毎週木曜夜11時59分から、日本テレビ・読売テレビ系で放送中の山本美月さん主演ドラマ『ランチ合コン探偵』。
3月12日に第10話(最終回)が放送されました。
- おもな登場人物
- 第10話(最終話)のあらすじ
- 別のドラマでも出演中の山田明郷さん
- 「あーちゃん」の秘密
- 親友になってるゆいかと麗子
- 鶴岡会長はゆいかの母の友達だった
- 謎の男は最後までよく分からんかった
- 1つクレーム言いたい!
- 全話の感想
前回の第9話の感想はこちら。
おもな登場人物
- 天野ゆいか:山本美月さん…大仏ホームに中途採用された経理部社員。経歴不明な謎の人物。観察力に優れているミステリーマニア。恋愛に興味がないが、謎解きがしたいがため、ランチ合コンをする麗子についていく。うんちくを語って麗子をイラつかせる。天野ゆいかという名前は本名ではないらしい。過去の記憶がなく、自分が何者か分からない。麗子と桜井という心強い友達が出来、自分の過去と向き合う勇気を持つ。
<<職場関係の人>>
- 阿久津麗子:トリンドル玲奈さん…大仏ホーム入社6年目の経理部社員。美人で肉食系女子。負けず嫌い。彼との別れを見抜いてたゆいかを疎ましく思っている。新しい出会いを求めてランチ合コンを企画する。合コンを謎解きとうんちくで邪魔するゆいかにイラついていたが、失恋した自分を応援しようとしていたと知り、態度が軟化。次第に「ゆいか」と名前で呼ぶようになる。ゆいかが自分自身を知らないと桜井に話しているのを聞き、ゆいかが過去の記憶を取り戻すための協力を申し出た。
- 亀田広:木村祐一さん…大仏ホームの経理部部長。ゆいか、麗子の上司。ダジャレが好きなお人好し。おやじギャグがうっとうしい。第4話の合コン相手・金子から、ゆいかと麗子が合コンで見事謎を解いたと聞き、自宅での鍋ランチに二人を呼び、近所の青年・本間の謎の相談に乗って欲しいと考えた。第7話では経理部のみんなが参加。経理部みんなで3対3の合コン形式のランチとなった。
- 小島和子:池谷のぶえさん…大仏ホーム経理部のベテラン社員。きちんと仕事をして定時に帰っていく人。第7話で“合コンクイーン和子”を自称し、吉川ともに部長の自宅の鍋合コンに割り込む。謎解きモードになった雰囲気を、古臭い合コンゲームで引き戻そうとした。
- 吉川颯太:金井浩人さん…大仏ホーム経理部2年目社員。独身。現状維持を望むイマドキの若者。小島から合コンに無理矢理誘われて参加したものの、謎解き妄想シーンではノリノリになっていた。
- 桜井健斗:瀬戸利樹さん…大仏ホーム営業部社員。麗子と同期でエース。中途採用のゆいかに興味を持っており、会長や人事部長に情報を求めるが得られず。ゆいかと話す目的で麗子をランチに誘ったことがあった。ゆいかを幼い時に行方不明になった「あーちゃん」だと思っている。独自にゆいかの事を調べ、ゆいかに報告した。
- 鶴岡志乃:手塚理美さん…大仏ホームの会長。亡くなった夫から会社を引き継いで一気に業績を上げた人物。会社の美化に厳しく、時々抜き打ち検査に来る。社員に恐れられている。ゆいかを雇ったのは会長案件。ゆいかを大仏ホームに雇ったのは、ある人の指示であり、逆らえなかったという。
- 北村和馬:平田雄也さん…大仏ホーム神奈川支社の社員。麗子の同期で元彼。メールで一方的に別れを告げた。既に婚約者がおり、婚約者に葬式用の花を送ってきたのが麗子だと思い込む。その後婚約者とは別れ、麗子に傷つけたことを詫びてきた。
<<合コン>>
- 鈴木龍之介:坂口涼太郎さん…ランチ合コンに現れる謎の人物。ゆいかの謎解きに勝手に参加し、毎回的外れなことを言う。医者の白石に、ゆいかの行動報告書を渡していた。ある人物の命令に従っている。
<<通院先>>
- 白石律子:知念里奈さん…ゆいかが通院しているクリニックの医師。ゆいかの過去の記憶について治療している。鈴木とゆいかについて情報交換している。鈴木とある人物の命令に従っている。
<<その他>>
