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忍者に結婚は難しい 10話のネタバレ感想 三姉妹で挑む暗殺任務!伊賀に反旗を翻すのは悟郎だけ?

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2023年3月9日木曜夜10時から、フジテレビ系列でドラマ『忍者に結婚は難しい』10話が放送されました。

前回、9話のネタバレ感想はこちら。

 

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おもな登場人物

  • 草刈蛍(菜々緒)…普段は穏やかで物静かな薬局勤務の薬剤師。だが、古来より続く甲賀忍者の末裔で、人一倍気が強い完璧主義者の負けず嫌い。時々、素の毒舌が出てしまう。日々鍛錬を欠かさず、周囲に忍者であることを隠して生きている。28歳の時に普通の男性と思っていた草刈悟郎と結婚。悟郎が敵対する伊賀忍者と知り、自宅で激しくバトル後お互いを思う気持ちが再燃する。小夜から甲賀忍者であることがバレ、赤巻議員殺害の容疑もかかっている。真犯人を捜し、音無が赤巻議員の違法薬物取引を代行していたことをつかむ。
  • 草刈悟郎(鈴木伸之)…蛍の夫。明るくおおらかな郵便局勤務の配達員だが、実は伊賀忍者の末裔。ずぼらで面倒くさがりな一面がある一方、忍者の任務では機敏な動きを見せる。手裏剣の腕は確かなものがある。妻の蛍が敵対する伊賀忍者と気づきバトル。お互いを思う気持ちが再燃する。甲賀忍者と分かった蛍の家族と関わることで、伊賀への不信感が高まる。赤巻議員殺害の容疑がかかった蛍を守るため、本部に乗り込もうとしたところを監禁される。

<甲賀一族>

  • 月乃楓(ともさかりえ)…蛍の姉。母を亡くしたあと、妹たちと父の面倒を見るしっかり者だが、忍者の任務は能力の高い蛍に任せている。金にだらしない父に代わり、お金の管理に厳しい。結婚生活がうまくいっていない蛍に、ことあるごとに離婚をすすめる。蛍の夫が伊賀忍者と知り、興味がわく。
  • 月乃雀(山本舞香)…蛍の妹。ライブ動画配信で稼ぐインフルエンサーSNSに忍者コスプレやダンスを配信し、熱烈なファンがいる。好きなことだけする自由人だが、普通の恋愛に憧れあり。一般人と結婚をした蛍を理想だと思っている。爆弾事件阻止の任務を蛍と一緒にしたことが伊賀にバレ、身を隠すためにしばらく東京を離れる。
  • 月乃竜兵(古田新太)…蛍の父。忍者の仕事を引き継いでからは無職。妻を亡くしてから中野で常に酒を飲む。酔っ払い生活を送る一人暮らし。若い頃は優秀な忍者で、任務を果たした逆恨みで妻を伊賀忍者・サイトウに殺される。そのことで伊賀忍者を憎み、伊賀忍者である悟郎と蛍を離婚させたいと思っている。

<伊賀一族>

  • 音無祐樹(勝地涼)…世田谷郵便局に勤める悟郎の同僚で幼馴染。伊賀忍者では最高階級のエリートの上忍の家系。仕事も忍者の任務も何でもそつなくこなす器用な人物。赤巻議員の違法薬物取引を代行しているところが動画に映っていた。
  • 音無恵美(筧美和子)…祐樹の妻。伊賀一族だが跡取りではないので修業を積んでいない現在は専業主婦。祐樹とのあいだに5歳の娘がいる。良妻賢母。
  • 音無杏(河野彩吹)…音無の娘。草刈夫妻が大好き。
  • 風富小夜(吉谷彩子)…外資系保険会社外交員。悟郎の幼馴染。名家出身のエリート上忍。悟郎の初恋の相手。小夜自身も悟郎を思っていたが、3年振りに再会して結婚していると知りショックを受ける。が、離婚するかもと聞き悟郎への思いが復活している。赤巻議員殺害容疑がかかった蛍を悟郎に、制裁を下さないといけないことに葛藤。父・城一郎が病で命が危うい為、プレッシャーを感じている。
  • 松下(小須田康人)…伊賀本部の本部長。
  • 風富城水(市村正親)…小夜の祖父。伊賀忍者の総帥。厳しくも温かいカリスマ的な存在。孫の小夜には厳しく当たる。

