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エルピス 1話あらすじとネタバレ感想 怖い始まりから泣けるところまで引き込まれた

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10月24日月曜夜10時から、フジテレビ・関西テレビ系列でドラマ『エルピスー希望、あるいは災い-』1話が放送されました。

1話「冤罪とバラエティ」ネタバレ感想を書いていきます。

www.ktv.jp

『エルピスー希望、あるいは災い-』物語の概要(公式HPより)

あるスキャンダルがもとで、落ち目となったアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)

バラエティー番組の若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)たちと共に、10代女性が連続して殺された事件の真相を追っていくストーリー。

すでに、死刑が確定している事件の冤罪疑惑を追っていくなかで、一度は失った"自分の価値"を取り戻そうとする姿を描くーー。

脚本は、朝ドラ『カーネーション』の脚本家で、民放連ドラ初の渡辺あや

監督は、映画『モテキ』の大根仁。社会派エンターテインメントです。

おもな登場人物

  • 浅川恵那(長澤まさみ)…好感度抜群だったところから、スキャンダルで転落したアナウンサー。ディレクター・岸本と、すでに死刑が確定した冤罪疑惑がある事件の真相を追っていく。
  • 岸本拓朗(眞栄田郷敦)…バラエティー番組の若手ディレクター。裕福な家庭で育ち、名門大卒。制作部に配属される。
  • 斎藤正一(鈴木亮平)…報道局のエース記者。新人だった拓朗の指導を担当していた。
  • 滝川雄大(三浦貴大)…恵那と同期の記者。常に忙しくしている。
  • 村井喬一(岡部たかし)…深夜情報番組『フライデーボンボン』のチーフプロデューサー。ひと昔前の業界人で、口が悪い。
  • 大山さくら(三浦透子)…ヘヤメーク担当。別名:チェリー。情報通。
  • 岸本睦子(筒井真理子)…拓郎の母。年収1億円の弁護士。

 

1話のあらすじ

浅川(長澤まさみ)は、過去に人気があったのに転落した落ち目のアナウンサー。

以前は報道でサブキャスターをしていたが、現在は深夜のバラエティー番組『フライデーボンボン』の、1コーナーを担当している。

その『フライデーボンボン』の若手ディレクターをしているのが、岸本(眞栄田郷敦)。

裕福な家庭生まれで名門大卒。大手テレビ局大洋テレビ入る。両親とも弁護士で、父は9歳の時に他界。母は1億を稼ぎ、息子を褒めちぎって育てたため、自己評価が高い。

上司である『フライデーボンボン』のプロデューサー・村井(岡部たかし)に、感情的に汚い言葉で指導を受けても、反省や落ち込むこともない。ただ村井の機嫌が悪い。と受け止めるだけだった。

ある日。ヘアメイクを担当するチェリー(三浦透子)から、女性タレントを口説いた件で脅しを受けた岸本。

チェリーから、上司にバラさない代わりに、浅川に協力してもらい、ある冤罪疑惑のある事件の真相を追及してほしいと言われる。

その事件とは、10年以上前に、若い女性ばかりが被害を受けている連続殺人事件。

2006年に逮捕された当時50歳の松本良夫(片岡正二郎)は、すでに最高裁で死刑判決を受けている。

自分の恥をさらされたくない一心で、浅川を追いかける岸本。

その必死さに押され、浅川は話を聞くことに。

2006年当時、女子中学生が殺され神奈川県の八頭尾山に遺棄された事件。

当時のニュース映像では、容疑者の松本は事実だと認めている。と報じていた。

しかし、その後の裁判では一貫して無罪を主張。取り調べの時に刑事に無理矢理認めさせられたというのだ。

その後、2016年の最高裁では死刑判決が出ている。このままだと死刑になってしまう。

協力を断ろうとする浅川に、報道も冤罪を招いた責任があると訴える岸本。

ーーーそもそも、どうして松本良夫さんが逮捕されることになったのか?

