フジテレビ系列で毎週木曜夜10時から放送中のドラマ『知ってるワイフ』。2月25日に第8話が放送されました。
前回、第7話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 剣崎元春:大倉忠義さん…結婚5年目。2児の父。『あおい銀行』世田谷支店融資課主任。会社では上司に叱られ、家では妻・澪に怒鳴られる日々。大学時代、当時高校生だった澪の家庭教師をしたきっかけで付き合い結婚。優しくかわいかった妻が変わってしまったことを嘆いている。人生を変えられたら…と思っている。10年前にタイムスリップして過去を変え、澪に会わないようにして妻を変えた。
- 剣崎(建石)澪:広瀬アリスさん…元春の妻。2児の母。家事、育児、仕事に追われ疲れ切った毎日を送っている。高校時代、ふとしたきっかけで出会った元春に一目惚れ。猛アプローチで家庭教師になってもらって、付き合うようになり結婚。優しかった夫は何も手伝ってくれずワンオペ育児にイライラ。母の痴呆症も進んで、どうしてこうなってしまったのか?ため息をつく。タイムスリップ後は独身で、元春のいる支店に異動してきた。
- 津山千晴:松下洸平さん…『あおい銀行』世田谷支店融資課主任。元春とは同期。穏やかな性格。双子の父。プレイボーイだったが、結婚して円満な家庭を築いている。元春のよき理解者でよく愚痴を聞いてあげている。タイムスリップ後は独身。
- 篠原恭介:末澤誠也さん…『あおい銀行』世田谷支店融資課新人行員。
- 西徹也:マギーさん…『あおい銀行』世田谷支店融資課課長。支店長にゴマする中間管理職。つかさとは同期。
- 宮本和弘:おかやまはじめさん…『あおい銀行』世田谷支店支店長。
- 小谷つかさ:猫背椿さん…『あおい銀行』世田谷支店窓口課課長。
- 尾形恵海:佐野ひなこさん…『あおい銀行』世田谷支店窓口課。仕事もプライベートも何事にも積極的な性格。
- 樋口静香:安藤ニコさん…『あおい銀行』世田谷支店窓口課。物静かだがしっかりとした優しい女性。
- 剣崎(木田)なぎさ:川栄李奈さん…元春の妹。元春より頼れるしっかり者。公務員試験を受け続けている。タイムスリップ後は木田と結婚し子供も生まれている。
- 木田尚希:森田甘路さん…元春の大学時代からの親友。居酒屋「MISHIN Kida’s Kitchen」を経営。津山と3人でよく集まっている。
- 江川(剣崎)沙也佳:滝本美織さん…大企業・西急グループの令嬢。元春が大学時代片思いしていた後輩。元春と偶然再会し「好きだった。」と言う。タイムスリップ後は元春の妻。
- 小池良治:生瀬勝久さん…元春が公園で出会ったタイムスリップのきっかけとなる謎の男。
- 建石久恵:片平なぎささん…澪の母。しっかり者だったが夫の急死のショックで認知症に。一人暮らしをしていることに澪が不安を感じている。タイムスリップ後は澪と二人暮らし。なぜかタイムスリップ前の記憶を持つ。
- 上原:小関裕太さん…沙也佳宅に花を届けに来た店員。沙也佳が元春と喧嘩して家を出た時に偶然出会い、飲みに付き合ってくれた。事あるごとに沙也佳の話を聞いてくれている。
- 江川秀彦:山田明郷さん…沙也佳の父で西急グループの社長。
第8話のあらすじ
元春と喧嘩をして家を出て行った沙也佳は、花屋の店員・上原に会い、どこか遠くに連れて行って欲しいとお願いし、上原がキスしようとしてきたのを拒否。
家には帰らず一人で朝を迎えていた。
家で沙也佳を待っていた元春は、沙也佳が戻らないまま出勤。
銀行では、津山が尾形に誤送信した澪へのメッセージを樋口に見せて、彼女宛てではないか?と噂していた。
そこへ澪が出勤。話の内容から津山と付き合ってることがバレて、支店長以外のみんなに知られてしまう。
話を聞いた小谷課長は、職場恋愛に失敗した過去があるらしく、人生を振り返り落ち込む。それを同期でバツイチの西課長が慰めるのだった。
職場が澪と津山の話でもちきりの中、元春宛てに沙也佳から元春の着替えが入ったバイク便が届く。
何事か?とざわつく職場。特に澪が一番気にしていた。
夜。
元春はスーツケースを持って木田の店に行くと、澪と津山も店に来た。
木田は沙也佳の怒りが収まるまで耐えろと言うが、なぎさは、最初から無理があった。沙也佳とは常識が違い過ぎる。元春が全部合わせてたのだから限界は来る。と別れた方がいいと言う。
木田夫婦の話を聞いて、沙也佳とちゃんと向き合ってこなかった自分が悪いと話す元春。
澪は驚いて何も言えず、津山は夫婦二人のことは二人にしか分からないと距離を取った。
