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レンアイ漫画家 第11話(最終話)のネタバレ感想とあらすじ あいこが去って1年後、すっかり変わった刈部の目的は…?

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毎週木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中の鈴木亮平さん主演ドラマ『レンアイ漫画家』。6月17日に第11話が放送されました。

www.fujitv.co.jp

 

前回、第10話の感想はこちら。↓

 

 

www.lovetv.site

 

おもな登場人物

  • 刈部清一郎:鈴木亮平さん…33歳。少女漫画雑誌『少女モーニング』で『銀河天使』を連載する大人気天才漫画家。ペンネーム”刈部まりあ"で顔出しをしない変わり者で、人付き合いが苦手。
  • 久遠あいこ:吉岡里帆さん…29歳。30歳を目前に夢もなく男運もなく人生模索中。お人よしで騙されやすい。葬儀屋スタッフで初恋の人・刈部純の葬儀を担当した際に、純の兄・清一郎と遺児のレンと出会う。レンに純との初恋を語っていた時に清一郎から「死ぬ気で恋愛してみないか?」と言われ、報酬目当てで疑似恋愛をすることに。
  • 刈部レン:岩田琉聖さん…9歳。生まれてすぐ母を亡くし父とは二人で暮らしてきていた。父の純を亡くし、伯父の清一郎に引き取られる。大人びた性格でおとなしい。人の気持ちを察するのに長けている。清一郎とあいこと暮らすようになり、変わり者の清一郎を徐々に変えていくことになる。
  • 刈部純:白石準也さん…享年31歳。清一郎の弟。あいこの初恋の人。清一郎の理解者だが、性格は正反対で女好きの社交的な人物だった。
  • 向後達也:片岡愛之助さん…42歳。清一郎の担当編集者。清一郎の才能を見出し"刈部まりあ"とペンネームをつけ、育て上げて支えている。『少女モーニング』編集者で唯一清一郎と接触できる人物。最近の恋愛事情に疎く、アドバイスがあてにならない。大学ラグビー経験者で、元々はスポーツ誌所属だった。
  • 早瀬剛:竜星涼さん…29歳。一流企業に勤めるサラリーマン。あいこの疑似恋愛の相手。向後と同じく大学ラグビーをしていた元ラガーマン。社交的でおおらか。丸の内OLを装ったあいこと朝活カフェで出会う。
  • 金條可憐:木南晴夏さん…32歳。『少女モーニング』で連載する売れっ子少女漫画家。作画はデジタル。最先端の情報を収集して漫画に反映させる努力家。読者アンケート1位の刈部まりあにライバル心を燃やし、まりあがどんな人物なのか関心を寄せる。
  • 金條麻央:星乃あんなさん…9歳。可憐が溺愛する姪。清一郎の甥・レンの同級生。レンが気になっている。
  • 二階堂藤悟:眞栄田郷敦さん…22歳。あいこ行きつけのカフェ『2 STORY CAFE』の店長代理。聞き上手で、恋に仕事に悩むあいこの相談に乗ってくれている。常に前向き。
  • 伊藤由奈:小西桜子さん…21歳。『2 STORY CAFE』の店員。あいこの疑似恋愛に協力的で、冷静と見せかけて時折激しい部分を見せる。

 

第11話のあらすじ

あいこに去られた喪失感のなか、刈部は『銀天』の令和編の最終回を描き上げる。

向後はその原稿を読み「神回」と絶賛。しかし刈部はこの回を最後に休載したいと申し出た。

 

1年後。

刈部は朝、二階堂と一緒にランニングから始めて、昼は株式トレード。

夜は二階堂と早瀬と共に、異業種交流と称した合コンをする日々を送り、一日のルーティーンを撮影した動画をSNSに上げていた。

苦手だった人付き合いも出来るようになっており、すっかり人が変わってしまっていた。

 

