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ドラマ ばらかもん 8話のネタバレ感想 なるの父親出現!?夢に迷う浩志への清舟の言葉がよかった

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2023年8月30日水曜夜10時からフジテレビ系で、ドラマ『ばらかもん』8話が放送されました。

www.fujitv.co.jp

前回、7話の感想はこちら。↓↓↓

 

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おもな登場人物

  • 半田清舟(杉野遥亮)…27歳。高名な書道家・半田清明の跡継ぎとしてもてはやされて育ち、プライドが高い。本名は半田清。書道界の実力者・八神から「つまらない字。君は平凡の壁を乗り越えたことはあるか?」と言われ、皆の前で殴りかかってしまい、東京にいられなくなる。挫折をきっかけに長崎県五島列島福江島で一人暮らしを始める。島の人たちの言葉に感化され影響を受け、徐々に変わっていく。

<<七ツ岳郷のひとたち>>

  • 琴石なる(宮崎莉里沙)…小1。清舟を慕い、清舟の家に入り浸る祖父と2人暮らしの自由奔放な女の子。柔軟な思考が清舟に影響を与えることに。
  • 琴石耕作(花王おさむ)…70歳。なるの祖父。七ツ岳郷で農業を営む。島に来た清舟を村に案内する。
  • 久保田育江(田中みな実)…30歳。看護師。陽菜の母。七ツ岳郷出身で看護師となり、上京後結婚。陽菜が2歳の時に離婚。七ツ岳に戻り陽菜を育てる。清舟の良き理解者。幼い頃から慕っていたヤスばを見送った時は普段のクールな姿とは変わって号泣した。
  • 久保田陽菜(寺田藍月)…小1。なるのクラスメイトでいつも行動を共にする。なるとは違い、おとなしい性格。すぐ泣く。
  • 木戸浩志(綱啓永)…高3。料理、子守など何でもできるが成績は普通。両親に平凡と呼ばれる。島に来た清舟の世話を担当することに。真剣に書道に取り込む清舟の姿を見て、自分の生き方を見直す。清舟のおかげで料理好きに気づく。
  • 木戸朋子(山口香緒里)…49歳。郷長の妻で浩志の母。明るくおおらかな性格。昼ドラが好きで、清舟の世話に喜びを感じる。
  • 木戸裕次郎(飯尾和樹)…55歳。七ツ岳郷の郷長で浩志の父で朋子の夫。清舟の家の管理人。世話好きな郷長で、島の人たちの面倒を見る。清舟にとって、島での父代わり。
  • 野村ヤス(鷲尾真知子)…ヤスば。もちひろいで村一番多く餅を拾う。なるを優しく見守っていたが、体調を崩し亡くなる。
  • 山村美和(豊嶋花)…中2。少々強引なところがあり、島の子どものリーダー。清舟を振り回しながらも、清舟のプライドをうまくくすぐり、コントロールできる賢さがある。なるにとってお姉さん的な存在。
  • 新井珠子(近藤華)…中2。漫画家を目指すオタクな女の子。美和の親友でいつも行動を共にする。「書く」職業を持つ清舟に同じ匂いを感じ、意見を求めるようになる。
  • 大浜謙太郎(加藤叶和)…小1。なるのクラスメイト。竹馬やコマが得意なガキ大将。
  • パンチ(須永千重)…もちひろいで、拾った餅を横取りするが、もち拾い残れなかった人に餅を配ってあげるいい人だった。

<<東京のひとたち>>

  • 神龍之介(田中泯)…75歳。書道界の実力者で博物館館長。書展の審査員を務める。栄華賞を受賞した清舟の書を見て「型にはまった字。手本のような字。つまらない字。君は平凡という壁を乗り越えようとしたか?」と言い、清舟を憤慨させる。5話で清舟から謝罪を受け許し、今後の清舟の書に期待を寄せる。
  • 神崎康介(荒木飛翔)…18歳。書道界のニュースター。清舟が書く字に感銘を受け書道の道に進んだ。自己中だが悪気はない。清舟の字が変わったことで手本がなくなり、スランプに陥る。
  • 川藤鷹生(中尾明慶)…27歳。清舟の才能を信じる中学からの親友で、清舟が七ツ岳郷に行ってもマネージャーをしてくれている。
  • 半田清明(遠藤憲一)…60歳。高名な書道家で清舟の父。優しいが不器用で無愛想。書で感情を表現する。清舟が書道に進むきっかけとなる人物。
  • 半田えみ(長野里美)清明の妻で清舟の母。清舟の五島行きをよく思っておらず。清舟が五島に戻るのを反対していたが、清舟の成長を目の当たりにし許可した。

 

清舟の素直さがよく分かる

8話は、なる(宮崎莉里沙)の誕生日会をしようと美和(豊嶋花)とタマ(近藤華)が計画。

大人の清舟(杉野遥亮)が多めにお金を出し、料理が得意な浩志(綱啓永)が料理を担当する。

という流れで始まりました。

その料理担当の浩志は、やっとやりたいことが見つかったのに、母・朋子(山口香緒里)から「料理の道は生半可な覚悟じゃダメ」と言われて意気消沈。

書道家という特殊な仕事に就いた清舟に、どうして書道家になろうと思ったのか?相談していました。

 

この相談は、興味深かったです。

清舟は、

親が書道家だったのでこれと言って何の疑問もなくこの道に入ってた。

誰にも反対されず。入試も面接もなし。だから特に苦労もなし。小学生の時から将来を考えてて、無難な道を選んだとのこと。

 

書道家が無難な道??

これ、簡単に言ってましたけど、親が書道家だからこそ、大変なのも分かってるだろうし、それをあえて選んでるんだからなかなかできないことだと思う。

自分も字を書くのが上手で、書道が好きでないと!!

