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こころ旅2023秋の感想*島根県大田市*優しい人が多い鳥井で、小学校と海岸を見に行く

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋、放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。

www4.nhk.or.jp

2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。

跳んで山陰の鳥取、島根、山口。

ラストは、九州福岡でゴールです。

 

前週、鳥取県4日目・境港市の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

 

1224日目、島根県1日目は大田市への旅

11月7日放送分島根県1日目は、島根県大田市の鬼村の鬼岩でオープニングでした。

岩には穴が開いていて、鬼が岩をつかんだ時の指のあと、と説明文を読む正平さん。

どんな指やねん!」とツッコんでいました。

鬼岩を見たあと、鬼岩の願い像に手を合わせ「俺以外3人キレイな女の子で4人で裸で麻雀出来ますように。」とお願い。

 

は?何言うてんねん!

と思いつつ、古谷一行さんと共演していた『混浴露天風呂連続殺人事件』シリーズの一平役を思い出しました。

あのシリーズでは、本当に裸の女性たちが4人ぐらい出てきて混浴してたな…。

 

スタッフさんはツッコむことなく「左手に右手を添えるといいらしいです。」とアドバイス

願い事にはしゃぐ正平さんでした。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、島根県松江市の45歳男性から。

こころの風景は、島根県大田市にある鳥井小学校と鳥井海岸です。

今から11年前。86歳で亡くなったお手紙の方のおばあさん。

おばあさんは、かつて鳥井から50kmあまり離れた雲南市の小学校で教師をしていたそう。

お手紙の方が子ども頃、おばあさんはふと思い出したように鳥井の話をしていたとか。

「夏になると鳥井海岸に担任の子どもたちを連れて行き、小学校の校舎に寝泊まりして、海で泳いだ。」

という内容。

その話をする時のおばあさんは、いつも柔らかい表情で、当時を懐かしんでいる様子。

おばあさんは退職後も鳥井海岸を行くことがあったよう。

「すごくいい思い出なんだな。」「鳥井海岸ってどんなところなんだろう。」

と子供心に思っていたお手紙の方。

お手紙の方自身は、大田市から少し離れた松江市に住んでいたこともあり、鳥井海岸に行くことなく月日が流れ、県外の大学に進学。

島根に帰り、おばあさんと同じ教師になったそう。

教師になって3校目。縁あって鳥井を校区とする大田第二中学校に勤め、鳥井の子どもたちを担任することに。

おばあさんは、大田市の学校への赴任をとても喜んでくれたそう。

初めて鳥井小学校を訪れ、海岸の砂を踏みしめた時、「これが鳥井海岸か。」と胸が熱くなったお手紙の方。

それから数年後。

おばあさんは肺がんを患い、数か月の闘病生活後、亡くなりました。

おばあさんの死後まもなく、妹さんと鳥井海岸を訪れたそう。

春の冷たく強い風に吹かれながら、遺影のおばあさんと海を眺め、波の音を聴きながらおばあさんの魂が水平線のかなたに戻っていくのを感じたといいます。

 

ぜひ、正平さんに鳥井小学校とその裏にある鳥井海岸に行っていただき、天国におばあさんの思い出を形に残して欲しい。

 

…というお手紙でした。

 

学校と海岸を見せた番組を作れと。」と了解した正平さん。

高いところにいたBカメさんにむかって「行ってきます!」と言って出発しました。

 

音の反響を楽しむ正平さん

住宅街を走っていると、後ろから監督さんが「右でーす!」と指示が。

声でか!」とツッコむ正平さん。びっくりしたようです。

続けて「橋を渡って左です。」と大きな声で次の指示を出す監督さん。

りょうかーい!」と大きな声で返す正平さん。

二人で大きな声で言い合いする声が、こだまのように周りに響き渡りました。

おーい!」と正平さんが大きな声を出すと、やはりこだまのように響きます。

笑い出すチームこころ旅。

面白がってました。

監督の「左でーす!」も響いてました。

川のそばにある山のおかげで響いていると正平さんが推測していました。

 

