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こころ旅2022秋の感想*広島県尾道市*正平さんのこころの風景もある尾道本通り商店街

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BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋。放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

11月14日~11月18日は広島県の旅です。

www4.nhk.or.jp

前日、広島県の旅1日目三次市の旅を見た感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

広島県・月曜朝版の感想はこちら。↓↓↓

 

www.lovetv.site

 

1137日目、広島県2日目は、尾道市への旅

11月16日放送分広島県2日目は、尾道市の向島にある高見山でオープニングでした。

向島は、しまなみ海道の尾道からの最初の島。

高見山からは、しまなみ海道の2番目の橋が見えました。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、東京都目黒区の63歳女性から。

こころの風景は、尾道市の尾道本通り商店街です。

今から半世紀ほど前。

お手紙の方のお父さんのふるさと・尾道市土堂(つちどう)小学校近くに、おばあさんが一人暮らしをしていました。

小学生の時は、毎年夏休みに、3つ違いの妹さんと二人でおばあさんの家に遊びに行っていたそう。

当時妹さんは食が細くて好き嫌いが激しく、特に魚が苦手。おばあさんは毎日の食事作りに苦労していたとか。

そんな妹さんがある日、何を思ったか突然「鯛の刺身が食べたい!」と言っておばあさんとお手紙の方を驚かせたそう。

当時尾道では、魚は木製のワゴンに並べられ、漁師の奥様方と思われる人たちが路上で販売していました。

おばあさんはお手紙の方と妹さんを連れ、「今日、鯛あがっとる?」と路上販売のお店を一軒一軒訪ね歩きました。

それが思い出の場所「尾道本通り商店街」です。

鯛はなかなか手に入らず。1km以上もある商店街をずんずん歩かされたといいます。

結局その日。鯛の刺身を食べられたかどうか、今では、お手紙の方も当の妹さんも覚えておらず。おばあちゃんごめんなさい。と振り返るお手紙の方。

あれから半世紀。

おばあさんはすでになく、尾道を訪れる機会もなくなったといいます。

今でも鯛の刺身を食べると、あの日の一生懸命なおばあさんと商店街を思い出す。

今ではワゴン販売はなくなってしまっただろうし、お店や風景も変わってしまっただろうと思う。

正平さんにぜひ「尾道本通り商店街」を訪れてほしい。

 

…というお手紙でした。

 

出発地は10年前の目的地

ここから自転車で港へ行き、船で尾道に渡る予定。

出発の地は、10年前の目的地。その時は尾道から船で渡ってきた。その時と同じ船を今回は逆方向に乗っていく。とのことです。

正平さんは、監督さんからその話を聞き、船で出会った女性に車に乗せてもらって目的地まで来たことを思い出しました。

その時の旅のルートが、公式ホームページに載っていました。

詳しくはこちらをどうぞ。↓↓

https://www.nhk.or.jp/kokorotabi/route_nclub/20121121/

 

池に住む生き物と浮島

まず尾道市街への渡船乗り場へ向かって出発しました、

下り坂を下りていき、住宅がならぶ道の、お地蔵さんの後ろにある池の横に通りかかりました。

その池に何かが潜ったのを見つけた正平さんは、池の横でストップ。

カメラマンさんのジュンさんが鳥がいたと思われるところをズームしましたが、姿は見えず。波紋だけが広がっていました。

長い時間潜っている鳥がどこから出てくるか、カメラマンさんのジュンさんが撮影できるか?の勝負になりました。

正平さんたちがじーっと見ているのに出てこない。

待っているのに飽きたのか、次に正平さんは池の左側に生えている草が動いているのを発見。

浮島だ!」とジュンさんを呼びました。

池の中の草むらだと思っていた草が、ゆっくりと左から右に動いているのです。

正平さんは「この池、不思議池ですね!鳥は出てこねえし。」と笑います。

正平さんが見つけた浮島だけでなく、ほかの草むらも風に乗って動いていました。

何個もある浮島が風に押されてゆーっくりと動いていたのです。

池の端にはカメがいるのを監督さんが発見。

 

じっくり眺めているうちに、おばあさんが「いつも見させてもらってます。」と話しかけてこられました。

この池にあの島が浮いてるでしょ?」と正平さんが聞くと「はい。浮き草です」と答える女性。

風が吹くたびにあっち行ったり。こっち行ったり」と教えてくれました。

あと、水鳥が出てこないことも話すと、「カモも色んな。1つじゃないね。」とカモがいることも教えてくれました。

別の女性も出てきて、一緒に答えてくれてました。

どっか隠れたんじゃ?」ともう一人の女性が答えてくれました。

池には、ほかにウシガエルもカメもいる。

カメは何匹も、おばあさんが作ってるキュウリを食べにくるとか。

おばあさんは腹が立って、カメを裏返して足で蹴って池に落としたと話してくれました。

正平さんは笑いながらも「それお母さん、イジメだから。」返すも、おばあさんは「そりゃそうだけど、気持ち悪いの。」とカメが足をニュッと出して出てくる恐ろしさを語ります。

サルが食べ物を襲いに来るのは聞いたことありますけど、池のカメが畑を荒らしに来るなんて初めて聞きました。

サルには電気ショックでもなんでもあるのに、カメの甲羅をひっくり返して池に戻すくらいやってもいいんじゃないか?と思いました。

え?残酷?

