BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
- 1226日目、島根県3日目は浜田市への旅
- お手紙の内容
- ランチは鍋焼きうどん
- おまんじゅうで休憩
- 通称「宮の浦」は、おおうらの浜?
- マリン大橋の思い出
- 「宮の浦」の「宮」は厳島神社?
- こころの風景
- 島根県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。
跳んで山陰の鳥取、島根、山口。
ラストは、九州福岡でゴールです。
1226日目、島根県3日目は浜田市への旅
11月9日放送分島根県3日目は、浜田駅の神楽時計の前でオープニングでした。
石見神楽を人形が演じていました。
お手紙の内容
こころの風景は、宮の浦という浜辺から見る風景です。
宮の浦は、浜田市の瀬戸ヶ島町にあり、観光スポットのような華やかさはなく、素朴なこじんまりとした小さな浜辺。
幼い頃に家族でよく訪れた、お手紙の方が大好きな場所。
お手紙の方のお家は、祖母、両親、姉、お手紙の方、弟2人と妹の8人家族でした。
ご両親がよくこの宮の浦に、ごきょうだいを連れてきてくれ、海で泳いだり海を眺めたりして1日を終えたことがあったといいます。
そのうちきょうだいが進学や就職で家を離れ、母、祖母が亡くなり、お父さんと二人で暮らすようになったそう。
お父さんと2人の生活は息が詰まるもの。
段々と話をしなくなり、食事も理由をつけて別々に。やがて転職を理由にお手紙の方も家を去ったそう。
物はなんでもあり、欲しいものがすぐに手に入り仕事が充実した都会の一人暮らしは、楽しく充実した毎日。
不自由ない暮らしと思っていたが、何か足りない満たされないと思うように。
そんなある日。お父さんが病気で亡くなったそう。
帰郷し、通夜と葬式を終えたあと、ふと宮の浦に行きたくなり訪れ、静かで穏やかな波を見たそう。
幼い頃家族8人で賑やかに過ごした日々。夜遅くまで働いていたご両親。貧しいけれどきょうだいで支え合った毎日。厳しく優しかった祖母のこと。
次から次へと思い浮かび、とめどなく涙が流れたといいます。
浜田が恋しくなり、浜田に帰りたい。帰ろう。
その思いが日々大きくなり、都会を引き揚げ浜田に帰ったお手紙の方。
宮の浦から海を見ると、心が癒され明日への活力が湧く。大好きな場所。
よかったら、正平さんに訪れてもらいたい。
…というお手紙でした。
ランチは鍋焼きうどん
走る前に、ごはんを食べようと歩いてお店に移動。
以前にも訪れたお店だが、正平さんは覚えてない。
スタッフさんもお声がけしていないとのことで、緊張しながら店に向かう正平さん。
お店の中に入り、正平さんが「以前ここで…。」と話すと、お店の方は覚えてらっしゃって、写真も飾ってる。とのことでした。
奥に行って別の店員さんがみんな出てきてご挨拶。
前と同じ座敷に通されました。
正平さんには、鍋焼きうどんが運ばれてきて、目の前でふたが開けられました。
「初鍋焼きです。」「。もうそういう季節でしょ?」と声が弾む正平さん。
いいですね。鍋焼きうどん!
私も大好きです。
エビの天ぷらをプラスすると250円高くなるらしく、なしを頼んだようです。
でも鶏肉もほうれん草もかまぼこ、しいたけも入ってたし、十分美味しそう。
取り皿にとって冷ましてから食べていました。
鍋焼きうどん。美味しそうでした!
鍋から立ち込める湯気がたまらんかったです。
食後。
「急に突然ごめんね。ありがとうございます。」とお店の方にお礼を言う正平さん。
カウンター席はお客さんでいっぱい。
「しかしよう混んでるね。」と正平さんがいうと、「おいしいもの。」という声がありました。
人気店なんですね!
お店の方の雰囲気もいいし、つづけて通いたいお店なんでしょう。きっと。
食事を済ませ、「宮の浦」を目指して出発。
川沿いの道を走り、橋を渡りました。
おまんじゅうで休憩
街中を走っていると、正平さんに気付いた人が歓声を上げ「火野正平さん!」と声をかけ、正平さんが「はい。」と答えてそのまま走り続ける。
そして、交差点で信号待ちしている時に、正平さんが香ばしい匂いを感じ、角のお菓子屋さんからでは?と推測。
休憩がてら寄ることに。
店員さんは、正平さんを見て歓声を上げ「ウソー!」とビックリ。
いい匂いがするのは、このお店ではなかったようです。
カメラマンさんのオクダさんが寄りたいと言った。と説明する正平さん。
「ここ通っとられるんですか?」とずっと声がうわずったままの店員さん。
洋菓子店でもある和菓子屋さん。
正平さんは、紅はるかのどら焼き、監督さんは栗どら焼きを注文。
お店を出たところで、チームこころ旅みんなに5つ入りのゆずのおまんじゅうを分けて食べていました。
おまんじゅうの上には粒のようなものがついており、正平さんは「へそあるよ。」と言います。
「かわいいすね。」とスタッフさんが返すと「乳首だ!」と言い直す正平さん。
不意打ちに「久しぶりに聞きました。」と言って笑ってました。
おまんじゅう、美味しそうでした。
どら焼きは食べたのかな?
私はどら焼きが好きなので、どら焼きの方も見たかった。
鍋焼きうどんにおまんじゅう。
旅を満喫してる!
街中を走っていると、こうやってお買い物ができるからいいな~。
…ここまでが『朝版』です。
通称「宮の浦」は、おおうらの浜?
