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ドラマ『凪のお暇 』最終回(第10話)の感想とあらすじ

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毎週金曜夜10時からTBS系列で放送中のドラマ『凪のお暇』。9月20日に最終回(第10話)が放送されました。

www.tbs.co.jp

前回の第9話では、突然上京してきた母・夕(片平なぎささん)の追及から大島凪(黒木華さん)を救う為、自分が婚約者だととっさに嘘をついた元彼の我聞慎二(高橋一生さん)。

あっという間に、慎二の祖母の米寿祝の席で、両家の顔合わせをすることになってしまった。なんとかその場を乗り切って、別れたということにすればいいと思っていた。

しかし、顔合わせの席で、慎二の母・加奈子(西田尚美さん)は凪の父が蒸発したのに、病死したと嘘をついていた夕と、慎二と同じ職場を体側して退職して水商売をしていた凪の両方を非難。

さらに、慎二の兄・慎一(シソンヌ・長谷川さん)が現れて、父・慎介(利重剛さん)の隠し子のこと、加奈子の整形を暴露。自身もアメリカ勤務ではなく、動画配信をしていることを明かし、親戚の前で家族の嘘をさらす。

結婚話は破談。

凪と慎二は、大事にしてきた家族を傷つけたことを後悔し、号泣したのだった。

一方、凪の隣人・安良城ゴン(中村倫也さん)は、凪と慎二が急接近したことに焦りを隠せず、帰ってきた凪に、女の子たちから回収した鍵を見せて、好きだと告白してきた。

第9話の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

あらすじ

突然ゴンから告白を受けた凪は、喜ぶどころか「もったいない。バチがあたる。」と戸惑う。返事はゆっくりでいいと言われる。
 
どう答えるか考えている間に、松山にいる妹に会いに行っていた吉永緑(三田佳子さん)が帰ってきた。緑さんは妹といたいから松山に帰ると言う。
 
凪はスナックバブルで緑さんを送る会を企画。
アパートのみんなと、エリィ、慎二、坂本さん(市川実日子さん)も呼んで盛大な会になった。
その会で、みすず(吉田羊さん)からアパートが今月末で取り壊されることを聞かされ、次の転居先を聞かれる凪。
不動産屋さんからもらったアパートの情報に、小さく書かれてあるのを見つけ、安い家賃の理由がわかる。
うららちゃん(白鳥玉季さん)親子は小さな家を買って住むと言い、ゴンも転居先を見つけていた。
 
凪は転職活動で、やっとひとつ面接までこじつけているものがあり、部屋探しを急ぐ。
そんな時、ゴンに「連れていきたいところがある。」と言われ、まだ何もないゴンの新しい住まいに招待されて「一緒に暮らそう。ずっと一緒にいよう。俺、おばあちゃんになった横で昼寝したい。」とプロポーズされる。
しかし、凪は「ゴンさんに会えて初めて思ったんです。ああこういう風に誰かに今の自分を丸ごと認めてもらうのって、すっごく安心するんだな、あったかいんだなって。だから私、ゴンさんから色々もらうんじゃなくて、おいしい空気を大好きな人たちにあげられる人になりたい。」と言い、告白を断った。
 
そんな時、面接を受けていたコインランドリーのチェーン展開している会社から採用するとの連絡を受けた凪。
坂本さんに会い、就職を報告すると、坂本さんも以前買い取ろうとしたコインランドリーの店主の息子から紹介された内装業者の営業に就職する事になったという。
二人ともコインランドリー経営の夢を諦めておらず、次の就職先はその夢の実現のための修業兼、貯金の為に決めたものだった。
 
うららちゃん母子がアパートを出ていく日。
アパートの壁にペンキを塗って遊ぶうららちゃんと凪。そこにゴンも加わり、3人は楽しく絵を描いて遊んだ。
うららちゃんとの友情を確かめ合った凪。
再会を約束し、うららちゃん母子を送り出した後、ゴンさんも送り出した。
 
凪は慎二にも就職先が決まったことを連絡。来週の月曜から働くことになった凪は、その前日の日曜に慎二とデートする事になった。
 
町ブラを楽しんだ後、付き合っていた頃に一緒に行ったイワシの水族館に行った二人。
凪は慎二にこれまで助けてくれたことにお礼を言った。そして慎二の思いも家族のことも付き合っていたのに何も分かってあげられてなかったことを詫びる。
それから、慎二と付き合っていた頃の自分は、その時嫌だったことから逃げたい一心で慎二と結婚したいと思っていたことを正直に告白。
今は本当にやりたいことを少しずつ見つけられるようになったと、ウィッシュリストが書かれたノートを見せる凪。
  • 自分の運転で出かける
  • 人に興味を持つ
  • 音楽を聴く
  • サッカーを見に行く
  • おいしいものをみんなで食べる
  • おいしい空気をあげられる人になる