 

別の女性からは、一時金魚の群れがいたことも教えてもらいました。

正平さんは「何でもいるね、ここ。不思議な池だね。」とまとめてました。

そして女性と、女性と一緒にいた若い女性に囲まれ、記念撮影をパチリ。

 

ふと立ち止まった池で、面白い話が聞けました。

浮島と浮かんでこない鳥も不思議だけど、キュウリを狙うカメの話が特に面白かったです。

 

ランチはトンカツセット

道は、川を渡って左折してお昼ごはんのお店へ。

川沿いのある商店が並んだエリアに入りました。

 

正平さんは、トンカツセットを注文。

プラスで、わかめ入り青のりのチューブを監督におねだり。

トンカツセットが運ばれてきて、まずはカツをソースをたっぷりつけてパクリ。

サクッといい音がしてました。

そして、ごはんに青のりチューブをたっぷり出し、パクリ。

うまい!うん!」「青のりうまい!」と絶賛してました。

これ、テレビ越しに見てても本当、美味しそうでした。

お腹空いてる時に見たので、余計美味しそうに見えました。

ごはんですよ!みたいなのかな?わかめ入りだからまた違う味なんだろうな。

興味ある!

さすが海の近くの町ですね~~。

 

食後。

お店の前でお店の方と記念撮影。

植木の中から「んにゃー!」と猫の声がしました。

正平さんはニャンコが気になる様子。

この周辺にいる黒猫ちゃん。

正平さんは植木の前に座り込んで猫ちゃんを観察。

黒猫ちゃんは、頭に小さな草をつけて口を閉じてこちらをジーっと見ていました。

カッコいいね!」と話しかける正平さんでした。

 

『朝版』は、水鳥にカメに猫。

話だけだと、ウシガエルもいるとか。

色んな生き物の話が出た『朝版』。面白かったです。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

『とうちゃこ版』では、スタッフさんに向け、お手紙の追伸が紹介されていました。

商店街で手紙を読むのは難しいので、「本通り商店街」から一本海側の海岸通りにお越しください。とのこと。

尾道水道から向島を望む景色もそれはそれは絶景!

久しぶりに見ることが出来たら嬉しい。

 

とのことでした。

 

ワゴン販売見た記憶ある正平さん

お手紙を読んだ正平さんは、「尾道本通り尾道商店街にもうワゴン、出てないのかな?俺確かね、若い時尾道何回か来たことあんだけど、あったような気がするんだよな。商店街にボンじゃなくて、商店街をポンと入った路地みたいなとこに。今はもうないのかな。まあ行って見ればわかるってことで。」と話していました。

あればいいですね!

 

尾道が見えた

向島の住宅街を走っている時、正面にも尾道の裏の山が見えていました。

そして海沿いの道を走り、海峡が見えました。

 

向かい風に抗いながら走る正平さん。

息が切れていました。

けれど、海の向こう正面に見える尾道の町を見て「尾道が見える。」と嬉しそうにつぶやきます。

渡船乗り場に近づくと「尾道懐かしいな。」と楽しみにしてる様子。

海の向こうに見える尾道の町を見て、正平さんは「あっちからこっちもお手紙は景色いいって言ってたけど、こっちからあっちもいいよね。」と言います。

スタッフさんも「めちゃめちゃいい。」と返してました。

渡船乗り場越しに見える風景。キレイでした。

 

自転車に乗る人たちと会う

船に乗る前に、男性4人組のサイクリングをする方たちに話しかけた正平さん。

みなさんサングラスにヘルメット、サイクリングのスタイルがカッコよかったです。

これ、しまなみ渡って来たんですか?」と質問。

男性たちは「明日。渡るんです。慣らしでこの島をグルグル。」と予定を教えてくれました。

男性の中のお1人は富山から来た方で、富山編を見たそうです。

明日行く?あのくそ高いとこ。正直な話、バカじゃないの?」と言う正平さん。

男性たちは「よく言われます。」と大笑いしてくれました。

正平さんは「スタッフに土下座して勘弁してくれって言った。」とこれまた正直な話を披露。

風強いよね、今日。気をつけて。」と最後はエールを送ってお別れしていました。

 

この様子は月曜朝版でも放送されていました。

気さくに話してくださるいい方たちでしたね!!

自転車に乗る方は、この番組見てらっしゃるんでしょうか?

 

乗り場でチャリオを連れていくと、先に同じように自転車を押した男性が待っていました。

正平さんを見て「びっくりした!」と驚く男性。地元の方でした。

テレビ撮影をしていると分かると、マスクを外して顔をカメラに向けていました。

陽気な方です。

 

今回の旅は、よく人と会いますね!!

