2023年2月23日木曜夜10時から、フジテレビ系列でドラマ『忍者に結婚は難しい』8話が放送されました。
前回、7話のネタバレ感想はこちら。
おもな登場人物
- 草刈蛍(菜々緒)…普段は穏やかで物静かな薬局勤務の薬剤師。だが、古来より続く甲賀忍者の末裔で、人一倍気が強い完璧主義者の負けず嫌い。時々、素の毒舌が出てしまう。日々鍛錬を欠かさず、周囲に忍者であることを隠して生きている。28歳の時に普通の男性と思っていた草刈悟郎と結婚。悟郎が敵対する伊賀忍者と知り、自宅で激しくバトル後お互いを思う気持ちが再燃する。
- 草刈悟郎(鈴木伸之)…蛍の夫。明るくおおらかな郵便局勤務の配達員だが、実は伊賀忍者の末裔。ずぼらで面倒くさがりな一面がある一方、忍者の任務では機敏な動きを見せる。手裏剣の腕は確かなものがある。妻の蛍が敵対する伊賀忍者と気づきバトル。お互いを思う気持ちが再燃する。
<甲賀一族>
- 月乃楓(ともさかりえ)…蛍の姉。母を亡くしたあと、妹たちと父の面倒を見るしっかり者だが、忍者の任務は能力の高い蛍に任せている。金にだらしない父に代わり、お金の管理に厳しい。結婚生活がうまくいっていない蛍に、ことあるごとに離婚をすすめる。
- 月乃雀(山本舞香)…蛍の妹。ライブ動画配信で稼ぐインフルエンサー。SNSに忍者コスプレやダンスを配信し、熱烈なファンがいる。好きなことだけする自由人だが、普通の恋愛に憧れあり。一般人と結婚をした蛍を理想だと思っている。
- 月乃竜兵(古田新太)…蛍の父。忍者の仕事を引き継いでからは無職。妻を亡くしてから中野で常に酒を飲む。酔っ払い生活を送る一人暮らし。若い頃は優秀な忍者だった？
<伊賀一族>
- 音無祐樹(勝地涼)…世田谷郵便局に勤める悟郎の同僚で幼馴染。伊賀忍者では最高階級のエリートの上忍の家系。仕事も忍者の任務も何でもそつなくこなす器用な人物。
- 音無恵美(筧美和子)…祐樹の妻。伊賀一族だが跡取りではないので修業を積んでいない現在は専業主婦。祐樹とのあいだに5歳の娘がいる。良妻賢母。
- 音無杏(河野彩吹)…音無の娘。草刈夫妻が大好き。
- 風富小夜(吉谷彩子)…外資系保険会社外交員。悟郎の幼馴染。名家出身のエリート上忍。悟郎の初恋の相手。小夜自身も悟郎を思っていたが、3年振りに再会して結婚していると知りショックを受ける。が、離婚するかもと聞き悟郎への思いが復活している。
- 風富城水(市村正親)…小夜の祖父。伊賀忍者の総帥。厳しくも温かいカリスマ的な存在。孫の小夜には厳しく当たる。
<その他>
- 宇良豹馬(藤原大祐)…世田谷中央郵便局にインターン勤務の大学4年生。Z世代の自由人。忍者居酒屋のバイトをしたのがきっかけで忍者マニアになる。雀のファン
- 赤巻議員(信太昌之)…伊賀が推す与党民事党の議員。伊賀忍者が自宅を警戒中に、殺害される。甲賀の蛍も自宅に侵入していたことで、伊賀忍者は甲賀忍者が殺害したと思っている。
- 豊松議員(村上新悟)…甲賀が推す野党未来党の議員。チャリティーイベントに参加したところで伊賀が仕掛けた爆弾が爆破される。甲賀の蛍と雀がいたことでけが人はでなかった。
とりあえず危機を先延ばし
蛍(菜々緒)のスマホに「逃げろ。」という意味の『運命』のメロディーが流れ、草刈宅に小夜(吉谷彩子)と音無(勝地涼)、2人の伊賀忍者が現れる。
というところで7話が終わっていました。
そして8話。
蛍を2階へ逃がし、悟郎(鈴木伸之)だけで小夜たちを迎える。
うまくごまかそうとする悟郎だが、小夜の観察眼で蛍が家にいることは一目瞭然。
家中を捜索されたが、蛍は姿を消し父・竜兵(古田新太)の家に逃げていました。
いや～～。8話が放送されるまでどうなるのか？ハラハラして待っていました。