可憐は日本漫画大賞をとり、取材が重なって忙しい日々。

あいこはというと、可憐の家に住み込んでフリーの編集者として働いていた。

さざ波新社の編集担当者として可憐の担当につき、可憐の漫画にアドバイスをして頼られていた。

しかい、あいこが可憐のところにいることは刈部には内緒。

可憐は刈部まりあが漫画を描かなくなったことを残念に思っていて、どうせ漫画を描かないなら恋愛をしてもいいから、とあいこに刈部にもとに戻るよう言ったが、あいこは頑として戻ろうとしなかった。

 

そんな時、ルーティーン動画を見て刈部を心配した向後が、ドレスアップして出かけていく刈部の後を尾行してある店までついていく。

そこでは二階堂と早瀬が待っていて、異業種交流会と称した合コンが行われていた。

刈部にパリピみたいな人となじめないだろうと思っていた向後だったが、刈部は全く違和感なく馴染んでいることにショックを受ける。

そこへ、取材に来た可憐と鉢合わせ。

可憐は、さざ波新社の担当者があいこだとは隠したまま、担当者と取材に来たと話した。

そして店に刈部が来ていると気づき、あいこに来ないよう連絡しようとしたが間に合わずあいこが入店。あいこは刈部の存在に気付きうろたえる。

あいこの存在にいち早く気づいた早瀬が、大きな声で「あいこちゃーん!」と声をかけ、二階堂も一緒にあいことの再会を喜んだ。が、刈部は特に驚いた様子もなく笑顔であいこの参加を受け入れた。

 

早瀬から、刈部が、朝ランに筋トレに株、人付き合いから料理に掃除。何でも全力でこなしている近況を教えてもらい、複雑な気持ちになるあいこ。

一方で可憐は、早瀬がイケメン好青年で集まりの幹事役もこなし、女の子にモテまくってる様子を見て納得がいかない様子だった。

次に二階堂と話したあいこは、由奈とは今も会ってないと聞き、二階堂が新しい出会いを探している途中だと聞かされる。そして二階堂が自分から別れたくせに由奈を引きずってることを感じ、自分自身も失ってはじめてわかると実感していた。

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遠巻きに刈部を見ていたあいこだったが、不意に刈部と出くわし、編集者として働いていると話す。

刈部から「よかったな。やりたいって言ってただろ。編集者。」と言われたあいこは、「描かないんですか?漫画。」と踏み込んでしまい「君には関係ない。」と冷たく言い返されてしまった。

ショックでお酒を飲みまくるあいこ。酔いつぶれて眠ってしまった。

 

目が覚めた時、あいこは刈部におんぶされているのに気づき慌てて下ろしてもらう。可憐宅前まで送ってもらい、お礼を言うあいこ。

刈部が去っていく後ろ姿を見て今までの事を思い出し「刈部さん!」と思わず声をかけてしまった。

そして合コンに参加してても規則正しい生活してても楽しくないのでは?なんで漫画を描かないのか?と指摘して刈部を怒らせる。

「漫画を描かない刈部さんなんて中身が空っぽの着ぐるみってことですよ!さっさと人間に戻ってください。」と言ってますます刈部を怒らせた。

帰宅した刈部は、株をやろうとしても集中できず手につかなかった。

翌朝。

刈部は、レンに「しばらく留守にする。」と置き手紙をし、二階堂にレンを託して失踪してしまった。

『2 STORY CAFE』に向後も可憐も集まって、二階堂と一緒に刈部が自殺するのでは?と心配する。
駆けつけてくれたあいこに抱きつき、泣いてしまうレン。あいこは可憐宅にレンを連れて行き、刈部が帰ってくるのを待つことになった。

 

二階堂は、この1年の刈部は何かのキャラを演じていたのでは?と向後に話し、向後はかつてあいこの姉のるりこが来た時に『銀天』のイケメン爽やかキャラを完璧に演じていたことを思い出す。

