BSプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
12月2日~12月6日は大分県です。
- 890日目、大分県3日目は玖珠町の旅
- お手紙の内容
- ランチは釜飯と揚げ出しごま豆腐
- 伐株山を見る
- 電動自転車に抜かれる
- 塚脇小学校の児童に声かけられる
- お手紙通りに進む道
- こころの風景
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
890日目、大分県3日目は玖珠町の旅
12月5日放送分、大分県3日目は、九重町の宝泉寺駅跡でオープニングでした。温泉の旅館街です。
お手紙の内容
今回のお手紙は、福岡市の61歳女性から。
こころに残る場所は、玖珠町の豊後森機関庫。そこは小学校の遠足で訪れた場所です。
家の近くの塚脇小学校に入学したばかりで、お父さんは戦後まもなく国鉄職員となり、豊後森駅に勤務していたそうです。
夕方、お父さんが帰宅すると、抱っこされたり頬ずりされたりして、そんなお父さんが大好きだったといいます。
遠足の日。朝からお手紙の方は、お父さんの職場はどんなところだろうとワクワクしていたそう。
協心橋を渡り、春日町を通って、十字路を右に曲がりました。
豊後森駅が見え、その少し奥に転車台があったそうです。みんなでSLを見学をしていると、お手紙の方の名前を呼ぶ声が…。
驚いて2階を振り返ると、お父さんが手を振っていたといいます。嬉しいやら恥ずかしいやら、でも友達に「私のお父さん」と自慢した記憶があるそうです。
お父さんはその翌年、大分市に単身赴任。
いつしか、月に何度かバナナをお土産に帰ってくる人となりました。
その後52歳でお父さんは体調不良で、早期退職。お手紙の方が嫁ぐ時「これからはただいまではなく、こんにちわと言って帰省するんだよ。」と背を向けてポツリ。
その後帰省するたびに「これはこれは。」と満面の笑みで迎えてくれたそうです。
ガンが見つかってからは大好きなお酒を断ち、最期まで家族のことを思ってくれていたお父さんです。
お父さんが若い時に勤めていたあの機関庫。今では国の有形文化財に指定され、大切に守られているそうです。
正平さんに是非、その機関庫と、木の切り株のような伐株山を見にきていただきたい。
というお手紙でした。
約14kmのルートで「豊後森機関庫」を目指してスタートしました。
温泉街を通り抜け、川の横を通り、下り坂を下っていきました。紅葉のなか走っていき、トンネルも抜けました。
ランチは釜飯と揚げ出しごま豆腐
途中、「釜めし」と大きく看板がかかったお店でランチする事に。
正平さんはとり釜飯と揚げ出しごま豆腐を注文。
先に揚げ出しごま豆腐が運ばれてきました。「あったかい!ふわふわ!」とおいしそうに食べる正平さん。溶けるような食感だったみたいです!!
いいなぁ…。
次に湯葉とこんにゃくのお刺身。湯葉はふわふわで甘味ありで、こんにゃくは歯ごたえがあったみたいです。
次に釜飯!蓋を開けるとバァーっと湯気が立ち、とても美味しそうでした!!
正平さんが目を見開いて「うめえ!」と言ってました~。いいなぁ…。
よっぽどおいしかったのか、底のおこげをスプーンでカリカリと取って食べていました。
おこげを頬張った正平さん「カッタ!」と、これは硬かったみたいです!
食後。お店の方とお店の前で記念撮影。
水さんが撮影。従業員さんのスマホを一巡したあと、正平さんが「これもおねがいしま~す。」と言って、たばこの箱を差し出してました。
水さんも、いちよシャッターを押すふりをしてあげてました。
ーーーな~にをしてんの!
水さんもノッてあげなくてもいいのに!お店の人たちも喜んでたからいいか~。
正平さんと楽しい時間が過ごせて羨ましいです。
…と、ここまでが「朝版」でした。
伐株山を見る
「とうちゃこ版」では、元組という交差点の信号を渡ったところに、伐株山の案内板がありました。
案内の通り直進すると、正面に伐株山が見えました。
正平さんに言わせると「テーブルみたいな山」だそうです。
このあたりは、こういう形の山が多いと正平さんが言ってて、伐株山を前に見て後ろを振り返ると同じような形の山がありました。
電動自転車に抜かれる
伐株山を見ながら上り坂を上っていた時に、向かい風に押されて止まってしまった正平さんたち。
ゆっくり山を見ていたら、後ろから女性の自転車がスーッと正平さんたちを抜かしていきました。
「あー行かないで。あくまで電動だからね。」と、誰も責めてないのに言い訳をする正平さん。スタッフさんたちは大笑いしてました。
横からスーッと上られたんじゃーねぇ?