<その他>

  • 宇良豹馬(藤原大祐)…世田谷中央郵便局にインターン勤務の大学4年生。Z世代の自由人。忍者居酒屋のバイトをしたのがきっかけで忍者マニアになる。雀のファン
  • 赤巻議員(信太昌之)…伊賀が推す与党民事党の議員。伊賀忍者が自宅を警戒中に、殺害される。甲賀の蛍も自宅に侵入していたことで、伊賀忍者甲賀忍者が殺害したと思っている。生前、私用で群馬県上草村にたびたび行っていたことが当時の運転手によって証言される。そこはレジャー施設建設予定地で、一度豊松議員と会っていたことがあったとも証言された。
  • 豊松議員(村上新悟)甲賀が推す野党未来党の議員。チャリティーイベントに参加したところで伊賀が仕掛けた爆弾が爆破される。甲賀の蛍と雀がいたことでけが人はでなかった。群馬県上草村で生前の赤巻議員と会っていたことが、赤巻議員の当時の運転手から証言される。

蛍に豊松議員殺害任務

小夜(吉谷彩子)が、悟郎(鈴木伸之)の解放を条件に蛍(菜々緒)に突き付けた伊賀の任務とは、甲賀が推す未来党党首・豊松(村上新悟)の殺害だった。

なぜか?と理由を問うことは伊賀では許されず。

でも蛍は受けていました。

なんで受けたかな~~?

と思っていましたが、あとで、なるほど!と納得しました。

このドラマ。コメディーだったはずだし。

 

蛍は自宅に戻り、豊松議員の予定について検索。シンポジウムに出席することが分かる。

次に、竜兵(古田新太)の家で武器を準備しながら、雀(山本舞香)と宇良(藤原大祐)に任務について話す。

殺人の任務と聞いて驚く雀と宇良。

豊松議員を暗殺する理由について考える宇良くんは、赤巻議員(信太昌之)と群馬の上草村で赤巻議員と密会して、とんでもない秘密を共有していた?と推測。

蛍は、赤松議員を殺したのが豊松で、その復讐じゃないか?と推測していました。

私も前回の9話を見て、蛍と同じ推理を考えました。

しかし!!

これは違うとあとで分かりました。

 

父の思い

蛍が伊賀の任務を受けると知った父・竜兵が、これまでになくカッコよかったです。

「あいつを助けられたとしてもお前は。いいのか?それで。」

と悟郎を助けて自由にしてやったとしても、甲賀の蛍と結婚生活を続けられないことを覚悟しているのか?聞いていました。

蛍も「もともと離婚したがってたんだし。最初から間違ってたんだよ。この結婚は。」と強がっているのが切なかったです。

そして竜兵は「蛍、必ず生きて戻れ。」と言って送り出していました。

10話の冒頭で、

遂行した任務を生還し主君に伝えることが責務。

途中で命を落とし、報告が出来なければ意味がない。

 

と言っていたし、重みのある言葉でした。

任務は娘に任せて飲んだくれている情けない親父さんだったけれど、悟郎が伊賀だと見抜いていたし、優秀なことが垣間見える瞬間がカッコいいです!!

 

宇良くんも音無もカッコよかった

監禁部屋で蛍が無事逃げ出したと音無(勝地涼)から聞いた悟郎は、心から安心して笑顔に。

そんな悟郎に音無は、小夜が蛍に暗殺任務を与えたことを教えませんでした。

小夜が、伊賀より甲賀の蛍を選んだことに嫉妬していると見抜いた音無。

悟郎が暗殺任務を知ったらどう思う?と諭しても、小夜は「言わなければ知ることもない。あの2人、もう会うことはないんだから。」と気にしないって感じでした。

 

しかし!

宇良くんが、変わり身の術を使ってあっさり監禁部屋に忍び込んで、伊賀が蛍に暗殺任務を出したことを教え、悟郎を連れ出していました。

『忍者ハットリくん』を見てやりたかったそうですよ!

宇良くん若いのによく『忍者ハットリくん』知ってたなぁ…。

ハットリくんってかなり古いと思うんですけど、再放送でもしてたのかな?

それと、蛍と一緒に悟郎を出そうとした時には、電気を落としたりいろいろしてたのに、一人の時は変わり身の術って大胆な!!

二度は同じ方法を使えないってことかな??

それから、本部から逃げ出す宇良くんと悟郎を、音無(勝地涼)が見逃してくれてるところがまたカッコよかったです。

音無が赤巻議員を殺したと疑っていたけど、今回悟郎を見逃してくれるのを見て、音無が犯人じゃないと確信しました。

音無、疑ってごめん!

