毎週木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中の鈴木亮平さん主演ドラマ『レンアイ漫画家』。4月29日に第4話が放送されました。
前回、第3話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 刈部清一郎:鈴木亮平さん…33歳。少女漫画雑誌『少女モーニング』で『銀河天使』を連載する大人気天才漫画家。ペンネーム”刈部まりあ"で顔出しをしない変わり者で、人付き合いが苦手。
- 久遠あいこ:吉岡里帆さん…29歳。30歳を目前に夢もなく男運もなく人生模索中。お人よしで騙されやすい。葬儀屋スタッフで初恋の人・刈部純の葬儀を担当した際に、純の兄・清一郎と遺児のレンと出会う。レンに純との初恋を語っていた時に清一郎から「死ぬ気で恋愛してみないか?」と言われ、報酬目当てで疑似恋愛をすることに。
- 刈部レン:岩田琉聖さん…9歳。生まれてすぐ母を亡くし父とは二人で暮らしてきていた。父の純を亡くし、伯父の清一郎に引き取られる。大人びた性格でおとなしい。人の気持ちを察するのに長けている。清一郎とあいこと暮らすようになり、変わり者の清一郎を徐々に変えていくことになる。
- 刈部純:白石準也さん…享年31歳。清一郎の弟。あいこの初恋の人。清一郎の理解者だが、性格は正反対で女好きの社交的な人物だった。
- 向後達也:片岡愛之助さん…42歳。清一郎の担当編集者。清一郎の才能を見出し"刈部まりあ"とペンネームをつけ、育て上げて支えている。『少女モーニング』編集者で唯一清一郎と接触できる人物。最近の恋愛事情に疎く、アドバイスがあてにならない。大学ラグビー経験者で、元々はスポーツ誌所属だった。
- 早瀬剛:竜星涼さん…29歳。一流企業に勤めるサラリーマン。あいこの疑似恋愛の相手。向後と同じく大学ラグビーをしていた元ラガーマン。社交的でおおらか。丸の内OLを装ったあいこと朝活カフェで出会う。
- 金條可憐:木南晴夏さん…32歳。『少女モーニング』で連載する売れっ子少女漫画家。作画はデジタル。最先端の情報を収集して漫画に反映させる努力家。読者アンケート1位の刈部まりあにライバル心を燃やし、まりあがどんな人物なのか関心を寄せる。
- 金條麻央:星乃あんなさん…9歳。可憐が溺愛する姪。清一郎の甥・レンの同級生。レンが気になっている。
- 二階堂藤悟:眞栄田郷敦さん…22歳。あいこ行きつけのカフェ『2 STORY CAFE』の店長代理。聞き上手で、恋に仕事に悩むあいこの相談に乗ってくれている。常に前向き。
- 伊藤由奈:小西桜子さん…21歳。『2 STORY CAFE』の店員。二階堂に好意があるイマドキ女子。あいこの疑似恋愛に協力的で、冷静と見せかけて時折激しい部分を見せる。
第4話のあらすじ
次の恋愛ミッションのターゲットは、あいこがいつも行くカフェ『2 STORY CAFE』の二階堂。
友達から恋人に変わる恋愛を見てみたいのだという。
またもや出来ないと断ったあいこ。
しかし刈部家の居候となり、刈部家で使われるものが全て高級品ばかりだと気づいたあいこは、食費・生活用品の3分の1を負担するというルールが重くのしかかってきた。
そこで、すぐにでも報酬を得るため、二階堂に頼んで恋愛の出来レースを持ちかけたが、即断られた。
あいこは二階堂に断られたことを正直に告白し、別のミッションに変えてもらえないか?と刈部にお願いした。
受け入れられない様子の刈部に、あいこは刈部にある全てのものが高級品ばかりで驚いたことを正直に話し「格差ってこういうことを言うんだな~っていう。」と、刈部との生活格差を思い知ったと正直に話した。
あいこの話を聞いた刈部は「格差」という言葉に「格差恋愛」というアイデアが思い浮かぶ。そして次の相手はセレブな独身男!
『銀河天使』の主人公・みすずは江戸の町娘。令和のセレブはみすずにとってお殿様。ゴージャスな世界で舞い上がるみすずが思い浮かび興奮した刈部は、社会的地位のある男前の独身貴族と恋愛するのが次のミッションになった。
まずは5日以内に出会い。
東大出身IT企業の社長あるいは役員。帰国子女で4ヵ国語堪能。と具体的な指示を出してきた。
向後はその指示を聞いて大絶賛!
