毎週日曜夜9時からTBS系列で放送中のドラマ『ノーサイド・ゲーム』。8月4日に第4話が放送されました。
前回の第3話では、会社のお荷物になっていたアストロズが少しでも収益を上げられるよう、ボランティアをしたり、地元市民に認知されるよう活動をしたアストロズ。
その成果もあってか、開幕戦は満員の観客が押し寄せた。
第3話の感想はこちら。↓
あらすじ
プラチナリーグ開幕戦・タイタンとの戦いは、柴門(大谷亮平さん)が考えた戦略通り、浜畑(廣瀬俊朗さん)が出したパスをつないで、岬(鶴ケ崎好昭さん)がボールを受け取り走り出したところ、相手チームに阻まれる。
そして取り返したボールを受け取った里村(佳久創さん)が、目線を合わせることなく後ろにいた安西(齊藤祐也さん)にパス。合宿の成果を見せた。
その後相手チームに阻まれてもまた取り返し、パスをつないで岸和田徹(高橋光臣さん)が相手チームのインゴールに持ち込んで得点を取った。
大いに盛り上がる満員の観客たち。アストロズは開幕戦を31-10で勝利した。
試合の効果もあって、子供ラグビー教室は大盛況。佐々(林家たま平さん)がパスの仕方から教えようとするも、里村や浜畑、徹といったスター選手に人気が集まり、正直過ぎる子供たちに戸惑うアストロズだった。
開幕戦は満員観客を集めたアストロズだったが、大阪、埼玉と、遠征先の試合には勝利するものの観客は減っていく。
ビジネス系の雑誌で、柴門の手腕やリーダー論がビジネスにもつながるということで取材を受け、宣伝効果を期待したが、資金力に勝るサイクロンズに阻まれ、小さい扱いとなった。
なかなか収益を上げられないアストロズ。
カザマ商事の買収話が決まり、トキワ自動車の利益を優先する考えの滝川(上川隆也さん)が、ラグビー部からリストラしていくという噂が社内で流れるようになった。
そんな時、佐々が営業部社員と府中グリーンカントリークラブ青野(濱津隆之さん)の打ち合わせ時間変更の伝達ミスを犯し、カートの発注がされず、9000万の商談をダメにしてしまう。
さらに、アナリストの佐倉(笹本玲奈さん)のデータ集めの為、佐々は、時間を延長して練習を続けてるよう提案。結果、里村が怪我をしてしまった。
責任を感じて自らリストラの対象になろうと退部届を出した佐々だったが、カートの発注がなくなったのは佐々のせいじゃなく、府中カントリークラブが新たなゴルフ場建設を周辺住民に反対されており、一旦保留になったからだった。
カザマ商事の買収話で窮地に追い込まれたアストロズ。
チームが強くなりまた収益を上げるために、プレイヤーだけじゃなく、監督である柴門、アナリストの佐倉、GMの君嶋(大泉洋さん)、それぞれがチームのために何をするべきかを考え、動いた第4話でした。
試合に感動
ドラマが始まって、ずっと練習風景ばかりで試合のシーンは回想シーンぐらいしかなく、試合をしているのをずっと観たいと思っていました。
今回冒頭から開幕戦の様子を放送してくれました!!
タックルをしてボールを奪おうとして取れず、一対一で取り合ってる選手の上に覆いかぶさるようにして数人に選手がスクラムを組む。
結果奪ったボールをパスでつないで得点にしていました。
スクラムをがっちり組んでしまうと自分でボールを取れない。自己犠牲をして、別の人にボールを渡す。
ラグビーは自己犠牲のスポーツだって聞いたような覚えがあるんですが、本当に自己犠牲の状態を観て感動しました。
ドラマの中でスローモーションにしてもらったりではありますけど、得点までの一連の流れを観たのは初めてでした。
録画して、タックルからパスでつないで得点を取るまでの流れを、何回も繰り返し見ました。
面白かったです!!
柴門の説明もあったし、ドラマなんでどうやってこの戦略を身に着けていったかをやってくれたんで、とても観やすかったです。
まだまだもっと観たいなぁ!!
佐々に泣ける
伝達ミスをしてしまっていた佐々。
前にもラグビー枠で働いていて、他の社員さんにイヤミ言われたり仕事押し付けられたりするシーンがありました。
けど、今回はアナリストのデータの打ち込みを手伝ったり、相手チームの想定をした練習相手になったり、雑用を引き受けたり、ずば抜けて強くてチームに貢献してないかもしれないですけど、なんでも出来るんだな~と驚きました。
佐々が黙ってチーム内や会社内で噂を聞いているシーンは、胸が痛みました。
一生懸命チームや会社に役立とうと頑張るのに、うまくいかない。
佐々の切ない表情を観るだけで涙がこぼれます。
お芝居って、セリフを言うだけがお芝居じゃないんですね…。
佐々が出てくるだけで注目してしまいます。どんな表情をするんだろうって期待して待ってしまうんです。
佐々役の林家たま平さん。
いい俳優さんだなぁと思ったら、林家正蔵さん(元・こぶ平)の長男さんだそうです。2世さんか…。こぶ平さんの名前が邪魔になるくらい心惹かれる演技されてると思います。
この情報は知らない方が素直に観れたかもしれない。
本当、いい顔をされる方です。
次回は??
次回は、アストロズにとってはサイクロンズ。柴門にとっては津田(渡辺裕之さん)。君嶋にとっては滝川。それぞれの天敵と向かい合うことになるみたいです!
君嶋と滝川はこれまで何回も対決してきたんでさほど目新しくないですけど、柴門と津田の戦いは楽しみですね~!!
どんな戦いになるんでしょ♪
楽しみで仕方ありません!!
以上、『ノーサイド・ゲーム』第4話を観た感想でした。