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こころ旅2023春の感想*新潟県妙高市*おそば屋さんのラーメンを食べ、お母さんを一緒に待ったお地蔵さんと田んぼの道をさがす

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。

近畿は兵庫・大阪・京都。

北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。

7月17日~21日は新潟県の旅です。

www4.nhk.or.jp

前々週、富山県の旅4日目・朝日町の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

 

1196日目、新潟県1日目は妙高市への旅

7月18日放送分新潟県1日目は、新潟県上越市の高田城址公園でオープニングでした。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、岐阜県各務原市の60歳男性から。

こころの風景は、母の帰りを一緒に待った田んぼの中のお地蔵さんと雄大妙高山 です。

お手紙の方の実家がある、新潟県妙高市(旧新井市)吉木の北条(きたじょう)にある広々とした田んぼの中にあるお墓とともにポツンといるお地蔵さん。そして雄大妙高山

昭和38年。この土地に大雪が降った、三八豪雪があり。

昭和38年1月8日の豪雪。小さな村にある実家で、お手紙の方を命がけで産んでくれたお母さん。

血液の3分の1がなくなってしまったという大変なお産で産後体調を崩し、お手紙の方が幼少の頃は、入退院を繰り返していたといいます。

農家に嫁いだ嫁としては、健康でなかったことが辛かったのでは?

当時は体の弱いお母さんだったが、そのお母さんに甘えるのが大好きだったそうです。

そんなお母さんは、お手紙の方が中学生になった頃から、高田のデパートに勤め始め、ぐんぐん健康になっていったとか。

もともと人とまじわることが好きな性格だったので、接客が性に合っていたのかも。

周りが田んぼばかりの自宅から、新井駅まで自転車で約20分。

雨の日も雪の日も駅まで行き、そこから電車に乗って勤める毎日と田んぼの仕事で忙しかったはず。

本人は、約20年間勤めたことが大きな誇りだったようです。

一般的には、中学生になると反抗期になるが、お手紙の方はそうでもなく。

お母さんが新井駅から自宅に着く電車の時間から自宅に到着するだいたいの時間を計算し、自転車に乗って迎えに行ったといいます。

当時はまだ舗装されていない土の道。電柱もなし。

現在のように囲いも何もない雨ざらしのお地蔵さんの前で待つ。今日の晩御飯は何かなと想像したりして。

自転車に乗ったお母さんの姿が見えると嬉しくて、本当なら大きく手を振りたいほど。

47年前の中学3年間のこの記憶と情景は、今でも鮮明に残っているお手紙の方です。

正平さんに、生まれ育った小さな村から見える広々とした田んぼ、そして一緒にお母さんの帰りを待ってくれたお地蔵さん。

そこから少し離れた場所にある実家がある小さな村から見える大きな妙高山を見に来てほしい。

きっとこの土地に行かれる頃は青々とした田んぼに実るお米と、にっこりとしたお地蔵さんが迎えてくれるはず。

 

…というお手紙でした。

 

おっぱい見て出発

今回のルートを新潟県の地図で確認。

高田城址のある上越市から、電車に乗って南に新井駅

新井のちょっと上にある、北条(きたじょう)から見える妙高山を見るのが目的です。

まずは、チャリオに乗ってえちごトキめき鉄道高田駅を目指して出発しました。

ハスの花を見て進むのかと思いきや、ストップ。

女性をかたどった彫刻を見て「ハスよりもおっぱい。

新潟に入っても通常運転の正平さんです。

気を取り直して進み、前の方から撮影するBカメさんに「おっぱい見てたんです。」と報告。

そんなんをいちいち報告する正平さん。

いちいちいらんよ!( ´∀` )

ハスの花の横を通り抜けていきました。

 

ランチはおそば屋さんのラーメン

街中に入るともうお昼。

 

おそば屋さんに許可をもらっていました。

正平さんは、冷やし中華を注文をしましたが、監督さんからラーメンが美味しいと聞いてラーメンに変更。

運ばれてきたラーメンを見て「本当だ!美味しそうだ!」と笑顔。

冷やし中華からあったか中華になりましたね!昔ながらのおそば屋さんの中華。」とかなり期待大!

