毎週金曜夜11時15分からテレビ朝日系列で放送中ドラマ『真夏の少年~19452020』。
令和に生きる現代の高校生と、昭和20年の大宮島(今のグアム島)の戦地からタイムスリップしてきた軍人のひと夏の物語です。
令和の高校生の主要キャストは、ジャニーズJr.の美 少年のメンバーの皆さん。タイムスリップしてきた軍人役は博多華丸さんです。
9月4日に第6話が放送されました。
第5話の感想はこちら。↓
登場人物
- 瀬名悟:佐藤龍我さん…関東近郊にある富室町の富室高校2年B組。格好はヤンキーなのに中身はダサい『見掛け倒しトリオ』の1人。金髪。同じクラスの財前が自殺を図ったのは原因が悟がカツアゲしたから。と言われ、弁解の余地なく無期限停学となる。しかし怒りも湧かず言われるがまま秘密基地で竜二と篤といたところ、雷が落ちタイムスリップしてきた三平と会う。
- 風間竜二:岩崎大昇さん…悟と同じクラスの『見かけ倒しトリオ』の1人。リーゼントスタイル。見かけはヤンキーだが素直な少年。お調子者でお人好し。由真に片思い。
- 春日篤:浮所飛貴さん…『見掛け倒しトリオ』の1人。他の2人と違って、ちょっと髪を染めてる程度でそこまでのヤンキーの格好ではない。三平がタイムスリップしてきた時に、歴史の教科書を読ませて、昭和から平成、令和と時間が流れていたことを説明した。父の再婚相手のマリアに反発していたが、彩香のおかげでマリアの出産の手助けができた。家族との関係も雪解け。
- 山田明彦:藤井直樹さん…悟のクラスメイト。二卵性双生児山田兄弟の兄。町の権力者で学校の理事長でもある山田ゲルハルト節子の息子。化学オタク。
- 山田和彦:金指一世さん…悟のクラスメイト。二卵性双生児・明彦の弟。漫画オタク。漫画家の三平と意気投合。一番仲良くなる。三平の娘を探し出して、花火大会の日に会わせてあげようと提案する。
- 柴山道史:那須雄登さん…悟のクラスメイト。生徒会長。優等生。母が授業中に教室にやって来ても何も言えない。
- 財前康隆:林蓮音さん…学校の隣のビルから飛び降りた悟のクラスメイト。
- 小泉明菜:箭内夢菜さん…悟のクラスメイト。放送部員。よく調べもせず財前が飛び降りた場所を撮影したと言って違う場所を撮影したり、東村と近藤が悟を追い込んでいるところを勝手に動画を撮って配信したりしている。財前が転落した場所からドローンを拾い中のデータを見ようと放送室に置いていたが、何者かに盗まれる。
- 牟呂由真:今泉佑唯さん…あざとくてかわいいと言われているクラスメートの女子。竜二がひそかに思いを寄せている。放送部の明菜のプロデュースで配信したアザカワしぐさの動画が学校中で人気となり、推薦枠が1つしかないイギリス留学の審査に有利になるのでは?と考えている。留学したい目的は別にあって…。
- 高橋仁:松尾龍さん…放送部の主に撮影担当。
- 山名彩香:松風理咲さん…篤が転校してた日に一目ぼれしたクラスメイト。一人暮らしの篤の部屋に勝手に入り込み家事などをしてグイグイ押してくる女子。篤は当初ウザがっていたが…。
- 伊藤沙織:日比美思さん…自分で作詞作曲して路上で披露しているクラスメート。財前をテーマにした曲も作っていて、怪我で歩けないはずの財前も見に来ていた。第5話ではプロデューサー気取りの東村によって、祭りの日に曲を披露するとゲルハルトに約束を取り付けられて曲作りに悩む。悟に片思いしてる。
- 堀田未来:間島和奏さん…母子家庭で家事とバイト、学業、兄弟の世話などをこなす苦労人と言われるクラスメート。三平と知り合い、兄弟共々秘密基地へきて一緒に食事をした。
- 山田ゲルハルト節子:長谷川京子さん…富室高校の理事長で山田コンツェルン代表取締役社長。町の権力者。山田兄弟の母。次期富室町長となろうとしてる。財前の自殺騒動を知り、東村らに原因を調べるよう厳命した。中止になった花火大会を復活させようとしている。
- 柚木原健太:西村元貴さん…ゲルハルトの秘書。
- 東村秀太郎:神保悟志さん…現代文講師で2-Bの担任。ゲルハルトからの圧力から早く逃れるために、悟が財前にカツアゲをしたせいで飛び降りたと一方的に認めさせ、悟を無期限停学に追い込む。
