Sプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
12月2日~12月6日は大分県です。
放送時間は、「朝版」が月~金の7時45分~7時59分。「朝版」再放送が11時45分~59分の15分番組。「とうちゃこ版」が火~金の夜7時~7時29分の30分番組。「とうちゃこ版」再放送が土・日の朝11時~11時58分。に2日分ずつ放送しています。
891日目、大分県4日目は大分市の旅
12月6日放送分、大分県4日目は、前日の目的地である機関庫の近くの豊後森駅でオープニングでした。
「おはようございます。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、火野正平と申します。ご覧になってる方もいらっしゃるかもしれませんが、にっぽん縦断こころ旅という番組です。急に寒くなりました。」
と火野正平さんが肩をすくめながらごあいさつ。本当に寒そうでした。
月曜朝版のオープニングは、豊後森駅だったんですね!
お手紙の内容
今回のお手紙は、大分市の73歳男性から。
こころの風景は、お手紙の方が小学4、5年生だった60年くらい前、ラムネのようなゲップの出る水を、塚野鉱泉に汲みに行ったことです。
お父さんは兵隊から帰って数年、身体(胃、腸)の調子が悪く、別府、湯平などの温泉の湯治に。
胃腸に塚野鉱泉の水が良いと聞き、お手紙の方が水を汲みに行っていたそうです。
今のように舗装はしていなくて、坂道砂利道でこぼこ道で、自転車に乗っていてもハンドルを取られるほど。
水を一升瓶に汲んで帰るそうですが、炭酸水の為、道路が悪いこともあり、瓶の栓が飛び、帰った時には少なくなっていたとのこと。
当時、塚野鉱泉は4軒の旅館があったといいますが、水汲み場には、広島県、山口県をはじめ九州一円からの寄付の木札がかかっていたそうです。
湯治客も多かったといい、水は地方に発送もしていたようです。
その後50年ぐらい、塚野鉱泉には行ってないので、どうなっているか知らないというお手紙の方。一度この炭酸水を飲んでみてください。胃腸の調子がよくなりますよ。
というお手紙でした。
よく聴く曲
豊後森駅から、由布市の向之原(むかいのはる)駅まで輪行してスタート。車窓には前日の目的地、機関庫が見えました。
向之原駅を下車する頃には、日も高くなっていました。ここからはチャリオで塚野鉱泉を目指していました。
走ってる途中で、「ゆーきやこんこあられやこんこ…」と曲を流しながら灯油を売ってる車が走ってるところに通りがかり「そんな寒い歌流すな…。」とツッコんでました。
私が今住んでるところでも、同じ曲を流して灯油を売ってますよ。全国同じような曲を流してるんですね~。
全国で同じ曲と言えば、5時の「赤とんぼ」のチャイムとかありますね。そういえば、うちの犬がこれに合わせてよく鳴いてたなぁ…。口を上に突き上げて、横目でチラッとこっち見ながら鳴いてたなぁ。やつは鳴いてる自分に酔ってたんじゃなかろうか。
ランチはハンバーグ
走っているうちに大分市に入った正平さんたち。
上り坂をじわじわと上がっていました。そして田畑の間の道を抜けると線路があり、小さな踏切を渡りました。
大きな道路に出ると、由布岳が見えました。
そして食堂CAFEというお店へ。お店の方は、正平さんとすぐに気づいてくれました。
正平さんたちはハンバーグを注文。
ワンプレートで運ばれてきたのは、ハンバーグと白いご飯、サラダとだし巻玉子焼きでした。
正平さんはハンバーグを頬張り「牛さん100%!」と美味しそうに食べていました。
食後、お店の前で店主の方と記念撮影。
お店の方にリクエストされて、肩を組んでの撮影になりました。
二人ともいい笑顔で微笑ましかったです。
…と、ここまでが「朝版」です。
鬼柚子を見る
「とうちゃこ版」では、時間調整のために空き地で休憩していた時に、民家の庭に鬼柚子の実がなっていました。
見た目がぼこぼこで、1個はフェンスにめり込んでいました。
こんな形のゆずがあるんですね~。鬼柚子。知らなかったです。
休憩のあと、走っている時に橋の上から由布岳と右側に鶴見岳がダブルで見えました。
月曜朝版でもここの部分、放送してました。
私「鶴見岳」を「剣岳」と聞き間違いしてました。申し訳ございませんでした。
塚野鉱泉で聞き込み
上り坂を休憩をはさみながら上って、塚野鉱泉の温泉街に着きました。
数軒の旅館に声をかけるも、返事がなく困っていた正平さん。
人が見当たりません。
奥に歩いていくと、一人の女性が出てこられました。
正平さんは「鉱泉が湧いているような、水を汲むようなところってありますか?」と質問すると、女性は奥の道を指さして行き方を教えてくれました。
人がいてよかったです。
親切に水のある場所を教えてくださいました。
こころの風景
女性が教えてくれた場所へ行くと、塚野霊泉と書かれた木の看板が掲げられた建物がありました。
正面の右側の壁に説明文が書かれてあり、説明文の下の方の、赤茶けたところから水がプツプツと湧いているのが見えました。
右の壁にたくさんの柄杓があり、正平さんは柄杓を洗って水を汲んで飲み、すぐにしかめっ面。
「すっぱ!」そしてゲップ。酸っぱかったようです。
「これ売ってたら怒るで。コンビニで。酸っぱしょっぱい。」と味の感想を言う正平さん。
炭酸ぽい感じはあったようです。湧いて出てきているのは、シュワシュワと泡立っていますが、柄杓ですくった時には泡が消えています。
「お水としては買いませんね。だからやっぱ薬だな。」と言っていました。
しょっぱ辛いみたいです。
壁には広島から来られた方の木札がたくさん並んでいました。
広島から来られた方が多かったようです。木札は古いもので、色も変わっていました。
正平さんは、鉱泉が湧き出るこの建物の中で、お手紙を読みました。
今はお水、一升瓶200円だそうです。
「よし!今日は大分県が終わって、木曜恒例の飲み会だから、胃にいいようにもう一杯飲んで帰ります。」と言って、本当に炭酸水を飲んで帰っていました。
最後は、炭酸水が湧き出ているところのアップで終わっていました。
次から次へとお水がプツプツと湧き出ていました。
炭酸水、どんな味なんでしょう…??
温泉の飲める水ってどうなんでしょう?
正平さんの言う通り、やっぱり薬なんでしょう!きっと。
月曜朝版で映ってた、ピアノの弾き語りがなかったですね!どこで弾いてたんでしょうか?
未公開映像とかで放送されたらいいなぁ・・・。
公式ブログを見たら、豊後森駅のピアノを弾いている写真が載ってました。↓
こころ旅ブログ:NHK | きょうの風景 | 【大分】冬が来た!!
来週は宮崎県の旅です。