ぴえーるのテレビブログ

ドラマ・旅番組・漫画の感想ほか色々書いてる雑記ブログ

推しの王子様 第2話を見たネタバレ感想 何も持ってない航の教育難航!!でも救われていく泉美

スポンサーリンク

スポンサーリンク

木曜夜10時からフジテレビ系列で放送中のドラマ『推しの王子様』。7月22日に第2話が放送されました。

www.fujitv.co.jp

前回、第1話の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

おもな登場人物

  • 日高泉美:比嘉愛未さん…地元の会社で夢もやりたいこともなく働いていたが、7年前乙女ゲームと出会ったことで初めて生きがいを見つけ、ゲーム会社に就職。そこで出会った光井と4年前『ペガサス・インク』を起業。代表取締役社長となる。最初に出した『ラブ・マイ・ペガサス』が大ヒット。プライベートはしばらく彼氏なし。『ラブ・マイ・ペガサス』のキャラ・ケント様に没頭している。
  • 五十嵐航:渡邊圭祐さん…フリーターで日雇いの清掃員をしている。無作法で無教養。外見を気にしておらず、無為な日々を過ごしている。しかしよく見ると泉美が作り上げたキャラクター・ケントに見た目がそっくり。泉美と出会い、人生を変えると言われて『ペガサス・インク』に入ったことで人生が一変していく。
  • 光井倫久(ミッチー):ディーン・フジオカさん…『ペガサス・インク』副社長。泉美が転職してきたゲーム会社のトップクリエーターで、泉美の才能と情熱を見抜き二人で起業。根っからのクリエーター気質。泉美がもっとも信頼するパートナー。密かに泉美に思いを寄せている。
  • 有栖川遼(アリス):瀬戸利樹さん…『ペガサス・インク』プランナー。明るいムードメーカー。率直な物言いで航とぶつかることも多い。推しているのは城と歴史。
  • 渡辺芽衣:徳永えりさん…『ペガサス・インク』デザイナー。優秀だが感情が表にに出やすい。推しているのは2.5次元俳優三上様。推しの動向に左右される。
  • 小原マリ:佐野ひなこさん…『ペガサス・インク』デザイナー。唯一の既婚者。しっかり者。推しているのはアイドルの美優ちゃん。
  • 織野洋一郎:谷恭輔さん…『ペガサス・インク』のエンジニア。冷静沈着。推しは編み物。
  • 古河杏奈:白石聖さん…『ペガサス・インク』のインターンの大学生。『マイ・ラブ・ペガサス』の大ファン。正社員を目指して頑張っている。航と幼馴染で片思い中。
  • 藤井蓮:藤原大祐さん…中華料理店のアルバイト。メジャーデビューを目指す路上ミュージシャン。
  • 水嶋十蔵:船越英一郎さん…『ランタン・ホールディングス』の代表取締役社長。エンターテイメント業界に参入しようとしていて、泉美が次回作の出資をお願いしようとしている。
  • 小島博之:竹森千人さん…『ランタン・ホールディングス』メディア事業部部長。エンターテイメント分野の責任者。水嶋の腹心の部下。
 

第1話のザっとした流れ

日高泉美は、クリエーターのミッチーこと光井倫久(ディーン・フジオカさん)と乙女ゲーム会社『ペガサス・インク』を起業。
『ラブ・マイ・ペガサス』をヒットさせ、2作目の開発費集めに奔走する日々。
プライベートでは、自社のゲーム『ラブ・マイ・ペガサス』のキャラ・ケント様を推していて彼氏はしばらくいない。
ある日。泉美はそのケント様そっくりな男・五十嵐航(渡邊圭祐さん)が現れ酔った勢いで一夜を共にしたが、航は理想の王子様ケント様とは似ても似つかない常識知らず言葉も知らない振舞いも雑な男だった。
航の雑な振る舞いに腹を立てていた泉美だが、自分たちだって最初は何も持っていなかったというミッチーの言葉に、夢も目標もなく生きていたかつての自分を思い出し「あなたの時間を私に預けてくれない?私はあなたを一人前の男に育てる。」と航に提案。
『ペガサス・インク』に航を入社させ、一から教育することになった…。
 