大きな山から叫ぶのは見たことありますけど、低い山に向かって叫んで響いているのは初めて見ました。

面白かったです。

 

ランチはホットドッグ

大きな道に出てきて、右折。

海の匂いがすると言う正平さん。

静間川の河口が見える橋を渡りました。

和江漁港を左に見ながら直進。

左折して、右側にあるお店に着きました。

予約済みだったらしく、お店の方が迎えてくれました。

正平さんは、ホットドッグを注文。

コーラと一緒に運ばれてきて、パクリ。

うめ!ウインナーがうめえ!ウインナーじゃない。フランクフルトっていったな。」と一人で言って一人で確かめる正平さん。

隣に座っていた水さんに、フランクフルトもウインナーもドイツだと話を始めます。

上手く返せない水さんに「中に着るのがインナー。」とふざけた話を混ぜて話す正平さん。

水さんが爆笑していると「水さんとしゃべってると楽しいね。」とつぶやきます。

水さんは「食べてください。」と促します。

もうちょっと、からかおうかな。」という正平さんに「やめてください。」と返す水さんでした。

 

水さんはツッコまないですからねー。

なんでも素直に受け止めてしまいます。

イマイチ盛り上がらない話でした。

 

でも、ホットドックは美味しそうでした!!!

ホットドッグだけでなく、カレーもハンバーガーもあるみたいで、それも見たかった。

 

…ここまでが『朝版』です。

 

バッタの交尾と馬糞

『とうちゃこ版』では、冒頭で月曜朝版でも放送していたバッタの交尾を見つけた正平さんの映像から始まりました。

島根県の旅始まってすぐに見つけてたみたいです。

こういうの見つけるのが早い正平さんです。

 

お手紙を読み、地図でルートを確認後。

まずは7kmのルートで鳥井小学校を目指して出発しました。

 

『朝版』でも放送されていましたが、静間川に架かる橋を渡る前、対向車線の路肩にある馬糞を集めて掃除をされている方が映っていました。

お馬さんが歩いているのでしょうか?

馬糞は貴重な資源だそうなんで、大切に集めて扱わないといけない。

集めてらっしゃるところを初めて見ました。

 

静間川河口の砂州

そして、静間川の河口の部分に砂が集まっているのが見えました。

下降を遮るように砂州がある。と字幕が。

砂州とは…。

流水によって形成される砂の堆積構造。

天の橋立や、先週正平さんが行っていた鳥取の弓ヶ浜が、主な砂州らしいです。

Wikipediaを参考にしました。↓↓↓

ja.wikipedia.org

砂州で海への流れを遮っているので、砂州のどこから海に水が流れているのかが気になった正平さん。

川沿いを一人で海側に走っていき、砂州の切れ目を探し当てていました。

砂州の切れ目は、左の位置にあり、ようやく納得した正平さんは、夢中で走って来て疲れた様子。

海への流れを見ながら休憩。

正平さんは「川が運ぶ砂ですよ。」と砂州を見て感心していました。

 

川と海を分断しているみたいに見えますね。

砂州だけ見ていると砂浜みたい。

でも、川と海に挟まれている砂。

砂で道が出来ている。

これだけの砂を運んでくるんだから、水ってすごい力を持っていますね。

 

地図上では、かすかな点線になっていますが、海と川を遮る砂州です。

 

優しい人たちと出会う

住宅街を走っていると、バス停が見つかりました。

和江入口というバス停で、次が鳥井和江。鳥井です。

正平さんたちが「次が鳥井だ。」と大きな声で話していると、そばの家から「道案内しようか?」と女性が声をかけて来てくれました。

鳥井小学校近いよね。」と聞くと「1キロぐらい。」と教えてくれました。

世話焼きのおばちゃんです。いいね!」とつぶやく正平さん。

鳥井の中心部に着き、今度は、民家の前にいた若い男性に「すいません!鳥井小学校は?」と質問。
すぐに出てきて「このまままっすぐに行かれたらいいですよ!」と答えてくれました。

そして「火野さんじゃないですか!」とびっくり!

