BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋。放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
11月14日~11月18日は広島県の旅です。
- 1138日目、広島県3日目は、竹原市への旅
- お手紙の内容
- 畑の横で休憩
- 町並み保存地区を走る
- お子さんと挨拶
- おやつにピザとアフォガート
- 寅年生まれの人
- 遊び場だった本町通り
- こころの風景
- 広島県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、広島県の旅2日目尾道市の旅を見た感想はこちら。↓
広島県・月曜朝版の感想はこちら。↓↓↓
1138日目、広島県3日目は、竹原市への旅
11月17日放送分広島県3日目は、竹原市仁賀町にある仁賀ダム・芙蓉湖というダム湖のそばでオープニングでした。
お昼すぎのロケのオープニング。正平さんは「今日のお手紙は、夕景です。」と予想していました。
お手紙を読む前に、仁賀ダムの案内板を見た正平さん。
ダムでよく見る網のことが説明されていました。
その網は「網場(あば)」といい、上流から流れてきた流木やごみを止めるための設備。
さらに湖底に曝気装置(ばっきそうち)があり、その装置は水中で空気を出して魚をが住んだり、藻の増殖を防いでいるんだそうです。
「こんなことしてんだね、ダム。」と驚いていました。
私も知らなかったです。ただ水をためているだけではなかったんですね。
勉強になる。
水の上からは、網場だけが見えました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、東京都練馬区の61歳男性から。
こころの風景は、竹原市の的場海水浴場から見た夕陽です。
今から半世紀以上前。
今では町並み保存地区として整備され「安芸の小京都」として観光地にもなっている本町通りがお手紙の方の遊び場でした。
知らなかったとはいえ、市の重要文化財となっている古い家々の塀や寺の境内などを、何も考えず踏み荒らすことが放課後の日課だったそう。
そんな毎日のなか、夏になると時々、親戚のおじさんに海水浴に連れていかれていたお手紙の方。
当時泳げなかったお手紙の方は、海水浴が嫌で嫌で仕方なかったといいます。
戦時中は船乗りで、泳げないお手紙の方を海に放り投げるようなおじさんだったため、断るという選択肢は与えてもらえず。
「死ぬ気になったら泳げる」と無理矢理連れ出されたとか。
その日も、例によって何度も海の放り込まれる苦行を繰り返し、散々海水を飲んで海岸に上がってきたお手紙の方。
相当悲壮感の漂う顔だったのか、いつもだったら「なかなか泳げるようにならんのじゃのう。」と笑い飛ばすおじさんが、「海の向こうを見てみい」とひとこと。
海の方を振り返ると、そこには瀬戸内の島々を影絵のように映し出しながら、かなたに沈む真っ赤な夕陽が。
息をのむような美しさとはまさにこのこと。
子ども心にいたく感動したことを鮮明に記憶していると振り返るお手紙の方です。
「この海はあの夕日の向こうにつながっとる。そこにはいろんな世界がある。海と仲良くならんと、その世界は見れん。」
珍しく真面目な顔で言う元船乗りのおじさんの言葉。
なぜか心のに響き、嫌な思い出しかない海水浴の唯一の良い思い出となり、今でも心に残っているといいます。
厳しい若い頃を海で過ごしたおじさんの人生訓だったのかもしれない。
正平さんにもぜひ、あの夕陽を見ていただけたら幸いです。
…というお手紙でした。
畑の横で休憩
約16kmのルートで的場海水浴場を目指して出発しました。
カーブのある下り坂を下りて行きました。
ずっと日陰で、一瞬日向に出てきてまた日陰に入ります。
右矢印が出ている「仁賀小学校」の看板の横を通過。
日が当たる道に出てきました。
山と畑のあいだの細い道を進んでいると、前に人が歩いているのを抜かしたところでストップ。
もう11km近く走ってきたこともあり、休憩することになりました。
チャリオを押して歩いていると先ほど歩いていた女性が「もしかして、火野正平さん?」と話しかけて来てくれました。
「んだ。」と答える正平さん。
「こういうところで出会うなんて。」と喜んでらっしゃいました。
正平さんは、畑で育てているものが気になったようで、青々と育ってるものをさしながら、正面にあった家から出てきた2人の男性に「これ、アスパラですよね?」と質問。
遠かったため返事が聞こえず。
畑の別のところにはキウイ。栗。
男性たちはすぐに正平さんだと気づいて笑顔になってらっしゃいました。
栗はもう終わったそう。
キウイは実がなっているのが見えました。
もうちょっとしたらもぐらしいです。
その横には、しいたけを育てる木が横に積みあがっていました。
「スーパーマーケットみたいになってる!」とたくさんの農作物に驚いて笑う正平さん。
スゴイ!色んなものを育ててらっしゃる。
ほかに、ウリまでありました。
黄緑色のウリ。
1つもいで正平さんにくれました。
「おふくろがガキの時分、よくウリを漬物にしてた。ぬか漬けにしてた。」と思い出を語る正平さん。
そのままじゃ…と思ったのか、ウリを股間に当てて「…んたまみたい。」と笑かす正平さん。
「一個じゃいかんでしょう。」と笑ってツッコむ畑の持ち主の方。
「一個じゃいかんねもう1つください。」冗談で返す正平さん。
何を言うてんねん!!
和やかな会話で休憩終わり!!!
再び住宅街を走り出しました。
ゆっくり走っていると、玄関先で若いお母さんと一緒にいた小さなお子さんが立っていました。
正平さんは「バイバイ!」と言うと、「バイバイ!」を手を振り返してくれました。
かわいい!!!