 

などなど…お暇中に出会った人たちからの影響を受けたことばかりで、そこに慎二はいなかった。

もういいよ、分かった。認めてやるよ。お前はもう一人でしっかり泳いでいるよ。だからお暇卒業するんだろ?だから、俺もお前を卒業して…やる。俺が話したかったのは、お前は絶対に大丈夫ってことだ。

慎二はその事実をしっかりと受け止めた。

 

凪は改めて「好きになってくれてありがとう。」とお礼を言った。

 

最後に慎二は、また凪を抱きしめようとするそぶりを見せて、また体目的を装って意地を張ってみせた。

そしてもう、慎二は泣くことはなかった。

 

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アパートが取り壊される日。

凪はわずかな荷物と扇風機を持ってアパートを出て行った。

そして次の住まいが決まるまで坂本さんのところに身を寄せようとしたが、坂本さんは彼氏が出来たからと断ってきた。

部屋の奥から出てきたのはなんと…慎二の兄の慎一だった。

 

翌朝。

凪は自転車に乗って新しい職場へ元気よく向かっていった。

 

…というお話でした。

 

コインランドリー経営はまだ先

私は以前、緑さんの実家がお金持ちって聞いてコインランドリーを買ったのは緑さんの実家だと思ってました。

凪と坂本さんは無事にコインランドリーを買い取って、経営に乗り出して終わりなのだと思ってたんですけど、知らない人が買い取ったんですね…。

予想が外れました。

緑さんは一人になった妹さんと寄り添う事を選択して、松山に戻って行った。

そんな一発逆転の華々しい終わり方ではなかったですが、穏やかな終わり方でしたね!

 

凪も坂本さんも、就職先をコインランドリー経営の夢を叶えるための一歩と考えていて、最後凪が慎二に言ってましたけど、未来が楽しみになりました。

 

足立さん哀れ…

凪が会社にいた頃は凪に、市川円(唐田えりかさん)が慎二と付き合い出したと知れば円に。ずっと意地悪してきた足立さん(瀧内公美さん)。

慎二が円と別れたと知って、ニヤッとしてました。

でも、同僚のスマホで自分の悪口を言い合ってるのを見つけて、孤独になってました!

アダチのハラスメント=アダハラ 

これには笑いました!うまい!

 

けどさすがに足立さんは凪みたいに過呼吸になってませんでしたね!強い。

 

こんな人嫌われてるだろうなと思ってましたが、最終回でちゃんと嫌われていたと描くところが、このドラマの制作した人たち、抜かりなかったです!

円に慰められてるところがまた情けなかったです。

円も足立さんが嫌われてるって知ってたから、嫌味を言われても強気な態度で出てたんですね!

これがまた円が強く出過ぎても同僚の人に嫌われるだろうし、女性の嫉妬は難しいです。

このドラマ、こういう細かい描写が見事でした!

 

恋愛も決着

受け身の人生で来た凪。

お暇で人生をリセットしようとしたのに、結局元彼は追いかけてくるし、新しく出会った彼も一度は離れたのに追いかけてきた。

坂本さんもものすごく好きでいてくれる。

お暇でも受け身の人生に大きく変わりはなかったですね!

完全にリセットしたいなら、相手から始まる恋愛じゃなくて、凪の方から好きになる恋愛の方がいいのかな?と思いました。

 

どうして2択なのか?って凪も言ってました!

そう!

なんで好きって言われてるからって、どっちか選ばなくてはいけないんだ!?

どっちか好きなら別ですけど、どっちからも凪は酷い目にあってるんだ!

 

まぁ、私ならゴンさんがいいと思いますけど、凪が選ばなかったんだから仕方ない!

ゴンを選んでたらまた受け身の人生に戻ってしまう。

凪の選択は間違ってないと思いました。

 

前回は母との決着をつけ、最終回では恋愛の決着をつけた。

っていうか、ゴンさんも慎二もとっくに凪は振ってたんですけど、二人とも諦めないから、ズルズル最後まで引っ張ってきてしまったんでしたよね…。

 

とにかく、凪の決断は正しい!と思います。

 

まだコインランドリー経営の夢はあるし、家も決まってないし、先がありそうな終わり方でしたね!

続編があるのかな?

続編があればまた観たいです!

 

以上、『凪のお暇』最終回を観た感想でした。