フジテレビ系列で毎週木曜夜10時から放送中のドラマ『知ってるワイフ』。1月28日に第4話が放送されました。
前回、第3話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
- 剣崎元春:大倉忠義さん…結婚5年目。2児の父。『あおい銀行』世田谷支店融資課主任。会社では上司に叱られ、家では妻・澪に怒鳴られる日々。大学時代、当時高校生だった澪の家庭教師をしたきっかけで付き合い結婚。優しくかわいかった妻が変わってしまったことを嘆いている。人生を変えられたら…と思っている。10年前にタイムスリップして過去を変え、澪に会わないようにして妻を変えた。
- 剣崎(建石)澪:広瀬アリスさん…元春の妻。2児の母。家事、育児、仕事に追われ疲れ切った毎日を送っている。高校時代、ふとしたきっかけで出会った元春に一目惚れ。猛アプローチで家庭教師になってもらって、付き合うようになり結婚。優しかった夫は何も手伝ってくれずワンオペ育児にイライラ。母の痴呆症も進んで、どうしてこうなってしまったのか?ため息をつく。タイムスリップ後は独身で、元春のいる支店に異動してきた。
- 津山千晴:松下洸平さん…『あおい銀行』世田谷支店融資課主任。元春とは同期。穏やかな性格。双子の父。プレイボーイだったが、結婚して円満な家庭を築いている。元春のよき理解者でよく愚痴を聞いてあげている。タイムスリップ後は独身。
- 篠原恭介:末澤誠也さん…『あおい銀行』世田谷支店融資課新人行員。
- 西徹也:マギーさん…『あおい銀行』世田谷支店融資課課長。支店長にゴマする中間管理職。つかさとは同期。
- 宮本和弘:おかやまはじめさん…『あおい銀行』世田谷支店支店長。
- 小谷つかさ:猫背椿さん…『あおい銀行』世田谷支店窓口課課長。
- 尾形恵海:佐野ひなこさん…『あおい銀行』世田谷支店窓口課。仕事もプライベートも何事にも積極的な性格。
- 樋口静香:安藤ニコさん…『あおい銀行』世田谷支店窓口課。物静かだがしっかりとした優しい女性。
- 剣崎(木田)なぎさ:川栄李奈さん…元春の妹。元春より頼れるしっかり者。公務員試験を受け続けている。タイムスリップ後は木田と結婚し子供も生まれている。
- 木田尚希:森田甘路さん…元春の大学時代からの親友。居酒屋「MISHIN Kida’s Kitchen」を経営。津山と3人でよく集まっている。
- 江川(剣崎)沙也佳:滝本美織さん…大企業・西急グループの令嬢。元春が大学時代片思いしていた後輩。元春と偶然再会し「好きだった。」と言う。タイムスリップ後は元春の妻。
- 小池良治:生瀬勝久さん…元春が公園で出会ったタイムスリップのきっかけとなる謎の男。
- 建石久恵:片平なぎささん…澪の母。しっかり者だったが夫の急死のショックで認知症に。一人暮らしをしていることに澪が不安を感じている。
第4話のあらすじ
澪をスーパーまで送り届けた元春は、スーパーから出てきた澪の母・久恵(片平なぎささん)に抱きつかれ「やっと会えた。」「うちのお婿さん。澪が毎日怒るからうちに帰ってこなくなっちゃたのよ。」と言われる。
そして澪の実家にまで連れていかれ、久恵から元春の好物の肉じゃがをごちそうになる。
澪から1年前から認知症の症状が出ていたと説明を受けた元春は、タイムスリップ前に澪が「お母さんが行方不明になった。」と話していたことを思い出し、自分がちゃんと澪の話を聞いていなかったが分かった。
加えて久恵は、元春が澪の家庭教師になったこと、父が亡くなった後に家を支えてくれたことなど、具体的なエピソードを次々と口にし出す。
元春は過去を変えたことを久恵が知っているのでは?と一人焦るが、澪は、久恵が娘の自分を「おばちゃん」と呼んだり、亡くなったお父さんを見たと言ったりしていることから、また認知症の症状が出たとしか思っていなかった。
元春は肉じゃがを自宅に持って帰ったが、現在の妻・沙也佳は洋食が好み。一切食べてもらえなかった。
翌日。
仕事帰りの元春は、なぎさから実家の母がおいなりさんを持って来てくれたと連絡が来て、木田の居酒屋に寄って食べた。
おいなりさんを食べながら、タイムスリップ前の澪が母のおいなりさんを喜んで食べていたのを思い出し、一人残業して資料作成をしている澪に差し入れとして持って行く。
すると先に津山がサンドイッチを差し入れていて、澪に告白をしていた。
隠れて聞いていた元春だったが、携帯の着信音が鳴ってしまい存在がバレてしまったが聞いていないふりをしてその場をやり過ごした。
帰り。