…という話でした。
 

予想通りの難航ぶり

第2話の冒頭は、航を紹介された『ペガサス・インク』の社員たちがまずその見た目がケント様そっくりなことにビックリ。
泉美が連れてきた人だからと航を大歓迎したが、敬語は使えない。言葉を知らない。電話応対の仕方も分からない。メールの文面も分かってない。
特に教育係を任されたプランナーのアリスこと有栖川(瀬戸利樹さん)が、無知ゆえに繊細なデザインの違いが分からず、言葉も知らないので「意味あんのかな?」と言ってのけてしまう航の失礼な態度に激怒。
部下の人たちは泉美に「ちゃんと面倒見てください。」と投げ出してました。
 
…まぁ、そうなるわな。って展開でした。
泉美が自分だって話を分からせるのに大変だったのに、いきなり部下の人たちに丸投げしたのはだめですね~~。
部下の人たちが気の毒でした。
航本人は何で怒られてるのかも分からないし、全然違う世界に連れてこられてこっちも大変だよな。と思いました。
 
前半はこんな感じで、そんななんも知らないことあるのか?というくらいの航の振る舞いが続いて、ちょっと嫌になってチャンネルを変えたくなる時間が流れていました。
こんな手こずる様子が続くのに、見た目はケント様そっくりな航。
ケント様と重なる表情をする時があるから、不意にドキッとさせられる泉美の様子がかわいかったです。
なんせ自分の理想の王子様なんですもんね。
1991年のドラマ『101回目のプロポーズ』でもありましたけど、好きな人のそっくりさんが現れたら、本人と違う人だと分かっていても、不意に見せる表情がなんかが本人に見えてどうしても好きになってしまう…。という話はあるほどで、人って見た目で人を好きになったりするもんだよな~と思います。
内面が好きになって見た目も好きになるってこともあるんでしょうけど、相手がこうだからここが好き!っていうより、自分の感覚で勝手に相手に妄想抱いて、勝手に好きになるって言うか…。
まずは見た目でグッと惹かれて、だからこそ興味抱いてその人を知りたいと思って動いて本当に好きになっていくんじゃないのかな??
どうしても泉美が惹かれてしまうのは、もう動物的感覚で仕方ない!!
面白いです。
 
仕事には就けたものの、家がない航。道で野宿しようとしたところを泉美に発見されて期間限定で泉美の家で一緒に暮らすことに。
推しにそっくりな男と同居!
会社に皆には内緒にする設定もまた面白くなりそうな展開。一夜を共にしたこともあるのに、泉美を襲う様子が全くない航。
誘われたから寝ただけで、泉美への恋愛感情は今のところ皆無。
意識してるのは泉美だけってのもおかしなところです。
 

航の同級生がインターンで入社

航が会社に馴染めずにいた頃、インターンの大学生杏奈(白石聖さん)が入ってきました。
杏奈ちゃんは『ラブ・マイ・ペガサス』の大ファンで、SNSで『ラブ・マイ・ペガサス』に対する的確な意見を発信していて、『ペガサス・インク』の製作チームの皆さんも優秀な人が入って来てくれたと喜んでました。
インターンとバイトで立場が違うものの、同じ新人で優秀な人とそうでない航とで差をつけられ卑屈になったりする展開になるのか?と思っていたら、杏奈ちゃんはなんと航の地元の幼馴染。
航が高校中退して行方知れずになっていたことが明かされていました。
何かあって地元を出たみたい…と思っていたら、航の回想シーンで母親らしき人が家を出ていくシーンが出ていました。
地元にいられなくなった原因が家族にありそうな雰囲気。おいおい分かっていくんだろうと思われます。
やる気がない表情を見せてるようで、実は何か人に言えないような悲しみを抱えてる…という設定なのかもしれない。
実は激しい感情を隠してるとか…。航の過去が気になる描写でした。
 

