2023年11月26日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『セクシー田中さん』6話が放送されました。
前回、5話の感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 田中京子(木南晴夏)…40歳。昼は、税理士の資格を持つニチハフーズ経理部のAIと呼ばれる優秀なOL。友達も彼氏もいたことがない。しかし夜はセクシーなアマチュアベリーダンサーSaliであることを周囲に秘密にしている。夢はいつか独立して自分の名前でお客さんが呼べるようなダンサーになること。料理好きの倹約家。ファンシーなものが好きで、『ときめきトゥナイト』の真壁君が好み。飼っているハムスターに「真壁君」と名前をつけている。
- 倉橋朱里(生見愛瑠)…23歳。田中さんと同僚の派遣OL。若くてかわいいコミュ力の高い誰からも愛されるタイプ。「若くてかわいい」自分の価値に限りがあると焦る。田中さんの生き方に憧れ、ベリーダンスを習い始める。田中さんの初めての友達。
<ベリー教室>
- Miki先生(高橋メアリージュン)…田中さんと朱里が通うベリーダンス教室の先生。ショーやステージにひっぱりだこ。
- 景子(生駒里奈)…ベリー教室の生徒。アクティブな生活で、ベリーダンス以外にもワイン、ピラティスも勉強している。
- 絵麻(西田麻耶)…ベリー教室の生徒。レジ打ちの仕事をしている。子育てが落ち着き、ベリーダンスを習い始めた。
- アリサ(なえなの)…ベリー教室の生徒。ベリーダンスがきっかけで髪を伸ばす。SNSで恋人探し中。
- 花梨(平野沙羅)…ベリー教室の生徒。スポーツ好きで色々やっているが、今はベリーダンスにはまっている。
<光友商事>
- 笙野浩介(毎熊克哉)…36歳。朱里が合コンをした光友商事の商社マン。女性に対する偏見の塊で、女性に対し失礼な発言を繰り返し腹を立たせている。スーパーで何度か田中さんを見かけ、ベリーダンスをしていることも知って興味を持ち始める。田中さんが、おばさんであること以外は自分の好みにぴったりの女性だと自覚している。田中さんが自分を好いていると勘違いして、四十肩になった田中さんを何かと気遣う。が、田中さんの好きな人が既婚者でチャラい三好と知り、田中さんの前で三好の悪口を言い、田中さんを怒らせてしまう。
- 小西一紀(前田公輝)…光友商事勤務の笙野の友人。合コンで出会った朱里が大好きなチャラ男。人とぶつからないタイプ。本音が見えない。
<朱里の大学時代の友人>
- 仲原進吾(川村壱馬)…23歳。3年前に好きだと言って朱里と一度だけ関係を持ったが、すぐに訂正し友達だと主張。友達という言葉を盾に、しょっちゅう朱里の家に来て泊まっていたが、友達ではないと朱里に拒否される。朱里が、田中さんに依存してるのでは?と指摘する。
- 榎本華(円井わん)…23歳。朱里の大学時代からの友人。イベント会社で働く。朱里と進吾の関係、朱里の男性関係を把握し、ハッキリと意見を言ってくれる。結婚育児でキャリアが途絶えることを嫌がる。合コンは人脈作りと割り切って参加している。
- 根岸沙奈(坂ノ上茜)…朱里の大学時代からの友人。23歳。華と一緒に朱里に家に押しかけ、お互いの愚痴を言い合っている。
<レストランSabalan>
田中さんの私服ダンス動画が流出
愛子先生(未唯mie)が急なショーの出演で、「Sabalan」が人手不足になると聞き、手伝いに来た田中さん(木南晴夏)。
朱里(生見愛瑠)と笙野(毎熊克哉)も応援に駆け付け、みんなでお店を手伝うことに。
ショーがはじまり、愛子先生のダンスに魅了される田中さん、朱里、笙野。
ショーの合間。
愛子先生にハーブウォーターを差し出したことで、Saliだと気づかれた田中さんは、すっぴん私服のまま愛子先生に引っ張られて舞台に立つ。
慌てふためいたのもっ最初だけ。あとは堂々とダンスを披露。
三好(安田顕)がダラブッカを担当していたこともあって、楽しくダンスを踊る田中さん。
ショーが終わり、すっかりSaliこと田中さんを気に入った愛子先生は、田中さんが三好のことが好きなのを見抜く。
「ちょっとめんどくさい人好きになっちゃったね。しんどくなったりしない?」
「とりあえず手の届かない男はキープしつつ身近に転がってる男も味見して見れば?」
と助言。
素直に受け止める田中さんをさらに気に入った愛子先生は、田中さんの唇を半分奪うキスをする。
田中さんのファーストキスを目撃してしまった三好と朱里と笙野。
後日。
愛子先生と踊った田中さんの動画が会社の人たちに出回ってしまう。
同僚が自分を噂しているのに耐えられなくなり、早退。
異変に気付いた朱里が田中さん宅に急行。
「何も悪いことしてないんだし、堂々としてればいいんですよ。」
しかし田中さんは、明日は会社に行く。と言い落ち着いた様子だった。
夜。
「Sabalan」で、田中さんを心配して朱里とMiki先生(高橋メアリージュン)が話していると、笙野が愛子先生に突然振られても堂々と踊り切った田中さんの度胸を絶賛。
「不器用だし、人より時間かかるもだけど、田中さんは自分で解決できるよ。」
と断言。
皆を黙らせるのだった。
しかし、田中さんは会社に行こうとすると腹痛が起こり、翌日も会社を休んでしまう。
動画を見て陰口を言う同僚に、朱里は、ベリーダンスのポーズがどれだけ筋力が要るか、田中さんの美しさ、素晴らしさを語った。
朱里の本領発揮です!!