悟郎との友情は本当だったんだ。

 

任務に向かう三姉妹

蛍は、暗殺任務をするシンポジウム会場に潜入。

会場の舞台の上から銃を構え、豊松議員を狙っていました。

そして舞台袖には、スタッフの変装をして潜入している雀がその様子をチェック。

舞台上の豊松議員は、発言の途中で胸を押さえ倒れてしまいました。

そこへ駆け付けたのが、スタッフに変装した雀。

廊下でナースとして待っていたのは、楓(ともさかりえ)。

救急隊として現れたのが蛍でした。

銃で構えていたのは何だったの?

と考えている暇もなく、三姉妹は豊松議員の取り巻きを倒して豊松を救急車に乗せ、連れ去っていきました。

救急車が建物を出たところで、宇良くんと悟郎が到着。救急車とすれ違いました。

救急車は空き倉庫に到着。

豊松議員は、雀が飲ませた鎮静剤入りお茶を飲んで寝ていただけ。

起きた赤松議員を三姉妹が質問攻め。

赤巻議員との関係。上草村で何を話していたか?を質問。

答えない豊松に、楓が、馬主仲間の未来党の政調会長に豊松が赤巻議員と何かあって殺したかも?と告げ口すると脅す。

それでも答えない豊松に、今度は雀が今この会話の動画をアップする。と脅す。

最後は、蛍が2本の注射を用意。

1本を豊松に打ち、ハブの毒だと言う。30分で毒が回って死に至るかもしれない。赤松との関係を話せば血清を打つ。と脅した。

そこでやっと話し始めた豊松。

豊松は、赤巻と上草村で会って何を話していたのか?

去年の8月。赤巻から「情報を買わないか?」と持ち掛けられた豊松。

その情報が知られたら民事党が信頼を失い、政権を奪えるかもしれない情報。

未来党党首である豊松は総理になれる。と3000万円で買った。

その情報とは、民事党のある議員が上草村にレジャー施設を造ると嘘をつき、実は放射性廃棄物処理場を造る。

地元住民をだましているという情報だった。

赤巻は、豊松からもその議員からもお金を受け取っていた様子。

しかし、その議員が誰なのか?までは聞けずに赤巻が亡くなってしまった。

豊松は、3000万円をドブに捨てたようだと憤っていました。

 

豊松が赤巻を殺した。という蛍の予想は外れました。

私の予想も外れました。

隠れてコソコソ私用で会っていた二人が、殺すことになるほど仲がこじれるのは考えにくいですよね。

 

それにしても。

今回は楓まで参加して三姉妹協力しての任務。

三姉妹が並んで豊松を追い詰めてるシーン。見てて楽しかったです。

そして、蛍が本当に人殺しをしなくてよかった!!

銃を構えていたのは麻酔銃かなんかだと思ってたけど、それも使ってなかったし。

本当によかった。

あと、楓も雀もちゃんと格闘できるなんて意外でした!

 

上草村に施設を造ろうとした議員は?

三姉妹が得た情報をもとに、悟郎と蛍が2人で上草村で放射性廃棄物処理施設を造ろうとしている議員は誰か?調査することになりました。

束の間の二人の時間。

何日も服を着替えてなくて臭う悟郎に「あとで着替えてね。」というのが、普通の夫婦の会話っぽくてよかったです。

敵同士の二人なのに。

協力して動いているのを見るのが嬉しいと思いつつも、なんだか切なかったです。

 

上草村に到着した蛍と悟郎は、動画撮影に来たカップルを装って、上草に関わる有名人は誰か?を地元の人にインタビュー。

芸能人などの名前が並ぶなか、政治家は?と聞くと、出てきたのは「風」がつく名前だという。

「風」と聞いてピンときた悟郎。

上草村に放射性廃棄物処理場を造ろうとしているのは、小夜の父・風富城一郎(河野達郎)でした。

 

余命3ヶ月の風富城一郎が、赤巻から脅されていたかもしれない。

 

母を殺した犯人・斎藤は?

蛍と悟郎が2人で調査に出かけたなか、竜兵宅に甲賀忍者がやってきました。

今週の甲賀忍者役は、松下洸平さん。ネコを抱いて登場。

  • 伊賀が月乃家の跡取りを捜している。ー(赤巻殺しの容疑者でなく月乃家の娘。)
  • 伊賀に抜刀許可が出たから気をつけるように。

とのこと。

前回の9話で、城水(市村正親)が術をかけられる人物と、その娘をさがせと命令していました。

とうとう本人に伝わりましたね!