『とうちゃこ版』では、手描きの地図が同封されていました。
浜田駅、9号線、そして宮の浦の位置が描かれた地図。
手描きの地図といつもの大きな地図と見比べ、「宮の浦」は通称で、実際はおおうらの浜。というのが正式な名前なのでは?と推測。
手描きの地図に描かれていたマリン大橋を渡るのか?と警戒する正平さんでしたが、監督さんによると渡らないとのこと。
マリン大橋の思い出
マリン大橋は2011年秋の旅51日目で既にわたっています。
『こころ旅』が始まった最初の年。
正平さんは、この土地のことをよく知っていて、橋を渡らなくても目的地に行ける道を知っているのに、わざわざ橋を渡るルートを選ばれて
「だからこの番組の監督は、みな意地悪なんだろなと。」
と、思い出話をしていました。
その時の旅のことが公式ブログにのっていました。↓↓↓
こころ旅ブログ:NHK | きょうの風景 | またもや雨・・・、でも最後は・・・
道を知らないならまだ納得して渡れたでしょうけど、知ってるのにどうして?って最初の時はまだ意見言えなかったんでしょうか?
お互いまだ、言いたいことを言える関係になっていなかったから?
10年以上も続く番組になって、やっと今の関係になったってことでしょうーー!
面白い!
浜田駅を出発して、海が見えるところまで進んだあと。
左斜め前にマリン大橋が見えてきました。
正平さんは「あれをね、オクダさん。」とカメラマンさんのオクダさんにマリン大橋を紹介します。
オクダさん「これはまた、ずいぶんな橋ですね。これ。」
正平さん「はいこれね、渡れと言われて、涙いっぱい出して渡ったっすよ。」
オクダさん「こら、鬼ですね。」
正平さん「鬼でしょ?」
オクダさん「誰すかね。」
正平さん「本当に!怖かったんだから。」
映像が切り替わり。
その怖かった2011年秋の浜田市への旅の映像。
「なんでこんな目に遭うの?車こないでね。後ろから。…怖い。」と言いながら、正平さんが雨のなか橋を渡るシーンが流れていました。
うーん、かわいそう。
後ろ姿と雨ではっきりと映ってませんでしたが、声が泣いてました。
涙流しながらというのは、大げさな表現じゃないと思います。
大変でしたね。
よく頑張りました。
今回はマリン大橋を渡らずに横目で見ながら通過。
平和な海の景色をゆったりと見ることができました。
「宮の浦」の「宮」は厳島神社?
海沿いの道を走り、正面に見えてきたのが瀬戸ヶ島。
小さな橋を渡って島に渡ります。
橋に近づいてきた時、「ワワワワン!」と犬の鳴き声がしました。
その声に反応しつつそのまま海のキラキラ横目に橋を渡り、瀬戸ヶ島に到着。
次に厳島神社をさがします。
通称「宮の浦」が、おおうらの浜なのか?
海沿いは行き止まりだったので、引き返し。
民家の前にいらっしゃった男性に、正平さんが「厳島神社あるよね。でそっちが、おおのうら、浜あるよね。それを通称「宮の浦」っていうそうなんだけど、その「宮」は厳島神社のこと?」と質問。
男性は「そうそうそうそう。その裏手。」
厳島神社、「宮」の裏にあるから「宮の浦」
でも「おおうらの浜」も、昔から呼ばれているとのこと。
「宮の浦」が、おおうらの浜。同じところのようです。
おおうらというより、おーら。と呼んでる。どっちでもいいみたいです。
貴重な話を教えてくれた男性。
「参考になったわ。テレビ出るよ!」とお礼を言う正平さん。
男性は、正平さんと握手。
「来るんか。こんなとこ。」とクシャクシャの笑顔で、正平さんの登場を喜んでおられました。
そりゃあ、正平さんが来たらビックリしますよね。
島根の人、いきなり質問されてもみんな親切に答えてくれて、とても親切。
でもみんな「こんなとこ」とか「ここ通られるんですか?」とか、謙遜するような言葉ばっかり。
控えめな人が多いな~~。
でも人懐っこい。
お菓子屋さんも食べ物屋さんもお話上手で、道端の犬もワンワン鳴いてたし、賑やかな印象を受けました。
こころの風景
正平さんは、住宅のあいだの道を進みおーらの浜に向かいます。
住宅の奥、つきあたりを右折すると、厳島神社に着きました。
チャリオで神社内を通り抜けないで、回り込んでおーらに行くことに。
また犬にほえられながら、通って来た橋まで戻ると、海が見えました。
左折して橋の下をくぐると、先ほどの神社の裏に着きました。
歩かずチャリオで来たかった監督さん。
正平さんは「監督さんたちは、わりとチャリにこだわるんですよね。」とつぶやきながらも、監督に従い浜にとうちゃこ。
正平さんは海に向かって座り、お手紙を読みました。
「ほんまにちいちゃい浜やで。ここにいるよ。ここに家族で遊んだんだよな。ちゃんと泳げるんだろうな。きっと。どうして人々は海を見ると癒されるというんだろう。こうやって見てて、癒されるとはなんやろう。うーん。海見て癒されて、山見て癒されて。癒されっ放しや。」
海を見てしみじみ言う正平さんでした。
確かに、海見ても山見ても癒されますね。
時々正平さんはハッとする事を言います。
お手紙の方の癒される場所。私も癒されました。
ありがとうございました。
島根県の旅でめぐる町
の放送予定です。
次は、邑南町への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!