毎週木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中の鈴木亮平さん主演ドラマ『レンアイ漫画家』。5月27日に第8話が放送されました。
前回、第7話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 刈部清一郎:鈴木亮平さん…33歳。少女漫画雑誌『少女モーニング』で『銀河天使』を連載する大人気天才漫画家。ペンネーム”刈部まりあ"で顔出しをしない変わり者で、人付き合いが苦手。
- 久遠あいこ:吉岡里帆さん…29歳。30歳を目前に夢もなく男運もなく人生模索中。お人よしで騙されやすい。葬儀屋スタッフで初恋の人・刈部純の葬儀を担当した際に、純の兄・清一郎と遺児のレンと出会う。レンに純との初恋を語っていた時に清一郎から「死ぬ気で恋愛してみないか?」と言われ、報酬目当てで疑似恋愛をすることに。
- 刈部レン:岩田琉聖さん…9歳。生まれてすぐ母を亡くし父とは二人で暮らしてきていた。父の純を亡くし、伯父の清一郎に引き取られる。大人びた性格でおとなしい。人の気持ちを察するのに長けている。清一郎とあいこと暮らすようになり、変わり者の清一郎を徐々に変えていくことになる。
- 刈部純:白石準也さん…享年31歳。清一郎の弟。あいこの初恋の人。清一郎の理解者だが、性格は正反対で女好きの社交的な人物だった。
- 向後達也:片岡愛之助さん…42歳。清一郎の担当編集者。清一郎の才能を見出し"刈部まりあ"とペンネームをつけ、育て上げて支えている。『少女モーニング』編集者で唯一清一郎と接触できる人物。最近の恋愛事情に疎く、アドバイスがあてにならない。大学ラグビー経験者で、元々はスポーツ誌所属だった。
- 早瀬剛:竜星涼さん…29歳。一流企業に勤めるサラリーマン。あいこの疑似恋愛の相手。向後と同じく大学ラグビーをしていた元ラガーマン。社交的でおおらか。丸の内OLを装ったあいこと朝活カフェで出会う。
- 金條可憐:木南晴夏さん…32歳。『少女モーニング』で連載する売れっ子少女漫画家。作画はデジタル。最先端の情報を収集して漫画に反映させる努力家。読者アンケート1位の刈部まりあにライバル心を燃やし、まりあがどんな人物なのか関心を寄せる。
- 金條麻央:星乃あんなさん…9歳。可憐が溺愛する姪。清一郎の甥・レンの同級生。レンが気になっている。
- 二階堂藤悟:眞栄田郷敦さん…22歳。あいこ行きつけのカフェ『2 STORY CAFE』の店長代理。聞き上手で、恋に仕事に悩むあいこの相談に乗ってくれている。常に前向き。
- 伊藤由奈:小西桜子さん…21歳。『2 STORY CAFE』の店員。あいこの疑似恋愛に協力的で、冷静と見せかけて時折激しい部分を見せる。
第8話のあらすじ
向後は、刈部に『銀河天使』を日本漫画大賞にエントリーしたことをいつ打ち明けようか『2 STORY CAFE』でエントリーシートを眺めて悩んでいた。
二階堂が話しかけ、エントリーシートをのぞき見したことから、刈部が『銀河天使』の作者だと知りすぐネット検索。
刈部がスゴイ人なのだと知ったと同時に女性の名を名乗っていることも知る。
由奈は二階堂と別れても『2 STORY CAFE』で働き続けていて、意地になってる様子だった。
刈部家では、あいこから愛を告白された刈部が、全く理由が思い当たらず戸惑っていた。
家の中で会っても意識してしまってギクシャク。
あいこは「できれば今まで通り普通な感じでお願いしたいんですが。」と言うが、自分が意識してしまっていることも認めない刈部。
そこへ、レンが母親の美波(内田理央さん)と何も知らない向後を連れて帰ってきた。
刈部はレンに、美波が母親だと知られたのではないか?と心配したが、美波は、純と刈部の学生の頃の友達だと話しただけだと知る。
美波が刈部の事を「せいちゃん」と呼ぶことに驚く向後。あいこが無理矢理席を外させて、事情を説明。
さらに可憐には婚約者まで演じてもらったことまで聞かされパニックになったが、以前純が刈部が恋愛できなくなったのは自分のせい。と言っていたことを思い出し、納得。
もしレンと3人で暮らし出したら、刈部がもますます漫画から気持ちが離れると危惧し、何としてでも阻止すると追い返すと宣言。あいこにも協力するようにと言った。
刈部は美波が離婚してからレンに会いたがらなかったと純から聞いていたのに、今さら会いに来たことを責める。
