BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
7月3日~7日は富山県の旅です。
- 1192日目、富山県1日目は富山市への旅
- お手紙の内容
- しんかんせーん!
- 1200回もやってて初めて知ること
- ランチは梅おろしそば
- 強風と戦うチームこころ旅。
- 正平さんが隊列の末尾に!
- こころの風景
- 富山県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前週、石川県の旅4日目・輪島市の感想はこちら。↓
1192日目、富山県1日目は富山市への旅
7月4日放送分富山県1日目は、富山県富山市一本木の常願寺川の大きな看板前でオープニングでした。
なぜ看板の文字が大きいのか?
近くに新幹線の高架があり。
正平さんが「新幹線から見えるように。」と説明していました。
おぉ!
新幹線から見るためには、動体視力が試されますな。
立山連峰が遠くにうっすら見えました。
今回のお手紙は、地図と写真付き。
その地図には正平さんたちチームこころ旅5人と、目的地に着いてどこから景色を見るか?さらにBカメさんが撮る位置まで絵で描かれてありました。
写真は、田んぼが広がる奥に見える立山連峰の写真。
見事!
今週のカメラマンさんはオクダさんです。
お手紙の内容
今回のお手紙は、兵庫県神戸市の64歳の男性から。
こころの風景は、田んぼの農道から見た釜谷山と剣岳それに連なる立山の絶景です。
お手紙の方の実家があった、富山県富山市古志町の南に広がる田んぼ。
元々関西・神戸の人間だったお手紙の方のご両親。
お父さんが40歳の時富山に転勤となったが、お母さんは長年親しんだ神戸の地を離れたくなく、結果お父さんが単身赴任することに。
以降、退職するまでの20年間富山で暮らし、退職後も大好きになった富山に住み着いたそう。
しかし今から20年ほど前。
お父さんが64歳の時にまさかの自動車事故を起こし、頚椎損傷の重症。それ以降重い障害を抱えてしまう。
障害の重さから神戸に連れて帰ることができず、やむなくお母さんが富山に行き、1年間の治療とリハビリのあと、富山に家を購入。在宅にて介護。
そういった経緯で実家が神戸から富山になったお手紙の方。
そんなお父さんも誤嚥性肺炎から急に体調を崩し、10年ほど前に他界。
それ以降は単身富山に残り、富山での暮らしをお母さんなりに楽しく送っていたが、寄る年波には勝てず。
今は古志町の実家のあった近所の高齢者施設でお世話になっているそうです。
お手紙の方が住む神戸では、市街地北側に連なる六甲連山が素晴らしいが、富山市古志町から見る釜谷山と剣岳、立山の景色は圧巻そのもの。
富山に帰省した際は必ず見る景色だが、この壮大な景色を見ていると心が癒され、勇気と元気を同時にいただける。
これこそが、お手紙の方にとってずっと残しておきたいふるさとの風景です。
…というお手紙でした。
しんかんせーん!
朝見えなかった立山。
お手紙を読み終わった頃には、はっきりと見え始めました。
常願寺川の大きな看板前から、約8kmのルートで古志町近くの農道を目指して出発。
新幹線の高架に向かって、土手の道を走り始めました。
そしてガードをくぐった瞬間、ガーっという音が。
正平さんが振り返ると、新幹線が通過!
「しんかんせーん!」嬉しそうに言う正平さん!!
富山県の旅初日で「しんかんせーん!」が飛び出しました。
新幹線好きな正平さん。
「来るときは来るね!」と嬉しそうでした。
1200回もやってて初めて知ること
幸先いいスタートでしたが、強い向かい風が襲います。
バタバタと田んぼも揺れ、正平さんの上着もバタバタ。
青空の下、とてもいい風景ですが、走ってる正平さんたちにしたらしんどそう…。
止まって休憩。
「これキツイ!」とスタッフさんからも声が漏れていました。
ヒューという音が聞こえ、スタッフさんが、風でガードレールに沿って張られた線から音鳴ってるんじゃないか?と推測。
音声さんのマイクで線の音を拾うと、まさにこの線からヒューと音が鳴っていました。
なんでしょうか?これは。
「しかしさ、1000…もう200近くやってんのにさ、よく何やこの音?って初めてことが、まだあるもんだねー。不思議でしょうがないよ。」とつぶやく正平さん。
確かに~~。
地元の人は普通に聞いている音なんでしょうけど、初めて聞く人には何の音か分からず戸惑うってことがありますよねー。
調べたら、この音、電線や細い棒に激しく速い気流が当たる時に鳴る音みたいです。
エオルス音というらしい…。知らんかった!
そういえば、冬とか風がきつい時に鳴ってますもんね。
そういうもんだと思って流して、疑問にも思わなかった。
こころ旅は、日常のふとしたことに目を向けて何かを考える時間をくれます。
富山独特というより、線があるから鳴る音なんでしょう…。
たぶん。
ランチは梅おろしそば
田んぼの向こうに古志町の住宅街が見えてきました。
お手紙の方の実家があったところです。
ランチの予約をしていたお店に到着。
門に、白いのれんがかかっていました。
お庭を通って店舗へ。
お店の方たちは「風強いなか、大丈夫でした?」「向かい風じゃなかったですか?」と心配してくださっていました。
「すごい向かい風だよ。」と正平さんも答えていました。
素敵なお店のたたずまいに、正平さんは恐縮気味。
辛味ダイコンの梅おろしそばを注文。
大きな器に盛られたおそばにいっぱいに、かつお節がたくさん盛られていました。
器に直接しょうゆをかけていいとのこと。
「ぶっかけにしていいんだ?」と嬉しそうな正平さん。
「梅好きでしょ?大根おろし好きでしょ?かつお大好きでしょ?みんな揃っちゃってるよ。ここに。」とワクワクしてるのが伝わってきました。
ズルズルッと食べて「おいしい!!!」
食べてすぐお店を出ようとして、スタッフさんを慌てさせていました。
いや~~。
このおそば、美味しそうでした!!