先にスープを飲んで「おぉ!昔のラーメンだ。」と期待通りの味の様子。

ひとくち食べて目を見開き「おいちいね!」と絶賛していました。

美味しいんだ~~!

いいなぁ!!

チャーシューも美味しそうでした!

 

食後。

お店の外の椅子に座っていた正平さんに、若い女性が「うちのお母さんがいつも見てるんです。」と話しかけてこられました。

正平さん「どうして母さんって?私もと言え。

女性「私も見てるけど!本当にお母さんめっちゃ好きなんですけど。どうしよう。スゴイ。」と大興奮!

正平さん「写真撮ってやるから、お母さんに見せろ。写真。

え?」と言いながらお子さんを背負って近づいてくる女性。

お子さんに正平さんのことを「自転車のおじさん。」と教えて、お子さんも一緒に写真撮影をしていました。

俺、どこ行っても自転車のおじさんって言われるの抵抗あるんだけどな。

本音が漏れる正平さんです。

こころ旅見てたら、嫌がってるの分かりますよ~~。

前に横浜でロケしてるきたろうさんに「火野正平さん!!」とびっくりしながら言われてる時、嬉しそうだったな~~。正平さん。

こころ旅を撮影しながらも、同じ俳優仲間に会うのが嬉しかったんだろうなと思います。

 

撮影後。

正平さんは「子ども、何の興味もない。」と自虐的なことを言いながらヘルメットをかぶって出発の準備。みんな笑っていました。

このシーンは、月曜朝版でも放送されていましたけど、お母さんはやっぱり呼べなかったんですね!

そりゃ、待てないですよね。

いつだったか、岡山でこころの風景を予想して追っかけてきた方がいらっしゃいましたが、その方のように何も聞かなくても予想できるようにならないと会えないです。

2019年の愛知の旅で、当時私が住んでいたところの近くで朝お手紙を読んでらっしゃいました。

近くを走っていても分からないのが悔しいな!

 

話を戻して。

正平さんと一緒に写真を撮った少年は、正平さんに「バイバイ!」と言われても、最後まであんまり興味を持っていない様子でした。

あとで分かるんだろうな~!少年。

 

高田駅は学生でいっぱい

高田駅に到着。

カッコいい駅舎でした。

ja.wikipedia.org

 

駅の中に入ると、ホームは制服を着た学生さんでいっぱい!

定期試験終わりの高校生たちだが…  と字幕に出ていました。

そうか!

試験の時は、お昼に帰されますから。

月曜朝版を見た時は、こころ旅は、朝の時間はさけるはずなのにどうして?と思っていました。

なーるほど!

正平さんはマスクをしてホームで電車を待っていました。

 

さすがにこの大人数の学生さんに一人一人話しかけるわけにも行かず、おとなしくしていました。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

『とうちゃこ版』では、お手紙に同封されていた手描きの地図が紹介されていました。

実家、お地蔵さん、妙高山の位置が示す地図。

妙高山の絵が立体的に見える方法まで描かれてあり、お手紙の方の細やかさがよく分かりました。

今回のルートは、かつてお母さんが勤めていたデパートがあった高田の町を通って、高田駅に向かう。

そしてえちごトキめき鉄道に乗って新井駅まで行く。

あとは地図に描かれてある道を走る。予定です。

 

お母さんが勤めていたデパート跡?

