BSプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
12月2日~12月6日は大分県です。
- 889日目、大分県2日目は宇佐市の旅
- お手紙の内容
- ライダーに声をかけられる
- 石橋の鳥居橋を見る
- ゆずをいただいて匂いをかぐ
- ランチはチキンライス
- 坂をチャリオで進むか?歩くか?
- こころの風景
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
889日目、大分県2日目は宇佐市の旅
12月4日放送分、大分県2日目は、宇佐市の鷹栖つり橋公園の川原からつり橋を見上げる位置でオープニングでした。
お手紙の内容
今回のお手紙は、長崎県南島原市の97歳女性から。
今から約1世紀前。
お手紙の方は、大分県宇佐市安心院(あじむ)にある神徳寺(じんとくじ)で生まれました。
神徳寺は、石の階段を何段も登ったところにあるそうです。
お父さんは、この寺の24代住職で、昭和10年に亡くなるまで、家族みんなで暮らしていたそうです。
お父さんが亡くなり、お母さんの実家がある町へ移り住み、今に至るとのこと。
正平さんに、生まれ育った神徳寺を見てきてもらいたい。というお手紙でした。
出発前に、公園から見える山の崖の途中に建っている投入堂のような建物・鷹栖観音堂をいいなぁと言いながら見ていた正平さん。
音声のヤナギさんによると、いつも聴こえる鳥の声じゃない声が聴こえるらしく、「なんかいるんだろうな、この崖に。」と正平さんが崖を眺めながら言っていました。
安心院にある神徳寺を目指しスタート。
田畑の間の道を、Bカメさんに正平さんは、手を振ってくれて走っていきました。
ライダーに声をかけられる
大きな道路に出た時に、3人のライダーの隊列が路肩に止めて正平さんたちを待ち伏せ。
「頑張って。テレビ観てますよ。これからマチュピチュ行くんです。」と、先頭の男性が声をかけてくれました。
20キロ先にマチュピチュと呼ばれてるところがあるそうで、正平さんたちの目的地も同じだと思われたようです。
男性は違うとわかると「女房がファンです。あっちこっちに子宝蒔かないように。」と笑いながら言う男性。
正平さんは笑いながら「早く行け!」と言って先に行くよう促していました。
この場面、月曜朝版で放送されてました!ここで言われたんですねぇ…。
正平さんって声かけられやすいんですね~。
この宇佐のマチュピチュは棚田の風景をそう呼ぶらしいです。ところで、竹田城もそうですけど、マチュピチュって呼ばれてる場所、日本に多くないですか?
みんな幻想的できれいなんでしょうね~。
私の育った町もよく濃霧になって、霧の中登校して、前髪を濡らして学校に来る子たちがいましたが、山の上から見たら私が住んでいたところは、雲海になってたんでしょうか?
とにもかくにも、一般の観光地に行かないのが『こころ旅』です!!
石橋の鳥居橋を見る
ライダーさんたちと別れて走ってると、左の川の向こうに石橋が見えました。
「大分にも結構あるそうです。石の橋。熊本が九州では有名だけど、風情があるね。」と言って、石の横で休憩したいと提案していました。
そして橋に近づくと、この石橋の名は「鳥居橋」だと分かりました。
大正5年に造られた橋だそうで、昭和26年10月にあったルース台風をはじめとして、何度も洪水に耐えてきた石橋だそうです。
地盤と水流に応じた設計の確かさと石造アーチ橋の強度を改めて感じさせられる橋。
と、案内板に書かれていた説明文を正平さんが読んでいました。
正平さんは、鳥居橋を下から眺めてゆっくりと見学。感嘆の声を上げてました。
そして、スタッフさんたちにこの番組で熊本にいた時に教わったという、石橋の造り方を話していました。
熊本には優秀な石工さんたちが江戸に連れていかれたんだそうで、江戸にたくさんある石橋はこの方たちが造ったものでは?というお話をしていました。
真面目な話をし続けることに耐えられなくなってきたのか、「石橋正次、石橋蓮司、石橋凌ってのもいるし。いっぱいあるんすよ。」と石橋は石橋でも、俳優さんの石橋さんの名前をいっぱい出し始めました。
「石橋に詳しいですね。」とスタッフさんも乗っかってました。
そして、チャリオに戻って飲み物を一服。
監督さんに鳥居橋を渡ると聞かされ「まさか渡るとは思わなかった。」と、チャリオを押して渡っていました。
あんだけ強度と技術を力説してたのに、いざ自分が渡るとなると欄干が低いのが怖いみたいで、歩いて渡ってました。
「あんま怖くない。石の優しさだろうか。」と言ってました。
無事渡り切ってチャリオに乗り直し、「朝版」はここで終わっていました。
ゆずをいただいて匂いをかぐ
「とうちゃこ版」では、柚子がたくさんなってる木の前に通りがかり、持ち主の男性の方に了解を得て、柚子をもがせていただいてました。
柚子をもごうとしたら、棘がありました。
柚子の木に棘があるなんて、初めて知りました!