暑い夏にぴったりって感じ。
いいな~~。
…とここまでが『朝版』です。
『とうちゃこ版』では、オープニングの常願寺川の看板が大きいという話をしていた時、ちょうど新幹線が通過。
正平さんが「しんかんせーん!常願寺川読めますかぁ?」と手を振って新幹線に呼び掛けているところが放送されていました。
『朝版』では、出発後すぐに新幹線が通過して「しんかんせーん!」と言っていたシーンが放送されていましたが、その前にも通過してたんですね!
「来るときは来るね!」と言っていたのは、こういうことだったのか!と納得しました。
本当、正平さん新幹線好きですよね~。
強風と戦うチームこころ旅。
出発して、田んぼのあいだの道を走っている時、左前方にアルペンスタジアムが見えました。
強風の向かい風でキツイ。チームこころ旅。
スタジアムの手前で止まって休憩。
「ゆっくり行きましょう。」と言う監督さんの声に、正平さんは「ゆっくり行ってるよ。ゆっくりしか行けないわ。」と返事。
笑うしかないみなさん。
いやぁ~。私も風のきつい時に自転車で走ったこと何度もありますけど、本当にきついですよね。
必死に漕いでるのに進まない!!!
こんな田んぼのあいだの吹きさらしの場所なら、よりしんどいんじゃないかな~~。
正平さんが隊列の末尾に!
その後も「ヨイショヨイショ」と言いながら風に逆らって走る正平さんたち。
十字路でまた休憩。
監督さんから「正平さん!このあとちょっとアイデアなんですけど、正平さんが一番後ろに行ったらちょっと楽なのかな?って。ちょっと列変えてみようって。」と提案されました。
以前、監督さんが一番前で2番目だった時はあんまり効果がなし。
正平さんが一番後ろだったら違うのでは?
正平さんは「ケツなんか走るの初めて。」と戸惑いながらも監督さんのアイデアに乗ってみることに。
すぐ「こんなね、男のケツばっか4つも見てらんないよ!女学生にしてくれ。ハトヤ、いつもこうやって走ってんのか?男の尻ばっか見ながら!」文句垂れ放題。
そんな正平さんが最後のチームこころ旅5人を遠くからBカメさんが撮影。
どんどん前の4人から離れていきます。
こんなに離れたら意味ないやん!
スタッフさんが風を喰らったみたいで、「うわー!」と言ってました。
そして、先頭のオクダさんに「左です!」という監督の指示が出て、初めて末尾の正平さんがいないことに気付いたチームこころ旅。
「あれ~?」と言った時にはもう遅し!
止まって待っていると「僕ね、ついて行けないんです。みんなに。みんな速いね。ついて行けないんです。僕。」と言いながら正平さんが追い付きました。
「待って。」とも言えなかったみたいです。
「こっちも緊張して。」と監督さんが音を上げ、結局、正平さんが先頭を走ることに。
オクダさんが速かったようです。
そして、古志町の住宅街の手前まで来ましたーーー。
こころの風景
お手紙の方の実家があった古志町に突入。
田んぼが左、お家が右の道を走り、古志町をはずれ橋を渡って田んぼの道に着きました。
ここで止まって、お手紙の方の手描きの地図を確認。
同封の農道の先にある立山が写る写真も見て、道の両側に写ってる杭と右前方に写る白い建物を目印に撮影場所をさがす。
農道を進み、写真に写る白い建物に形が似た建物を発見。
白い建物に近づくと、風の向きが変わり、背中を押してもらう状態に。
道の両側に立つ白い杭も見つかり、とうちゃこ。
まっすぐの農道の先に、立山が見えました。
写真に写った景色と照らし合わせ、「よし!ここで決めて悔いはないぞ。」
白い建物、鉄塔、白い杭。
一致です。
青い空に白い雲。両側に田んぼの緑がまぶしいまっすぐ伸びる農道。
素晴らしい風景です。
正平さんは、風景をバックにして座りお手紙を読みました。
お手紙の内容を聞きながら景色を見ると、お手紙の方が圧巻されたというのがよく分かりました。
空が高い!
田んぼが広い!
お手紙を読み終わった正平さんは「朝、全然見えなかったけど、よくここまで見せてくれた。立山くん。本当に富山の名物だもんな。屏風のようなドーンと。ずーっとあるっすよ。向こうまで。でもあそこまで見えたからよかった。今日から富山だ。頑張るぞ!今日はとりあえずバイバイ!」と言って番組を締めていました。
屏風のような景色。
天気よかったらもっときれいに見えたのかな?
富山の旅、始まりました。
富山県の旅でめぐる町
富山県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送予定です。
次は、富山市庵谷への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!