が、美波は純が会わせたがらなかったと言い訳し「今なら一緒に暮らせるかもって気がする。私ひとりじゃ無理だけど、せいちゃんと一緒だったら。ダメ?」と言い出す。
美波は可憐が婚約者だと言っていたことは嘘だと見抜いており、あいこのせいで自分が冷たくされているのか?と感じていた。
そして刈部に「好きなの?私より?」と詰め寄っていたところ、向後が食事に行こう!と話に割り込み、レンも誘って5人でお肉を食べに行くことになった。
同じ頃。
可憐は、刈部とお近づきになってネームが順調に進んでいた。今年こそは日本マンガ大賞も取れるはず。と思っていたが、『銀河天使』もエントリーしていると知り、おかしいと感じ、刈部家を訪ねたがみんな外出した後だった。
そこへ、あいこの見守りをしていた早瀬にみんなで外出したと聞き、しかも「かまってちゃん」の美波までいたと知り、早瀬に刈部の行動をさぐるようにお願いした。
一方。向後おススメの店で食事中の刈部家の人たちと美波。
美波に自分の居場所はもうないと感じさせるのが向後の目的だったが、話が純の話になり、レンと美波が仲良くなる。
巻き返しを図り、必死に美波が知らない話をするあいこと向後。純の話で美波と刈部の話が合ってしまい、作戦は失敗に終わった。
美波は、あいこに「せいちゃんと青春をやり直したいの。せいちゃんもあの頃を引きずってるみたいだし。今だったらレンと3人で家族になれると思う。その方がレンだって幸せでしょ?」と牽制。
その上。レンに一緒にショッピングに行こうと誘い、レンも「喜んで。」と応じ、美波に居場所がないと感じさせるどころか、自分の居場所を失くしていく感じがするあいこ。
一緒に出掛ければ美波がレンに自分が母親だと言うかもしれない。
美波と暮らすかどうかレンが決めることだ。と言う刈部の言葉を聞いて、3人で暮らすのだと思い込んだあいこは「近いうちにここ出ていきますね。」と言い、刈部はまた混乱するのだった。
翌日。
学校帰りのレンを迎えに来た美波が、一緒に買い物に出かけて行った。
純と美波との思い出を振り返り思い悩んだ刈部は、たまらずレンと美波が言ったショッピングモールへ追いかけて行った
しかし、いたのは美波だけでレンは先に帰ったと言う。
レンは好きな子に消しゴムをもらったお礼のプレゼントを、美波一緒に選んで欲しかっただけで、買うとすぐに届けに行くと言って帰ってしまったのだ。
美波はレンに自分が母親だと名乗り、一緒に暮らさないか?とも言っていた。
しかしレンは「ごめんなさい。好きな子と離れたくないから、引っ越しは出来ない。」と返してきたので、美波は刈部の家で暮らそうとも言ったが、レンは「うちにはあいこさんがいるから。ごめんなさい。」と断ってきたと言うのだ。
美波は、今さら実の母親が出てきたところでレンが変わらないと思い知り、隠してきたことがバカらしくなったと笑う。
刈部は、美波が自分の初恋の人だと言い、会えば気持ちが戻ると思っていた。
「君にはダメだと分かっていても引かれてしまう魅力がある。厄介で面倒な人だが、放っておけない。だから、君には俺がいなくても大丈夫だ。手を差し伸べてくれる男がまたすぐ現れる。それは俺じゃない。」と言って完全に初恋を断ち切ったのだった。
刈部と美波の様子を可憐に頼まれて監視していた早瀬は、早速このことを可憐に報告した。
刈部と美波が話している間、あいこは二階堂の呼び出されて改めて「好きです。」と告白を受けていた。
あいこは、刈部が自分の事何とも思ってなくても好きだと言って断った。
話が終わっても公園に留まっていたあいこを、刈部がさがしに来た。出て行ったわけじゃないと知り、安心する刈部。
「俺は知らない間に、美波と純から卒業できていたらしい。」と切り出す。
「解禁しようと思う。」と言う刈部に、恋愛を解禁して美波と青春やり直すのだと解釈するあいこ。
話が食い違いイライラする刈部は「相手は君だ。」というのに、自分が相手なわけないと受け止めないあいこにさらにイライラ。
まだ美波とやり直すと思い込んでいるあいこの口をキスしてふさいだ。
刈部が恋愛を解禁しようとしてるなか、ネット上で”【拡散希望】これが「銀河天使」の刈部まりあの正体だ!"という書き込みが刈部に顔写真入りでつぶやかれていた…。
…という話でした。
レンが成長していた
前回の終わり方を見ていたら、レンの本物の母親が出てきてあいこ勝ち目なし!って思ってました。
けど、レンにはもう好きな子が出来ていて、母より好きな人の方が大事になっていた。ってことにビックリしました。
レンはお母さんが描かれた絵を気にしたし、もっと本物の母親が出てきたら喜ぶかと思ってました。
でも!