- 岡徹平:竹財輝之助さん…第3話の合コン相手。居酒屋を経営。何でも野球に例える癖がある。店を貸し切りにし、合コンの場所を提供してくれた。合コン後は麗子が何度も岡の店で飲んでいる。岡自身は麗子にアプローチをしているが相手にされていない。落ち込むゆいかを復活させたい麗子に協力し、第9話のランチ合コンの相手をさがしてくれた。鈍い麗子にやっと告白した。
第10話(最終話)のあらすじ
鶴岡会長から全てを仕組んだのはもっと大きな力を持つ人物と言われ、住所を書いた紙を渡されたゆいか。会長は真相を知りたいならその住所の場所へ行くようにと言ってきた。
調べると、そこは一条永太郎という人が住む家がある場所。
ゆいかから話を聞いた桜井は、その人物は銀行・不動産・商社を傘下におさめる財閥グループの創始者だと教えてくれた。
ゆいかは一人で一条永太郎宅へ行くと、掃除をしていた男性(山田明郷さん)が集めた落ち葉をかぶってしまった。
慌てて謝ってきた男性に、ゆいかは自分の名を名乗り「一条永太郎さんはいらっしゃいますか?」と尋ね、聞きたいことがあると言った。
男性は鈴木という名で、一条家の執事だと言った。ゆいかは一条家の中に通され、鈴木にお茶を淹れてもらった。
ゆいかは鈴木に、一条に会って自分が記憶を失ったきっかけとなった誘拐事件の真相について聞きたいと伝えた。
誘拐と聞いて顔をこわばらせた鈴木だったが、すぐに表情を和らげ、自分の趣味であるなぞなぞに付き合ってもらえないか?と切り出してきた。
鈴木のなぞなぞに次々と答えていくゆいか。
話をそらされていると感じたゆいかは、途中で鈴木の話を遮り、一条永太郎には会わせてもらえるのか?と聞いた。
今日は留守なので、ゆいかが来たことだけは伝えると答える鈴木。最後に「夕焼けは、なぜ赤い?」というなぞなぞを出してきた。
答えが分からなかったゆいかは、考える時間をくださいとお願いし、来週の土曜日今と同じ時間に来ると言い、その時に「一条永太郎さんに会わせてください。」と強くお願いした。
ゆいかの強い願いに押され、承知した鈴木だった。
会社のみんなに「夕焼けは、なぜ赤い?」のなぞなぞを考えてもらうゆいか。
小島さんや吉川は答えられずにいて、亀田は「答えは意外なとこにあるかもしれんってことや。」と言ってくれた。亀田の言葉をしっかりと受け止めるゆいか。
過去にしっかりと向き合おうとしているゆいかに「強いね。」と声をかける麗子。
麗子も、婚約者と別れたばかりの元彼・和馬にご飯に行こうと誘ってしまい、今度の土曜に食事に行く約束をしてしまっていたのだ。
麗子は自分でもなぜ和馬を食事に誘ってしまったのか?その答えを出しに行くと決意していた。
告白して来てくれた岡さんの返事もまだしていない状態で、二人の男性の間で迷っていた。
土曜日。ゆいかと麗子、それぞれ勝負の日となった。
一条家に行ったゆいか。鈴木にまだ「夕焼けは、なぜ赤い?」の答えがまだ分からないと正直に言った。
そして和装姿の男性(石井愃一さん)と対面。一条と名乗った。
ゆいかは、自分の記憶にあるのは児童養護施設に預けられた5歳の頃のことで、5歳の時に誘拐事件が起こり、そのショックで記憶を失くしたのだろうと推測を語る。
事件は隠蔽されたことから考えて、一条家の総帥ならそれが出来た。事件の真相を世間に知られたくなかったから。
「あなたこそ、あの誘拐事件の首謀者だったのではないのでしょうか?」と迫った。
一条は笑い飛ばしゆいかの話を否定。「キミのことも知らない。」と言い席を立ってしまった。
一方で麗子は、和馬とランチを食べながら、婚約破棄した理由を聞いていた。
和馬は突然理由も分からず一方的に婚約者の婚約破棄され、自分も同じことを麗子にしたのだと思い知ったのだという。そして心から詫びてきたのだった。
二人が付き合ってきた頃の楽しい思い出を語り、笑い合った。
そして、麗子はあることに気づき、和馬に話し始めたのだった。
唯一の手掛かりだった人物から話が聞けなかったゆいか。鈴木にランチを出してもらい、鈴木にどうして一条を誘拐事件の犯人だと思ったのかを話し始めた。
謎の男や医師の白石、鶴岡など、周りから監視されていたのは犯人である一条が指示したもの。
しかし一条が犯人だとするなら、つじつまが合わないこともあった。
施設で育ったゆいかは、支援も受けていた。誘拐事件の犯人がどうして支援をするのか?
