがうまくいったら話しかけようとしてると明かすと、初音は「10年憧れていた人とついに…。」と言って盛り上がる。

蒼が初音を好きなのは、ほかの楽員にバレバレ。鈍い初音に奏奈を含めみんな同情してくれた。

会を抜け出した初音は!チャイコフスキーのソロパートを個人練習。左腕を痛めていた。

 

翌日。

合同練習で、ソロパートのあるフルートの蒼、オーボエの穂刈、トランペットのヨーゼフは朝陽から細かい指示が出て厳しく指導される。

練習後。

かおりからインタビューしたいと言われた初音は、玉響のためならと受けた。

インタビューには、ライターの小森廉太郎(山中聡)も同席。小森は初音と会うのは初めてではなく、20年前にも取材していたという。

才能のある人のことは忘れないと再会を喜ぶ小森。

その小森に覚えがあったのか、玲緒が小森に視線を送ったが、小森は何も気づいていない様子。そんな小森の態度にショックを受ける玲緒だった。

 

インタビューで正直に調子が悪いことを話す初音。

インタビュー後。

かおりが、朝陽に急に『カルメン』にした理由を話しているのを、偶然聞いてしまった初音。どんどん自分を追い込んでいく。

追い込まれて逃げ出した初音を追いかけ、『カルメン』にした理由を話す朝陽。

  • 控えめな団員たちにソロで前に出る気持ちを培わせるため。
  • ほかの団員を強化することで仲間を信じ、初音が自由になるため。

 

朝陽と初音が話すのを立ち聞きしていた玲緒は、生気をなくした様子でその場を去っていった。

そして朝陽も、これまでの疲れが出て倒れてしまう。

 

倒れた朝陽を迎えに来たかおりによって、朝陽の過去が明らかになる。

 

練習に前向きになった初音だったが、今度は玲緒が練習に出てこなくなってしまうのだったーーーー。

 

…というお話でした。

 

常葉酒造の謎解ける

今回は、本宮議員の嫌がらせのおかげで朝陽と常葉酒造の謎が解けました。

石野真子さん演じる朝陽のお母さん・康子さんが話していました。

朝陽は酒蔵の長男ですが、上に姉が2人いて長女の夫さんが酒蔵を継いでくれて、朝陽は音楽の道に進めたのだそう。

長男に継がせるべきと言う親戚を説き伏せて、朝陽を音楽に道に進ませたのは市長らしいです。

朝陽もそうですけど、市長もなんで会社があるのに市長が出来るんだろうと思ってたんですが、娘の夫さんに経営を任せてるから市長でいられるんですね!!

謎が解けました。

 

高階が玉響にこだわる理由

今回、色んなことが分かってきました!

まず、一流オケの高階フィルが、どうして小さな地方オケの玉響を潰そうと動くのか?

本宮議員がすり寄って来たからって、一流オケなら放っておいてもいいはず。

なぜか理由が分かりました。

10年前に初音が逃げたステージは、高階フィルとの演奏だったのです。

そのことで、高階藍子は当時の役員から責められていたとのこと。

 

玉響にこだわるのは初音がいるから。

 

いい声の本宮が、女性の高階藍子をうまくコントールしているつもりでしょうが、実は、もともと谷岡初音と因縁があった。

玉響に初音がいると分かったから、フランチャイズ契約の話も乗ることにした様子。

 

朝陽のおかげで玉響が立ち直ってきていると見ている本宮に、高階藍子は「キーパーソンは谷岡初音じゃないかしら。」と言ってました。

全く違うところにいるようで、実害も受けているし。色々複雑!

初音もどこのオケで逃げたのか、覚えていないところが失礼かも。

 

三島と父の関係

10年ブランクのある初音を気にしていないと言っていた人気ヴァイオリニスト・三島彰一郎。

永山絢斗さんが演じています。

5話でもチラッと出てきましたが、今回は加藤雅也さん演じる父の世界的な指揮者・光太郎も出ていました。

実家で顔を合わせた二人。

高階フィルからオファーが来て、受けることにしたという光太郎。

玉響と高階フィルがシンフォニーホールをめぐってコンペをやると聞き、その玉響に初音がいると聞いて受けたと言ってました。

10年やっていなかったのに?

と三島が驚いていたので、高階フィルで指揮をやっていた10年前というのが、もしかして初音が逃げた公演だったのでは??

でも、高階フィルでやると言っていた時の光太郎の表情は柔らかったし。

光太郎に初音への敵意は感じませんでした。

 

三島彰一郎が初音にいろいろこだわっているのは、父のことも絡んでる?

高階藍子も、舞台から逃げた初音にこだわっているみたいだし。

どうも、初音は色んな人に複雑な思いを抱かせている台風の目のような存在。

最初の、地味な市役所職員で、逃げ回っていた時からは考えられないほど。

ドラマティックで複雑な話が絡んでいます!!

 

そして三島が最後、高階藍子にシンフォニーホールのゲストコンマスに入れて欲しい。と頼んでました。

父親と一緒に演奏したいのかな?

お父さん大好きなのね。

 

さぁ、面白くなってきました~~!

 

高階フィルと朝陽の関係

かおりの登場で、指揮者コンクールで優勝して学生時代にデビューした朝陽の過去が明らかになりました。

デビューして指揮をした高階フィルに無視され、コンマスに指揮を奪われたこと。

それがショックで音楽を辞めようとしたのを、かおりが笑顔で弾く初音の演奏を聞かせて思いとどまらせたことが分かりました。

朝陽は、楽しく演奏する初音に救われてたんですね!!!

辛そうに演奏する今の初音ではいい音は出せない。

よく分かってくれてるじゃないですか!

でも。同時に朝陽が高階フィルを毛嫌いする理由も分かりました。

常任指揮者を断るのもごもっとも!!

高階フィルとの演奏を逃げ出したのを覚えていない初音と同じように、高階フィルも駆け出しの指揮者だった朝陽を無視したことを忘れて、常任指揮者に誘うなんて!

どっちも失礼。

高階フィルと朝陽、初音の因縁が深すぎる!

高階フィルと二人の因縁に、玉響が巻き込まれてます。

これはちゃんとコンペに勝って、玉響に迷惑かけたお礼をしないと!!

 

玲緒さんどうした?

あと、いつも強気で強引な玲緒さんがいなくなってしまいました。

ライターに覚えてもらってないのもショックを受けていたし。

朝陽が選んだソロパートの楽器担当にも選ばれなかったし。

 

そういえば冒頭で、朝陽とかおりが食事をした帰りに雨が降っていて、朝陽が何かを見つけて表情を変えていたシーンがありました。

映っていませんでしたけど、視線の先には玲緒がいたのでは?

もしかしたら、ほかのオケから誘いが来ているのかもしれない。

 

問題が解決するどころか、どんどん増えていく一方の5話。

今後の展開が気になります。

 

以上、『リバーサルオーケストラ』5話あらすじとネタバレ感想でした。

 

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