BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
6月12日~6月16日は福井県の旅です。
- 1185日目、福井県2日目は鯖江市への旅
- お手紙の内容
- カエル発見!
- からっぽのしんかんせーん!
- お誕生日プレゼントをいただく正平さん
- サルに続いてキジ登場
- 番組ファンの方に遭遇
- 旧北陸道で犬も発見
- 神明小学校で質問
- こころの風景
- 福井県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
1185日目、福井県2日目は鯖江市への旅
6月14日放送分福井県2日目は、鯖江市の河和田町にある漆器神社でオープニングでした。
うるしの里で「業務用の漆器の80%をここが占める。」と正平さんが説明していました。
鯖江にうるしの里があるとは知らず、調べてみました。
この神社の近くに「うるしの里会館」があるとのこと。
うるしの工程が展示されて見学することができるほか、職人さんの工房があり直接職人さんとお話が出来たり、漆器の販売も行っているそう。
漆器の器の喫茶まであり、工芸品を身近に感じられる施設です。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
↓↓↓
漆器神社と敷山神社を紹介したあと、「スルーしようかと思ったんだけど……言っちゃえ!74になったよ!」とサラッと誕生日を迎えたことを報告した正平さん。
スタッフさんたちは「おめでとうございます。」と口々にお祝いしていました。
正平さん、お誕生日おめでとうございます!!!
でも、正平さんは「ダメ!そういう風に言っちゃ!何がおめでたいんよ。めでたくないよ。本当に。」と不機嫌になっていました。
それも「夜中に足つって。もう寝られなくて。ずっとこうやって歩いてた。なんで誕生日に足つらなあかんねん。」とイライラ全開!!
70歳の古希になった時は「こき使う。」とギャグにしてたのに、74のはじまりはゴキゲンナナメ!!
70歳を過ぎて4年。
飾らない姿がみんなをトリコにしてますよ~!!
お手紙の内容
今回のお手紙は、鯖江市の32歳女性から。
こころの風景は、小学校から下校する途中の寄り道での風景です。
鯖江市にある神明小学校から通学路をはずれ(今では怒られてしまうが数十年前の話)神明社でどんぐりを拾ったり、のんびり他愛もない話したりしながら帰宅していたお手紙の方。
学校から神明社に入るわき道はなんとも幻想的。
ジブリ作品トトロの世界観をほうふつとさせるような風景。
神明社の境内は、福井県内最古の民家と言われている旧瓜生家の茅葺きのお家や、月形の「十(と)の池」と、探検が好きな子供の心をくすぐるものがあり。
特に「十の池」は、子どもたちの間で「カッパがいるらしい。」と噂になり、その真相を確かめるため、ヒモにキュウリをつるして池に一晩たらすという実験をしたそう。
引き揚げたら、なんとキュウリはついておらず。
池の鯉か?カメが食べたのか?それともカッパなのか?
真相は今でも分からずーー。
さらに寄り道は続きます。
歴史の道を少し北に進むと、兜山(かぶとやま)古墳あり。
ここ数年の整備ですっかり昔の姿は残っていませんが、かつては木が繁っていて森のようになっていたといいます。
今とは違って子供だけで森のなかを駆け回り、自由に遊びまわっていたので、かなり危険。よくケガをしなかったなぁと思うお手紙の方です。
自由に心のおもむくまま生きていた小学生時代。
大人になってもっと自由になったはずなのに、昔を思い出すとつまらない人間になったなぁと思うそう。
昔の自由なお手紙の方に会いに、正平さんにサイクリングしてみてほしい。
…というお手紙でした。
お手紙の主が女の子だということに驚く正平さん。
32歳で、そんなに昔の話じゃない事にも驚いていました。
確かに!!
でもま、25歳になった時に友達と会ってもう10年以上になるのか、とか思うとスゴイなと思った記憶があります。
32歳なんてさらにまた時間が経っているように思える気持ちはわかるな~~。
そして、手紙に書かれていたキュウリのゆくえ。
正平さんは「これカッパだよね、絶対。カッパいるんですよ。」と断言していました。
カエル発見!
出発前、草むらにカエルがいるのを発見したカメラマンさんの新井さん。
茶色くて模様のある大きなカエルさん。
「これカイさんにぶつけよ。」とサラッと言う正平さん。
今回の監督さんはカエルが苦手。
カエルが動いただけで「うおー!」と言って逃げていました。
それを見て正平さんは「カエル苦手というのがよくわかんない。」と言っていました。
いや~~。
うちの実家にもよく出てましたけど、好きではないな私も。
からっぽのしんかんせーん!
約11kmのルートで「神明社」と「兜山古墳」を目指して出発しました。
石畳の下り坂を下りていき、古い形のポストの角を右折。
アスファルトの道に出ると、道がひらけ、川沿いの道に出ました。
そのまま田畑と川のあいだの道を進む。
道を横切る高架。
来年の春に開業予定の北陸新幹線の高架です。
現在は、金沢から敦賀まではつながっているとのこと。
線路はつながっている。と監督さんが説明していました。
「からっぽのしんかんせーん!」
来年の開業を先取りして、正平さんの「しんかんせーん!」が飛び出しました。
これまでも関西と北陸をつなぐ特急はありましたが、次は新幹線でつながるんですねー!!
来年も北陸をこころ旅で走ることがあったら、今度は実物を見て「しんかんせーん!」って言うんでしょうか??