この番組は勉強になることが多いです。
ランチはチキンライス
橋を渡り、息が上がってきた正平さん。
疲れてきて、「過酷やわ。」と言いながら何度も休憩をはさみながら、山の間の道を走っていきました。
そして、ようやく見えてきたよっちゃん食堂というお店でランチ。
お店の方はすぐに正平さんだと気づいてくれて、快く撮影許可をしてくださっていました。
正平さんは、チキンライスを注文。
運ばれてきたチキンライスは、昔なつかしの感じのおいしそうなチキンライス!
「甘くてうまい!」と言って本当に美味しそうに食べていました。
上り坂を頑張って上ってきたあとのランチ!
よけいに美味しかったでしょうね~!
そしてソースを加えても味を変えても食べていました。
ソースかけて食べる人多いですよね?カレーとか。こういうライス系の食べ物に。
正平さんもソースかけて食べるタイプなんですね!
坂をチャリオで進むか?歩くか?
食後、先に進んでいると妻垣(つまがけ)という地名が出てきました。
神徳寺に近づいてきた証拠です。
妻垣神社の案内板でした。矢印通りに先に進みます。
ひとまず妻垣神社にとうちゃこ。
妻垣神社の鳥居のところに、神徳寺へ行く迂回路を案内する地図が置かれていました。
ここで監督さんから二者択一を求められた正平さん。
- このままチャリオで迂回路を進むか?
- この激坂をチャリオを降りて歩いて上がるか?
正平さんは迷わず「チャリオ別れよう。」と、歩くことを選択しました。
こころの風景
坂を上っていると、人の声が聴こえてきてその方角を見て進んで石段を見つけました。
石段を上った先の、右側の石に「神徳寺」と名前が刻まれていました。
お寺の階段に女性が二人、座っていました。
正平さんが「神徳寺とはここですか?」と尋ねると「そうなんです。」と答えてくれました。
正平さんは、お寺の中にいらっしゃった留守番をなさってた男性に事情を説明。
手前に座っていた女性のうちの一人の方の、亡くなったご主人が、神徳寺26世のご住職だったそうで、「どうぞ、上がって撮っていいよ。」と言ってくださいました。
正平さんがお手紙を見せて、24世の住職だった方のお子さんが神徳寺を見せて欲しいと願ってることを伝えると、以前に24世の息子さんが来られて、お墓の写真を撮っていったことがあったとのこと。
お手紙の方のごきょうだいになるんだろう。と話してくださいました。
幼くして生まれた場所を離れなければいけなかったごきょうだい。それぞれが生まれた場所に思い入れを持っておられたんですね…。
お話を聞いて、ジーンとしました。
生まれた場所より、育った場所の方が確かよく覚えているものなんですけど、生まれた場所は忘れられないものなんですよね…。
私も父が亡くなって、8歳までに数回引っ越してるので、お手紙の方ごきょうだいの気持ちが分かります。
正直あんまり覚えてないけど、見たいんですよね…。
とてもよく分かります。
正平さんは石段に座り、お手紙を読みました。
大分県2日目。
お手紙の方に感情移入して見入ってしまいました。
全然私の故郷でもないのに、気持ちだけでも帰ってこられたんだと、私まで嬉しい気持ちになりました。
今日は観れてよかったな!
いい旅でした。
明日は玖珠町です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。