2023年11月5日夜10時30分から、日本テレビ系列でドラマ『セクシー田中さん』3話が放送されました。
前回、2話の感想はこちら。↓↓↓
おもな登場人物
- 田中京子(木南晴夏)…40歳。昼は、税理士の資格を持つニチハフーズ経理部のAIと呼ばれる優秀なOL。友達も彼氏もいたことがない。しかし夜はセクシーなアマチュアベリーダンサーSaliであることを周囲に秘密にしている。夢はいつか独立して自分の名前でお客さんが呼べるようなダンサーになること。料理好きの倹約家。ファンシーなものが好きで、『ときめきトゥナイト』の真壁君が好み。飼っているハムスターに「真壁君」と名前をつけている。
- 倉橋朱里(生見愛瑠)…23歳。田中さんと同僚の派遣OL。若くてかわいいコミュ力の高い誰からも愛されるタイプ。「若くてかわいい」自分の価値に限りがあると焦る。田中さんの生き方に憧れ、ベリーダンスを習い始める。田中さんの初めての友達。
<ベリー教室>
- Miki先生(高橋メアリージュン)…田中さんと朱里が通うベリーダンス教室の先生。ショーやステージにひっぱりだこ。
- 景子(生駒里奈)…ベリー教室の生徒。アクティブな生活で、ベリーダンス以外にもワイン、ピラティスも勉強している。
- 絵麻(西田麻耶)…ベリー教室の生徒。レジ打ちの仕事をしている。子育てが落ち着き、ベリーダンスを習い始めた。
- アリサ(なえなの)…ベリー教室の生徒。ベリーダンスがきっかけで髪を伸ばす。SNSで恋人探し中。
- 花梨(平野沙羅)…ベリー教室の生徒。スポーツ好きで色々やっているが、今はベリーダンスにはまっている。
<光友商事>
- 笙野浩介(毎熊克哉)…36歳。朱里が合コンをした光友商事の商社マン。女性に対する偏見の塊で、女性に対し失礼な発言を繰り返し腹を立たせている。
- 小西一紀(前田公輝)…光友商事勤務の笙野の友人。合コンで出会った朱里が大好きなチャラ男。人とぶつからないタイプ。本音が見えない。
<朱里の大学時代の友人>
- 仲原進吾(川村壱馬)…23歳。3年前に好きだと言って朱里と一度だけ関係を持ったが、すぐに訂正し友達だと主張。友達という言葉を盾に、しょっちゅう朱里の家に来て泊まっていたが、友達ではないと朱里に拒否される。
- 榎本華(円井わん)…23歳。朱里の大学時代からの友人。イベント会社で働く。朱里と進吾の関係、朱里の男性関係を把握し、ハッキリと意見を言ってくれる。結婚育児でキャリアが途絶えることを嫌がる。合コンは人脈作りと割り切って参加している。
- 根岸沙奈(坂ノ上茜)…朱里の大学時代からの友人。23歳。華と一緒に朱里に家に押しかけ、お互いの愚痴を言い合っている。
<レストランSabalan>
笙野と田中さんが一緒にいた理由
2話の最後。
笙野(毎熊克哉)がのベッドで、田中さん(木南晴夏)と一緒に寝ていたところで終わっていました。
なんで??
どういうこと?
と1週間気になっていましたが、結論からいうと二人に何もありませんでした。
2話の最後のショーとは別の日。
スーパーで、また値引きされたひき肉の譲り合いをした田中さんと笙野。
前は譲ってもらったからと、今度は笙野が田中さんにひき肉を譲り、値引きされてないひき肉を買おうとしたが、田中さんが二つ買って折半しようと提案。
田中さんの自宅アパートでひき肉を分けることになったのだが、部屋に入ったすぐの田中さんが悲鳴を上げる。
ハムスターの真壁君がいなくなっていた。
動揺する田中さんをなだめて二人で手分けしてさがし、無事真壁君は見つかった。
お礼に夕飯をごちそうすることにした田中さん。
食後は、モヒートで酔っ払いアラブ音楽とアラブの女性の風習について盛り上がっているうちに、二人ともその場で眠ってしまった。
酔っぱらっていても、床で寝ては風邪をひくと笙野に注意する田中さん。
笙野がベッドで眠ったあと、笙野がいることを完全に忘れていた田中さんも遅れてベッドに入り、朝を迎えた。
とのことでした。
何にもなくてよかった。
とホッとする話で終わるのかと思いきや…。
朱里が田中さんの不安を取り除く
夜のことを覚えていなかった田中さんが、三好さん(安田顕)という心に決めた人がいるのに別の人と一夜を共にするなんて!
と思い悩み、ベリー教室まで休む。
心配した朱里(生見愛瑠)が、田中さんの家に急行。
田中さんの話をじっくりと聞き、状況から考えて「セーフ」と断言したのだった。
田中さんを安心させた朱里だったが、田中さんは自分から笙野に寄りそい、笙野の体温を感じたことを思い出す。
セクハラをしたのでは?とあたらめて焦る純真な田中さん。
朱里から笙野の会社のメアドを聞き出し、丁寧な謝罪メールを送った。
一方で、笙野も小西(前田公輝)に田中さんの家であったことを相談。
小西は、田中さんこそ、笙野の理想の女性像そのもの。
「田中さんってお前の女神じゃね?」
「今どきいねえよ?そんなお前の腐った価値観にピタッと合う女。」
と指摘。
笙野自身も、田中さんの人柄がいいことも、尊敬する気持ちもあることは認める。
が、ただひとつ、田中さんが「おばさん」である事だけが引っかっていた。
この笙野って人は本当にずっと失礼な人ですね!
