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ドラマ『凪のお暇』9話感想とあらすじ 凪と慎二の結婚話をきっかけにバレる家族の秘密

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毎週金曜夜10時から放送中のドラマ『凪のお暇』。9月13日に第9話が放送されました。

前回の第8話では、北海道にいる凪(黒木華さん)の母・夕(片平なぎささん)が突然、凪の住むアパートにやって来た。
母の怒濤の質問攻めに黙り込んでしまった凪の前に、慎二(高橋一生さん)が現れ、とっさに婚約者だと嘘をついた。
…というところで終わりました。
 
第8話の感想はこちら。↓

あらすじ

慎二の嘘をすっかり信じた凪の母・夕は、慎二の両親に挨拶したいと言い出し、慎二の母・加奈子(西田尚美さん)に電話するよう要求。
母同士すぐ意気投合し、両家の顔合わせは慎二のおばあちゃんの米寿祝いのパーティーで。ということになった。
 
凪と慎二の結婚話が進んでしまった事に、坂本さん(市川実日子さん)や、うららちゃん(白鳥玉季さん)は、“慎二が凪と結婚したくてわざと嘘をついたんじゃないか?”と疑う始末。緑さん(三田佳子さん)はいっそ本当に結婚すれば?とからかうのだった。
 
しかし、ゴン(中村倫也さん)だけは二人の結婚話を冗談として受け取れず、エリィ(水谷果穂さん)に、悩みを打ち明かす。
先日、凪を迎えに北海道に行った時、凪と慎二を遠くから見つめることしかできなかったゴン。
その時に感じた嫉妬を思い出し「好きな人がさ、他の奴と一緒にいると思ったら、俺のものにならないって思ったら、壊れそう。」とこぼすのだった。
 
ーーー顔合わせの日が近づいたある日。
スナックバブルで、凪と慎二はそれぞれの親に嘘だと言えなかったと報告。結局、顔合わせを乗り切り、あとで別れたことにしようという事になった。
話が終わって慎二が店を出ようとした時、市川円(唐田えりかさん)が店に入ってきて、顔合わせをすることを聞かれてしまう。
 
円は、大阪支社にいた時に「空気クラッシャー」というあだ名がつけられていたと、足立(瀧内公美さん)に言いふらされていた。
円は学生時代から、友達の好きな人が自分を好きになったとか、上司に愛想良くしていたら好きだと勘違いされたとか、営業でいい成績を取ると得意先に色目を使ったとか、その場を壊す「空気クラッシャー」と言われていた。
さらに、信じていた慎二との恋も、凪との婚約話を聞かされ、終わってしまった。
 
ママ(武田真治さん)と杏(中田クルミさん)は、慎二が以前、かわいい彼女が出来たと自慢していたことを思い出し、円がその彼女だとすぐに気づいた。
 
 失恋を悟った円は、二人の結婚を祝って店を出て行き、追いかけてきた慎二に「少しは私の事好きでした?」と聞く。
「もちろん。」と答える慎二だったが、どこが好きだったか?と聞かれても何も答えられなかった。
そんな慎二にビンタを食らわせ、円は去って行った。
 
ーーー両家顔合わせの日。
慎二のおばあちゃんの米寿のお祝いの会は、ホテルの会場を借りて親戚一同も集まっていた。
夕は、お祝いの野菜を持って北海道から駆け付け、凪と合流。ホテルで待つ慎二と、慎二の両親と共に会場入りした。
 
会が始まる前。
加奈子が、凪の父が病死したと、夕が嘘をついていることを問い詰めた。凪の父は賭け事で借金を作り、凪と母を残して蒸発していたのだ。
さらに、凪が慎二と今も同じ会社で働いているというのも嘘で、今はスナックで働いていることも加奈子は知っていた。
加奈子は、凪母子が家に合わないと言い、破談を申し出た。しかし体裁を考え、この場はうまくやりきろうと席に着いた。
 
そこへ慎二の兄・慎一(シソンヌ長谷川さん)が会場に入ってきて、自伝本を親戚に配り、宣伝を始めた。
海外赴任していると、慎二たちが親戚の人達に嘘をついてきたことをばらし、さらに母の整形、父・慎介(利重剛さん)の別宅に、会ったこともない兄弟がいることも洗いざらいぶちまけ、去って行った。
慎一の話を聞いて、夕は凪に、今まで一度も自分の期待に応えてこなかった上に、結婚相手まで期待通りじゃなかったと非難。
さらに慎二の家族を「みっともない家族。」と言い放ち、凪を連れて会場を出て行こうとした。
そんな母に「嫌い。お母さんがずっと。罪悪感あおって言う事聞かせようとするところとか、外ではいい人ぶるところとか、自分もできないことを私に期待するところとか。嫌い。だけどお母さんかわいそう、一人ぼっちだから。前の私みたいに、周りに誰もいないんだよね。本当の気持ちこぼせる人。だから私が必要なんだよね。ごめん私…お母さんのためには生きられない。」と言って、母の手を振りほどき慎二と二人で会場を出て行った。
 
凪と慎二は家族の空気を読み、気を遣って生きている似た者同士だった。
 
会場を出て二人は、お互いの家族に対する思いを正直に打ち明け合った。
そして思った通りのやり方ではなかったが、二人の結婚も破談になったと、泣きそうな笑顔で喜び合う。
だが、凪はお母さんにひどいこと言ったと泣き、慎二はおばあちゃんにおめでとうと言えなかったと後悔して泣き、お互い背を向け合って号泣するのだった。
 