二階堂は、刈部に朝ランと筋トレなどをする理由を聞いた時に「暇な時間を作りたくないだけだ。」と刈部の本音を聞いていた。

そんな時向後に連絡が入る。

そして向後はあいこに電話して仕事の依頼をし、時間と場所を指定してきた。

わけも分からず指定された港に到着したあいこは、海から漁船に乗ってやってきた刈部に驚く。

その姿はパリピの姿ではなく、前の黒い服を羽織った姿だった。刈部は依頼人は自分だと名乗る。

疑似恋愛の依頼なのか?と聞くあいこ。

刈部は、1年前漫画を描けなくなったのはまともな幸せを手に入れたからじゃない。と語り出す。

刈部は、漫画を描くことしかやってこなかったのに、恋愛したことで24時間漫画を描くというルーティーンが変わってしまった。

そのことが漫画を描けなくなった原因だと気づき、『銀天』を休載して漫画の事を考えずに生きることを自分に課した。

漫画を忘れるために走ったり筋トレしたり、家事をしたり。しかし何をやってみてもすぐに漫画と結び付け漫画を描いてしまう。

夜に家にいても考えてしまうから、早瀬に頼んで社交的な場に足を運んだ。

面白くないゲームや話題を覚えるのは苦行と感じたが、おかげで漫画を考える時間が減った。

漫画以外のことにまで時間を費やせるところまでたどり着いた。現実と虚構のバランスを取れるようになったのだ。

そして漫画を描くことが唯一現実の世界と対等となる唯一の手段だったと気づく。

苦行だとしても現実世界に自分の生きる居場所があるなら、もう漫画を描く意味がないのでは?という考えにまで至った。

しかしあいこと再会し、何故か書きたいと思った。

刈部は一週間島にこもって『銀天』の新章を描いてきていた。

原稿を読んだあいこは「最高です!」と絶賛した。

刈部は「君に依頼したい。俺と恋愛してくれ。疑似恋愛じゃなくて本当の。これからは君と恋愛して漫画も描いて、そういう人生を生きていきたい。」と言った。

あいこは自分も仕事持って、1人で生きていけるように頑張ってきた。「いつか刈部と恋愛できる日が来たら、漫画の邪魔をしない私でいたかったから。」と明かす。

あいこは、1年前刈部があいこに渡そうとして渡せなかったネックレスを身に着けていた。レンが拾ってずっと持っていてくれて渡してくれていたのだ。

くしくもその日はあいこの誕生日。

刈部は、店の予約をするつもりで決めゼリフも考えていたと騒ぐ。

あいこに決めゼリフを聞かせろ。と迫られ「俺は君のたった一人の人生の相方でいたい。」と言うことが出来た。

あいこは刈部の頭を撫でた。

 

後日。

教会で結婚式が行われた。

レンも麻央も参列。向後も二階堂も由奈も参列。二階堂と由奈はよりを戻していた。

多くの参列者に囲まれ、主役の二人が登場!

可憐と早瀬だった。可憐から早瀬にプロポーズしたという。

幸せな二人に、フラワーシャワーをかける刈部とあいこ。

あいこは刈部を「清一郎さん」と呼んでいた。

 

あいこは刈部家に戻り、刈部もあいことの恋愛をネタに漫画を描くのだったーーー。

 

…という話でした。

 

刈部がパリピ

あいこが去って1年。刈部が合コンに参加してパリピになってるって話でしたけど、別にパリピになり切ってないな。と思いました。

どっか真面目さは残ってるし、そんなチャラついてるようにも見えなかったです。

それよりも、二階堂くんと早瀬さんとすっかり仲良くなってる方が意外で、面白かったです。

 

それにしてもスーツ似合っててカッコよかったですね、刈部さん。

筋トレを始めたという設定でしたが、前から筋肉はついてたような気がするのにな…と思い、あいことの別れで鍛え始めた設定は無理があるな~と思いました。

二階堂くんと爽やかに朝ランする方が、刈部役をする鈴木亮平さんに似合ってるなと思ったのは私だけじゃなかったはず。

でも、爽やかイケメンの刈部は正直面白くなかったです。

パリピ設定の刈部は見ててつまらなくて、最初の30分くらいは耐える時間でした。

やっぱボソボソと文句を言ってる刈部の方が面白いです。

 