ゆいかは、目の前の執事だと名乗る男性の矛盾点と、一度目に来た時と違う応接間の調度品の変化を指摘。
自分自身で自分の謎を解いていくのだった。
…というお話でした。
別のドラマでも出演中の山田明郷さん
一条家で最初に出てきた男性が、自分を執事だと言っていてあれ?と冒頭から思いました。
前回の終わりに出てきた和装姿の男性の後ろ姿。着物じゃ隠し切れないガタイの良さ。
服装変えただけでは視聴者を騙せませんよ~!!
で、次に出てきた一条永太郎を名乗る男性。
石井愃一さん演じられてて着物を着てましたけど、体のフォルムとかシルエットが前回の最後に出てきた男性と全然違う!!
これは早い段階から別人だって分かりました!
執事が一条永太郎で、一条永太郎と言っていたのが執事でした。
もう!これは年代が同じだけでは隠し切れないです!
本物の一条役の人は、山田明郷さんという俳優さんで、現在別のドラマ『パパがも一度恋をした』にも出演中。
『パパが…』では元プロレスラーの役で、筋肉が洋服の上からでも分かるくらいモリモリ。素敵なボディーラインです。
同時期に2つのドラマで拝見できて、とっても気になる俳優さんになってしまいました。
「あーちゃん」の秘密
今回ゆいかの謎が解かれたわけですけど、謎に満ちた5歳までのゆいかの過去は、もっと幸せなものだと思っていました。
幸せが誘拐事件で一変し、親子の中を引き裂いて、最終回で親子の対面を果たす!!的な終わりだと思っていました。
が、明かされた過去は悲しくて、思いもよらない話でした。
なぜ桜井が言っていた「あーちゃん」という呼び名に強くゆいかが反応したのか?
それが辛すぎて、見ていてショックを受けました。
私は、ゆいかが賢いので、秘密の研究機関かなんかに目をつけられ拉致され、施設に入れて監視されてるのかと思ってました。
真相はもっと悲しく、私が考えたようなぶっ飛んだ過去ではありませんでした。
親友になってるゆいかと麗子
最初は、合コンでうんちくを語るゆいかを疎ましく思っていた麗子さん。
和馬と岡さんとの間で悩んで、ゆいかに「麗子さんはまっすぐな人には恋愛感情を持ちにくいのかもしれませんね。危険な香りがするトリッキーな男性がタイプなのでは?」と鋭く指摘されていました。
前の麗子さんなら、すぐに怒って否定したはずなのに、素直に「そうかもしれない。」と認めていました。
すっかり親友になっていて、嬉しくなりました。
ゆいかの過去を追及していく謎解きがメインのドラマではありましたけど、麗子さんとゆいかの友情のドラマでもあったと思います!!!
優しいいいドラマで、最後まで見てよかったと思いました。
桜井も頑張ってましたけど、麗子さんが一番親身になってゆいかを心配してくれていましたね!
その麗子さんもちゃんと自分の過去にケリをつけて、新しく一歩踏み出せたのでよかったです!!
いつか岡さんと付き合ってほしいなぁ!!
いつまでも岡さんは待ってくれてると思います!
鶴岡会長はゆいかの母の友達だった
ずっと厳しい顔を見せていた鶴岡会長は、ゆいかの母の親友でした。
親友の娘だからこそ会社にも入れて、ただただ一条に従っただけでなく、真相は優しい気持ちに基づくもので、これもまたいい話で、気持ちのいい終わり方でした。
やっと鶴岡会長役の手塚理美さんの笑顔が見れてよかったです。
黒幕だと疑ってすみませんでした!!!
謎の男は最後までよく分からんかった
執事の孫だった合コンに毎回現れる謎の男・鈴木。
合コンに出没する前から、ゆいかのことを陰から見守っていたそうです。
悪い虫がついてはいけない!と合コンを邪魔するために入っていったが、謎解きが好きなので、ついつい謎解きにも参加してしまったというのが真相らしいです。
はぁ?
最後までよく分からん男でした。
1つクレーム言いたい!
「あーちゃん」がゆいかの本名と関係ある呼び名である事は間違いないことまでは、これまでも分かっていました。
最終回でやっと本名言ってくれるのだと思っていたら、言ってませんでした!
ゆいか本人が聞くのを拒否したのです。
まぁそこまで重要じゃないのかもしれないけど、教えてよ~!!
知りたかったなぁ!
どうでもいい話なのかもしれないけどさ~。
おおむね納得する最終回でしたけど、これだけは納得いきませんでした。
もしかして、つづきはHuluで!とかいう話かなぁ??
でもまぁドラマ全体の感想を言うとめちゃくちゃ面白かったです!!
満足度の高いドラマでした!!!
以上、『ランチ合コン探偵~恋とグルメと謎解きと~』第10話(最終回)を観た感想でした。
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全話の感想
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