小西が指摘してましたけど、これまで好きになった人みんな若くてかわいい見た目の人ばっかりだったとのこと。
田中さんの家で眠った時に見た夢が、アラブ諸国の女性が新婚初夜に新郎にだけダンスを披露する夢。
新郎の笙野に、ダンスを披露しようとした女性の顔が、朱里でした。
笙野の理想は、中身は田中さんで、外見は朱里だってことですよね。
ほーんと、全く共感できないキャラ。笙野です。
田中さんが嫉妬をおぼえる
三好のことが好きなだけで、どうこうしようという気は全くないはずだった田中さん。
でも、「Sabalan」の従業員の女性に「かわいい。」と言って頭をなでたり、ベリーダンスの衣装を試着した朱里の写真を見て「かわいい。」と言う三好に動揺。
田中さんの謝罪文を読んで、謝りに来た笙野が
「僕はあなたに1ミリも下心を抱いていない。」
「あなたの踊りを見て、偏見を持っていた自分が恥ずかしくなりました。」
「とてもストイックで美しいと感じました。」
「たぶんあなたの心の内がとても美しいからでしょう。」
と、言いに来たことにまで、「キレイだね。」と言ってくれた三好と重ね合わせてショックを受ける。
「キレイだね」って言われるより、「かわいい」と言って頭を撫でられたい。
と自分が欲張りになっていたことに気付き、涙を流すのだった。
田中さんの涙に動揺したのが、笙野。
自分のことを言われたのだと心揺れる様子が面白かったです。
朱里が何回も笙野に復讐しようとしていましたが、笙野がおばさんと思っていた田中さんを好きになってフラれたら、それこそ最大の復讐になるような気がします。
「おばさん」ってバカにした本人からの復讐だから、誰にも八つ当たりできないでしょう…??
面白くなってきました。
朱里の過去
田中さんが三好への切ない恋心を吐露したことで、朱里も一度関係を持ってしまった大学時代の男友達・進吾(川村壱馬)について語り出す。
進吾は、朱里と同じサークルだった。
そのサークルの、カッコいい先輩の悪口を、華(円井わん)たち女友達と言いまくっていた居酒屋で働いていることに気付いていなかった。
いつも愛想よくしているのに、実は性格が悪いと最初からバレていた進吾には、遠慮なくものが言えた朱里。
ある日。
とても条件のいい男性ばかりがいた飲み会に参加。
全員彼女がいないことに違和感を感じた朱里は、二次会をパス。
ノンアルのカクテルしか飲んでいないはずが、酔いが回ってきたという。
知らずに男たちにアルコール入りを飲まされていたのだ。
気に入った男性と会を抜けていた友達が気になり連絡を取ると、二人で抜けたはずが、ほかの男たちも来て個室の部屋に連れ込まれ、トイレに逃げているという告げられた。
助けたいが、自分一人では乗り込めない。
バイト中の進吾に来てもらい、助けることが出来た。
その時進吾に本気で怒られたが、
「今度からほかの男と二人で飲む時は俺のバイト先で飲んで。2秒で行けるから。」
と抱きしめられ、すごく好きになった。
そんな進吾と関係を持った次の朝。
「二度と触れたりしないから。」
と謝られた朱里。
朱里をどう慰めたらいいか分からない田中さん。
でも、そんな不器用で優しい田中さんを見て元気になる朱里。
それぞれ、思うようにいかない恋を抱えていることを告白し合った二人。
友情が深まっていくのが見えて、見てるこちらも泣けてきました。
朱里、本当に好きだったんですね。進吾のこと。
進吾も、なんでそんなこと言っちゃったんですかね。
たぶん、進吾も好きなはずなのにな。
四十肩でベリーダンスを失う?
自分にはベリーダンスがある。
と、切ない片思いの気持ちに耐えている田中さんに、四十肩の診断が下ります。
ダンスが踊れない。
とショックを受ける田中さん。
「ダンスを踊れない私なんて。ただのおばさんよー!」
と叫んでいました。
挫折した時の田中さん、ちょっと手に負えないですねー。
困った人だ。
四十肩なんて、ある日急に治ったりするのに。
一生治らない症状じゃないよ~~!
安心してほしい!
でも、初めてなったらショック受けるわな。
老いを感じる第一歩だもんな。
結局筋力がないとか、ストレッチ不足とか、色々原因はあるみたいですけど。
しばらくはずっと痛いからな…。
気持ちわかるわ。
予告では、笙野が家事を手伝いに田中さんの家に行くみたいですけど。
どうなる?
面白くなってきた!!!
以上、ドラマ『セクシー田中さん』3話のネタバレ感想でした。