レンがお母さんと思われる人の絵を大事にしたいと思ってたのは、お母さん本人に対する思いからではなく、お父さんが大事にしてたから、自分も大事にしたい。
お父さんへの思いのみだったんですね!!
生みの親より育ての親とは言いますけど、やっぱ一緒にいないと親子の情も感じられないってことでしょうか?
それにしても、レンってまだ小学生ですよね?
もう立派に好きな人が出来ていて、その子の方を親より優先するなんて成長してますよね。
最初は「何この女!」って嫌悪感があったけど、レンにものの見事にフラれててかわいそうに思えてきました。
しかも、勝ってると思ってたあいこを、自分の息子が選んだってのがまた切ない!!
そばにいて食事の世話をしてくれたり、病気の時におぶって病院に連れて行ってくれたり。お父さんのことを思って泣いている時は寄り添ってくれたり。
そういう人の方を子供は信じるんですよね。
本能的に、この人が自分を守ってくれると選んでるのかな??
前回の登場では強敵だと思ってましたが、美波玉砕でした。
恋愛解禁!
初恋の人・美波をずっと引きずっていた刈部。
本物が現れて激しく動揺。また好きになってしまうのか?と思っていたけれど、美波の事はもう既に気持ちは終わっていて、乗り越えていたとやっと気づいていました。
前からあいこの事、気にしてたのに。全く気付いてないんだもんな~。
鈍すぎますよ!!
あいこのことは、純から5回告白してきた子。として話を聞いていて興味は持っていたはず。
だからこそ、純のお葬式であいこに会って「恋愛をしないか?」って声をかけたんだと思ってました。
前から気になっていた子が目の前に現れたんだと思ってましたよ。
実は美波を好きでいたようで、あいこのことも見ていたんでは?なんて。
それはないか。
とにかく!!
恋愛解禁して、あいこと恋愛をしようと動いた刈部。
あいこはキスされないと相手の気持ちに気付かんのか??
二階堂にも刈部にもキスして来てるじゃないかされてやっと気づくなんて。
あいこも鈍い!!!
まぁ、素直じゃない二人だからこれですんなりうまくいくとは思えない!
向後も漫画家としてあいこと恋愛されては困ると思ってるだろうし。
あと!
きっと今回のキスも早瀬さん見てますよね?
早瀬さんが変なことにならなければいいけど。
早瀬さんは利用されたと分かってもなお、あいこを好きでいてくれたいい人。
危害加えるようなことをしないと思います。
刈部の正体をバラす書き込み
8話の最後、『刈部まりあ』の正体をバラす書き込みがネット上でされました。
二階堂が刈部が『刈部まりあ』と気づいてたし、普通に考えれば二階堂がやったと思われますが、私は由奈だと思う。
確かに二階堂は、あいこ本人に気持ちを伝えず刈部に牽制するような気の小さいというか卑怯なことをするところはあります。
でもここまではやらないかな?と思います。
由奈は、あいこに二階堂を取られたと思ってるはずだし、暗に店辞めろまで二階堂に言われてて、かなり恨みを持ってるはず。
どこかで何かしてやらないと!!と思ってるんじゃないかな?
まぁ、すぐにわかるでしょうけど!!
これがやっぱり二階堂の仕業だったら、もう卑怯すぎて救いようがないです。
次回、この書き込みで大変なことになるようです!!
どうなるのか?
早く次回が見たいです!!
以上、『レンアイ漫画家』第8話を見た感想でした。