かわいかったです。
塚脇小学校の児童に声かけられる
走っている途中で、お手紙の方が通っていた塚脇小学校前に差し掛かりました。
テレビの取材に子供たちは校庭にいた小学生たちが一斉にフェンス越しに集まってきました。
正平さんは子供たちに遠足で行った場所を尋ねると、今は機関庫には行っていないみたいです。
だんだん子供が集まってきて大変なことになってきたので、「ばいば~い!」と、正平さんは話を早々に切り上げて、走り出しました。
「子供嫌いじゃないけどよ、俺。あんだけいたら佃煮だぞ。」と笑いながら言ってました。
これはスゴイ数のお子さんでした。みんな元気で、最後まで「7時から見ます。」「12月の何日?」とずっと話しかけてきてました。
元気有り余ってますねぇ~。。笑わしてもらいました!
お手紙通りに進む道
協心橋の途中で、お手紙の内容を確認。
次は春日町を通って十字路を右に曲がる…。
正平さんは「難しいな。」と言いながら春日町と書かれた信号の道を直進しました。
すると、その先の春日十字路という交差点をスタッフさんが見つけて右折。ここがお手紙の方が書いていた十字路と分かりました。
そして、豊後森駅のロータリーが見つかりました。
正平さんはチャリオを降りて、駅の方に機関庫の場所を聞くと、ホームから見える機関庫を指して教えてくれました。
こころの風景
ここからは歩いて機関庫へ行きました。
そこへ公園になっていて、すぐにお手紙で書かれていた転車台が見えました。
転車台の手前には機関車が展示されていて「機関車もこれ横から見るとデカイなぁ!これ石炭で走ったんだからな。」と言いながら転車台の方へ向かう正平さん。
転車台を見てうなり声を上げてました。
次に手前にあった案内板を見た正平さん。その案内板には、転車台の前に今はない建物が写っていました。
正平さんは公園内を歩き、伐株山が見える位置のベンチに座り、今は建物がない場所を指さし「ここに建物があって、その2階から声をかけたんだと思います。それは今なくなっちゃってるけど。」と話していました。
そしてそのままお手紙を読みました。
機関庫の周りは見通しがよく、機関車が周りの緑のなかに堂々とたたずんでいました。
カッコいい風景でした。
遠くには伐株山がぼんやりと見えていました。
お手紙を読み終わった正平さんは「こういうのがあったんだな。SLはピカピカで今もちゃんと置いてある。大正時代のだって。ガラスは割れ放題で、今は建物だけになってる機関庫を、人に物言われても絶対聞かん子(機関庫)が見に来ました。ほな明日。」と言って、去っていきました。
最後はダジャレ??
今は赤い色の電車が走っていました。
ーーー 正平さんらしい終わり方でした。
キレイな円形の転車台で、放射線状に広がるレールと機関庫の形がカッコよかったです。
明日は大分市です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここからは全くの余談ですが、『こころ旅・とうちゃこ』が放送される前、午後6時からBS日テレで、里見浩太朗さん主演の『長七郎江戸日記』が放送されています。
それに火野正平さんが出演されていて、私はたまに民放の6時のニュースの天気予報が終わる6時40分過ぎぐらいにBSに変えて、『長七郎江戸日記』を見ます。
だいたいその時間はドラマの終盤で、悪い奴を退治しに行く時間なんですが、たまに事件解決したあとに里見さん演じる長七郎と、正平さん演じる辰三郎が江戸に帰るところとか、事件解決前に情報集めに回ってる正平さん演じる辰三郎の姿を見ることが出来ます。
だいたいもう事件解決で、ほとんど見れないんですけど、若い正平さんが見たい方は、BS日テレでも正平さん映ってますので、どうぞ…。
主役じゃないので、出演時間は本当に短いんですけどね…。
私はたまに若い正平さんを見てから、『こころ旅』を観てます。
余談でした。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。