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ドラマ10 これは経費で落ちません!第6話「うさぎとタイガーの巻」の感想とネタバレあらすじ 間違ってないと団結する経理部

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毎週金曜夜10時からNHK総合で放送中のドラマ『これは経費で落ちません!』。8月30日に第6話「うさぎとタイガーの巻」が放送されました。

www.nhk.or.jp

 

前回の第5話では、経理部の田倉勇太郎(平山浩行さん)の同期で、静岡工場勤務の熊井(山中崇さん)の不正を見抜いた森若沙名子(多部未華子さん)。

熊井を退職にまで追い込んだことに、「正しいからって偉いわけじゃない。」と経理の仕事に自信を失くし、一人で号泣する森若にそっと寄り添う山田太陽(重岡大毅さん)。

森若も太陽に素直に甘えたのだった。

第5話の感想はこちら。↓

 

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あらすじ

経理部に麻吹美華(江口のりこさん)という中途採用の社員がきた。

森若さんの隣の席に座った麻吹は、経理部の仕事の内容を次々と噛みつき、経理部は強烈なキャラに早速驚かされ、特に勇さんと対立する。

麻吹は、特別枠の総務部秘書課の有本マリナ(ベッキーさん)が他の社員と違って、経理書類を経理部に取りに来させていることをおかしいと指摘。特別枠は社長案件で、アンタッチャブルだと新発田部長(吹越満さん)が説明した。

 

有本が翌日、九州のみかど旅館に売った商品の代金25万円を現金で入金してきた。

森若はその日遅刻してきたため、直接有本と会っておらず、パソコン有本から「誤送信したメールを削除して」というふせんメモが貼ってあった。森若は言われた通り、メールを削除した。

けれど前日、経理書類を有本のデスクまで取りに行った時に、たくさん届けられたお中元の中にみかど旅館からのお中元を見つけていた森若は、そのみかど旅館からの注文書と言う事がひっかかり、有本の経理記録を確認。

みかど旅館に出張に出かけたのは半年前の2月だと分かる。気になりながらも、社長案件で追及しなかった。しかし麻吹は、入金の時に持ってきた旅館の注文書に疑問を持っていて、総務部の新島(モロ師岡さん)に訴えた。

新島部長と新発田部長、麻吹は有本に、みかど旅館からの注文書を有本が改ざんし、取引をなかったことにして、売上金を着服したのではないか?と追及。

有本は、森若に誤送信したメールから分かったのか?と言う。

既に削除したメールを復元して確認すると、そのメールは有本からみかど旅館へ送ろうとしたもので、みかど旅館のご主人が半年前に入院をして、有本が入金を半年待ったことに対するお礼への返信メールだった。

入金が半年遅れたのは不正ではなかったと分かり、さらに有本が取引先を気遣った美談とされ、麻吹の方が社長から厳重注意を受けることになってしまった。

 

これ以上追及するのはやめようとしていた経理部だったが、森若は「麻吹さんは麻吹さんの仕事をしただけ。何も間違えていません。」と、規則の範囲内で調査する事を提案。

渋る新発田部長を他の経理部のみんなが、「帳簿を作成して利益を計算し、不審な点があれば原因を明らかにし、危険があれば経営陣に知らせる。それが経理の仕事。」と説得。調査する事になった。

 

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森若と麻吹は、有本のデスクを訪れ、メールの誤送信は森若に証言させるために、わざと送ったのではないか?と追及。

みかど旅館にはネット環境はなく、メールは送れないはず。お中元に入っていた送り状も丁寧な手書き。メールでのやり取りは考えられない。

認めない有本に、みかど旅館が有本から受け取ったという領収書のコピーを見せた。

特別枠の取引先に直接経理部が問い合わせることは規則違反だったが、森若は、有本が入院は現金書留で送られてきたと言っていたので、規則通り手書きの領収書をみかど旅館に送付。

みかど旅館から、2月に既に有本から領収書を受け取っている。とコピー付きのFAXが送られてきたのだと説明した。

さらに、同じような領収書があれば教えて欲しいとみかど旅館にお願いしたところ、他の2件、他の旅館から有本から受け取ったという22万円と25万円、計47万円の領収書のコピーを見せた。

逆ギレして、森若がこれまで2人の社員の不正を正し、退職に追い込んだことを責める有本。自分も不正を暴かれるのではないか?と告白した。

不正を正すことで、人の人生をめちゃくちゃにしたと森若を責める有本に、麻吹は「めちゃくちゃにしたんじゃありません。救ったんです。犯罪を隠しながら一生を過ごす最悪な人生から。森若さんあなたはやっぱり間違ってなかった。」と言ってくれた。

 

これまで不正が発覚した社員は退職させられていたが、有本だけは社長に泣きつき会社に残った。不公平だとつぶやく真夕に、麻吹が「大丈夫。彼女はいつか必ずもっと大きな失態を犯します。」と予言。

さらに森若に「今後あなたが追わないウサギを私は追います。次は絶対逃しません。」と宣言するのだった。

 

…というお話でした。

 

太陽くんの勘がスゴイ!