清明先生(遠藤憲一)が言ってましたけど、清舟が素直な子だったからですよね~。

素直だったからお父さんの言うことを聞いて、字も上手になれたし館長(田中泯)のっ言葉も真に受けて悩むんですよ!

私が言われても、親に誘導されて書道家になってるだけだし!とか思って真剣に考えないかも。

書道家になろうと決めたエピソードまで、清舟の素直な性格がよく分かる!

 

清舟の言葉がよかった

清舟が悩む浩志にかけていた言葉がいい言葉でした。

「自信がなかった時点で才能はなかったんだ。」

清舟は、書道家になる前に、ケーキ屋さんになろうと思ったが、才能がなくてやめたらしいです。

自信がない時点で才能がない。って確かに!!

好きなことなら、やりたいことなら、もし自分には合ってないかもと思っても、やりたいからそんなもの無視して突っ走りますもんね。

突っ走れない時点で才能云々の話じゃなくなってるのかも。

あと、

自信を確信できない。

と言う浩志に

「必要なのは、確信じゃなくて覚悟だろ?最近の若者は、自分の夢をかなえるのに他人の太鼓判を欲しがるのか?お前が自信があるならそれでいいんだよ。」

と言ってて、これもよかったです。

清舟だって若者なのに、より若い人に若者と言ってるのがまた面白かったです。

他人に太鼓判かぁ~~。

面白い言い回し。

いいよ!才能あるよ!

って言ってもらいたい10代の気持ちも分かる。

このドラマを初回から見てきて、すぐにカッとなる清舟をめんどくさい人だと思ってましたけど、漫画を描いて後押しして欲しいと言うタマに

「正解がないからこそ、迷う時ってあるよな。」

と言ってあげてたり。

子どもたちに話す時の清舟って、いいですよね!

子どもの時に、こうやってたくさん話してくれる大人がいたら何でも言えていいだろうな!

「最近の若者は」とか言いながら、全然上から目線は感じないし。

清舟、いいキャラになってきた!

 

なるの父親現る

予告で出てきた岡田義徳さん演じる謎の男は、これまでも匂わされてきた通り。

清明命名札を書いた「優一郎」

なるのお父さんでした。

海の仕事しかできなくて、年に一回ぐらいしか帰ってこれない。

だから父親と名乗らず、帰って来ても追いかけてただ遠くから見つめるだけ。

毎年、なるの誕生日に空港で飛行機のおもちゃを買って、なるにプレゼントしている。

大人はみんな事情を知っていたけど、浩志は気づいている様子。

美和より以下の子どもは、なるのお父さんだと分かっていないみたいでした。

これまでなるの両親が出てこなかったし、前回は清舟が「よっぽどの事情がある」と推測していたし。

どんな事情があるのかと深読みしていましたが、シンプルな事情でした。

お父さんって、名乗ってあげてもいいのにな。

なるは島の人にこれだけ愛されているのだから、愛情不足ってことはないし。

実の親がいるなら、絶対にそばに居ないとダメってことはないし。

ただ、自分は愛されてるんだと分かってるだけでも十分救われると思うのにな~~。

 

ドラマ『ばらかもん』の雰囲気がとてもいいから、怖い事情があったら嫌だなと思ってきましたが、お父さんは不器用ですけどちゃんとなるを愛しているし。

なるも、毎年飛行機をくれる人がお父さんなんだろうなと気づいていたし。

なんでもはっきりさせないとダメってこともないな。と思いました。

 

お父さんはわかったけど、お母さんは?

出てくるのかな?

 

今週の字

今週の字は、これといった書はなかったです。

あえて言うなら、なるの誕生日プレゼントして清舟が書いた

なんでもいうこときくけん

1回だけ言うことを聞く券。をちゃんと筆で書いていました。

 

美和に「小学生の母の日?」タマに「1枚ってセコイ。」とツッコまれていましたが。

かわいかったです。

あと、誕生パーティーの横断幕『なるが7さいになる』も書いてましたが。

 

今週の字はなるの誕生日にまつわる2つでした。

 

清舟がなるに約束

短い休日を終えて、帰って行ったなるの父親・優一郎。

なるに名前を教えてほしいと言われ、清明が書いた命名札『優一郎』を渡して教えていました。

大事に小さな巾着に入れてて、なるのお父さんの人となりも分かっていいシーンでした。

優一郎は、あとのことを清舟に頼んで帰っていきました。

清舟が手紙を送るよう、約束を取り付けていたのがホロっときました。

清舟って本当、子どもたちに優しい。

 

そして。

なんとなく父親と気づいていたなるが、帰って行った優一郎を思って泣く。

飛行機を喜んでいたのは、お父さんが会いに来てくれるから。

命名札をくれたお返しに、なるは、飛行機のおもちゃを優一郎に渡す。

また会いに来てくれるのか?と心配する、なる。

 

清舟は

「お前は気を使わなくても、ただ甘えてりゃいいんだ。もっと欲しいものを口に出せ。」

「俺はお前の先生だぞ。お父さんでもないし、他人だけどな。お前には俺がついているから。安心しろ。」

 

なるはお礼を言っていました。

こんな約束、してもいいんでしょうか?

時々、どこか大人びた言葉を言うなる。

お父さんに色々気を使ってきたんだろうな。と気づかされた8話でした。

 

なるが成人するまで13年。

清舟は、島に居続けることはできるのかな?

 

――と思っていたら、次回予告で、なるが東京に行く?話になってました。

あれ?

本気でなるを育てるつもり?

どういうこと??

 

早く次が見たい!

 

以上、ドラマ『ばらかもん』8話を見たネタバレ感想でした。

 

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