津山の家に身を寄せることにした元春に、沙也佳から電話が来て居場所を聞かれる。
「どうして帰ってこないの?」と聞く沙也佳に「帰っていいの?じゃあ帰る。」と言う元春。
「じゃあ。」という言葉が気に入らなかった沙也佳は「帰ってこなくていい。」と心にもない言葉を言ってしまうのだった。
翌日。
澪は元春夫婦の別居に責任を感じ、沙也佳に説明すると申し出たが、元春は二人の問題だからと言って断った。
そんな元春に、沙也佳の父である西急グループの社長が、話があると銀行を通じて連絡がきた。
沙也佳が何か話したのか?と慌てて沙也佳に連絡をしたが、呆れた沙也佳にすぐに電話を切られてしまった。
夜。
沙也佳の父・秀彦に会った元春は、受賞パーティーの時に会わせようと思っていたという亀田(内田滋さん)という人物と引き合わされる。
秀彦の下請けの会社の亀田は、東庵アジアへの事業拡大で2億円の融資が必要となり、秀彦が元春の実績になると思い、紹介してくれたのだ。
後日。
早速宮本支店長も同席して亀田と融資の話をした元春。
承認までに2週間かかると宮本が言うと、困った顔をして「急いでる。」という亀田。
2週間もかかるなら他に頼むと言い出し、焦った宮本が最短で処理すると約束した。
西急グループの江川社長の紹介だからと詳しい調査もせず、2億を融資しようとする宮本支店長に不安を感じる元春。
宮本は元春の話に耳を貸さず、今期の目標が達成されたとただ喜ぶだけだった。
元春は謎の男に会いに公園に行った。
仲良くトランプでダウトという遊びをし、すぐに嘘を見破られた元春は、義父に沙也佳とうまくいってないことがバレたかもと不安を口にする。
謎の男は「嘘には2つの嘘がある。自分につく嘘と他人につく嘘だ。どっちが人生を狂わせると思う?」と元春に投げかけてきたが、答えられなかった。
津山と澪はデートを重ねていた。
家の前まで送ってくれた津山に頭を触れられた澪だったが、思い出すのは元春の手の感触だった。
家に帰ると、母の久恵が澪と元春、二人の子供の絵をたくさん描いていた。
元春は別の人と結婚してると言い聞かせても、運命だと言う久恵に妄想の絵に激怒する澪。久恵は話をはぐらかし澪の気持ちをほぐすのだった。
同じ頃。沙也佳に花を届けにきた上原は、沙也佳が夫の元春を追いだしたと知る。
「私を最優先にしてくれるなら許してあげてもよかったのに。」という沙也佳に、上原はお嬢様キャラを続けていると呆れる。
寂しそうに「これが私だから。」と返す沙也佳に、上原は「嘘つけ。沙也佳さんの中に違う自分がいるんじゃないの?」と投げかける。
反発する沙也佳に「見たいなぁ。本当の沙也佳さん。」と言って帰る上原だった。
翌日。
一心不乱にチェロを弾く沙也佳。楽団募集のチラシをまだ大事に持っていた。
夜に元春を呼び出し、サイン済みの離婚届を見せ「私の召し使いから解放してあげる。」と告げる沙也佳。焦る元春に「私の事好き?」と聞く。
目を伏せ答えない元春に「そうよね。モト君。私の事全然見てなかったから。見てたのは女神の私だけ。本当の私を知ろうともしなかった。」と悲しそうに言う沙也佳。
静かに離婚届を渡して書くよう促し、お互いの親にはそれぞれが伝えようと言った。
元春は離婚届を津山の家に持ち帰り、酒を飲みまくる。
そして澪にも「私の事なんて全然見てない!」と言われたことを思い出し、さらに「選択を変えれば妻を変えればうまくいくとでも思ってたのか?」という小池の言葉も思い出す。
そして静かに離婚届を書いたのだった。
翌日。
銀行のマラソン大会に参加した元春は、寝ていない上に二日酔いでフラフラ。
澪は心配でたまらないが、張り切る支店長の押されスタート。津山とペースを会わせて走っていたが、何度も後ろを振り返り元春を心配する。
途中で、西課長から「ペース上げるぞ!」と言われ、澪を残してスピードを上げて走って行った津山。
一人で走っていた澪は、心肺停止となった若い人が後ろの方にいると言っているのを耳にし、元春だと思い込み逆走して駆けつけた。
すぐに別の人と分かり、近くの木陰で休んでいた元春を見つけて号泣する澪。
自分の気持ちの気づいた澪は、ダメだと分かりつつ元春に告白。
「俺たちはダメだ。」と言う元春に澪は強引にキスをしたのだったーーー。
…というお話でした。
相変わらず勝手な元春
前回あれだけひどいことを言っておいて、沙也佳が帰ってこなくてオロオロする元春から第8話が始まりました。
放っておく度胸もないくせに、そんなこと言うなんて。
もう全部ダメになるつもりで言ったんじゃなかったの?
