BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
5月1日~5月5日は大分県の旅です。
- 1171日目、大分県4日目は、玖珠町への旅
- お手紙の内容
- 387号線から国道を避けた道へ
- ランチはジビエホットドッグ
- 「鏝絵」とは何か?
- 宇佐のマチュピチュ
- こころの風景
- 大分県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
1171日目、大分県4日目は、玖珠町への旅
5月5日放送分大分県4日目は、宇佐市院内町斎藤の富士見橋でオープニングでした。
橋の上から正平さんが「石橋で有名なんですって。院内は。院内だけでこういう橋がまだ75もまだ残ってるそうです。」と説明していました。
75も??
コケはついているけど、立派に残っています。
続けて正平さんは「石橋と思ったら熊本と思ってたけど、院内スゴいんだな。」と言って、「いんない石橋マップ」で石橋がある地図の案内板を紹介。
そのなかにある、宇佐のマチュピチュが気になる様子でした。
お手紙の内容
今回のお手紙は、宇佐市の64歳女性から。
こころの風景は、院内から玖珠に抜ける国道387号線のジェットコースターのような道路です。
8年前。お手紙の方の、一人暮らしだったお母さんにがんが見つかりました。
手術やその後を考えると、一人暮らしを続けるは無理。仕事を辞め、東京から大分へUターンしたお手紙の方。
築60年の家に戻り、お母さんの手術と介護に向き合うことになりました。
母の病気はどうなるのか?どう暮らせばいいのか?古くなった家は?と色々考えなければならないことばかり。
不安に押しつぶされそうな日々で、差し当たって一番困ったのは、車の運転。
大人になってからはずっと東京暮らしで、身分証が欲しくて教習所に通ったが運転センスゼロ。
"一生運転しませんから免許証ください"と神様にお願いして、まぐれで免許証取得。
取得後30年間以上一度も車を運転することなく、筋金入りのゴールド免許ペーパードライバーになったお手紙の方。
田舎では車を運転しなければ買い物すら行けず。日々の生活が成り立たない。
お母さんの手術は先生にお任せできるが、車は自分で運転するしかない。
恐る恐る運転したら、乗り初めて1か月で、お店の駐車場から左折で出た時、看板ポールにぶつけて、左側のドア2枚と車体フレームをへし曲げる事態に。
"人や車にぶつける前に何とかしなくちゃ大変なことになる"と一念発起。運転の自主トレを始めたのが、国道387号線です。
自主トレを続けるうち、運転しながら眺める景色が好きになり、いつの間にか運転が恐怖でなくなってきたそう。
特にお気に入りだったのは、西椎屋(にししいや)の滝の入口付近から川底トンネルまでのあいだにあるジェットコースターのような道。
『人生下り坂最高!』と叫びながら坂に突っ込んだといいます。
私には絶対無理。と思っていた車の運転がそうではなくなったように、人生も急降下後、登り坂をのぼったあとに、新しい景色が見えてくるかもしれない。
と、教えてくれた道だったとおっしゃいます。
お母さんは3回の手術を克服して無事に退院。
高いところが苦手な正平さんに、深い谷を渡る橋を走っていただくのは酷なので、大分を移動の途中でも車で通ってくれればとお便りを出しました。
…というお手紙でした。
387号線から国道を避けた道へ
まずは石橋の富士見橋をチャリオを押して歩き、終わりに近づいたところでチャリオに乗って出発。
約13km先の「西椎屋の滝の入り口」を目指し、387号線を進みます。
田んぼに水を張る作業を見て、息を切らしてじわじわ上がる坂を上っていきました。
そして、国道を避けて小さな道に入り、右側に見えてきた石橋の分寺(ぶじ)橋を渡る。
坂が続いたところでいったん止まり、休憩。
「1週目に比べて治るのが早い。」と、息が整ってくるスピードが上がってきたという正平さん。
慣れてきたんでしょう…。
大変な仕事だな。
正平さんが走るを楽しみにテレビの前で座って見ているのが、ちょっと申し訳ない気持ちになります。
ランチはジビエホットドッグ
息を整えてから再び走り出し、国道に入りランチポイントです。
正平さんはジビエホットドッグを食べていました。
…とここまでが『朝版』です。
「鏝絵」とは何か?