一方、松山から妹さんの代理人弁護士が訪ねてきて、妹が病気だと伝えられていた緑さん。
旅に出てくると坂本さんだけに明かし、出て行っていた。
緑さんは旅館の跡取り娘だったが、旅館も許嫁も全て妹に押し付けて逃げてきていたと坂本さんに打ち明けていたのだ。
 
ーーー
凪と慎二は、行く当てもないまま立川に一緒に帰って来ていた。
二人が歩いているのを見つけたゴンが、車が走って来るのも構わず、道路に飛び出し、凪に向かって突進してきた。
そして「俺、凪ちゃんの事が好き。めちゃくちゃ好き。だけど告白ってどうやったらいいかわからなくて。だから回収してきた。」と部屋の鍵の旅を袋から出して気持ちをもうアピール。
「凪ちゃんだけ好きでいる。」
 

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ゴンの部屋の洗面台に置かれていた大量の化粧品や、歯ブラシ群はきれいさっぱりなくなり、ゴンの歯ブラシだけが残されていた。
 
「凪ちゃん、僕と付き合ってください!」
突然の告白に目を丸くして驚いている凪だった…。
 
…というお話でした。
 

タイトルマッチは勝ち?

先延ばしになっていた母との戦い。第9話で思わぬ形で実現しました。

前回の第8話で、予定が早まって母に会いに行ってましたが、惨敗。

貯金は実家の改修費で消え、コインランドリー経営の夢が壊れてしまいました。

 

今回は、慎二との嘘の結婚話でいきなり訪れたタイトルマッチ。

 

原作の第6巻を買って読みましたが、原作ではまだ母との戦いは行われていなく、ドラマは一足早く母とのタイトルマッチを迎えていました。

ゴンさんが以前「嫌いを自覚すると楽になる。」と言ってくれたことに影響を受け、お母さんの嫌いなところいくつか挙げて、正直な気持ちを打ち明けてました。

でも一番言いたかったのは、「お母さんのために生きられない。」って言葉ですよね?

色々期待かけてくれるけど、私、その通りに生きられないから!!ってことを一番言いたかったんですよね?

あとでひどいこと言ったって後悔してましたけど、よく言った!と褒めてあげたいです。

 

お母さんの期待が大きすぎて悩んでる女の人、世の中にたくさんいると思います。

私だって、母の期待に応えられなくて、申し訳なかったと思う事はありますから。

母との戦いは、このドラマの2つめの見せ場でした!

 

ーーー原作でもこんな風に正直な言葉を、母に伝えることが出来るんでしょうか??

原作を読みましたが、ドラマのお母さんの方がまだ分かりやすい人だと思います。

ちゃんとバカにされたら言い返すし、回りくどい言い方しないで、ちゃんと娘に期待通りにしてくれないって、まだ正直な気持ちを言ってくれるんですから!!

でも原作のお母さんは、自分の本当の気持ちに蓋をして、自分の願いを娘の凪に叶えてもらおうと、無言で圧をかけるヤバイ人です。

原作本で解読できない凪のお母さんの気持ちを、ドラマではよく読み込んで解説してくれてるなって思います。

なんせ、6巻出てくる凪に依存するお母さんの表情が、とっっっても気味悪くて怖いんです。

 

凪のお母さんはドラマよりも、もっともっと闇が深く果てしなく、怖い人です。

こんな人とまともに戦えるの?って心配になりました。

 

『凪のお暇』第6巻を読みたい方はこちら。↓

 

 

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ゴンが本気の告白!

ちょっと前ぐらいからやっとゴンが凪への恋心に気づき始めて、凪に思いをぶつけましたね!

何度か他の話の感想で書いてると思うんですけど、私は、凪にはゴンさんの方がいいと思ってるんです!!

原作はどうなるかわかりませんが、せめてドラマ版だけでもゴンとくっついて欲しいな~。

ゴンの言葉は、凪の癒しになってると思うんですよね~。

合鍵を全て回収してきて、化粧品とかも全て捨てるなんて、本気の気持ちがうかがえるじゃないですか!!

こんだけどん底の時に一筋の光のように自分を照らしてくれた相手を、受け入れた方がいいと思うんですよ。

そりゃあ、前のゴンは酷かった。最悪でした。

けど、凪を好きな気持ちだけは嘘はなかったと思うんです。

ちゃんと鍵を返してもらう時に相手に殴られて報復されてるんだから、もういいでしょ??

って、まぁ…人生リセットがメインの話だから、残念ながら恋愛は、誰ともくっつかないオチだとは思いますけどね~。

 

やっぱり円がかわいそう

慎二の事が好きな足立さんに目を付けられて、大阪支社での悪い噂を流されていた円。

慎二だけは分かってくれる人だと思って、信じて彼女になったと思っていたのに、まさか自分の事が好きじゃなかったとか、かわいそ過ぎる!

会社の誰も慎二のピンチを助けてくれなくて、円だけが助けてくれたのに、好きだったところが一つも言ってくれないなんて…!

慎二はやっぱ最低な男ですよ!!

 

凪とはもう破談だし、円の気持ちをちゃんと受け止めてほしいですけどね~。

でも円の方がお断りするでしょう!きっと。

 

慎二もあんだけ円と付き合い始めた時喜んでたのに、失礼な話です!!

 

次回は最終回

最終回の予告動画を見たら、慎二かゴンさんのどっちを選ぶか?答えを出すみたいです。

人生リセットの答えもちゃんと出るのかな?

原作はまだまだ続いているので、ドラマがどういう終わり方してくれるのか?期待が高まります。

 

あと、あまり原作では掘り下げてない緑さんのことも気になります!

 

最終回の放送が楽しみです!!

 

以上、『凪のお暇』第9話の感想でした。

 

 

 

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