ちょっと変化してきた航

マナーとか言葉使いとか難しいし意味ないしめんどくさいと思っていた航。
でもただただ分からないから「分からない。」と言った言葉が、製作チームの人たちの仕事をバカにしてると捉えられてしまったことにショックを受けてました。
アリスに「やる気がないなら来るな。」とまで言われていたのは、ちょっとかわいそうでした。
でもまぁ、あくびしたり椅子にだらしなく座ったりしてたら態度が悪いとか思われますよね。
 
さらに、家に帰って来てからも夜中まで仕事をする泉美の姿も目の当たりにし、徐々に態度が変わっていくのが見えました。
一人だけ仕事についていけず孤独になっていく航。
そして、泉美が言ってた「その人がその場所にいるためにはちゃんと守らないといけない約束事がある。」という言葉を思い出していました。
ちょっとずつ心に変化が見えてきた様子の航君。
 
泉美も申し訳なくなってきて「会社で働くの大変だったら無理しないでいいよ。」といてしまう。
目に見えて元気がなくなっていく航君を見てるとそう言いたくもなる。
でも、ちょっと変化してきた航君はめんどくさがっていた会食も前向きに考えるようになっていく。
 
2話の始まりはギスギスしててなんだか見たくないな~と思ってましたが、この辺りから航君のアップが増えてきて、航君が明らかに変わってきたのが伺えてグッと引き込まれました。
この航役の渡邊圭祐さん、見てる方に考えさせる表情しますね!
なんか守ってあげたいみたいな手を差し伸べたくなるような…。
乙女ゲームの実写版の育てられる側の人にはピッタリ!
強気なのに、弱気な所も見せて。何を考えてるんだろう…とこっちが寄り添いたくなるような感じです。
2話にして、この航君にハマってきた私です。
 

カッコいい航

泉美の教育のおかげで、ケント様ファンの女の子もいる会食をうまくやっていた航。
けど、料理を上手にナイフで切れなくて、女の子に食材を飛ばして泣かせてしまいました。
泉美に謝る航。条件が合わなかったから、出資を断られていたと言い、教えたことを覚えてくれていたことが嬉しかったという泉美。
そのあとに、同じ店で会食をしていた『ランタン・ホールディングス』の水嶋社長(船越英一郎さん)とばったり出くわす泉美。
水嶋社長は、泉美が前の職場の同僚の井上とタイアップの件で会っていて、ちょうど井上(池田良さん)に断ってるところでした。
『ランタン』には出資をお願いを断られていた泉美の会社。でも、もう一度話を聞きたいと水嶋の方から話しかけられて、喜んだ泉美。
それを見て気に入らなかったのが元同僚の井上。
井上は前から泉美に敵対心むき出しで『ランタン』とも自分のところと仕事をすると自慢していたから。
泉美の実力が認められたわけじゃない。キレイな女社長と思われてるだけ。いい気になるな。と罵倒してきました。
すると、ケントがそばにあった水を井上の頭にぶっかけ!!「人を不快にさせないのがマナーだと教わりました。そっちこそマナー違反でしょ?」とひとこと。
泉美は「ごめんなさい。私の育て方が悪くて。」と言って二人で逃げてました。

f:id:lovetv:20210505162643j:plain

航君、カッコよかった!!
先に井上の方から仕掛けきてたし、まぁ水をかけるのはどうかと思いましたけど、1話から不快な奴でしたし。
これは嬉しい!
 
このことで、泉美が自分の社長としてクリエイティブなことを全部スタッフに任せきりになってる自分を卑下した悩みを航に告白。
航君は、ここ数日見てきた泉美の仕事を「何者かになるのって大変だなと思ってたけど、何者かでい続けるのってもっと大変なんだなって。」と言ってました。
これにはホロっと来ました。
自分の仕事をちゃんと見てくれて、褒めてくれる。
泉美が泣いてしまうのを見て、テレビを見てた私ももらい泣きしました。
 
いい子じゃないか~~!!
航君、頑張って会社に残ることにしたみたいだし。これからの成長が楽しみ!!!
 
ギスギスした始まりでどうなることかと思った2話でしたが、ほんわかと優しい気持ちになれた2話でした。
 
 
 
以上、『推しの王子様』第2話を見た感想でした。
 

 

www.lovetv.site