700メートルぐらい先の左だそう。

男性は、正平さんと握手してお別れ。

こんなところ通られるんだ。ああすごい。」と興奮冷めやらぬ男性。

 

そりゃ、家の前で不意に道きかれて答えたら正平さんだった。なんて、ビックリしますよね。

あんまり自然に聞いてくるから、自然に答えてしまいますよね。

あとでもっとああすればよかった。とか思うんでしょうーー!

冷静に握手を求めていて、スゴイなと思いました。

 

男性に教えてもらった通りに住宅街を進み、鳥井小学校にとうちゃこ

 

古くて趣があるカッコいい小学校の正門。

門越しに、職員室と思われるところへ正平さんが手を振ると、振り返してくれました。

先生が歩いてこられて、今の校舎は30年ぐらい前に建てられたと教えてくれました。

公式ホームページを見たら、平成2年に新築されたとあり。

詳しくは公式ホームページへ。↓↓↓

学校の沿革 | 大田市小中学校教育サイト

正平さんが、お手紙に書かれていたよその小学校からやって来て小学校に泊まるような制度があったのか?と質問。

先生は「すぐそばに海があるから、臨海学校とかやってたと思います。」とのこと。

色んな学校が来ていたと思う。とおっしゃっていました。

 

なんと柔軟な学校!!なんと柔軟な地域!

自分が住んでいた町は、こんなよその学校に泊まるなんてことなかったです。

よその学校の生徒を泊まらせてくれるなんて、いい地域なんだな~きっと。

私が通っていた学校は、すぐにけんかだ何だになるので、よそとなるべく関わらないようにしていたと思う。

大田市はいいところなんだろう、きっと。

 

親切に教えてくれた先生にお礼を言って、海へ向かう正平さんたち。

正平さんは「みんな優しいな。ねえ!道案内した言って人もいる。あのお兄ちゃんも優しかったし、先生も優しかった。あんな先生やったらええわ。センコーとは言わないな。」とつぶやいていました。

 

本当!

鳥井の方、快く道を教えてくれて優しい!

人当たりもいいし。感じがいいな~~。

 

こころの風景

小学校の周りを走って裏へ。

チャリオから降りて、海まで歩きました。

来たよ!」とお手紙の方のおばあさんに呼び掛ける正平さん。

青空の下、砂浜をゆっくりと歩いたあと、海に向かって座りお手紙を読みました。

『朝版』では読まれていなかったが、鳥井小学校が、児童数の減少で近隣の学校との統合が検討されているとのことでした。

おばあさんの思い出も消えてしまいそうで寂しい。と、お手紙の方の切ない気持ちが綴られていました。

お手紙を読み終わった正平さんは「テレビという形になったかな?天国のおばあちゃんにも届くといいな。ま、永久保存版にしなはれ。いや立派な小学校やった。30年ぐらい前に今の校舎になったらしいです。よく臨海を受け入れていたみたいです。海こんな近いもんな。そら臨海やるわな。OK!島根県1日目。いい天気でした。ありがとうございました。」と言って番組を締めていました。

 

校舎の形がカッコよかったです。

この校舎が建てられた平成2年といえば、バブルのおわりで建て替えが多かった時期。

平成2年は私も小学生の時で、私の小学校でも体育館が建て替えられ、卒業式は新しい体育館で執り行われたのを覚えています。

 

小学校、統合されても臨海学校の施設として残せないのでしょうか?

おばあさんの思い出の地が、これからもずっと残されますように!

 

島根県の旅でめぐる町

島根県でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

 

の放送予定です。

 

次は、江津市への旅です。

 

www.lovetv.site

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!