毎週日曜夜9時からTBS系列で放送中のドラマ『ノーサイド・ゲーム』。8月11日に第5話が放送されました。
前回の第4話では、地道なボランティア活動でアストロズを地元の人たちに認知してもらい、プラチナリーグ開幕戦に満員の観客を呼んだアストロズ。
柴門(大谷亮平さん)が立てた戦略が功を奏し、開幕戦に勝利した。さらに大阪、埼玉と遠征試合でも勝利したが、さすがに遠くまで観客が来てくれることはなく、減っていった。
宣伝のためにビジネス雑誌の取材を受けるも、資金力に勝るサイクロンズに妨害され、チームの一員である佐々(林家たま平さん)のミスで、9000万円の商談もなくなる。
一方、カザマ商事の買収話が実現しそうになり、真っ先にラグビー部の人間がリストラになると社内で噂が流れ、責任を感じた佐々が退部届を出したものの、商談がなくなったのは相手側の事情で、佐々のせいでないことがわかる。
アストロズの苦境を脱するために、プレイヤーだけでなく、監督の柴門、アナリストの佐倉(笹本玲奈さん)、GMの君嶋(大泉洋さん)、それぞれが出来ることを一つ一つ積み上げていこう。と確かめ合ったのだった。
第4話の感想はこちら。↓
あらすじ
柴門の戦略が当たり、アストロズは連勝を続けていた。
一方、カザマ商事の買収を進める滝川(上川隆也さん)の発言力は増していき、マスコミからも次期社長の扱いを受けていた。
そんな滝川が府中工場に視察にきて、作業のAI化を進めて人件費削減を口にしたことから、アストロズのメンバーはチーム存続に危機感を募らす。
そんななか、ニュージーランドのチームを怪我でやめて帰国し、日本で就職を考えていた七尾(眞栄田郷敦さん)が、トキワ自動車から内定をもらう。
七尾は、柴門から浜畑(廣瀬俊朗さん)の代わりになる人物と目されていて、以前君嶋からラグビー枠で受けないか?と誘われていたので、内定をもらっても素直に喜べずにいた。
内定をもらった後で柴門からも入部するよう要請されたが、迷っていた。
アストロズの好調は続き、優勝するには最終戦のサイクロンズに勝たなければいけなくなった。
サイクロンズの津田監督(渡辺裕之さん)には、柴門の戦略は全て知られていて、これまでのやり方では勝てないことは分かっていた。
そんな時、君嶋から試合を見た感想を聞いたことと、チーム佐々や友部(コージさん)ら若手が居残り練習をしている姿を見て、あることに気づいた柴門。
チーム全員を呼び、アストロズは唯一サイクロンズに勝るところを伝える。
それを強化する為に、レスリングの練習に参加するのだった。
アストロズとサイクロンズ戦を前に、城南大の監督解任の件で柴門と津田監督の因縁を面白おかしくマスコミに取り上げられていることを逆手に取った君嶋は、集客のため、トキワ自動車の社内で柴門と津田による合同記者会見を開いた。
柴門は集まった記者と津田の前で「全力で徹底的に叩き潰します。」と宣言。どよめきが起こるトキワ自動車の社員たち。モニターで会見を観ていたアストロズのメンバーは、監督とGMの為にも勝ちたいと強く思うのだった。
合同記者会見の効果もあって、最終戦は満員の観客が集まった。
前半は、里村(佳久創さん)に集中的にディフェンスがつき、なかなか点に結びつかず、本波(天野義久さん)の捨て身のタックルでなんとか5-21の点差にとどめた。
後半は、本波と友部が交代。プロップには太郎(端本太郎さん)、いーちゃん(岩爪航さん)に。そして、マークされている里村の代わりには、佐々だった。
日本代表の里村と交代した佐々に、サイクロンズは大慌て。練習の成果を発揮した佐々は大活躍。さらに、レスリングの練習で強化したスピードも、サイクロンズを押し始めていった。
試合はビデオ判定にまでもつれ込んだ。
アストロズの運命は??
…というお話でした。
もはやラグビーのドラマ!
第5話めちゃくちゃ面白かった!!
最初こそ会社内の権力争いとか、アストロズの社内での立ち位置とか、会社内のことに焦点が当てられていて、お仕事ドラマの色の方が濃かったんですけど、第4話からラグビーの試合がたくさん出てきて、観ていて面白かったです!!
作戦とか研究とか、本当に色々考えぬかれたスポーツなんですね!ラグビーって。
面白い!!
実際の日本とアメリカの試合が中継されてるのをテレビで見たんですけど、ドラマみたいにハイライトだけじゃないから、結構待ち時間が多いというか、仕切り直しの時間が多いんですね!
仕切り直しって言葉が合ってるか分かりません…。
早くアストロズの試合が観たいと思ってましたが、今回で最終戦ってことは、またしばらく試合が観られなくなるってことですか??
ああ、その前に色々問題がありましたもんね。このドラマ、お仕事ドラマでした。
どうなるんでしょうか??
佐々の評価が上がる
第4話では、子供たちの教室でも人気がなかった佐々。今回は子供たちに大声援を受けてました。
これまで、佐々のドジっぷりばかりを描いてきてたから、佐々も磨けば光る人材だという事を忘れていました。
本波と岸和田(高橋光臣さん)が佐々の能力を見抜いて、鍛えてる場面は感動しました。柴門が繰り返し言ってきた通り、ちゃんと家族になってるんだなって思いました。
ドラマのところどころでホロリとする場面がちりばめられていて、不意打ちをくらってしまいます。
本当、いいドラマですよね~。
次回からは?
滝川とカザマ商事の風間社長(中村芝翫さん)が、大学の同期と君嶋が気づいてる場面がありました。
滝川と風間が二人で会談している雰囲気も、よくない感じが出てました。
風間が滝川をマウンティングしてるような…。
滝川が弱みでも握られてるんでしょうか??
君嶋は滝川の秘密に迫れるのか?
アストロズはどうなるのか??
次回からまた会社内の権力争いの話に戻りそうです。
以上、『ノーサイド・ゲーム』第5話の感想でした。