『とうちゃこ版』では、『朝版』では読まれていなかった、お手紙の方が自主トレで見たものの中に「鏝絵(こてえ)」があったのを紹介していました。
その「鏝絵」とは何か?
監督さんによると「鏝絵」とは、漆喰で造られたレリーフとのこと。
今回のコースでも1つあるんだそうです。
正平さんは「見たいな。」とポツリ。
その後、お昼を食べたお店の前にあった宇佐市のコミュティーバスの「岩下」バス停でタクシーに来てもらい、「田所」まで急坂を移動。
その道の途中の民家の壁に、虎と竹が描かれた「鏝絵」がありました。
タクシーの運転手さんによると「この地方は少ないですが、安心院(あじむ)地区は多い。」とのこと。
コテで描く絵。
色鮮やかな絵でした。
鏝絵について説明されていたサイトを見つけました。
よかったらご覧ください。
正平さんが気になっていた「鏝絵」が見れました。
宇佐のマチュピチュ
次に、石橋マップにもお手紙にも書かれていた"宇佐のマチュピチュ"へ。
正平さんは「何を見てマチュピチュと思えばいいんだ?」と楽しみにしながらタクシーを降りて展望台へ行きました。
展望台から見える里の風景がマチュピチュに似てるんじゃないかと。
正平さんは「おらマチュピチュ行ったことねえけど、テレビで見た限り、似てるなぁ。まあ四方が山だで。」と感想を言っていました。
うーん。
もうちょっともやがかって幻想的な天気の日なら似ていたかも??
何とも言えませんなぁ~。
マチュピチュには、福岡田川からバイクで一人で来た女性がいました。
田川と聞いて「炭鉱の町、田川」と、どこか分かる正平さん。
再びタクシーに乗って坂を上がっていると、先ほどの女性がバイクで抜かしていきました。
カッコよかったです。
こういう出会いも旅の醍醐味ですね!
楽しそうでした。
こころの風景
正平さんたちは、「田所」まで送ってもらって、再びチャリオで進みます。
急坂をあがってもらったものの、上り坂は続き苦しそう。
上り坂を越えると下り坂に入り、西椎屋の滝の看板が出てきました。
が、また上り坂。
「アップダウンのところですって。車だと楽しいんですって。はー。どこ楽しんでいいの?揺れてるわ。ヨイショヨイショ。」とぼやきながら進み、いったん休憩。
「たすけてー。あーしんど。」と口が開きっぱなしの正平さんです。
すると、道の先は下り坂、そして上り坂が見えました。
ブレーキをかけず行ってみて、どこまで上がれるか?をチェック。
1つ目のジェットコースター。2つ目のジェットコースター道路。
途中は「ヨイショヨイショ。」と言って進みます。
そして3つ目はかなり急な坂!
その先に川底第二トンネルがありました。
トンネルを抜けるとまたトンネル。
川底トンネルを抜けて振り返ると、いい感じにジェットコースター道路のカーブがキレイに見えました。
ここでとうちゃこ。
「ちょっと面白かった。」
ジェットコースター道路を楽しんだ正平さん。
トンネル前に座り、車の通過音に何度も中断しつつ、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「ここ標高400ぐらいですって。車に乗っけてもらったけど、10何年前はこういうとこ平気で登ってた。いやー老兵は消えゆくのみかな。今日はこれはこれで楽しかった。大分終わり!あのね、次からひゅんと飛んで兵庫行くんですって。ね!でもまぁ、何か楽しいことがあるかもしれない。大分ありがとうございました。最後はいい天気でありがとう。じゃあね!」と言って番組を締めていました。
大分最終日。
苦しそうでしたけど、ジェットコースター道路を楽しんでらっしゃったのが伝わってきました。
私なら、あの最後の3つ目のトンネルに向かう坂は、ビビってブレーキかけてしまうと思います。
『こころ旅』でないと見れない景色でした。
ちなみに、お昼ごはんに寄っていたバーガーのお店の名前がUSAでしたけど、アメリカのUSAじゃなくて、宇佐のUSA?
シャレがきいてる!
大分の最後、面白かったです。
大分県の旅でめぐる町
大分県の旅でめぐる町は、
の放送です。
次週は、蔵出しスペシャル。
その次の週は、兵庫県の旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!