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罠の戦争 10話あらすじネタバレ感想 恨まれる立場になった亨。みんなそっぽを向いていく…

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2023年3月20日月曜夜10時からフジ・関西テレビ系列で、ドラマ『罠の戦争』10話が放送されました。

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前回、9話のネタバレ感想はこちら。↓↓

 

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おもな登場人物

  • 鷲津 亨(草彅剛)…犬飼孝介事務所・第一秘書から政策秘書になる。昔、唯一手を差し伸べてくれた犬飼孝介に恩を感じ、秘書として20年以上尽くしてきた。が、泰生の事件をもみ消すよう犬飼に頼まれ、さらに犬飼の息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っていることまでなすりつけられたことで強い者たちへの復讐をすることを決意。泰生を突き落とした犯人もさがす。蛍原と蛯沢に協力を求め動き出す。5話で犬飼の地盤を継ぎ当選。国会議員となり、泰生の事件を追い、鴨井ゆう子の息子・文哉が泰生を突き落とした犯人と知る。鴨井に幹事長を通じて隠ぺいをしたか?と追及したが、息子を切り捨てると一蹴された。が、可南子が文哉の話を辛抱強く聞き、母への本音を聞き出し自ら出頭させるに至る。鴨井が緊急会見を開き、事件の隠ぺいと息子の罪を認め謝罪。大臣と議員の職を辞すると発表。鶴巻から選挙違反を訴えられるのを逃れた。
  • 鷲津 可南子(井川遥)…亨の妻。犬飼への復讐を享と共にやると決意。亨とは違い、泰生を突き落とした鴨井の息子・文哉の話をゆっくりと聞き、母・鴨井ゆう子への思いと出頭できなかった苦しみを吐きださせる。結果、鴨井を大臣と議員を時辞させることになってしまった。
  • 鷲津泰生(白鳥晴都)…亨の息子。何者かに歩道橋から突き落とされ意識不明状態から回復。
  • 蛯沢眞人(杉野遥亮)…犬飼事務所・秘書見習い。政治資金パーティー会場で犬飼を襲おうとしているのを享に見抜かれ、秘書職に誘われる。植物学の研究をしていた。亨の表情の変化に怖さを感じつつも、復讐に協力することに。国会議員となった亨が弱い人のために力を使うことに感動し、支えていくことに決めたが、亨も政治家として悪いことをしていることを知り、ショックを受ける。
  • 蛍原梨恵(小野花梨)…犬飼事務所・私設秘書。人をサポートする秘書職を気に入っていたが、虻川のパワハラに屈し辞職しようとしたところを享に救われ、亨の復讐に協力することに。眞人の兄の陳情を犬飼に報告しなかったのは亨だと知り、隠す。眞人に真実を言うかは、亨自身に任せる。
  • 貝沼永太(坂口涼太郎)…犬飼事務所・第二秘書。虻川の指示で地元建設会社の社長と亨が親しげに見える写真を撮る。虻川が失脚後、鷲津側へ。亨が国会議員となってからは、亨の政策秘書としてかいがいしく働く。
  • 虻川勝次(田口浩正)…犬飼事務所・政策秘書政治資金パーティーで、俊介に金を渡した会社社長と亨の握手写真を貝沼に撮らせ、亨を脅す道具に使う。また、蛍原へのセクハラパワハラ行為を日常的に行う。2話で亨の罠にかかり失脚。9話で鶴巻の私設秘書となって再登場。
  • 犬飼孝介(本田博太郎)内閣府特命担当大臣。女性蔑視発言をして問題となる。息子·俊介が地元建設会社から金を受け取っているのを享に押し付け、泰生の事件ももみ消すよう命じた。3話で亨に文科副大臣時代の収賄を暴露され大臣を辞任させられた上、心筋梗塞で倒れ長期療養中。
  • 犬飼俊介(玉城裕規)…犬飼の息子。政策秘書官。地元建設会社から金を受け取っている。カッとなりやすい性格。女性に対する暴力で被害届を出される。父の地盤を引き継ぐ予定が、亨が継ぐと聞き阻止しようと亨の悪い噂を流し幹事長に一喝され失脚。

<民政党議員>

  • 竜崎 始(高橋克典)内閣総理大臣
  • 鷹野聡史(小澤征悦)衆議院議員。亨の昔からの友人。情報を享に流してくれる。
  • 猫田正和(飯田基祐)衆議院議員。総理政務秘書官
  • 鶴巻憲一(岸部一徳)民政党幹事長。民政党ナンバー2。竜崎を総理にしたのは自分だと思っている。犬飼が頭が上がらない相手。国会議員となり泰生の事件をさぐる亨に「境界線を越えたら、その時は容赦しない。」と牽制。
  • 鴨井ゆう子(片平なぎさ)厚生労働大臣。セクハラパワハラを許さないと公言。泰生の事件の夜、幹事長室で夜通し話し込んでいたことが判明。亨の追及を受け息子の罪を認めた上で、告発されても構わないとはねつけた。が、8話で文哉の自分に対する本音を知り翻意。緊急記者会見を開き、息子の罪と隠ぺいを認め、大臣と議員の職を辞した。