2006年の事件当時。

警察が松本さん宅に聞き込みに行った時、家に家出中の女子中学生がいた。松本さんが監禁していた。と疑われるところだが、実はその逆。

松本さん宅に、たまたま家出少女が身を寄せていたのだ。

それを知ったマスコミが、未成年を誘拐・監禁と騒ぎ、ロリコン、変態、犯人に違いないと報道。

警察も報道に乗っかり「お前が殺したに違いない。ロリコンだから。」と無理矢理犯人にされてしまった。

しかし家出少女は、松本さんから指一本触れられておらず。娘のように大事にしてくれた。と話していたという。

浅川に、家出少女の話を誰から聞いた?と聞かれ、本人から聞いたと、しどろもどろに答える岸本。

とにかく、松本さんは冤罪。真犯人は野放しのままだ。と強く訴えた。

話を聞いていた横で、神奈川県八飛市14歳の少女が行方不明中のニュースが流れる。

浅川は、過去の冤罪疑惑と今の事件がつながっていたが、岸本には悟られないよう振る舞う。

そして岸本に、ダメもとで報道に持ち込めば?と提案。報道にいる浅川の同期の滝川(三浦貴大)を紹介した。

が、滝川は時間がないの一点張り。ろくに話も聞かず断ってきたのだった。

 

次に岸本は、新人研修の指導担当だった斎藤(鈴木亮平)に、八頭尾山連続殺人事件について話し、斎藤が事件について取材をしたことがあることを聞き出した。

斎藤と浅川の関係を知らず、翌日一緒に斎藤の話を聞こうと誘う岸本だった。

 

翌日。

斎藤から、浅川の過去のスキャンダルの相手が自分だったと打ち明けられた岸本。

報道後にすぐに別れたので、この場に浅川は来ないだろうと予想する斎藤。

が、浅川がやって来て、3人で事件の話をする事に。

冤罪を証明するにはどうしたらいいか?を斎藤に聞く岸本。

斎藤は、方法は2つだと答える。

  1. 新たなアリバイや証拠を見つけて松本さんが犯人じゃないと証明する。
  2. 真犯人を見つける。

しかし、どちらも可能性がないという。最高裁の判決はそのくらい重いのだ。

この事件は、ずっと支援している弁護士がいて、松本さんの再審請求は出ている。

斎藤は、自分なら連続殺人事件と冤罪疑惑の報道の特集を組む。

うまくあおって盛り上げ、国中から再審しろという声が上がるまでに持っていければ、裁判所も動かないわけにはいかなくなるだろう。と答えた。

しかし『フライデーボンボン』では、無理だろう。という結論だった。

 

岸本は、浅川に、だめもとで企画書を書いてみると相談。

冤罪特集の大変さを語って止める浅川に、岸本は「どうでもいいっす。とりあえずやるしかないんす。僕。」静かに語る。

さらに、亡くなった弁護士の父は、弱い人を助けていた人と言い、血がそうさせると話す。

浅川は、もし特集が失敗したら松本さんは死刑になるが、受け止める覚悟はあるのか?と岸本に問い、静かにうなずく岸本。

岸本の決意に心打たれた浅川は、岸本の企画書づくりに協力。

2人でプロデューサーの村井に企画書を提出した。

冤罪と連続殺人の調査報道。真犯人の可能性。

村井は、企画書を投げつけ『フライデーボンボン』に合わないと一蹴。

聞き入れない浅川と岸本。

村井がダメ押しで「冤罪を暴くってことは、国家権力を敵に回すってこと。」と静かに諭すと、納得してしまう岸本。

しかし浅川は「分かりません!私はもう分かりたくありません。そういう理屈は、おかしいものはおかしい。」と言いかけてえずき、話は中断になった。

 

もう諦めてしまった岸本と、逆にやる気になった浅川。

今度は、浅川が「おかしいと思うものをのみ込んじゃダメなんだよ。だって君が諦めたら、松本さん死刑だよ。」と強く説得。

が、チェリーから脅されて始めた行動だったと告白した岸本は、松本さんのことはどうでもいい。保身だったと言い出した。

浅川は怒りのあまり、岸本をボコボコにし「私はもう、のみ込めない。これ以上。のみ込みたくないものはのみ込まない。出ないともう死ぬし。私。」と宣言したのだった。

 

岸本は、チェリーに事の次第を説明して話を断った。

チェリーは、ただれた手を見せて、松本さん宅にいた少女が自分だと打ち明けた。

チェリーは母の内縁の夫から虐待を受けていて、ひどいけがを負わされた日に家出。

そこへ松本さんが「行くとこないならおじさんのとこきてもいいよ。」と言って、家に泊めてくれたのだ。

チェリーは、自分がいたせいで、松本さんが逮捕されたことを後悔していた。

 

テレビでは、行方不明中だった少女が、八頭尾山で遺体となって発見されたニュースが流れていたーーー。

 

…というお話でした。

 

長澤まさみさん、アナウンサーが吹き替えしてる?

