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ノーサイド・ゲーム 第9話の感想とネタバレあらすじ 真の黒幕が判明!滝川と本音で語る君嶋

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毎週日曜夜9時からTBS系列で放送中のドラマ『ノーサイド・ゲーム』。9月8日に第9話が放送されました。

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前回の第8話では、タンカー座礁事故がの原因とされたカザマ商事のバンカーオイルの調査を、帝国工科大学の森下教授(辻萬長さん)がしていると分かった、府中グリーンカントリーの青野(濱津隆之さん)が風間社長(中村芝翫さん)に報告。

病気療養中の森下の娘・真奈ちゃん(滝口芽里衣さん)が、アメリカで手術するための大金が必要なことに目を付け、風間社長の指示のもと、大金と引き換えにオイル調査結果の改ざんをもちかけていたことが分かった君嶋(大泉洋さん)。

青野に、アストロズの部内マッチでのフェアな戦いを見せ、不正の証言をしてもらいたいと説得。青野は自らの行動を恥じ、君嶋に証言を約束したのだった。

第8話の感想はこちら。↓

 

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あらすじ

カザマ商事買収を決める最終のプロジェクト会議で、脇坂(石川禅さん)に呼ばれて出席した君嶋。タンカー座礁事故が、カザマ商事のオイルが原因で起こったと話した。

滝川(上川隆也さん)が必死に否定するも、君嶋は、風間社長の指示で府中グリーンカントリーの青野から森下教授に渡った、3億円の受領書を証拠資料として会議出席者全員に見せる。

決定的な証拠に滝川は何も言えず、カザマ商事買収の話は保留となった。

滝川はトキワの金融子会社に出向。対して脇坂は、会社を危機から救った立役者として常務取締役の席におさまった。

 

常務となった脇坂は君嶋を呼び出し、アストロズの予算を縮小すべき。トキワには必要ないと言ってきた。

脇坂の態度の急変に慌てる君嶋。今の予算でもギリギリだと訴えたが、「じゃあ、やめれば?」と言う脇坂。日本蹴球協会が企業からお金を巻き上げて、権威と名誉でふんぞり返っている。これ以上お金を貢ぐことに意味がないと言う。

滝川は問題点をちゃんと指摘して策を練らせてくれたが、脇坂は全く聞く耳を持ってくれない。滝川の方がマシだったと思う君嶋だった。

 

一方、アストロズは、七尾(眞栄田郷敦さん)の活躍で、プラチナリーグ開幕戦以降勝ち進んでいた。

しかし、リーグ戦終盤のタイタンズ戦で、ジャッカルでボールを奪われた際、七尾がラックに入れずボールを取り返せないという展開が3度あった。

リーグ戦は、アストロズとサイクロンズが全勝と並び、星一つの差でブレイブスが追う三つ巴の争いが続いており、残りの試合はブレイブス戦、サイクロンズ戦の2戦となった。

 

ブレイブスはジャッカルが得意のチーム。

柴門(大谷亮平さん)は、作戦会議の場で「ブレイクダウンになったら、誰でもいいからラックに入って、ジャッカルを阻止するんだ。」と指示した。

 

残り2試合となり優勝の可能性も出てきたところで、脇坂から再び呼び出された君嶋。

アストロズの予算を半額にする案を取締役会議に出すと言ってきた。君嶋は、収益が上がってきたことを理由にクラブ存続を訴えるが、全く話を聞いてくれなかった。

 

アストロズに廃部危機で焦る君嶋の様子に、アストロズの皆も気づいていた。浜畑(廣瀬俊朗さん)に促され、チームの皆に話す君嶋。

「今までだってそんな危機、何度もあったし、乗り越えてきたでしょう。」と言う浜畑の言葉に、チームの皆も奮起。どんな環境でも全力で戦うことを誓った。

 

ブレイブス戦。

柴門は七尾を外し、浜畑をレギュラーに入れた。

試合開始早々、柴門の読み通り、ブレイブスにジャッカルからパスをつながれ先制点を取られた。

浜畑は大人数でボールを奪いに来るブレイブスに、一人でも果敢にボールを奪い返しにいく。柴門は、この勇気が浜畑にあって七尾にないもの。浜畑をスタメンにした理由だと言う。

七尾は、1対1だと大柄な選手にもタックルする勇気があるが、ニュージーランド時代、試合中にラックの中で大柄な選手に膝がロックされた状態で突っ込まれ、膝を故障した。傷は治っても、その時の恐怖が未だに残っており、フリーズしてしまうのだ。

 

七尾が見守る中、ラックに入った浜畑が、かつての七尾と同じように膝をやられた。以前練習中に膝を痛めていた浜畑は、膝の状態がよくなかった。

君嶋は、浜畑を交代させるよう柴門に言うが「交代?誰とだ?浜畑が下げればその時点でうちは攻撃も守備も崩壊する。この試合は、浜畑と心中する。」と言うのだった。

試合は、一進一退のまま0-5で前半を終えた。

 