蛍を守ると決めた悟郎が何とも頼もしい！
蛍が甲賀忍者であることも、悟郎が赤巻議員(信太昌之)を殺したかもしれない蛍を隠しているのではないか？と疑われていることも、なんとかごまかしきって、24時間の猶予をもらっていました。
前回の小夜の決意した強い表情を見てて、これは悟郎を本気で追い込むつもりだな。とヒヤヒヤしていましたが、なんとか逃げられてホッとしました。
もっと大人数で捜索に来るかと思いきや、音無と二人で来て、本気で蛍を捕まえようとしてなかったのかも。
小夜さん、まだまだ悟郎に嫌われたくない気持ちがあったのかな？と思いました。
竜兵から離婚を迫られる
小夜の追及を逃れて竜兵宅に逃げ込んだ蛍。
あとで悟郎も合流。
独自に調べて悟郎が伊賀忍者だと知っていた竜兵が、訪ねてきた悟郎をいきなり後ろから羽交い絞め。
伊賀忍者・斎藤に母を殺された竜兵は、同じ伊賀忍者である悟郎と蛍に離婚を迫っていました。
でも悟郎は「嫌です。蛍さんとは別れません。」ときっぱり断り、これまたカッコよかったです。
蛍も「別れません。」とはっきり言ってくれる悟郎に、惚れ直したような表情をしていました。
正体分かってからの夫婦は強いです！
小夜の父が余命3ヶ月
小夜が悟郎を追及して帰宅した時、父の風富城一郎(河野達郎)が口から血を流し気を失っていました。
ええ？
今度は甲賀の誰かが、報復のために小夜の父を殺した？と思ったら、祖父で伊賀忍者の総帥の祖父・城水(市村正親)が城一郎は病気で、余命3ヶ月だと小夜に明かしていました。
前から城水が、息子である城一郎を飛ばしてなんで孫の小夜に総帥を継ぐように言ってるんだろう？と疑問に思っていましたが、お父さん病気だったんですね！！
小夜も若いのにプレッシャー半端ない！！
伊賀は人数が多くて、伊賀グループの本部長・松下(小須田康人)と小夜が、総帥の座を争っている様子。
今は総帥の城水が健在で力が強そうですけど、お父さんが亡くなれば小夜の後ろ盾がいなくなって窮地に追い込まれるかも！
小夜が赤巻議員を殺した真犯人を捕まえて、名実ともに伊賀のトップになれば、憂いなく総帥になれると思うんですが。
今回蛍を疑って草刈宅に押しかけた小夜が、動かせたのは音無1人。
どうも小夜は、あんまりグループ内でも信頼されてんなくて、動員かけらないんじゃないかな～？
と勝手に推測してます。
味方が少ない小夜、頑張れ！
甲賀忍者の活躍増える
8話で蛍に父がいたことを知り、さらに姉・楓(ともさかりえ)までいることを知った悟郎。
竜兵から、悟郎が伊賀忍者と知って楓は自分から悟郎に会いに行っていました。
あんなに結婚反対してたのに、面白い！！
伊賀忍者の悟郎が、伊賀忍者に尾行されているのを楓が助けてあげていました。
楓さんは忍者の任務をしていないけど、尾行をまく手伝いは出来るんですね！！
楓も忍者だったんだ！と改めて思いました。
雀は竜兵に言われて身を隠すために東京を離れるとか。竜兵自身も悟郎を羽交い絞めにしてたし。
最初は登場が少ない甲賀忍者でしたけど、回を追うごとに忍者っぽいシーンがたくさん出てきて面白い！
甲賀忍者の活躍も見れて楽しいです。
と同時に、悟郎が伊賀忍者に不信感を持ち始めるのが切なかったですね。
父の代から任務を果たしてきたのに。
『レジェンド＆バタフライ』とつながってる
伊賀に比べて、あんまり情報がない甲賀忍者。
『忍者に結婚は難しい』のなかで、甲賀忍者が薬に詳しいとか信長が滋賀に薬草園を持っていたとかいう話が出てきていました。
現在上映中の木村拓哉さん主演の映画『レジェンド＆バタフライ』でも、信長の伊吹山の薬草園の話が登場！
木村さん演じる信長が、綾瀬はるかさん演じる濃姫の病気を治すために、薬草園からとった薬草で薬を作る。