このドラマが始まって、一番最初に驚いたのが、長澤まさみさんの話し方!!

インタビュアーとしての話し方が、アナウンサーさんそのものだった!

話すときの抑揚とか、発声の仕方とか、アナウンサーの人が吹き替えてるのかと思ったほど!

でも、ちゃんと声は長澤さんだし。

あれ?この人長澤まさみ?

なーんて、ちょっと疑ってテレビを凝視してしまいました。

アナウンサーの人がどんな訓練を受けてるのか知らないですが、長澤さんも頑張って練習したんだろうな~~。

 

岸本の過去?

自分のことをエリートだと信じ、完璧な人生を送ってると信じていた岸本。

9歳の時にお父さんが亡くなっていることと、チェリーさんの手を見て何か思い出して泣き出し「僕は善人じゃない。」と言ってることが過去のヒントのようです。

まぁ、善人じゃない。手が傷ついているのを見ると、誰かを傷つけた過去なのかな?

でも、今の岸本を見てると、誰かを傷つけたというのが想像できません。

お父さんの死と関係あるのかも??

初回を見るだけでは、まだまだ分かりません。

 

浅川がのみ込んだもの

浅川が、食べ物を受け付けず、食べたものを吐いてしまう。という症状が出ていたのが気になりました。

スキャンダルがあって、報道からバラエティーに飛ばされた。のだけはわかりますが、それがストレスの原因なんでしょうか?

少なくとも、体調を崩しながらもバラエティーでちゃんとアナウンサーとしての仕事はこなしてる。

スキャンダルの他にも何か、のみ込まないといけなかったものがあった?

おかしいものおかしいと言う。

岸本を説得するのに使っていた言葉。

スキャンダルをきっかけに、とっても怖い目にあったのかもしれない。

何をのみ込んだのか、知りたいです。

 

浅川は優しい人?

最初は岸本に協力してるのを拒否してたくせに、岸本に正義感があると思って、協力しようと動き出した浅川。

人のために動きたい!という優しい人なんでしょう。

冤罪の人を助ける。のもあるし、必死な岸本に協力したい。てのもあるだろうし。

人に寄り添える優しい人。だと思いました。

 

いろいろ想像できる1話でした。

 

チェリーさんと松本さんに泣けた

最初は、岸本を脅してて、怖い人だと思ったチェリーさん。

でも、冤罪事件とのかかわりの告白を見て、一気に引き込まれました。

おじさんが優しくチェリーさんに声をかけて、ついて行く。

大人に傷つけられたチェリーさんが、唯一信じられた人なんだと思うと、泣けました。

おじさんが逮捕されて、家に連れ戻されたのかな?と想像すると、なんでこんなことになっちゃったのかな?とやるせない気持ちになりました。

冤罪事件怖い!で始まって、おじさんを信じたい。という優しい気持ちになれた1話。

話が暗いな~と思ったけど、チェリーさんとおじさんのシーンを見て、助かって欲しい!と前向きな強い気持ちになりました。

 

まぁ、官邸担当の斎藤がいるし、きっと冤罪証明に国からストップがかかったりするんだろうな。

新しい事件が起きてるし、真犯人がいるんだろうというのは予想できます。

どの事件をモデルにしてるのか、色々出てくるんでしょうか?

 

2話の予告で、チェリーさんが浅川に何か必死に訴えてるシーンがあったし、ちょっとでも真相が分かればいいな。

1話見ただけで、かなり感情移入して見てしまった!

 

以上、『エルピスー希望、あるいは災いー』1話を見たネタバレ感想でした。

 

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