今回から新しく経理部に入った江口のりこさん演じる麻吹さん!

誰彼構わずツッコむ姿に女性社員たちは「性格が悪い」とか陰口を叩かれ、誰にでも噛みつく様子に「タイガー」というあだ名までつけられて嫌われてました。

けど、森若の事が好きな太陽くんだけは勘で麻吹をいい人だと見抜いていてさらに顔も美人だと言ってました。

さすが太陽くん、森若が好きなだけあって、ちょっと不器用な感じの女性の本質を見抜くのは得意なんですね~。

結果、いい人だったし、太陽くんスゴイなと思いました!

 

似た者同士の森若と麻吹

麻吹は15年の間、7回転職してきていて、退職理由は全て人間関係だったと告白していました。周りと合わせようとしたが、ストレスが溜まって結果退職してきたとのこと。

森若もこれまで正しいことを突き詰めたり、他の社員の人たちに煙たがられたりしていて、似た者同士だなと思いました。

二人とも有本に責められて、お互いにかばい合ってました。

最初、麻吹が転職を繰り返していることをバカにされたとき、森若が「彼女の豊富な経験に今後も助けられることが多いかと。」とかばってました。

あと、2回社員を退職に追い込んだことを有本に責められた森若に、麻吹が「めちゃくちゃにしたんじゃありません。救ったんです。犯罪を隠しながら一生を過ごす最悪な人生から。森若さんあなたはやっぱり間違ってなかった。」とかばっていたし、お互い認め合ってるのが分かる部分がありました。

 

「あなたは間違っていなかった。」って言ってもらえたのは嬉しかったと思います!

人ってずっと心に引っかかってることが、苦しんでたことが、ずっとあとになって全く別の角度からの言葉で救われることってありますよね?

長い間答えが出なかったことに答えが出て、心のつっかえが取れてすっきりします。

 

話はそれますが、私が読んでる『3月のライオン』で、家族を亡くして引き取られた家で、肩身の狭い思いをしながらも、将棋に邁進してきた自分が正しかったのかどうか、ずっと悩んでいた主人公の桐山零を思い出しました。

零も将棋に邁進する事で、周りとうまくやれないことをずっと悩んでいましたが、ひなちゃんという女の子が、いじめられていた友達をかばって、次は自分がいじめにあっても「私のしたことは、絶対間違ってなんかない!」と言っているのを目の当たりにして、零は自分も間違ってなかったと救われるシーンがあるんです。

『3月のライオン』では、“人はこんなにも時が過ぎた後で、全く違う方向から嵐のように救われることがあるって表現されていました。

 

森若さんの状況がこの『3月のライオン』のシーンと重なって見えました。

 

小学生みたいな森若さん

最初は、太陽と二人で食事に行く事も拒絶反応を示していた森若さんでしたが、今回は二人で豚まんを食べに行ってました。

今までなら一人で処理していた愚痴を、太陽くんに漏らしていました。

 

前回のブランコのシーンから、森若さんの態度が随分変わってきました!!

美月(韓英恵さん)に聞かれて、太陽くんのことが好きなのも認めてました。

けど、突然キスされそうになって逃げた森若さん。美月に「小学生みたい」だと言われてたのがかわいかったです。

 

キスを拒否されたことで、焦ったことを反省した太陽くん。奥手な森若さんにちゃんと合わせてくれるのが優しいですね~。手つなぎから始めてました。

 

なんだかんだでこの二人、うまくいきそう!

山崎(桐山漣さん)とか、希梨香(松井愛莉さん)とか邪魔が入りそうでしたけど、関係なかったみたいです。

次回の予告を観たら、ライバルはこれまで登場してきた人たちじゃなくて、新しく出てくる人がいる様子です。

 

恋が上手くいきそうになったら、邪魔者が出てくるのがドラマの定石ですね~!

経理の仕事だけじゃなくて、太陽くんとの恋もこれから見どころになってきそうで、展開が楽しみになってきました。

 

以上、『これは経費で落ちません!』第6話を観た感想でした。

 

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