モテモテの早瀬さん

異業種交流の場で幹事役をしていた早瀬さん。女の子に囲まれていてモテモテでした。

それを見て急に嫉妬し出した可憐さんがかわいかったです。

ずっとあいこのストーカーをしていて情けないキャラをしていた早瀬さんですけど、今回モテモテなのを見て、そうだよな~~。めちゃくちゃいい人だし、モテないわけないようなぁ!と納得しました。

やっと早瀬さんにいい評価が出てきた気がします。

いい人じゃないと最初に向後さんが疑似恋愛の相手として選ばないだろうし、誰もが認めるいい人ってことですよね!!

やっと早瀬さんの魅力が出てきたか~と、嬉しくもあり寂しい気もしました。

 

レンくんがドラマの要

刈部が失踪して、駆け付けてくれたあいこに抱きついていたレンくん。

いくら刈部との二人暮らしに慣れてきていたからと言って、突然いなくなられたら動揺しますよね。

いついなくなるか分からない怖さみたいなのをレンくんが感じ取っていて、切ない気持ちになりました。

刈部が自殺するんじゃ?なんて大人が騒いでいたのにも敏感に反応していたし、みんななかなかに無神経だな~と思いました。

レンくんはそういうとこ一番怖がってるのに!

 

あいこがレンくんに寄り添ってるのを見て、最終回で刈部がパリピになるとか、よくわからん展開を見せられていたけど、やっといつもの『レンアイ漫画家』に戻ったと安心しました。

 

そのあと、可憐さんの家に行って、麻央ちゃんが使ってた部屋を使えると知った時の笑顔が、それまでの心配そうな顔とギャップがあって笑えました。

大人に依存してるようで好きな女の子のことになると一気に気持ちが変わる。

コロコロ変わるレンくんの表情、笑わせてもらいました。

 

このドラマ。刈部とあいこの恋愛がメインの話なんでしょうが、なんだかんだでレンくんがこのドラマの要なんじゃないか?と思いました。

レンくんの表情で雰囲気が一気に変わる。面白くも切なくもなる。

重要人物だと思いました。

 

別れは必要だった

1年前、刈部が漫画を描けなくなって別れたあいこと刈部。

二人ともいつかまた恋愛するためにそれぞれ努力をしてきた。

漫画描かないなら別れなくてもよかったのでは?と最初は思いましたが、終わってみれば、別れは必要だったんだな。と思いました。

あいこは可憐の担当をしながら刈部と一緒に暮らすのかな?

どんな暮らしになっていくのかもうちょっと見てみたかったです。

でもま、そうやって想像するぐらいで終わった方がちょうどいいんでしょう!!

 

人生の相方になれたらいいですね!!

 

早瀬さんと可憐さんが…

前からよく一緒にいた可憐さんと早瀬さん。

もしかしてくっつんじゃ?と思ってましたけど、突然結婚式のシーンになってビックリ!!

めちゃくちゃ嬉しかったです。

ずっとあいこを追いかけてきた早瀬さんにもいいことがあって欲しい!と思ってたんで、嬉しかったです。

可憐さんのあの豪邸で一緒に暮らすのかな?

きっとこれからは可憐さん一筋で生きてくれるのだと思います。

可憐さんの方はもう、結構前から早瀬さんのこと気になってるように見えてたし。

やっとくっついてくれたって感じで嬉しかったです。

 

なんか、こっちの二人の恋愛の方がメインなんじゃないか?と思えるほど、二人とも輝いてましたよね。よかったよかった。

 

『レンアイ漫画家』。

色々ありましたけど、みんな収まる所に収まって納得の最終回でした。

本当に毎週毎週面白かったです。

終わってしまって寂しいです。

 

以上、『レンアイ漫画家』第11話を見た感想でした。