2023年11月14日火曜夜11時から、フジテレビ系列で上田誠オリジナル脚本のドラマ『時をかけるな、恋人たち』6話が放送されました。
前回、5話の感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 常盤廻<めぐ>(吉岡里帆)…広告代理店「アド・アモーレ」のアートディレクター。後輩に慕われる”辻褄合わせ”が得意。恋は一線を越えられず。未来からやって来たタイムパトロール隊員の翔と、特命を受け、タイムパトロール隊員になる。後輩の広瀬と受付の梓の婚約に傷心していたが、自ら二次会の幹事をすることに。その件で広瀬に呼び出され、結婚しないかもしれないと言われ、告白にストップをかける。タイムパトロールも積極的に行うようになり、得意の辻褄合わせで、タイムトラベラーの恋の手助けしている。広瀬への失恋を振り切ろうしていたところ、広瀬から結婚をやめて…と告白されかけるところにストップをかける。さらに小学生の時の初恋の人まで現れ、翔にも正式に告白され浮かれるが、あと1週間で任期満了を告げられる。過去人と未来人の恋を目の当たりにして、翔に自分の記憶が消えたらもう会いに来ないでほしいと頼む。が、任務終了が迫り考える時間稼ぎに80年代に翔と駆け落ちする決意をする。
- 井浦翔<かける>(永山瑛太)…タイムパトロール隊員。廻と共に、時をかけてくる違法なタイムトラベラーを取り締まる。大学時代の廻と恋に落ちたことがある。航時法で記憶を消された廻とまた付き合おうと、事あるごとに迫り、3話で正式に告白する。付き合いだしたのも束の間。廻に任期満了が告げられ、廻に、記憶が消えたらもう会いに来ないで欲しいと言われるが頑なに嫌がる。再三廻に駆け落ちを迫っていたが断り続けられる。が、任務終了が迫った廻に時間稼ぎに駆け落ちをしようと誘われる。
<タイムパトロール隊員>
- 天野りおん(伊藤万理華)…タイムパトロール隊員。オペレーター。翔が廻に迫る所を何度も目撃。本部から廻に任期が早められると知ると当たり前だと突き放す。翔と廻の仲が歴史を変えるのでは?とずっと気にしている。
- 八丁堀惣介(シソンヌじろう)…タイムパトロール隊員。メカニック担当。
- リリリー(夏子)…タイムパトロール隊員・少年課。翔のフィアンセ。気位が高く、廻にマウントをかけてくる。翔が廻に迫っていると知り、廻の任期満了時期を早める。
- 和井内秀峰(石田剛太)…タイムパトロール隊員の隊長。妻を亡くしている。
<広告代理店「アド・アモーレ」>
- 広瀬航(西垣匠)…広告代理店「アド・アモーレ」営業。廻の後輩。受付の梓と婚約したのに、廻に結婚をやめると言い出し、告白しようとして廻にストップをかけられる。翔と廻がタイムボードに乗って消えるのを目撃してしまう。
- 梓若菜(田中真琴)…広告代理店「アド・アモーレ」受付。
6話のあらすじ
前回・5話の終わり。
駆け落ちをして、どうやったら未来人の翔(永山瑛太)と一緒にいられるか?を考える時間稼ぎをすると決めた廻(吉岡里帆)。
1983年8月の海にタイムトラベル。
緊急避難という名目だったが、海辺ではしゃぎ、恋の逃避行を満喫する二人。
しかしすぐにタイムパトロール隊員のりおん(伊藤万理華)が追いかけてきて、すぐに帰ろうと言う。
そこに卓(村上淳)という男性が声をかけてきて、りおんをナンパ。
その男が自分の父だと驚く廻。
以前、母・凪(森カンナ)と話していた、結婚する前に運命だと感じた思い出の地が、この海だと気づく。
既に付き合っていたはずだが、母ではない別の女性をしつこく追いかけてくる父・卓を恥ずかしく思う。
両親が運命を感じた出来事を、タイムトラベルをしてきた自分たちのせいで変えてしまい、二人が結婚しなければ廻も生まれないかもしれない。
廻と翔とりおんは、両親の歴史を変えないよう80年代で辻褄合わせに奔走するのだったーー。
卓のキャラが最高!
現代の廻の父・卓は落ち着いた感じの人でしたが、80年代の卓が軽すぎる!!!
りおんをナンパする言葉が
「ハッとしてグッとしてきたもんだから。」
とか。
わざと具合悪いふりして
「部屋行こ。部屋行こ。部屋行こ。」
と強引に誘ったり。
私は80年代は子供だったんで、大人がどんな感じでいたのか知らないですが、80年代のドラマでよく見た強引な男の典型みたいで、めちゃくちゃ面白かったです。
こんな感じで軽いノリで女の子をナンパしてたんでしょうね。
廻が恥ずかしがって、「やめて。」と言ってるのもまた面白かったです。
こんなお父さん嫌だって思いますよね~~。
タイムトラベルしまくり
これまでの話は、現代にタイムトラベルしてくる人を取り締まる話でしたが、6話はタイムボードを使いまくって軽く時間旅行しまくってました。
卓の軽さに巻き込まれて、これまでの取り締まりの真面目なラインが崩壊。
何が何だかわからないほど、話が絡まりまくり。
よくわからん話になっていました。
両親がちゃんと会ってくれていなければ、自分が生まれない!
映画『バックトゥザフューチャー』と流れが似てて、面白かったです。
これで卓が廻に惚れてどうこうだったら、『バックトゥザフューチャー』そのままでしたけど、りおんを追いかけるあたりは、アレンジされていたと思います。
これまでのタイムトラベルの話は、切ない思いが残っていい話に仕上がってたのに。
今回の話はなんじゃーい!
一気に笑える話になっていました。
次回は?
次回の予告を見ると、次回は2003年にタイムトラベルするみたいです。
廻が生まれたのは1992年だから、11歳?
初恋の辻褄合わせをするみたいです。
なーんで今さら初恋を追いかけるのだろう?
翔と一緒にいるにはどうすればいいか、を考えるんじゃなかったっけ?
そういえば3話で、廻と初恋の人・諸星君(ラランド・ニシダ)と仕事で偶然再会したシーンがありましたが、廻の記憶では諸星君に手紙は渡せなかったはずなのに、諸星君は「手紙をくれた。」って話していました。
その件を確かめに行くのかも。
今さらどうして?
廻の過去の恋愛が今の翔との恋愛にどう影響するのか?
次を見ないと分かりません!!!
以上、『時をかけるな、恋人たち』6話のネタバレ感想でした。