ただの喧嘩のつもりで「女神さまの召し使い」と言っただけ?
もし別れを覚悟していったなら「よう言った!!」って感じになるんでしょうけど、ただの喧嘩にしたらパンチが強すぎた。
あと、沙也佳のお父さんが電話してきた時に、沙也佳とのことがバレて何か言われるかも?って焦ってたのは何?
そんなことでしか自分から電話しないって何?
何の手も打たなかったくせに、沙也佳から離婚届突きつけられてオロオロするって。
バカにしてますよね~~。沙也佳を!!
俺に惚れてる沙也佳がそんなことするわけないって思ってた??
あ~、どこまでも愚かな人。
沙也佳は本当に元春が好きだった
花屋の上原くんに「違う自分がいるんじゃないの?」って言われて動揺していた沙也佳さん。
こんな何度かしか会ってない人でもこんなことが言えるのに、何年も一緒にいる夫は何も気づかない。
この上原くんって、なんか達観した感じですけど、この人もタイムスリップして前の沙也佳さんを知ってるのかな?とも思いました。
ーーまぁ、それはないか。澪のお母さんはタイムスリップしてると思うけど。
話戻って。
大学の時にそっと好きなチェリストのサインCDを差し出してくれた元春はもういない。
上原にキスされそうになっても拒否したのは、元春を思っているからだと思う。
元春は沙也佳がお父さんに、自分たちの事を言いやしないかヒヤヒヤしてましたけど、沙也佳はきっとパーティーに来なかった元春を上手にフォローしてかばってくれてたんだと思う。
お義父さん何も言ってなかったどころか、仕事の話を持って来てくれてたし。
沙也佳は本当に元春が好きだったんだと思います。
元春って、誰を愛しているの?
澪を愛してるって言ってたのも、津山に澪を取られそうになったからで、どこまで本当か分からなくなってきました。
離婚届を書く前になんかめちゃくちゃ悩んでましたけど、沙也佳と別れれば晴れて澪とくっつけてハッピーじゃないの??
過去に戻ろうとしたし。
今度は沙也佳を引きずるつもりでしょうか??
本当、この人誰を愛してるの?
別の恋も進行中
元春の職場の後輩の篠原くん。窓口課の樋口さんが好きらしく、澪と津山の職場恋愛に触発されてアプローチを仕掛けていました。
けど、後輩からのアプローチに全く相手にしない樋口さん。篠原くんが強引にキスをしようとして避けていました。
こんなことして、あとで気まずくなるかもしれないのによくやるよ~。
強引に押せばなんとかなると思ってるのが怖い!!
あんな休憩室の密室でやられたら、ビンタどころじゃなくて上司に訴えられて異動がオチ。でもそんな展開じゃないみたいです。
上手くいけばいいけど、職場って逃げられないから怖い!!
この篠原くんのことがFODでドラマとは別の話が配信されているようです。
興味のある方はこちらをどうぞ。↓
融資の件があやしい
沙也佳のお父さんが紹介してきた男、あやしいですね!!
すぐに『半沢直樹』を思い出しました。
海外に事業拡大とか何とか言ってたし、融資を受けて海外逃亡する気じゃない?
なんて『半沢直樹』の影響受けすぎかな?
2億円の融資を通常の調査もせずに話を通すなんて、西急グループの社長の紹介だからといって支店長も甘すぎる!!
調査しなくてもいいって支店長に言われても、半沢なら勝手に調査するだろうな。
元春も甘すぎ!
『半沢直樹』で香川照之さんが演じてた大和田が「部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任。」とかなんとか言ってたと思いますが、これで融資して逃げられたら、支店長に責任押し付けられて元春が出向になるんじゃないですか?
沙也佳と離婚したら、西急グループの社長の婿でもなくなるし。銀行も遠慮なく飛ばせるし。
これは前の結婚より痛手が大きそう。
澪は怒っても、離婚は突き付けてなかったですからね。
あーあ。
今仕事がうまくいってるのは沙也佳と結婚してるからなのに。
元春もやっちゃったな。
元春は失敗を繰り返すと思う
澪にちょっかい出して好きにならせといて、告白されたら突き放す。
結局今の結婚も、妻をちゃんと見てやれず離婚になってしまった。
澪とこの先結婚したとしても、離婚するんじゃないかな?
澪のお母さんは喜びそうだけど、夫婦が上手くいってないとねぇ。
さぁ!話がこんがらがってきました。
とりあえず、元春と離婚した沙也佳だけでもチェリストになって幸せになって欲しい!
以上、『知ってるワイフ』第8話を見た感想でした。