まずい！と濃姫が拒み、信長が味見をする。というほほえましいシーンでした。
おぉ！これは『レジェバタ』で出てきた信長の薬草園か！と嬉しくなりました。
6話7話と大河ドラマ『どうする家康』とつながって嬉しいと思ってみてましたが、8話では、映画『レジェンド＆バタフライ』とつながりました！！
興味のある方は、ぜひ『レジェンド＆バタフライ』をご覧になってください！
特に私は、岐阜城の信長の館の再現に目を奪われました。
ちなみに、私の別のブログで『レジェンド＆バタフライ』の感想をのせています。
よろしかったらこちらもご覧ください。
↓↓↓
あと、2/23㈭夜7:30～BSプレミアムで放送されていた『いいいじゅー』という番組で、滋賀県甲賀市に移住した東京の男性の話を放送していました。
伊賀に比べて忍者観光が発展していない甲賀市。
移住者が夜討ちイベントを企画して、忍者と武士に分かれて城を夜討ちする。という面白いことをやっていました。
甲賀忍者。
これからブームがやってくるかもしれません！
赤巻議員を殺した真犯人をさがす蛍
蛍が甲賀忍者で、赤巻議員を殺した犯人じゃないのか？
24時間もらって、伊賀グループに説明をしなくてはならなくなった悟郎。
赤巻議員を殺した真犯人を捕まえて、蛍への疑いを晴らすのが一番だが、さすがに難しそう。
出勤する蛍にも悟郎にも、伊賀忍者の尾行が付きまとって行動を監視されます。
薬局で働く蛍のもとに、甲賀忍者(今週の甲賀忍者・山田役は上白石萌音さん)が来て、赤巻議員に違法薬物を売っていた売人の情報がもたらされます。
蛍は仮病を使って早退。
尾行をまいて売人と接触することに成功し、圧倒的な戦闘力で売人3人を制圧。
赤巻議員との違法薬物の取引情報について聞き出します。
赤巻議員本人が取引現場に現れたことはなく、何人かの若い男が交代で来ていたという。
売人は何かあった時のために毎回取引の映像を撮影していた。
赤巻議員が殺された日の映像が見たいと、売人に要求する蛍。
売人の事務所のPCで映像を確認。そこに映っていた意外な人物に絶句する。
ーーーこのシーン。後ろから蛍が襲われやしないかハラハラしました！
売人は伊賀忍者じゃない様子。襲われずホッとしました。
一方。
蛍のことについて弁明するため、伊賀の本部ビルに来ていた悟郎。
蛍の父が伊賀を憎む理由を知り、苦悩していた。
そこへ蛍から連絡があり「罠かもしれない。」と言われる。
薬物の取引映像に映っていたのは、音無。
悟郎は、電話の途中で背後から何者かに襲われ、注射を打たれ監禁されてしまった。
目を覚ました悟郎の目の前に現れたのは、音無だったーーー。
いや～～。
まさかまさかの展開！
気の弱いキャラの音無がどうして？？
4話で失踪したのは、殺人までしてしまったから？
次回は？
次回の予告では、蛍が悟郎を救うためにいろいろ動くみたいです。
音無宅を訪れて、恵美(筧美和子)のスキをついて部屋を捜索したりするシーンも映ってました。
音無が赤巻議員をつながりがあるのは、小夜も把握していない様子。
予告では他に、小夜が悟郎に、蛍の安全を保証するのを条件に自分と結婚するよう迫っているシーンもアリ！
小夜～～。
まだ諦めてなかったの？
小夜も大きな伊賀グループのなかで孤立してるみたい。
悟郎と結婚したいのも、伊賀グループのなかで仲間を得たいのかな？
ーーー
これは私の勝手な妄想ですけど、小夜の父の病気を蛍が甲賀秘伝の術・生延の術で助けるんじゃないかな？
お父さんを蛍に助けてもらって、小夜は考えを変える！
と予想してるんですが…どうでしょ？
さぁ！！
ドラマ終盤になって、ますます面白くなってきた！
1話も見逃せません！
以上、『忍者に結婚は難しい』8話を見たネタバレ感想でした。