あいこは、どうセレブと出会ったらいいのか分からなくて悩んでるなか、自分のあとをつける気配を感じるようになっていた。
刈部に戻り門を開けていると、姪の麻央が前に刈部家に入れてもらった時のお礼がしたいと可憐がやって来た。
麻央が刈部家からGペンの先を持って帰ってきて、『刈部まりあ』が住んでいると思い込んでいた可憐は、何とか家に入れてもらおうと必死になる。
そこへちょうどレンが家から出てきて、麻央に片思いしてるレンは、庭先だけなら…と麻央たちを入れようとする。
が、そこにさらに刈部が出てきて、可憐たちを見て舌打ち。
可憐は刈部の姿を見てビビる。あいこは「それが刈部さんです。」と教え、『刈部まりあ』に会えると思っていた可憐は、ショックを受けて帰って行った。
あいこは、生活費の3分の1を負担するというルールを削除して欲しいと刈部に提案。
2人の食事と自分の食事は別にしてもらうことを了承してもらった。
「それじゃあ対等じゃない。」というレンに「新規の居候だから。」と言うあいこ。
刈部は、レンに「気にする事はない。これはろくに仕事をしない人間と、身を粉にして働いている人間との違い。格差だ。」と言い、手に職をつけて働くよう教えた。
あいこのご飯はもやしごはんだったが、あいこのご飯おいしそうだと言うレン。しかし刈部は、うさぎのメモリーのエサみたいだと笑うのだった。
あいこは、セレブとの出会いをするためにマッチングアプリに登録。
自撮りの写真を載せて連絡を待ったが、全然マッチングせず。
向後に登録してるのが見つかり、ダメ出しを食らいまくる。
結局いつも通り向後の指示通り、盛り過ぎなぐらいの自撮り写真を載せ『あざとカワイイ』キャラでいくことになった。
野心の強い男の好みは女子アナ。
向後の指示のもとキャラを勉強することになった。
向後の講義を受ける様子を刈部が見学。
アヒル口や女子アナメイクでの自撮り。あいこは『ぶりっ子』みたいすればいいとコツをつかむと、向後は『普遍的な手法』とノリノリで教えてくれた。
『あざとカワイイ』手法で登録し直すと、マッチング0だったのが瞬く間に425いいね!が来た。
あいこはその中の八代(坂東工さん)に連絡。早速デートすることになった。
リムジンでの出迎え。リムジンでシャンパンを飲むリムシャンを経験したあいこ。
続いて夜景の見える高層階のイタリアンレストランで食事。
あいこは、『あざとカワイイ』キャラを演じ見事にセレブデートを成功させた。
喜んで刈部に報告するあいこは、『あざとカワイイ』キャラが抜けず、刈部を気持ち悪がらせる。
話を聞いたうえで、刈部は『きゅん』はあったのか?と質問。今回のデートは、『きゅん』がなかったあいこ。
八代が人生の相方だとは思えずに、自分の『きゅん』が枯れたのか?と心配するのだった。
翌日。
自分の食材のもやしを買っている途中で、先日レンを病院に運んだ際の診察券を見つけたあいこ。今日がレンの誕生日と知る。
帰宅して、帰ってきたレンに「どこか行きたいとこありますか?」と聞いたあいこ。
「水族館に行きたい。」というレンと一緒に、慌ただしく準備して出かけて行こうとするあいこ。
レンが刈部を誘ったが、あいこが「刈部さんは不要不急の外出はしないから。」と言って諦めさせた。
玄関で二人が靴を履こうとしている時に、フードをかぶった刈部がスーッと二人を抜いて先に出てきた。
「どこか行くんですか?」と聞くあいこに「水族館だ。俺が行きたいから行くだけだ。」と答える刈部。
3人で水族館に行くことになった。
刈部はカードで入場券を買おうとしたが、券売機の警告音が鳴って買えず。
あいこがチケットを買って渡してあげると、嫌そうに受け取って中に入っていった。
「感じ悪い。」というあいこに、レンは「もしかしたら自分で買ってみたかったのかも。」と刈部の真意を推測してあげていた。
レンとあいことは別行動で魚を見学し、スケッチする刈部。
レンは「絵を描いてる時の伯父さん、カッコいいですよね。」と言うと、あいこはスケッチしてる刈部の前にレンを連れて行って、3人で写真を撮った。
3人でいたところに、女性を連れた八代とすれ違った。
固まるあいこ。
八代は何事もなかったかのように歩いて行ったが、あいこにメールで「3階の吹き抜け通路に来て」と呼び出した。
一人で向かうあいこ。
八代は自分のことはさておき、あいこに刈部とレンとの関係性について聞いてきた。
彼氏がいないと言っていたあいこに「裏切り行為」だと責める八代。
自分にも他に何人か彼女がいるが、聞かれないから言わなかった。嘘はついてない。と堂々と言う。
そして「一緒にいる時は最高に楽しませるし、一銭も出させない。文句言われる理由ないでしょ。」と言い切る。
さらに「あなたみたいに顔がカワイイだけで頭空っぽな子は、せめて貞操ぐらい守ってくれないと。何の価値もない。」と馬鹿にして笑った。