津山からの告白のことを考えながら自転車を漕いでいた澪は、なぎさに声をかけられる。
澪は告白されたことを話し「きゅんとしない。運命感じないっていうか。」と正直な思いを明かす。
なぎさは「あとになって運命だってわかることもある。」と言って、自分と夫の木田との出会いの時の話をするのだった。
一方で津山も、木田の居酒屋で告白したことを話していた。
はしゃぐ木田に対して元春は「俺は反対だな。津山は彼女の事何も知らないだろ。」と言い、やめた方がいいと言う。
しかし聞く耳を持たない津山だった。
翌朝。
出勤前に母がいなくなって捜したために遅刻してしまった澪は、津山が機転を利かせて早くから出勤していたように振舞ってくれ、小谷課長のイビリから免れる。
距離が近くなっていく津山と澪。
週末に泊まりがけの研修を受ける澪に合わせて、同じ会場で行われる別の研修を受けることにした津山。
夜。
津山は澪を連れて木田の居酒屋に行くと元春が先に来ていて、店にいたなぎさが澪を見て歓声を上げた。
親友の津山と元春。最近友達になった澪となぎさ。なぎさが澪に紹介しようと思っていたのが津山。その津山は既に澪を好きになっていたことが分かり、スゴイご縁だと興奮する木田。
元々の皆のつながりを知っている元春だけがこの偶然を冷静に見ていた。
澪が帰った後、研修の日にアプローチをしかけると宣言する津山。
澪を気に入った木田は盛り上がり、木田に週末の事を実況中継するようにと言った。
週末。
沙也佳の両親とゴルフをする間も、澪と津山が気になり集中できない元春。
沙也佳は、大学の講師とは別にチェロのレッスンを受けたいと両親に話すが「受けてどうするの?」とチェロを趣味だと思ってる両親に一蹴された。
帰宅後、前に何の気なしに元春が言った"大学の女神"という言葉の意味を、ゲームをしていた元春に改めて聞く沙也佳。
しかし元春は全く話を聞いておらず、ゲームのコードを元から引き抜き元春を驚かせる。さらに「沙也佳らしくないよ。」と言われ黙り込んでしまうのだった。
一方。研修の休憩時間に入った澪にヘルパーさんから電話がかかってきて、ご飯を食べないと訴えられる。
母に「明日早く帰るから。」と話しているのを通りがかった津山が聞いていたが、明るく話しかけて心をほぐした。
澪とのことを律義に木田に報告する津山。
連絡を受け取っている木田と一緒にいたのは、気まずくなって家を出てきていた元春。
津山と澪が親睦会のあと二人でバーに行くと聞いて、そのまま研修会場に普段着のままフラッと押しかける。
いち早く元春を見つけた津山は、澪に気づかれないよう帰そうとしたが見つかってしまい、3人でバーに行くことに。
澪は酔いやすいワインを口にし、ひそかに心配する元春。
澪が津山に好きな映画のジャンルを聞かれ、心の中で「泣けるラブコメだろ。」と予想するが、実際に好きだと答えたのはスカッとするアクションとたまにヒューマンドラマ。
しかし「泣きたい時は悲しいラブストーリー見ます。悲しい時はラブストーリーを口実に泣くんです。」と答える澪の言葉で、タイムスリップ前のことを思い出す元春。
タイムスリップ前の2019年8月。澪の父の法事に、仕事を理由に欠席した元春。
その晩帰宅すると、母の久恵が作ってくれた肉じゃががテーブルの上に置かれ、澪が泣ける恋愛映画を見ていた。
サッカーの中継に変えようとすると目を合わさず激怒され、別の部屋でゲームをしていると、澪が映画を見て号泣していたのだ。
ワインに酔って眠ってしまう澪。
津山が電話に立って二人きりになった元春は、法事の夜、澪が泣きたかったことに気づかなったことを反省する。
「仕事が大変で疲れて自分だけが辛いと思っていた。俺に頼らないで自分で何とかしろよ。」と澪をないがしろにして、自分が澪をモンスターにしたことにようやく気付く。
高校時代の澪が、元春の手を自分の頭に乗せて「こうすると安心する。」と言っていたのを思い出し、眠っている澪の頭に手を乗せ「ごめん。」と謝った。
澪が目を覚まし、ごまかす元春。そのまま帰って行った。
帰り道。
元春は自ら望んで過去を変えて澪の夫をやめたのに「一体何をやりたんだ?」と自問。間違ってない。と自分に言い聞かせた。
そこへタイムスリップの時に500円玉をくれた謎の男が通りかかり、追いかけようとしたがコケて追い付かなかった。
謎の男は、歩いていた澪の母・久恵と目が合う。意味ありげに謎の男に笑顔を見せる久恵だった。
翌日。
外食をしようと沙也佳を誘う元春。沙也佳は銀行まで行くと約束した。
一方で元春の手の感触に何かを感じていた澪。
思わぬ行動に出るのだったーーー!!