『とうちゃこ版』では、お昼を食べたお店で、お母さんが勤めていたデパートがどこにあったか?を聞いていました。

大和デパートというのが、お店のある道の向こうにあったそう。

もう1つが長崎屋というデパート。そちらは大和より先に閉店したと詳しく教えてくれました。

 

大和デパートの跡地の商業施設に、うどん屋があると聞き、うどん屋さんを目指して走り出した正平さん。

薬屋さんの横にうどん屋さんがありました。

 

何軒かお店が並んでいて、以前デパートがあったというの納得です。

正平さんは「ここか長崎屋、どっちかに20年。へー。」としみじみ言っていました。

もしここなら、高田駅から歩いて通ってらっしゃったのでしょうか?

 

そして、学生さんでいっぱいの高田駅から新井駅までは輪行

田んぼの景色が広がっていました。

青々として美しい!

 

新井駅に着き、正平さんはカメラマンさんの新井さんに「新井さん!新井駅だよ。」と言って駅舎の看板「新井駅」を見て言ってました。

同じ字だ!!

新井駅からは再びチャリオで出発。

関川に架かる橋を渡り、吉木小学校前を通過。

吉木に入りました。

 

かんずりとは?

正平さんは、かんずりというお店の前でストップ。

手描きの地図にこのお店の名前が書かれていました。

地図を見て、お地蔵さんの位置を確認。

お地蔵さんのあるところに行く前に、「かんずり」とは何か?を知るためにのれんがかかったお店の前まで行くことに。

入口には、緑のとうがらしの置物が置かれていて、のれんには「上杉軍陣中食 かんずり」と書かれていました。

正平さんが読んでも、何のことだか分からないスタッフさんたち。

かんずり」のホームページを見てみると、瓶詰めされたかんずりが売られていました。

辛味調味料だそうです。

kanzuri.com

 

かんずり」は、新潟県妙高市(旧新井市)に伝わる伝統の発酵調味料とのこと。

1年で1番寒い日に仕込まれることから「寒造里」とも書くそうです。

上杉謙信が、ヨーロッパから来た貴重な唐辛子を京都に持ち込んで、農民に分け与えたとか。

はじめは、唐辛子をすりつぶしてみそに混ぜる簡単な作りだったそうです。

豪雪地帯で寒い土地で、体を温めるために食べていた郷土料理。

かんずり」に関する情報は、こちらのサイトを参考にしました。

↓↓↓

かんずり 新潟県 | うちの郷土料理:農林水産省

 

正平さんたちは、お店の中に入り、どんな商品か?を確認。

字幕でもかんずり」は上越地方に伝わるとうがらしを発酵させた辛味調味料

と出ていました。

 

こころの風景

お手紙の方の手描きの地図通り進み、田んぼに囲まれた広い道に出ました。

住宅街のカーブを抜け、北条の看板を発見。

道がひらけ、田んぼに囲まれたまっすぐの道。

右にお墓が見え、お墓の手前に朱色の囲いの中にお地蔵さんがいらっしゃいました。

とうちゃこです。

山は見えず。

正平さんは「これが野ざらしだったのか。昔は。お家作ってもらえた。ちょっと微笑んではる。」とお地蔵さんの表情を見てました。

お手紙の方と一緒に、お母さんを待ってくれていたお地蔵様です。

 

振り返って妙高山を見ようとしましたが、曇って雲に囲まれ全く見えず。

遠くに集落が見え、ここから真っすぐ先に集落がありました。

正平さんは、お手紙に添えられていた働いているお母さんの写真を見て、お地蔵さんの前でお手紙を読みました。

 

新井駅からなかなか遠い道のりでした。

お母さん、頑張って自転車で駅まで行ってたんですね…。

 

お手紙を読み終わった正平さんは「妙高が恥ずかしがって見えません。」と報告。

お手紙の方にはきっと見えるはず。

お母さんが帰ってくる姿も見えたのでは??

 

新潟県1日目。

優しいお地蔵さんの表情に癒されました。

 

新潟県の旅でめぐる町

新潟県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

 

の放送予定です。

 

次は、長岡市への旅です。

 

www.lovetv.site

 

 

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!