木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中のドラマ『推しの王子様』。8月19日に第6話が放送されました。
前回、第5話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
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日高泉美:比嘉愛未さん…地元の会社で夢もやりたいこともなく働いていたが、7年前乙女ゲームと出会ったことで初めて生きがいを見つけ、ゲーム会社に就職。そこで出会った光井と4年前『ペガサス・インク』を起業。代表取締役社長となる。最初に出した『ラブ・マイ・ペガサス』が大ヒット。プライベートはしばらく彼氏なし。『ラブ・マイ・ペガサス』のキャラ・ケント様に没頭している。
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五十嵐航:渡邊圭祐さん…フリーターで日雇いの清掃員をしている。無作法で無教養。外見を気にしておらず、無為な日々を過ごしている。しかしよく見ると泉美が作り上げたキャラクター・ケントに見た目がそっくり。泉美と出会い、人生を変えると言われて『ペガサス・インク』に入ったことで人生が一変していく。
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光井倫久(ミッチー):ディーン・フジオカさん…『ペガサス・インク』副社長。泉美が転職してきたゲーム会社のトップクリエーターで、泉美の才能と情熱を見抜き二人で起業。根っからのクリエーター気質。泉美がもっとも信頼するパートナー。密かに泉美に思いを寄せている。
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有栖川遼(アリス):瀬戸利樹さん…『ペガサス・インク』プランナー。明るいムードメーカー。率直な物言いで航とぶつかることも多い。推しているのは城と歴史。
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渡辺芽衣:徳永えりさん…『ペガサス・インク』デザイナー。優秀だが感情が表にに出やすい。推しているのは2.5次元俳優三上様。推しの動向に左右される。
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小原マリ:佐野ひなこさん…『ペガサス・インク』デザイナー。唯一の既婚者。しっかり者。推しているのはアイドルの美優ちゃん。
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織野洋一郎:谷恭輔さん…『ペガサス・インク』のエンジニア。冷静沈着。推しは編み物。
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古河杏奈:白石聖さん…『ペガサス・インク』のインターンの大学生。『マイ・ラブ・ペガサス』の大ファン。正社員を目指して頑張っている。航と幼馴染で片思い中。
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藤井蓮:藤原大祐さん…中華料理店のアルバイト。メジャーデビューを目指す路上ミュージシャン。
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水嶋十蔵:船越英一郎さん…『ランタン・ホールディングス』の代表取締役社長。エンターテイメント業界に参入しようとしていて、泉美が次回作の出資をお願いしようとしている。
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小島博之:竹森千人さん…『ランタン・ホールディングス』メディア事業部部長。エンターテイメント分野の責任者。水嶋の腹心の部下。
第6話のあらすじ
航(渡邊圭祐さん)は、泉美(比嘉愛未さん)と光井(ディーン・フジオカさん)が社長室で会話するのを聞き、賭けに使われていたと知る。ショックを受け「がっかりした。」と泉美が弁解するのも聞かず泉美の家を出て行った航。
外で偶然通りかかった杏奈(白石聖さん)に声をかけられたが、何も答えられなかった。
翌日。
会社で顔を合わせても気まずい雰囲気のままの泉美と航。