お誕生日プレゼントをいただく正平さん
新幹線の高架をくぐり、田んぼのあいだの道を進んで行きました。
JR北陸本線の近く。住宅街のなかのお店でお昼です。
今回は予約済み。
お休みのところをあけていただいたそうです。
テーブル席に着席。
正平さんはポークと鶏のあいがけのカレーの小さいものを注文。
お店の方に「俺ね、誕生日なんです。でもね74なんです。だんだん食えなくなっちゃって。」と少なめの量を頼んでいました。
運ばれ来たカレーは、真ん中の黄色いごはんで味が分けられたカレー。
ポークから食べる正平さん。
濃い味だったようです。
カスリメティというインドの香りのいいハーブがかけられているのは、鶏の方です。
味の違いを堪能する正平さん。
次に、お店から正平さんにスイーツのお誕生日プレゼント。
「俺だけ?誕生日。毎日言おう。俺。」と嬉しそうな正平さん。
スイーツはぜんざい。抹茶のサワークリームが乗っかっていました。
シフォンケーキとセット。
甘いぜんざいとあっさりしたシフォンケーキ。
「合いますね。」と言って美味しそうに食べていました。
嬉しいですね~~!!
カレーも美味しそうでした。
食後。
お店の前でお店の方おふたりと写真撮影。
嬉しいお誕生日プレゼントでした。
…とここまでが『朝版』です。
サルに続いてキジ登場
『とうちゃこ版』では、キジを発見しているところが放送されていました。
田んぼの横の水路。
「男の子だよ。顔赤いよ。キジ鍋だ。」と冗談を言う正平さん。
続けて「キジとサルだったっけ?子分。桃太郎さんの。犬か!昨日サルみたからね。犬どこにでもいるか。」と言い、スタッフさんたちを笑わせていました。
犬はどこにでも登場するけど、福井の旅で現れるか?
「近くに桃太郎いるぞ。」
BGMに桃太郎の童謡が流れていました。
『こころ旅』の、こういうすぐに正平さんの言葉を反映する曲を流すとこ、好きです。
チームこころ旅が走っていると、正平さんが桃太郎で、後ろの4人が子分に見えます。
番組ファンの方に遭遇
橋を渡ろうと停止している時、「今福井県ですか?私も応募したんです。」と背の高い紳士が話しかけてこられました。
「読んでいただけたかどうかはわかりませんけど。」とはにかむ男性。
正平さんは「明日のことも分からんのです。どこ行くか。」と答えてました。
今回は、32歳女性だから違いますねぇ…。
お手紙が採用されるのも嬉しいでしょうけど、こうやって実際に正平さんに偶然会えるのも幸運な気がする。
2019年の春の旅で、正平さんが私が住んでいたところの近くまで来てたんだ!ってことがありましたし。
まぁ、最高なのはお手紙が読まれて実際も会えることかな??
お別れ間際、男性は正平さんが走る後ろ姿を写真に撮っていました。
旧北陸道で犬も発見
道は、旧北陸道に入りました。
すると、正平さんが「ワンコロ!」と住宅に向かってひとこと。
大きなワンちゃんが道路に背中を向け、しっぽを下げて住宅に向かって立っていました。
おお!犬も発見。
子分がそろいました!が、正平さん自身は桃太郎のことは忘れている様子でした。
神明小学校で質問
水路に沿って道を上がっていくと、神明小学校に着きました。
子どもたちの元気な声が響きます。
校門まで着くと、左の道の先に森が見えました。神明社です。
正平さんは、校門の近くに立っていた男の子2人に「こんにちは。」と話しかけると、小さい子が「こんにちわんこそば!」と返してくれました。
初対面の人にいきなり茶魔語とは!!この子、なかなか度胸あるな!
って、こんな小さい子が茶魔語を知ってるわけないか。
正平さんが神明神社で遊んだことあるか?と質問すると、遊んだことはあるが、寄り道したことはない様子。
お賽銭入れて、お願い事したことはある。と答えていました。
お手紙に書かれてあった通り、寄り道はダメみたいです。
こころの風景
神明社
小学校での聞き込みが終わり、神明社にとうちゃこ。
神明社は学校からすぐのところでした。
チャリオから降りて、歩いてわき道の階段をあがって森へ入りました。
両側に木々。右側には水が流れていて、いい雰囲気!
階段の上にある参道は、苔むしていました。
本殿のある右に行くと、お手紙に書かれていた月形の「十の池」。
カッパがいると噂された場所。
「カッパいるよ、カッパ。キュウリ食ったんだよ。」と言いながら、本殿に進みました。
鳥居をくぐると、右側に旧瓜生家。
「子どもたちが遊ぶには贅沢だな。」と言ってました。
確かに贅沢!!
いい雰囲気の神社です。
兜山古墳
チャリオに乗って、歴史の道を走り兜山古墳へとうちゃこ。
山はキレイに整備され、山にのぼれる階段と上にはお社が立っていました。
お社は、八幡神社のお社。
前は林になっていたところです。
正平さんは階段を上がって、古墳の上に行きました。
お社までは石畳。
山の上からは鯖江が見渡せました。
正平さんは丸太で出来た椅子に座り、お手紙を読みました。
お手紙を読んだ正平さんは「32ぐらいでつまんない大人になったとか言うちゃいかんよ。これからええことあるで。…たぶん。」とお手紙の方に話しかけていました。
ちょっとお疲れ気味な正平さんでしたが、前日とは違ういい天気にホッとした様子でした。
正平さんの誕生日の旅が、いい天気でよかったです。
こころの風景もいい雰囲気のところで、知らないところなのになんとなく懐かしい気持ちになれました。
いい風景を見せていただきありがとうございました。
=2023年9月4日追記=
べったこさんのブログで、この旅で正平さんが訪れていた神明小学校と兜山古墳に実際に行かれたことが紹介されています。
写真がたくさん載っていて、番組の雰囲気を思い出して楽しくなる!
よかったらご覧ください!
↓↓↓
=追記終わり=
福井県の旅でめぐる町
福井県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送予定です。
次は、勝山市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!