町並み保存地区を走る
大きな道路に出て交差点を左折。
橋を渡り、ドン突きのお寺の手前を右折。
町並み保存地区に入りました。
石畳のようなブロックの道路。古い建物が両側に建っていました。
そして右折。手紙に書かれていた本町通りに入りました。
この道を走る様子は、月曜朝版でも放送されていました。
観光に来られている方もいる、素敵な町並みです。
ゆっくり走る正平さんたちでした。
…とここまでが『朝版』です。
『とうちゃこ版』では、お手紙の追伸が紹介されていました。
お手紙の方は、その後小学校で水泳教室に通い、高校の時は水球でインターハイにまで行ったそう。今でも「趣味は?」と聞かれると「水泳」と答える。
と書かれていました。
これはちょっと安心ですね!!
しんどい思いしたらもう嫌になって泳がない!ってなりそうですけど、逆に頑張ったんだ!スゴイ。
私は、小学生の時に夏休みに泳げない人間として呼び出されて、5m泳ぐ特訓を受けました。
嫌だった~。泳げないっすよ。その時は無理矢理泳いだのかな?
今でも嫌、私は。
お子さんと挨拶
『とうちゃこ版』では、『朝版』では放送されていなかった、町並み保存地区に入る前までの道を放送していました。
下校途中の小学生とすれ違う時、小学生の方から「こんにちは!」と挨拶され、挨拶し返しているシーンがありました。
竹原の子は挨拶のきちんとできる子なんだな~~。
大人の人も、よく話してくれてましたけど、お子さんも気軽に挨拶してくれて。
車に乗ってる人も、横を通る時に「頑張って!」と手を振ってくれてました。
挨拶が飛び交う町。
竹原の人、感じのいい人ばっかりです。
おやつにピザとアフォガート
そして、保存地区。お手紙の方が遊んだ本町通りに入りました。
番組は、本町通りの中のお店・TS COFFEEを予約。goo.gl
お店に入る前に、おしながきが見れました。
正平さんは、ピザをシェアしようと提案。
ピザを2種類と、アフォガートを注文しました。
出来上がるまであいだ、お庭を拝見!
お庭には、赤い大きな和傘の下に、テーブルと椅子が置かれていました。
正平さんは、「ここで食べよう。」と言い、運んでもらいました。
明太子のピザ。
正平さんは「おやつです!」と言ってパクリ。
みんなで分けて食べました。
今回はお昼出発なので、先にランチを食べたんでしょうか??
海苔がかかって、和風なピザでした。
そして、アフォガードが到着。
アイスクリームにコーヒーをたっぷりかけました。
コーヒーが冷たくなっていたので、アイスコーヒーなのか?と勘違いした正平さん。
温かいコーヒーをかけて、急激にアイスクリームで冷やされたようです。
アイスクリームをスプーンですくって「うめ!」と言い、ピザと一緒に食べます。
スタッフさんに「ピザとの相性は?」と聞かれ「抜群です!俺とかーちゃんぐらい合います。」と答えてました。
なんだか、グルメの番組みたい。
時々奥さんのことを話してノロけることも忘れません。
前にも『こころ旅』でアフォガートを頼んでるシーンありましたね!!
その時はアフォガートを知らないスタッフさんに教えてあげていました。
その時の旅の感想はこちら。↓↓↓
寅年生まれの人
食べ終わってお店を出る時、お店の女性が25年2月生まれ。正平さんと学年が同じ同級生だと分かりました。
正平さんは「寅だ!怖いぞ~。みんな逃げろ~!」と言って笑ってました。
前にも正平さんの次の年に生まれた女性に寅年と聞いて同じように怖がる素振りをしていた時がありましたよね。
確か。五黄の寅!
今年生まれのお子さんも、その運気が強い五黄の寅。の子たちなんですよね!確か。
年は巡ってきます。
ちなみに、五黄の寅の人と会った時の旅の感想はこちら。↓↓↓
遊び場だった本町通り
お店を出て、再び本町通りを走り出しました。
古い町並みをゆっくり走りながら、風景を楽しみました。
お手紙の方の遊び場、懐かしがっているのかな??
正平さんは「へー遊んでたか。優雅な遊び場だよな。」とつぶやきながら走ってました。
素敵な町並みです。
本当にスゴイ所だって、わかってなかったのかな??
でも、当たり前に会ったら分からないか。
本町通りを抜け、住宅街のなかの細い路地を走りました。
港町の路地です。
大きな道路に出て、左折。
的場公園を目指し走りました。
こころの風景
道を進んでいると、海が見えました。
的場公園の看板を見過ごしていて、少し道を戻りました。
右側に的場公園の青い看板があり、看板に従って進むと、砂浜に突き当たりました。
的場海水浴場にとうちゃこ。
すでに夕日が見えました。
チャリオを降りて、砂浜を歩きます。
「ここで、泳がされた。海へじゃっぽんじゃっぽんほりこまれた。」と言って海を眺めます。
もうすでにきれいな夕陽!
フェリーも見え、その奥に島が見えました。
正平さんは夕陽が沈むいいタイミングを待ち、「今日の夕陽はこういう感じです。」と言ってから、お手紙を読みました。
お手紙の内容を聞きながら夕陽を見ると、おじさんの切なさやお手紙の方の沁みる心がこちらに伝わってくるような気がしました。
お手紙を読み終わる頃、夕陽が最高にキレイになる瞬間になりました。
このタイミングを狙って流して欲しい曲を監督さんにお願いしていたらしく、その曲をスキャットみたいな、鼻歌みたいな感じで歌う正平さんで番組が終わりました。
真っ赤な夕陽。
とてもキレイでした。
最高の夕陽を見せていただき、ありがとうございました。
広島県の旅でめぐる町
広島県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
- 11月15日…三次市
- 11月16日…尾道市
- 11月17日…竹原市
- 11月18日…東広島市
の放送予定です。
次は、東広島市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。