浜畑の膝を気遣って、交代を申し出る七尾。しかし浜畑は拒否。

怖いに決まっとるやろ。けどな、この試合勝たな優勝できへんのや。せやったらやるしかないやろ。俺の足なんかどうだってええねん。俺は勝つ。逃げて負けるのは死ぬより嫌や。分かったら黙って見とけ。

そう言い残し、試合に戻る浜畑だった。

 

後半も両者一歩も譲らず、残り15分となった。

負けそうな雰囲気に、君嶋の息子・博人(市川右近さん)をはじめ、会場のお客さんたちがトキワコールを起こし、アストロズを後押しした。

ブレイブスの怒涛の攻撃に必死に守るアストロズ。奪っても奪っても取り返されるボール。最後の最後で浜畑がタックルをし、相手の手からボールをこぼれさせた。

少しのチャンスも見逃さず、ボールを取り返したアストロズ。

パスをつないで岬(鶴ケ崎好昭さん)が駆け上がって行った。岬に、大きな声援を送るアストロズを応援する人たち。

岬がボールを奪われてもパスをつなぎ、浜畑が最後ボールを受け取り点数を取った。

会場全体に浜畑コールが沸き上がる。

本波(天野義久さん)が「やっぱりすごいな。あいつは。」とつぶやく。七尾も嬉しそうに「はい。俺の尊敬するアストロズのスタンドオフです。」と言うのだった。

 

その後、試合はアストロズが21-5で勝利した。

 

試合終了後。

君嶋は、お客さんたちが帰っていくなかに滝川の後ろ姿を見つけて声をかけた。

滝川は、自分でチケットを購入したと言い「値段以上のいい試合だった。」と評した。

脇坂がラグビー部を潰そうとしている話になり、君嶋は滝川の方がラグビーに愛情があったと言う。そして、ラグビー部を本当に潰そうと思えば、もっと早く出来たはず。滝川の指摘は厳しかったが、正しかった。「今思えば滝川さんは全てに対してフェアだった。」と言った。

滝川は、父親がラグビーをやっていて、毎年正月になると花園へ高校ラグビーを見に行っていたことを話し始めた。滝川もラグビーをやってみたかったが、父親の家業が傾き、スポーツどころではなかったのだ。

ラグビーでは食べていけないし、大学でも生活費を稼ぐためにアルバイトに明け暮れている毎日。その大学に風間がいた。風間は生まれた時から次期社長の椅子を約束された人間。

その風間に連れていかれたレストランで、大事なバイト代の半分が消える額を払った滝川。風間を見返してやりたいという気持ちがあり、会社を奪い取ってやろうと思っていたことを告白した。

ラグビーは公平なスポーツだ。己の体一つで正々堂々戦う。勝ちたいと強く思った者が勝つ。そこがいい。私は君に負けた。

滝川はそう言うと、オイルのことを調べ上げた君嶋を素直に褒めた。

そして、君嶋が提出した資料に、風間社長の銀行口座の明細まで添えられていたと言う。

3つの銀行の口座明細で、引き落とされた金額と日付が、森下教授の受領書の日付と一致していて、「風間が関わっていた完ぺきな証拠だ。」と言う滝川。

しかし、君嶋は受領書は提出したが、風間社長の口座明細までは調べていなかった。

口座明細を調べていたのは脇坂だと気づく滝川と君嶋。

滝川は、君嶋を府中工場に飛ばしたのも自分じゃないことを告白。君嶋はそれも脇坂だと悟る。

滝川は「君の試合はまだ終わってない。負けるな、君嶋。」とエールを送り、去って行った。

 

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君嶋は工場に戻り、七尾が本波を相手にタックルの練習をし、自分を乗り越えようとしているところへ遭遇する。

練習を見て、松葉杖をついた浜畑が「乗り越えますよ、あいつは必ず。俺もまだ戦えます。ここで終わらせません。」と闘志を燃やすのだった。

 

ーーー練習風景を見ながら、信じていた人の裏切りに涙する君嶋。

「俺もここで終わるわけにはいかない。みんなにいつも勇気をもらってきた。今度は俺の番だ。彼らがいつも全力で戦ってきたように、俺もアストロズを全力で守る。」と誓うのだった

 

…というお話でした。

 

不正を知らなかった滝川

風間社長とつながっていたと思われていた滝川。本当に何も知らなかったことが、今回分かりました。

風間社長に会社を押し付けられる前に、不正が分かってよかったです!

 

オイルの問題が分かった時点で君嶋が滝川に知らせていたら、滝川の左遷もなかったでしょうし、君嶋がもうちょっと早くに知らせていたらな~。と思います。

大学の同期ってわかった時は、まさか滝川が風間のことを良く思ってないってことまでは分からなかったし、仕方がないですね!

 

ただ、森下教授の娘さんのことが気になります!