- 近藤誠二:片桐仁さん…2年学年主任。英語教師。東村と一緒に、悟を財前にカツアゲしたと追い込み無期限停学にした。
- 里中真智恵:皆本麻帆さん…日本史教師。
- 佐山尚子:福岡みなみさん…保健教師。
- 綾瀬サクラ:長井短さん…購買部店員。
- 柴山奈津子:水野美紀さん…柴山道史の母。悟がカツアゲして同級生を自殺に追い込んだと知ると学校の教室まで入ってきて、仲間の竜二と篤に自分の息子と付き合わないよにドヤしてきた。モンスターペアレントと思われたが、実は夫がほとんど帰ってこない家庭を一人で守る孤独な母親だった。今は道史と共に秘密基地に現れ、他の子の世話もしている。
- 瀬名優:望月歩さん…悟の兄。天才肌。突然格言めいたことをつぶやく。ツブラというおばあちゃんと友達。
- ツブラ:草村礼子さん…富室町に住むおばあちゃん。父親と離れて暮らす友達の由真に、戦死した父と自分を重ね合わせる。優とも友達。
- 三平三平(みひらさんぺい):博多華丸さん…昭和20年大宮島(グアム島)の戦地からタイムスリップしてきた軍人。富室町出身。昭和19年夏。部隊が破れ大宮島がアメリカ軍のものとなり、それから1年残った数名と洞窟に潜伏して反撃の機会を伺っていたが、南国でしか見られない珍しいチョウを追いかけるうち、足を滑らし谷に落ちる。雨しのぎに入った小屋で雷が落ち、現代へタイムスリップしてきた。スーパーに連れて行ってもらうのを条件に、この夏悟たちと一緒にいることになった。第2話で漫画家だったことが分かる。サクラに誘われて富室高校の購買部でバイトをしている。みるみるうちに戦争直後から現在までの文化を吸収。
第6話のあらすじ
三平さんが1945年のグアムからタイムスリップしてきた理由を研究していた明彦は、雷が時空を超える原因だっだという結論にたどりつく。
タイムスリップしてきた日のようなとんでもない雷が再現できれば、三平さんを1945年に戻せるかもしれないと言っていた。
当の本人の三平さんは『マドカと妖怪』を「描いていると娘が生きている気がしてくる。不思議と会える気がする。」と前向きな思いを持って描いていた。
漫画の中のマドカは元気な子だが、実際のマドカさんはぜんそく持ちで発作を起こすたびに病院に駆け込んでいたという。
話を聞いた和彦は、自分が持ってるぜんそくの薬を三平さんに見せ「今は薬があるから大丈夫なんだけど、昔は大変だったんだね。」と言う。
三平は「できれば昭和に戻って娘に届けてやりたい。なんてな。」と返す。
和彦は昭和から来たんだからその逆も出来るはず、と明彦に話を聞いておくと希望を持たせるのだった。
娘さんに薬を届けたいという三平さんの願いを聞いた明彦は「過去を変えると未来も変わっちゃうから。」と難色を示した。
一方、財前の転落現場から拾ったドローンを放送室に置いていた放送部は、中身を確認せぬまま何者かにドローンを盗まれた。
仕掛けておいた防犯カメラを確認すると、白い手袋をした何者かが素早くカメラの位置をずらしているのが映っているだけで、肝心の盗んだ犯人が映っていなかった。
悔しがる明菜だったが「盗まれるぐらい価値があるってことだよ。」とドローンにとんでもないお宝が眠っていると確信するのだった。
町の商店街の人々は、町の権力者のゲルハルトに頼りきりで、自分たちのことしか考えていない。
そんな町の人たちを見たゲルハルトの秘書・柚木原は「例の件、計画通り進めてもよろしいですか?」とゲルハルトに問いかける。
許可したゲルハルトだったが「私がやろうとしてることは、ジャスティスなんだよね?」と謎めいた質問をする。柚木原は「いつの時代も勝者のした事が正義となります。」とこれもまた謎めいた答えを返した。
放送部はドローンを盗んだ犯人を捜そうとするも手掛かりがつかめず行き詰っていた。
そこで、購買部で生徒たちになぞなぞを出して人気者になっている三平さんに目をつけ、何者か調べようと動き出した。
この行動がのちのち大変な事態を引き起こしていくーー!!