必死の田中さんをかばう朱里に心がスッとしました。
こんなにかばってくれている人がいる。
何も知らんくせに!
朱里に感情移入して、私も陰口言ってる人に言い返したくなりました。
いい友達持ったな~、田中さん。
笙野の言葉に泣けた
一方で、休んでいる田中さん宅に、笙野が笑える映画のDVDを差し入れ。
「私なんかのために。」
と朱里と笙野が自分のために動いてくれることに、申し訳なさを感じる田中さん。
もう、そんなに自分を卑下しないで!!
田中さん役の木南晴夏さんの泣きの演技が素晴らしくて、もらい泣きました。
笙野は、会社で浮いてる思ってるのは、気のせいでは?と切り出す。
「もし本当に会社でばかにされたり、ネタにされたりしてるんなら。」
「それは、田中さんの怠慢だと思います。ズバリ宣伝不足です。」
「田中さんをちゃんと知れば、みんな田中さんを好きになりますよ。」
ええ~~?
と思いましたが、ちゃんと人と関わって自分のことを話さないから、分かってもらえないんだと、失礼な表現を交えながら訴える笙野。
言い方が引っ掛かりましたが、本当にそうだと思いました。
みんな、知らないから想像であーだこーだ、好きなこと言うんです。
だって、説明しないから。
分かってもらおうと努力しないから。
今までの笙野の言葉で一番刺さった!!
いいこと言えるようになったやん。笙野!
田中さんも納得し、次の日からはちゃんと出社。
これまで自分から挨拶してなかった同じ課の人に自分から挨拶。
心を開いていく態度を見せていました。
うーん。
自分から話してもなかったなんて、驚き!
みんなを不快にさせてる。とか田中さん言ってましたが、確かに挨拶もしてこない同僚は不快にさせていたと思いますよ。
これは笙野がちゃんと分かってる!!
自分自身も同僚の彼女にフラれてから、社内の女性と警戒して話してなかったのを、田中さんに出会って、これまで人と関わって来なかったことを反省したから出てきた発想なんですけど。
田中さん!
自分が発した言葉に影響された笙野に、今度は自分が救われています。
いい循環。
これも人と関わろうと頑張ったから。
いいドラマだな~~と思いました。
同僚がショーを見に来る
朱里に田中さんの素晴らしさを聞かされた会社の人たちが、田中さん出演のショーを見に「Sabalan」にやってきました。
トリをつとめるはずだった田中さんは、同僚が来たと分かった途端、腹痛を起こしトイレに立てこもってしまう。
順番が来ても、トイレから出ていけない田中さん。
そういう日に限って朱里は残業でおらず。
小西(前田公輝)から連絡を受けて、急行した朱里。
だが、舞台にいたのはダラブッカを習い始めて、単調なリズムしか叩けない笙野。
田中さんを助けたい一心でダラブッカを叩き続ける。
同じリズムだけでは盛り上がらず、客が飽き始めたところに三好が合流。
連弾演奏でショーを盛り上げ、何とか終わらせた。
朱里から、同僚たちが動画を見直して、田中さんの素晴らしさに気付いたと聞かされた田中さん。
残念がっていたと知り、慌てて追いかけ謝り、次のショーの招待すると告げた。
キレイにメイクアップ、ドレスアップした田中さんを「キレイ!」と受け入れてくれた同僚の人たち。
体調の心配までしてくれて、次を楽しみにしていると喜んで帰ってくれた。
笙野の言う通りでした。
朱里が全力で田中さんを宣伝してくれたおかげで、田中さんの普段の姿勢の良さを見てくれたり、興味を持ってくれていた同僚の人たち。
6話は感動する話でした。
ちゃんと話せばわかってくれる。
まぁ、話しても分かってもらえない人はいるかもしれないけど、一度自分が受け入れてもらえなかったからと言って、諦めてもう人の話は聞かない!
って言うのはもったいなすぎます。
ドラマを見ている自分自身にも思い当たることがあるから、よけい田中さんが頑張って人と関わる姿を見て心打たれました。
本当、いいドラマ。
しみじみ思いました。
小西に幻滅
朱里が、小西に惹かれ始めてきました。
朱里の自宅アパートの前で、着替えを取りに来た進吾とバッタリ会う朱里と小西。
やっと手をつないでいい感じだったのに、進吾を見て慌てて手を離してしまう朱里。
朱里が進吾の着替えを取りに部屋に入った合間に、小西が進吾に話しかける。
二人とも、好きな女の子に飽きるのが早いみたいです。
話が合って、連絡先交換した小西と進吾。
自分の知らないところで二人が仲良くなるのを嫌がる朱里だったーーー。
これはこれは、どうなる?
小西はやっぱり、進吾と同じ自己中な男?
振り向いた途端に、もう飽きるタイプ?
優しいいい人だと思ってたのに。
幻滅だ~~。
幻滅なんて言葉、久しぶりに思い出して自分自身でビックリ。
本当に、小西はいい人だと思ってたんです。
小西役の前田公輝さん、岡田結実さんのドラマ『江戸モアゼル』とか、朝ドラ『ちむどんどん』でのフラれ役を好演してて、私のなかでいいイメージだったんです。
だから、今回の小西役もチャラく見せて、本当はいい人なんでしょ?って勝手に思ってました。
えー!
なんか嫌だ。
どうなるの??
早く次回が見たいです。
以上、ドラマ『セクシー田中さん』6話のネタバレ感想でした。