森下教授にお金返せとか、不正を訴えられてマスコミに攻撃されるとかがなければいいんですけど…。

森下教授のその後とか、ゴルフ場のその後が気になります。

まぁ、お金は風間社長の個人資産だから会社には影響ないのかな?

 

それにしても、ポケットマネーから3億円出せるってどんだけのお金持ちなんでしょうか?風間って人。

そんな大金持ちが相手なんだから、滝川も必死になるのも分かります。

 

あ~、でも滝川がいい人って分かって本当によかった!

 

話としてはアストロズが窮地に追い込まれて、大変なことになってますが、滝川がいい人だとわかったことと、風間に騙される前に不正が暴かれてホッとしました。

スッキリしました!

 

黒幕の想像以上の悪さにびっくり

第8話の放送前に、ネットで真の黒幕が誰だ?という記事がよく出ていました。

私はこれまで、滝川の真意ばかりが気になって全然考えてませんでした。

けれど、先週の予告を観て、黒幕が他にいるのか…。誰だろう…と考えてはじめました。

登場人物も少ないし、脇坂かトキワの社長(西郷輝彦さん)ぐらいしか考えられなかったんですが、なんせ今まで脇坂の事なんてノーマークだったし、まず何が目的かが分からなかったんですよね!

 

ところが、今回第8話で、この『ノーサイド・ゲーム』始まってすぐからずっと、君嶋は滝川に左遷させられてきたと思ってきたのがひっくり返り、脇坂が君嶋を左遷させていたことが分かりました。

脇坂が、滝川が失脚してからの手のひら返しをしてきて、だいぶ怪しかったですけど、まさか君嶋を左遷までさせた張本人とは思いませんでした!!

 

真実が分かって、想像以上に脇坂が悪い人だって分かってびっくりしました。

 

脇坂が、ここまで悪い人とは思ってもみませんでした!!

優秀な部下の君嶋を排除し、敵だった滝川も、君嶋を利用して排除した。

しかも滝川に飛ばされたと君嶋に思い込ませて!

もしかしたら、滝川にも君嶋への対抗心をあおるようなことをささやいていたかもしれませんよ!この人。

まぁ、滝川はフェアな人だから、もし脇坂ご何か言ってきたとしても、聞く耳持ってなかったでしょうけど!

 

脇坂は、アストロズのことも潰そうとしてるし、この人の何がよくて君嶋が従ってきたのか分からないです。

人って自分の話を聞いてくれる人を、いい人だって思いがちですもんね~。

脇坂は、そういう人の操縦法をよく心得てるんでしょう、きっと!

お見事!最悪だ!

 

浜畑がまたまたカッコよすぎる!

七尾とのレギュラー争いに負け、控えに回っていた浜畑。

このまま試合に出ずにいくのかと思いきや、プラチナリーグの終盤で、ラックに入れない七尾に代わって出場していました。

 

浜畑は年長ながらスタミナはあるし、ライバルにレギュラーの座を譲る潔さはあるし、怪我の不安の乗り越えてラックに入る勇気まである。

スゴイな。超人だな。と思っていたら、七尾が交代すると申し出てきた時に、本当は自分も怪我を怖がっていると漏らしていました。

 

浜畑も本当は怖かったんですね~。ブレイブスとの試合の時、相手の数を見て一瞬ひるむ場面が印象的でした。

 

でも、浜畑は一人でも向かっていった。

もう、カッコよすぎるやないか~。

 

予算が削られて、もういよいよアストロズが廃部になるかもしれないって聞かされても「今までだってそんな危機、何度もあったし、乗り越えてきたでしょう。」って言ってました。

自分だって不安なはずなのに!

乗り越えるために、一人で相手チームに向かっていく姿は感動しました。

浜畑だけじゃなく、アストロズの皆が、最後の最後まで相手チームからボールを奪うために立ち向かっていく姿を見て、泣きました。

 

アストロズいいですね~!!

 

里村の試合出場に安心

ダイジェストではありましたが、サイクロンズに引き抜かれた里村(佳久創さん)が、サイクロンズで活躍してる場面が映ってました。

ただアストロズの戦力を削ぐ為だけにサイクロンズに引き抜かれて、試合に出してもらえないかもしれないと思ってたんで、安心しました。

ちゃんとサイクロンズでも重宝されてるみたいです。

本当によかったです。

 

 

最終回どうなる??

さぁ、次回で最終回です。

もうこれ以上ないくらいの危機が迫ってますけど、本当に大丈夫なんですかね?

あと残すはサイクロンズ戦!

里村と佐々(林家たま平さん)の対決も見られるんでしょうか?

日本蹴球協会の改革は??

金融子会社に行った滝川は助けてくれないんでしょうか?もう失脚したから無理かな?

 

最終回で全部解決できるんでしょうか?

次回の放送が楽しみです。

 

以上、『ノーサイド・ゲーム』第9話の感想でした。

 

 

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