富室町を見下ろせる岬でスケッチをしていた三平さんにゲルハルトが話しかけてきた。
二人は富室町の洞窟やお互いの子供の話で盛り上がる。
秘密基地で和彦から、母親のゲルハルトにあまり構ってもらえないと嘆くのを聞いていた三平だったが、ゲルハルトが富室町の為に懸命に働く熱い思いを聞いて心を打たれるのだった。
同じ頃、ツブラちゃんと優が岬の別の場所で話をしていた。
ツブラちゃんは自分がぜんそく持ちだったことを話し、戦後すぐに戦死した父親から薬が届いたという。薬の瓶を見せながら「これを飲んで元気になれた。私の宝物。」と言ってほほ笑むツブラちゃん。
薬の瓶は古くはなっていたものの、和彦が持っていたぜんそくの薬の瓶にそっくりだった。
ツブラちゃんと優がその場を離れる際に、ツブラちゃんが持っていた本に挟まれていた『マドカと妖怪』と書かれた栞が滑り落ちた。
ツブラちゃんはそれに気づかず立ち去って行ってしまった。
悟たちは財前に会う方法を考えていた。優等生の道史や篤、竜二が皆で考えていても方法が見つからない。
話を聞いていた購買部のサクラが、財前がファンである沙織に頼んで呼び出してもらえばいいと助言する。
沙織が悟に片思いをしていると勘づいている竜二たちはその案に乗った。
悟に呼び出されて喜んで駆け付けた沙織は、財前を誘い出せと言われ怒りを露にする。
悟は「なんでも言うこと聞くから。」と土下座をして沙織に頼み込むと、沙織はようやく承知してくれた。
三平さんは、町で咲山(林泰文さん)という男に商店街はどう行けばいいか?と尋ねられる。親切に案内する三平さん。
咲山は東京のカブト開発の人で、富室町に巨大ショッピングモールを作ろうと来ていたのだ。商店街の人たちは大反発をして追い返した。
ゲルハルトの秘書の柚木原も静かに「お引き取り願いませんか?」と言い、冷たく返すのだった。
沙織がセッティングしてくれて財前に会えることになった。財前に会う前に「デートしてくれない?」と言う沙織。悟は最初戸惑ったがOKした。
待ち合わせの公園には、財前と悟が会うと聞きつけた放送部の明菜と高橋も物陰からカメラを持って見張っていた。
しかしまたもや会う直前で財前は黒服の男たちに車に乗せられ、連れ去られていってしまった。
ドローンを盗まれ、財前の姿を映した画像もうまく撮れず、追い詰められた放送部の明菜。
昭和からタイムスリップしてきたかもしれない三平さんにターゲットを変え、秘密基地に娘さんをさがすインタビューと称し三平さんの撮影を始める。
このことが思わぬ事態を招くのだったーーー!!!
…というお話でした。
ツブラちゃんのぜんそくの薬
三平さんが娘のマドカちゃんに届けたいと思っていた和彦のぜんそくの薬の瓶。
ツブラちゃんが持っていた古い薬の瓶。
どっちも茶色いもので、同じものだと思われます!!
明彦がタイムスリップをして過去を変えるのは…ってためらってましたけど、過去にもうぜんそくの薬をお父さんからもらっていたみたいだし、これはもう薬を届けても大丈夫ってことですよね??
最初、ぜんそく持ちでも80歳まで生きてるんなら、過去を少々変えようが強い人ってことじゃないか?って思ってたんですが、お父さんから薬もらってたんなら全く問題ないですよね?
でも昭和20年のどこに帰るかですよね~~。
戻ってもグアムなら、やっぱり三平さんは戦死してしまいます…。
グアムじゃなくて日本に戻ることができるならいいんですが、それこそ過去を変えられないからダメなんでしょうね、きっと。
ちゃんとツブラちゃんは令和で生きてるんだから、三平さんも令和に残って令和で生き続ければいいのでは??
どういう結末にするのか?ハラハラしながら待ちたいと思います。
沙織がかわいい
前回の第5話では生意気な子だな~~と思っていた路上ミュージシャンの沙織ちゃん。
5話から悟が好きなのでは?と匂わせてましたけど、今回は財前を呼び出す条件ではありましたけど、素直に悟をデートに誘ってましたね!!
沙織のことカッコつけだと思ってましたが、いやいやかわいいところあるじゃないですか~~!!!
ちょっと見直しました。
それに引き換え、悟くんが鈍感!でもちゃんとデートOKしてたから悟くんとしても沙織ちゃんの事受け入れようとしてるのかな?
それとも財前のことで協力してくれたから、ただのお返し?
沙織ちゃんと悟の恋の行方が気になります!
柚木原がおかしい
山田兄弟の母、ゲルハルトの秘書・柚木原さん。
何やらゲルハルトに吹き込んで何かやろうとしているみたいです。
おそらく放送室からドローンを盗んだのもこの人だと思います。
白い手袋をこの人がしていたのかどうかまでは分かりません。
しかし、5話でドローンを盗む人影を見てもスラッとした体形でスーツ姿の人だったし、登場人物の中でこの体形に当てはまる人は柚木原しかいないと思います!!
東京のショッピングモールの開発とかも柚木原さんが動いたと思うんですよね~~。
カブト開発の咲山にもひとことささやいて追い返していましたし。
富室町の人たちの勝手さにも呆れてる様子も見せてましたし!!
ゲルハルトは利用されてるだけだと思います。
どうなっていくのか見逃せません!!!
明菜悪いことしかしない!!
放送部の明菜!この子は悪いことしかしませんね~!
イギリス留学を夢見ていた由真の夢も壊すし、悟の無期停学もろくに調べもせずに財前にカツアゲしたからだって動画作るし。
それで次は三平さんですよ!!
この子どうしたろうかと思いますねぇ…。
悪いことばっかり!!
財前のドローンだって勝手に転落現場から拾ってくるし。
この子のいいところってあるの?
イライラしました。
ひどいことしても動画の再生回数が多ければ、正義になってしまうのかな?
コワイ世の中!!
三平さんがどうなったか早く知りたいです!
次の放送が待ち遠しいです!!
以上、『真夏の少年~19452020』第6話を見た感想でした。
全話の感想
全話の感想はこちら。↓