木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中のドラマ『推しの王子様』。8月5日に第4話が放送されました。
前回、第3話の感想はこちら。↓
おもな登場人物
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日高泉美:比嘉愛未さん…地元の会社で夢もやりたいこともなく働いていたが、7年前乙女ゲームと出会ったことで初めて生きがいを見つけ、ゲーム会社に就職。そこで出会った光井と4年前『ペガサス・インク』を起業。代表取締役社長となる。最初に出した『ラブ・マイ・ペガサス』が大ヒット。プライベートはしばらく彼氏なし。『ラブ・マイ・ペガサス』のキャラ・ケント様に没頭している。
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五十嵐航:渡邊圭祐さん…フリーターで日雇いの清掃員をしている。無作法で無教養。外見を気にしておらず、無為な日々を過ごしている。しかしよく見ると泉美が作り上げたキャラクター・ケントに見た目がそっくり。泉美と出会い、人生を変えると言われて『ペガサス・インク』に入ったことで人生が一変していく。
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光井倫久(ミッチー):ディーン・フジオカさん…『ペガサス・インク』副社長。泉美が転職してきたゲーム会社のトップクリエーターで、泉美の才能と情熱を見抜き二人で起業。根っからのクリエーター気質。泉美がもっとも信頼するパートナー。密かに泉美に思いを寄せている。
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有栖川遼(アリス):瀬戸利樹さん…『ペガサス・インク』プランナー。明るいムードメーカー。率直な物言いで航とぶつかることも多い。推しているのは城と歴史。
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渡辺芽衣:徳永えりさん…『ペガサス・インク』デザイナー。優秀だが感情が表にに出やすい。推しているのは2.5次元俳優三上様。推しの動向に左右される。
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小原マリ:佐野ひなこさん…『ペガサス・インク』デザイナー。唯一の既婚者。しっかり者。推しているのはアイドルの美優ちゃん。
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織野洋一郎:谷恭輔さん…『ペガサス・インク』のエンジニア。冷静沈着。推しは編み物。
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古河杏奈:白石聖さん…『ペガサス・インク』のインターンの大学生。『マイ・ラブ・ペガサス』の大ファン。正社員を目指して頑張っている。航と幼馴染で片思い中。
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藤井蓮:藤原大祐さん…中華料理店のアルバイト。メジャーデビューを目指す路上ミュージシャン。
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水嶋十蔵:船越英一郎さん…『ランタン・ホールディングス』の代表取締役社長。エンターテイメント業界に参入しようとしていて、泉美が次回作の出資をお願いしようとしている。
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小島博之:竹森千人さん…『ランタン・ホールディングス』メディア事業部部長。エンターテイメント分野の責任者。水嶋の腹心の部下。
お金の使い道は物質的なものだけじゃない
第4話は、デザイナーの芽衣ちゃん(徳永えりさん)の推しである2.5次元俳優・三上への思いを中心に、航(渡邊圭祐さん)が好きなことは何か?を描く回でした。
前半は、せっかくもらった給料を生活するため以外に、推しに使うという気持ちが分からない航が、泉美(比嘉愛未さん)から「お金の使い道は物質的なものだけじゃないの。形が残らなくても価値があるものだってある。」と教えられ、休みの日に舞台やコンサートを見に行く泉美について行って学ぼうとする様子が描かれていました。
自分の話になりますが…。
私も学生の時にバイトし始めた時は、学校に行くための定期代と教科書代、学校で食べる昼食代や洋服に携帯料金。と要るものが欲しくて働いてました。
高校時代はバイト禁止の学校だったので、他校の友達がバイトして定期代もコンタクト代も全部自分で払ってると聞いていて早く自分も働きたかったんです。
とりあえず必要なものを買って、給料がもらえるサイクルが出来てきた頃になって貯金も始め、大好きなチャゲアスグッズに使ってました。
航が言ってた「好きなものに夢中になれるのは、余裕がある証拠だよ。」という言葉。お金があったらとりあえず必要なものを買うので終わってしまう。
余りが出てきたら好きなものを買うことが出来る。余裕がないと夢中にはなれないってのはその通りだと思いました。
バイトで一緒に働いていたフリーターの女の子はバンドの『黒夢』が好きで、ライブの休みがもらえるなら、いつでも働きますっ言って、実際ライブの日以外はほとんどバイトに出ていました。
私もその子の話を聞いて自分も「チャゲアスのために働いてるよな~。」と思ってました。もちろん必要なものを買うためでもありますけど…。
だから「お金の使い道には物質的なものだけじゃない。」っていう泉美の気持ちわかります。
推しに裏切られた気持ち
航が絵が上手なのが分かる
そんな推しへの思いにあふれる4話でしたが、ずっと気になっていた航君の過去について明かされるシーンがありました。
ミッチー(ディーン・フジオカさん)が杏奈ちゃん(白石聖さん)と航君にキャラの資料を集めて欲しいと依頼していた時に、そのキャラの特徴を伝えている時に、メモを取っていた杏奈ちゃんに対して、航君は絵でミッチーに言われたキャラを描いていました。
その絵がマリさん曰く「航君、絵やってたの?デッサンの基本出来てるじゃない?」とのこと。
航君は否定してましたけど、杏奈ちゃんが「中学の時美術部だったし、コンクールで入賞したりしてたんです。」とみんなに教えてくれてました。
前に航の回想シーンでお母さんが出て行った時に握りしめていた表彰の紙は、コンクールの入賞の時のものだったのか!と暗にわかりました。
勝手に運動で何かの賞を取ったのかと思ってましたが、絵が得意だったとは思いもしませんでした!
絵だったら、泉美の仕事に役に立ちそう…。
ずっと航君が前に夢中になっていたもの気になっていましたが、それが泉美の仕事と関わりあるものになるとは…!!
航が地元を出た理由も明らかに
あと、航君の家が貧乏で、お母さんが出ていって1年もしないうちにお父さんと再婚する人が現れて、一緒に住もうと言われたけど居場所がないと感じて家を出て地元を離れて東京に来た。という話まで出ました。
4話で、気になっていた航の過去と家を出てきた理由が一気に明らかになりました。
3話まで焦らされて、航自身の成長も遅いしなんだかな~と思っていたところに一気に航の事が分かってきて、一気に面白くなってきました。
嫌がっていた絵も、芽衣ちゃんに、熱愛発覚で引退することになった三上様の舞台の千秋楽を見に行かせるために航君が代わりに絵を描いて、芽衣ちゃんの仕事をカバー。
航が絵を描く楽しさを思い出す…という話になってました。
航が絵を描けると分かってからの急展開!!
ミッチーのオーダーに応えて、キレイな木の絵を描き上げていました。
恋愛も動く…!