見てて楽しいです。

 

船に乗って海を渡りました。

 

港に着き、自転車を押して尾道の町へ入りました。

船で一緒だった方たちの声援を受け、走り出しました。

 

商店街で昔馴染みの店に行く正平さん

大きな道から細い道を走り、右折。

商店街のなかは、自転車OK。

ゆっくり走っていると、電車の線路越しに小学校が見えました。

土堂小学校が見え、お手紙の方のおばあさんが住んでいたのだろうと推測。

その小学校から下りてきて、商店街まで下りてきていた。はず。

ゆっくりと商店街をチャリオで走ります。

 

アーケードの屋根に『尾道本通り』と書かれていました。

道幅の広い商店街をゆっくりと走りながら「この商店街は、お店が開いているな。」とつぶやく正平さん。

歩いている人が「こんにちは!」と声をかけて来てくれていました。

正平さんはある店の前で立ち止まり「俺が昔、憧れのナイフ屋さんのナイフがあって、高くて買えなかったお店。ちょっと見てみよう。」と言い、入ってみることに。

お店の方は「お久しぶりです!」と迎えてくれました。

正平さんは「覚えてくれはった?」というと「覚えてますよ!」と返すお店の方。

へへへと照れ笑いをする正平さん。

ナイフ好きだということが知られていました。

お店の方は、金庫に入っているナイフを見せてくれました。

正平さんは嬉しそうにナイフを眺め、スタッフさんに1本持って見せて「スゴイでしょ?俺が憧れてるやつだからな。」とまるで自分の物のように言います。

そしてお店の方に「ちなみにいくら?」と聞くと「売れない。」と答えるお店の方。

正平さんもお店の方も。昔からよく知ってるみたいで、二人ともいい笑顔。

非売品のナイフを見せてもらってたんですね。

高いナイフって言うか、売ってもらえないほど高価なナイフを特別に見せてもらってたってことだったんですね。

そういう秘密みたいなのを共有してる関係。いいな。

久しぶりに会ってもちゃんと覚えていてくれる。素敵だな~~。

 

そして本題。

50年ぐらい前に、この商店街にお魚屋さん出てたでしょ?その鯛をさがしておばあちゃんが手を引っ張って歩いてくれたって。その、商店街をもう一回見たいって来たんだけど。」と事情を話す正平さん。

お魚を売ってる人はもう、お年になって辞めてる方が多いとか。

 

正平さんは、商店街通るなら、ここに寄ろうと思ってきた。と話すと、お店の方は「いつでも寄ってください。懐かしいから。本当懐かしいです。俺。7年前か…。」と本当にうれしそうにされていました。

正平さんは「また7年経ったら来る。」と言ってましたけど、「もうしょっちゅう来てください。」と返してました。

 

本当、旧友って感じで雰囲気良くていい関係だな。と思いました。

正平さん、全国に知り合いがいるんじゃないの?ってくらい顔が広い!

お仕事で行っても、ちゃんと地元の方とお話をして、仲良くなってるってことなんでしょうね~~。

正平さんのこころの風景。

いいシーンを見させてもらいました。

 

こころの風景

お店を出て、再び商店街を走ります。

しかしお魚屋さんは見つかりません。

正平さんの記憶にある路地にもありませんでした。

 

長い商店街。

正平さんが寄った喫茶店もありました。

我に返ったのか「俺の思い出じゃないんだから!」と自分ツッコんでました。

 

いやいや、正平さんのこころの風景も見たかったので嬉しいです。

 

アーケードが終わって商店街の端っこまで来るも、お魚屋さんはありませんでした。

 

そして、お手紙を読むために向島を望む海沿いへ行きました。

お手紙を読むポイントをさがしにチャリオを置いて、海沿いを歩きました。

正平さんは向島が見えるところで、お手紙を読みました。

商店街の風景を見ながら、お手紙の内容を聞くと、おばあちゃんが一生懸命歩いて鯛をさがす姿が見えてくるような気がしました。

お魚のワゴン、見てみたかったな~~。

 

お手紙を読み終わった正平さんは、「行ってきたよ!商店街、結構人いた。よその商店街さびれてるとこが多いけど。尾道は頑張ってた。で、あれが向島で。向島から来た。ナイフ屋のおじさんが覚えててくれて嬉しかった。」と言って番組を締めていました。

 

今回は、正平さんのこころの風景も見れて面白かったです。

懐かしい場所を訪ねるのは楽しいですよね。

お手紙の方も、久しぶりに見た風景をきっとよろこんでらっしゃるんだろうな。

楽しい、切ないこころの風景でした。

 

広島県の旅でめぐる町

広島県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

  • 11月15日…三次市
  • 11月16日…尾道市
  • 11月17日…竹原市
  • 11月18日…東広島市

 

の放送予定です。

 

次は、竹原市への旅です。

 

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『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。