<その他>

  • 熊谷由貴(宮澤エマ)…『週刊新時代』の記者。亨の秘書時代から、特ダネと引き換えに亨が仕掛ける罠に協力してくれている。
  • 鴨井文哉(味方良介)…鴨井厚労大臣の息子。普段は大人しく優しい性格だが、急に狂暴になる一面がある。7年前の高校生時代に学校で傷害事件を起こしが、既にホープとなっていた鴨井を守るため幹事長が事件をもみ消した。泰生を突き落とした犯人として逮捕されかけたが、またも警察から連絡を受けた幹事長によってもみ消される。今は無職でアパートにこもっている。泰生が目覚めたと知り謝罪に向かい、可南子に母・ゆう子への本音を引き出される。その後出頭。

 

鶴巻の情報を集める亨

怪文書をまいたのは鶴巻(岸部一徳)と虻川(田口浩正)だと思った亨(草彅剛)。

貝沼(坂口涼太郎)くんが、地元後援会の陳情を聞いてほしいと頼んでも聞く耳持たず。

鶴巻の弱点を見つけようと躍起になる。

さらに竜崎総理(高橋克典)が、若い人から選びたいと言っていた厚生労働副大臣の座まで狙います。

もう、権力の魅力に取り憑かれて目つきも悪い。

蛍原(小野花梨)さんと眞人(杉野遥亮)に協力してもらうのは当たり前な感じ。調べてもらって当然みたいな態度が見てて不愉快でした。

前はやってくれるかな?とか遠慮がちだったと思うんですけど、慣れてきた?

10話の初めから、嫌な感じ爆発で、亨を応援する気が失せてきました。

 

最初に疑ったのは熊谷

怪文書の犯人は誰か?

前回9話を見て、一番最初に私が怪しんだのは宮澤エマさん演じる熊谷記者でした。

ドラマでも、亨が一番に疑ったのは熊谷でした。

でも違いました。

確かに…怪文書作ってばらまくほど、記者さんの仕事は暇じゃないか。

熊谷記者から、鶴巻が過去にゼネコンとの汚職でもらったお金を、鶴巻の次男・紀次(尾関伸次)の会社で保管しているかもしれない。という情報を流された亨。

鶴巻の弱みを教えてもらったと思っていた亨ですが、実は熊谷さんに亨にその情報を流すよう仕向けたのは鷹野。

鷹野と熊谷さんは、怪文書こそ作ってはいないけど、亨をひっかけようとする動きをしていたのです。

前回の9話を見て怪文書を作ったと疑っていた人物が、10話でも次々と怪しい動きを見せていきます。

前回あたりから、恨まれる立場に変わっていった亨。

鶴巻を罠にはめたい一心の行動が、逆に自分を追い込んで行ってることに気付かない。

 

鶴巻の弱みを握った亨

亨は、虻川(田口浩正)が自分の弱みをさぐりに尾行していることを見越し、国税局で働く友人と会っているところをわざと目撃させる。

そして、虻川が告発した政治資金パーティーの記念品水増しについて相談していると見せかけ、実は、鶴巻の次男の会社が不正なお金をプールしていることを告げたメモを渡す。

虻川を通じて、国税局の人間と亨が接触していることを鶴巻に知らせ、国税局が鶴巻の次男の会社に調査に入るという情報を流し、鶴巻が慌てて次男に会社の金庫にあったお金を移動するよう指示。

蛍原さんと眞人が、鶴巻次男・紀次がスーツケースに現金を入れ運んでいるところに、わざとぶつかってお金をスーツケースから飛び出させ、拾っているところを激写。

完全に鶴巻の弱みを握った亨。

亨は、鶴巻次男が慌ててお金を拾っている写真を持って、竜崎総理に、鶴巻のスキャンダルを派手に公表し混乱に陥れる。と脅し、そうして欲しくなければ自分を厚生労働副大臣にして欲しい。と迫ります。