伊賀は、蛍が甲賀の術をかけられる竜兵の娘だということまでは把握していないことが分かりました。

 

伊賀からの情報を聞いていたところに、雀と宇良くんが帰ってきて、雀は母を殺した斉藤をさがすように宇良くんに言います。

宇良くんは、伊賀に反旗を翻した悟郎に、斎藤さがしを頼まれていました。

宇良くんは伊賀の上忍で、伊賀のデータベースにアクセスできる。

斉藤は手のひらに傷を負った人物。

宇良くんは手に傷があると聞いて、幼い頃に会った記憶あり。

親についていった幼い頃の会合にその人物も来ていた。

小さい頃だったので名前まではわからず。親に確認して調べてもらい、手のひらに傷のある人物が発覚。

母を殺した"斉藤"は、小夜の祖父・伊賀の総帥・風富城水だった。

 

私は、なんで甲賀の術をかけると助かると、城水が知っているのか?疑問でした。

斎藤は。母と楓を殺したはずなのに、楓は生きていた。

城水が斉藤なら、自分が殺したはずの相手が生きてるのはなぜか?調べているはず。

だから竜兵が楓を助けたと知っていたのかも?とつながりました。

今度は、その術で自分の息子を助けてもらおうとしている。

そんな、自分の妻を手にかけた男の息子を助けるわけないでしょう…!!

どうするのかな??

 

赤巻を殺したのは?

次に、誰が赤巻を殺したのか?を知るために、赤巻宅に潜入した蛍と悟郎。

殺害現場となった地下室に、抜け道のからくりがないか?をさがす。

伊賀の忍者の家ですからね。

すると棚の上の壁裏に、隠し空気口がありました。

小さな穴で、悟郎や蛍では入れない大きさだが、小さい人なら通れるほどの大きさだった。

誰にも気づかれず逃げ出せる道は見つかった。

長居は無用と赤巻宅から出た瞬間、後ろから気配を感じた悟郎が蛍をかばう。

悟郎の胸に伊賀の手裏剣が突き刺さっていた。

手裏剣を投げたのは、小夜だった。

 

衝撃的な展開です!!!

小さい穴から出ていったのは小夜かもしれません。

小夜役の吉谷彩子さんは、朝ドラ『舞いあがれ!』にも出演しています。

吉谷さん演じる由良は、パイロットを目指すも、身長が低くて日本ではパイロットになれない。という役でした。

小柄なので、小さな空気口でも通っていけるはず。

あと、小柄な人物として考えられるのは、音無の娘の杏ちゃんですが、さすがに子供に任務はさせないでしょう。

恵美さんはギリギリ入れるかどうか?大きくもないけど、小さくもない。

なので、やはり赤巻殺しは小夜がやったのでは??

思い出してみると。

伊賀の松下本部長(小須田)が、赤巻殺しの犯人は甲賀の女だ!と言って捕まえるぞ!と意気込んでいる時、なぜか小夜は気乗りしていない様子でした。

が、赤巻宅から逃げた甲賀の女が蛍だと分かってから、小夜が、急に捕まえると騒ぎ出しました。

私は最初、小夜が松下と次の総帥の座をめぐって権力争いでもしてて、松下のやり方に異を唱えたくても唱えられない孤独な女性だと思ってました。

けど、もし赤巻殺しの犯人が小夜なら、自分が捕まるかもと不安だったはず。

だから気乗りしていなかったのでは?

そう考えれば、小夜のこれまでの行動の意味が理解できます。

蛍を執拗に追い込むのは、悟郎の妻だから嫉妬するだけではなく、自分が犯人だとバレないようにするため。

音無はいい人だから、小夜が蛍に嫉妬して動いている人だと思ってましたけど、保身のためじゃないでしょうか??

 

伊賀に疑問を持ったのは悟郎だけじゃなく、赤巻もそうだったかもしれない。

音無も悟郎を見逃してくれた。

宇良くんだって。親に頼まれて調査してる。

伊賀は、伊賀の中から組織が崩壊していってます。

小夜、それでも総帥になりたいの?

 

次回は最終回。

予告では、刺された悟郎が蛍と一緒に行動していました。

城水が城一郎にかけてもらいたいと思っていた甲賀の術は、城一郎にではなく、悟郎にかけられるのかもしれない。

息子を助けたかった城水がどう動くのか。

本当に蛍の母を殺した斎藤は、城水なのか?

最終回で明らかになると思います!

 

次回も早く見たい!

 

以上、『忍者に結婚は難しい』10話を見たネタバレ感想でした。

 

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