…というお話でした。
最低を更新中の元春
前から元春は、澪のことを「モンスター」と呼んだり「悪い縁」と言ったりしてて、最初からいい印象はありませんでした。
いつかいいところが出てくるんだろうと思って毎週見てるんですが、今週もまた最低でした。
自分で過去を変えて妻を変えておきながら、津山が澪に近づくと邪魔する。
今さら澪の寂しさに気づいて心の中で「ごめん」とか、何?
なんなんですか?この人。
今さら実は澪のことが…、と言ったって遅すぎるわ!!!
澪に言いたい!
澪は運命感じていいように解釈してくれてますけど、あなたまた元春と結婚するつもり??
津山と結婚して欲しいなぁ。
元春という出会うべき人と出会ってはいるんだから、同じ職場で付き合いは続くだろうから、津山と結婚したっていい同僚として付き合っていくことはできるはず!!
澪は津山と結婚して欲しい!
元春は妻を変えても結局妻の話を聞かないで、ゲーム中のコードを引き抜かせるとかいうモンスター的な行動を今の妻にもさせてますよ!!
これ、沙也佳さんも放っておいたらモンスターになりますね。
誰と結婚しても妻をモンスターにする人なんじゃないかな?
結局、女神だと崇めるだけで今の妻も見ていないしね。
もういつになったら元春のいい部分が見えてくるんでしょうか?
澪のお母さんにはいい婿
お母さんが元春のことが大好きで、お父さんが亡くなった後、家を支えてくれたのは元春だと感謝をしていました。
お母さんにとってはいいときのままのお婿さん。
でもあなたが認知症かもしれないと澪が相談した時、元春は聞いてませんでしたよ。
お父さんの法事に出なかったのに、お母さんは元春に肉じゃがを作ってあげてるのが切なかったです。
モテる元春
運命で惹かれ合ってるだけで、どこがいいの?元春の。
澪からも沙也佳からも愛されてますよね。
タイムスリップ前、澪と結婚したのも澪に押されたから。
タイムスリップ後、沙也佳と結婚したのは学生時代から好かれていたから。
どっちも受け身!
まぁ、澪に対しては定期を忘れてきたのをわざわざバス降りてまで追っかけて来てくれて優しかったですし、沙也佳に対しては憧れのチェリストのサインCDをわざわざ買ってきてくれたのは優しかったですが…。
典型的な釣った魚にエサを与えないタイプですよね。
澪も沙也佳も元春の優しさに惹かれて結婚したんだろうに。
タイムスリップ前の澪に、結婚して変わってしまったって元春が嘆いてましたけど、元春だって変わっていったこと自覚してない!
毎週毎週、いつ元春の良いところが出てくるのかと楽しみしてるんですけど、今のところ過去の回想シーンでしかいいところが出てこない。
早く元春のいいところが見たい!!
元春が婿だった記憶
澪のお母さんの久恵は、元春をタイムスリップさせた謎の男を知ってる感じでした。
元春が澪の夫だったという記憶は、謎の男が、元春から聞いたタイムスリップ前の澪の話を澪の母・久恵さんに話したんでしょうか?
それか久恵さんも元春と一緒にタイムスリップしてるか?
(これは澪がお父さんが生きてるとお母さんが言ってたと証言してたから。元春と同じ時に一緒にタイムスリップして、お父さんが生きてるのを見たのかも?)
もしかしたら娘の澪がかわいそうで、婿を変えようと、亡くなったお父さんが謎の男にそう仕向けさせた?
(ちょっと話が飛躍し過ぎたか…。)
もしくは、久恵さんは違う時間軸で生きていて、元春が婿だった別の世界で生きてるとか?
それとも、タイムスリップ前は一人暮らしだったから、澪に戻ってきて欲しくて独身にする為に元春がタイムスリップするように仕向けた??
(でも、元春のことは久恵さん好きだし、婿を変えようとまで思ってないか…。)
色々な妄想を巡らせて楽しんでます。
沙也佳さんが心配
次回は、現在の妻・沙也佳から澪との関係を疑われるみたいです。
沙也佳も、好きな人と結婚出来て幸せなはずなのに、チェリストになる夢も捨てきれない。
元春が「大学の女神」と言ったのは、大学講師だから?
チェリストとしていつまでも輝く彼女こそが大学の女神?っていう意味?
今回は元春が話を聞いてなくて、答えを聞けてなかったですけど、元春の答えが今後の彼女の決断を左右しそうです。
元春にとっての沙也佳は、大学時代に叶わなかった美しい恋の思い出なだけで、現在の妻としての沙也佳を見てるとは思えない!
沙也佳さんにとってもいい未来になって欲しいなー。
元春が今度の妻とはうまくやろうと決意して、ちゃんと沙也佳を見るようになるか、沙也佳がチェリストの夢をかなえるか。
沙也佳さんがモンスターになるのはやめて欲しいと思ってます。
次回の予告では元春がまたタイムスリップをしようとする場面が映ってました。
何するつもり?元春。
先が気になって仕方ないです。
以上、『知ってるワイフ』第4話を見た感想でした。