あいこは「経歴も見た目もゴージャスだけど、見掛け倒し。」「愛がない。」と言い返した。
あいこの言葉に激高した八代が手を出そうとした瞬間、刈部が八代の腕を押さえた。
「貞操っていうのは、互いに異性関係の純潔を保持することです。女性だけに限定されるものじゃない。つまり彼女だけが謝る必要はありません。それから、彼女には何の価値もないと言っていたが、そんなことはない。俺の役に立っている。」と言ってくれた。
八代は刈部の腕を振りほどけず、何も言い返せなかった。
ようやく振りほどくと「二度と連絡してこないでくれ。」と言って去っていった。
力を入れ過ぎて腕を痛めた刈部。「君はほんとにダメ男ホイホイだな。すさまじい吸引力だ。」とひとこと。
あいこも笑って「ですね。」と返した。
3人で帰路につき、外食しようとあいこが提案。
レンはあいこの手料理が食べたいとリクエスト。
もやしごはんと厚揚げの唐揚げ風、豚の角煮と味玉を作って出したら、レンが「明日からあいこさんの食事がいいな。」と言い出して、あいこも了承した。
決まった食材しか食べないと言っていた刈部も「まあ我慢してやってもいいけどな。」と言ってあいこの料理を食べることになった。
奇数と偶数の時間で分けていたリビングなどを使う時間も、撤回することになった。
やっとあいこも刈部と対等になれたのだ。
食後は、食パンと生クリームといちごで作ったケーキ風デザートにろうそくを立てて、ハッピーバースデーを歌った。
『2 STORY CAFE』で一人飲んでいた向後は、3人が誕生パーティーをしていると聞いて「なんか嫌な予感がするな。刈部君が遠くへ行っちゃいそうな気がして。」としょんぼりしていた。
話を聞いた二階堂も、刈部があいこに気があるかもしれないと感じて落ち込み、向後と一緒に飲んだ。
しかも刈部はダメ男じゃない。
落ち込む二人だった。
…というお話でした。
二階堂がミッションの相手ににならなくてよかった
先週、次の恋愛ミッションの相手がいきつけのカフェ『2 STORY CAFE』の二階堂ってことになってて、なんか見たくないな~と思ってました。
でも、さすがに友達の二階堂を騙せなくて正直に明かして、ちゃんと断られていてよかったです。
まだレンの担任の先生はちょっとは離れた関係だからよかったけど、さすがにずっと友達でいた人を騙すのは出来ませんよね。
こういう結果になってよかった!!
納得です。
セレブが怖かった
格差恋愛のミッションで、セレブと出会ったあいこ。
セレブ・八代役の坂東工さんの演技がうますぎて、本当にこんな人がいそうだな…と思ってしまいました。
女性に一銭も出させてないし、楽しませてるんだから文句ないでしょ?自分は彼女何人もいていいのって考え。許せないというより、怖かったです。
本気で女性には貞操守れって思ってそうだし、今回あいこは刈部に守ってもらってセーフでしたけど、殴られてる女性が他にいるのかもしれない!!!
ちょっとリアル過ぎてゾクッとしました。
そんな八代さんには、『きゅん』がなかったあいこ。
でもうちわをあおいでくれた刈部にはきゅんってしたって言ってましたね!!
向後が「刈部君が遠くへ行っちゃいそうな気がして。」と思ってた通り、刈部とあいこはくっつくのかもしれません!
初回で刈部があいこを抱きしめるシーンがありましたし!!
刈部が『結婚できない男』の桑野に見える
毎回あいこと刈部のやり取りが面白くて、楽しみに見てます。
前も言いましたけど、刈部のキャラが『結婚できない男』で阿部寛さんが演じてた桑野に喋り方も声もそっくりで、どうしてもダブらせてみてしまいます。
今回、あいこの料理を「まあ我慢してやってもいいけどな。」って言ってたところなんて、もう桑野にしか見えませんでした。
似せてるのかな?
何回も同じこと言ってすみません。
でも本当に桑野にダブる!
吉岡里帆さんのあいこも、やられっぱなしじゃなくて言い返すのが面白い!
原作漫画を知る人には不評みたいですが、私はあいこと刈部のキャラ、面白くて好きです。
毎週放送が楽しみになってます。
次回は観月ありささん登場!
次回は、観月ありささん演じるあいこの姉が登場!!
今回、何回も出てきたあいこを監視してる人影は、姉の手下かな?
ここにきて観月ありささんの登場だなんて、楽しみ過ぎる!!
『私たちはどうかしている』の横浜流星さんの母役もよかったですし、この人が出るだけでパーッと画が華やかになる!!!
今度はどんなキャラを演じるのかとっても楽しみです!!!
吉岡里帆さんと観月ありささんが姉妹役だなんて、美形姉妹ですな~~。
来週の放送が今から本当に楽しみ!
早く見たいです!!
以上、『レンアイ漫画家』第4話を見た感想でした。