そんななか、新作ゲームで途中投入する新キャラをコンペで決めることが光井から発表される。
コンペは誰でも自由参加と聞き「俺もいいですか?」と名乗り上げた航に喜ぶ光井だったが、航の挑戦的な目に不自然さを感じる。
あとで泉美から自分たちの賭けを航に知られてたと聞かされた光井は「ちゃんと話すしかない。」と言う。泉美は航と話そうとするが航がまともに取り合わず話にならなかった。
その日の夜。
会社に忘れ物を取りに戻ったアリス(瀬戸利樹さん)が、寝袋にくるまっている航を発見。「今まで住んでたところに帰れなくて。」と説明した航を、仕方なく自宅に連れて帰り泊めてくれた。
アリスの家には城と武将グッズが所狭しと飾られており関心する航。
アリスは一番の推しは武田信玄と語り、部下を能力で評価していたところを光井と重ね合わせていた。
光井のことを褒めまくるアリスは、航にも相談してみたらいいとすすめたが乗り気でない航だった。
翌日。
大学と両立してよく働きに来てくれている杏奈を気遣う泉美。
しかし「ペガサスインクで働けるのが夢みたい。」だと元気に答える杏奈。そんな杏奈に「無理はしないで。」と声をかけた。
一方。航は新キャラについて悩んでいた。
すると光井がキャラづくりについて丁寧に指南していく。そんな光井の指導を羨ましく感じたデザイナーの芽衣(徳永えりさん)とマリ(佐野ひなこさん)はライバルとして闘志を燃やした。
光井に設定を見てもらった航は、細かく指摘してもらった上でやり直して再提出すると今度は「人は皆長所と短所がある。色んな面を持ってる多面体なんだ。それが魅力につながる。」と教えてもらった。
その上で泉美について「君に見えている姿が全てではない。」と話し「賭けの事は悪かった。でもゲーム感覚で遊んでたわけじゃないんだ。」と泉美が本当に航を育てようとしていたと言う光井。
しかしまたも聞く耳を持たない航だった。
航がアリスに、泉美と光井との関係について聞くと「お互いに厚い信頼を寄せている。」と会社のトップとナンバー2のバランスがいいと絶賛するアリス。
航は改めて光井の言葉を思い出し、泉美の真意について考え込むのだった。
そんな時、杏奈が2カ所の取引先に間違えて違う書類を届けてしまうミスを犯す。
光井と泉美が手分けして謝罪に回り事なきを得たが、ランタンの担当者に「失敗のないように。」と釘を刺される泉美。
杏奈が責任を感じ落ち込んでいると航が「そんな焦んなよ。ちょっとずつ頑張ろう。」と励ました。
夜。
アリスの家を出て行かなくてはいけなくなり航が荷物をまとめていると、アリスから、前に相談していた人に気持ちを伝えたのか?と聞かれる。
自分の気持ちが分からなくなったと答え「もし好きになった相手が自分のこと見てくれてないと分かったらどうしますか?」と逆にアリスに質問する航。
「好きな人がこの世にいるってだけで自分の居場所が見つかった気になる。」と答えるアリスの言葉に、泉美も同じことを言っていたことを思い出す航。
アリスは「諦めなくていいと思うし、好きだって気持ちは大切にした方がいいと思う。何より好きだって気持ちは止められないしね。」と言い切った。
同じ頃。
泉美は光井に、航に謝りたいのに素直に話しかけられないのを見抜かれていた。「ごめんなさいって素直に言葉にして謝ればいい。」と言われ駆けだした泉美。
航もアリスの家を出て泉美をさがしていた。
道路越しにお互いを見つけ「ごめんなさい。」と頭を下げ合った二人。
航は腹が立った気持ちもあったが、泉美が会社に居場所を作ってくれたことにお礼を言い、泉美は欲しがっていたぬいぐるみのキーホルダーを買ってくれたことにお礼を言った。
航がこの数日の間に泉美の事が気になったと話し「もしかしたら俺…。」といいかけたところ、杏奈が倒れたと連絡が入った。
病院に駆けつけた泉美と航。
杏奈が過労で倒れたと知り杏奈に休むよう伝えた泉美は、航に杏奈を家まで送るよう頼んで一人帰って行った。
杏奈の家は大学とゲームの勉強の資料で散らかっていて、航は「杏奈は目標を持って努力して、本当にすごいよ。一人でよくここまで頑張ってきたなって思う。」と励ます。
航の言葉に涙する杏奈に「たまには頼ってよ。俺に出来ることがあればしてあげたいから。」と言って頭をなでた。
一人帰宅した泉美は、航が言いかけていた言葉が何だったのか考えるのだったーー。
…という話でした。
推しの気持ちと恋愛が同列
航君の言葉に惚れてまう
杏奈ちゃんの気持ちが心配