竜崎総理は、返事を保留。

翌日。

鶴巻が緊急記者会見を開いて、健康上の理由で引退すると表明した。

竜崎は、亨のやり方は調子乗っている。やり過ぎたとして、鶴巻に先に教え、辞任の追い込まれる前に自分から辞めるよう仕向けたのだ。

そうすれば、鶴巻は政界に影響を残したまま去ることが出来て、長男に地盤を継がせる事も出来る。

鶴巻は、政治の秩序を守れる影響力がある人物。

政敵ではあるけれど、竜崎は鶴巻のその力を認めていたのです。

竜崎は、亨のおかげで鶴巻の恩を売れた上に、弱みを握ったことで自分に協力させることもでき、鶴巻より優位な立場に立つことが出来た。

亨は、竜崎に利用されただけでした。

もう、鶴巻を追い込むことも出来なくなった亨。

かわいそうでしたね…。

でももう、泰生(白鳥晴都)を突き落とした犯人が分かって、隠ぺいを頼んだ鴨井(片平なぎさ)を辞めさせたところで、終わらせておけばよかったのに。

何をそこまでこだわってるのか?

ドラマを最初から見てるのに亨の気持ちの移り変わりについて行けない。

 

鷹野が一人勝ち?

竜崎に利用されるだけ利用されて、切り捨てられた亨。

竜崎は、厚生労働副大臣に鷹野を選びます。

そして亨に、鷹野のことを「策士」だと評し、怪文書を書いた犯人を早く見つけ出すよう促します。

竜崎の言葉で、怪文書を書いたのは鷹野だと思った亨は、自宅に鷹野を呼び出す。

怪文書の内容は、亨の事務所の内容をよく知らないと書けないし、厚生労働副大臣になった鷹野は一番得しているからです。

でも、怪文書を書いたのは鷹野でもありませんでした。

言い合いをしているのを可南子(井川遥)に聞かれ、議員になれたのも今まで助けてもらったのも全部鷹野なのに、鷹野を疑うなんて信じられない。と可南子に呆れられる亨。

さらに、可南子が亨と言い合いをして泣いているのを息子の泰生も目撃。

泰生に「カッコ悪いよ。今のお父さん。最低。」と言われてしまいます。

誰に言われるより、泰生に言われるのが一番こたえたはず。

今まで、権力を使う鶴巻や犬飼のことをずっと非難してきた亨。

泰生に言われて、自分も同じだと気づけるのでしょうか?

気付けないような気がするな~~。

 

怪文書の犯人

さて、怪文書を書いた犯人。

誰だか全然つかめなくて、亨はとうとう一番味方になってくれていた蛍原さんに疑いの目を向けます。

10話のなかで一番衝撃的なシーンでした。

蛍原さんだけは、眞人のお兄さんの陳情報告書を見つけても誰にも言わず。亨に直接教えて隠してくれていたのに。

蛍原さんは、涙ぐんでいるのを鷹野に気付かれても、亨を悪く言いませんでした。

いじらしいくらい、亨を信じています。

かわいそうでした。

怪文書を書いた犯人。

とうとう蛍原さんまで疑われ出して、真犯人が亨に分かるような怪文書を作成。

亨が真犯人に気付いて、事務所に呼び出します。

怪文書には、竹の花のことが書かれてありました。

竹は成長が早く、花が咲くことは珍しい。

亨を竹に例えた、植物に詳しい人物。

怪文書を書いたのは、眞人でした。

眞人は、9話で小鹿(水川かたまり)さんが亨の机の引き出しを開けた時に、お兄さんの陳情報告書が引き出しに入っていたのを見ていました。

お兄さんの陳情をちゃんと聞かず、犬飼に報告もしていなかったのは亨。

亨に、本当のことを教えてもらえなかったことに腹を立てていた眞人。

眞人は、議員になった亨が弱い人のために頑張る姿を見て力になりたいと思ってやってきた。

が、半年もしないうちに記事のもみ消しや出世に躍起になるなど、力を得る為だけに動き出した亨が許せなくなった。

眞人は、亨を「決めた。鷲津亨を許さない。」と敵意を露にしていました。

 

9話の感想で、怪文書を書いたのは誰?と予想しましたが、熊谷さんに鷹野。そして眞人。

貝沼君は全然違ったけど。

それぞれ何かしら、亨が破滅していくように仕向けていました。

もう誰にも助けてもらえなくなる。

そんな将来が見えてくるような、悲しい10話の結末でした。

さぁ、次は最終回。

10話で鷹野が次の政治家に、と目を付けていたのは亨の妻・可南子。

可南子なら議員になっても変わらなさそうだし、可南子なら手を差し伸べてくれる人がたくさん出てきそう。

でも、無理だろうな。

鴨井さんも出直し選挙に出たら、当選しそうだけど。

 

最終回、どう終わるのか?

あんまり見たくないけど、ちゃんと最後まで見届けたいと思います。

 

以上、『罠の戦争』10話のネタバレ感想でした。

 

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