BSプレミアムで放送中の『にっぽん縦断こころ旅』。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。
11月18日~11月22日は山口県です。
886日目、山口県3日目は下関市の旅
11月21日放送分、山口県3日めは、角島大橋が望める角島展望台でオープニングでした。
2011年の秋の旅で、チャリオを長い角島大橋を渡ったそうで「今だったら絶対無理です。こんなとこ渡らせるから余計怖くなったんじゃないかな?」と言っていました。
それもあるかもしれませんね~。
2011年、角島大橋を渡った時のことが書かれた公式ブログ、写真付きです。↓
お手紙の内容
今回のお手紙は、下関市の50歳女性から。
こころの風景は、山口県下関市豊北町阿川の「ほうせんぐり海浜公園」の風景です。
砂浜と遠浅の青い海、沖には灯台の緑の灯りが見えるそうです。
ちょうど50年前。共働きのご両親のもとに生まれたお手紙の方は、祖父母の方々が4人とも既に他界していらっしゃらなかったそうです。
そんなお手紙の方は、生後6週間から昼の間、ご近所のご夫婦のもとに預けられていました。
血のつながりはありませんが、お手紙の方にとっては祖父母のようなお二人です。
おばあちゃんとは波打ち際で遊んだり散歩をしたり、おじいちゃんとはボートで沖に魚釣りに行ったり。
そして、当時まだ働く母が少なかった時代に、お母さんは仕事を終えてから、小児喘息だったお手紙の方と、波の音を聴きながら毎日ジョギングをしてくれたといいます。
おばあちゃんが亡くなって19年。おじいちゃんが亡くなって6年。お母さんも喜寿を迎えたといいますが、このほうせんぐりの風景と家族の笑顔と思い出は、お手紙の方の心にずっと住み続けると思うというお手紙の方。
正平さんに、この公園でお弁当を食べながら波の音と、穏やかな田舎の風景を楽しんでください。というお手紙でした。
大阪から来たこころ旅ファンと出会う
出発前に公園内を歩いている時に、正面から男女が「大ファンなんです。大好き。」と、握手を求めてきました。
男性は、大阪から広島西条、秋吉台と正平さんが『こころ旅』で行った場所をたどって萩に泊り、こちらに来てみたら、ちょうど正平さんたちと会って驚いたそうです。
過去、山道を走っていた頃の旅を懐かしんで話が盛り上がっていました。
最後女性と並んで記念撮影していました。
またまた『こころ旅』ファンの方が、正平さんに会えている場面を観る事が出来ました。
岡山でも、こころ旅ファンの方が奇跡の出会いをされていました。
その時の旅の感想はこちら。↓
奇跡の出会いをまた見せてもらって、朝からいい気持ちにさせていただきました。
約10kmのルートで「ほうせんぐり海浜公園」を目指しスタートしました。
出発の時に「大分から来たんですけど。」と声をかけてきた方がおられて、正平さんは走りながら「どういうこっちゃろ。 大分行くよ!」と言っていました。
来週はいったん放送お休みで、来月大分の旅ですよね~。
大分の旅でまた会えて、記念撮影出来たらいいですね!
って、もうおそらく大分の旅の撮影は終わってるでしょうけど…。
先に進み、港へ出て海沿いを走る正平さんたち。
肥中というバス停の近くで歩いているところに、民家のどこからか子供の声が聞こえてきました。
カメラさん振り返ると、民家の2階から2人のお子さんがこちらに顔をのぞかせていて、「今からどこに行くの?教えて!」と言ってきました。
「教えてあげないよ。」と言う正平さんでしたが、「どこに行くの?」とまた聞いてきました。
「あっち。バスに乗るの。」と教えてあげる正平さん。
正平さんの方から「いくつだ?」と聞いても話を聞いてくれず、会話になりません。
「あんまり話が通じないな。」と言ってると、お父さんらしき人に怒られて家の中に入れられていました。
かわいい子たちの交流にほっこりしました。
お子さんは何にでも興味津々で、来た人に話しかけたいんでしょうね~。
…と、ここまでが「朝版」でした。
「とうちゃこ版」で、肥中のバス停からバスに乗り、阿川駅まで輪行していました。
脱輪をチームこころ旅総出で持ち上げる
阿川駅から再びチャリオに乗りかえて走り出した正平さんたち。
民家の間の細い道を走っている時に、後ろからスタッフさんが「車いきま~す!」と声をかけ、端に寄ろうとした正平さん。
後ろからゴン!ドスン!という大きな音がしました。
スタッフさんたちが「ああ~、やってもた。」「側溝に落ちちゃった。」「ありゃりゃ、出してあげた方がいいかもしんない。」「うちは人手が多いから。」と口々に言います。
車を運転していた女性が、後ろの方で側溝にハマり、脱輪していました。
急いで車のもとへ駆け付ける正平さんたち。
女性は「抱えられんでしょうね。」と言います。
チャリオで近づきながら「ニュートラルにして持ち上げて前に出さなきゃ。」と言う正平さん。
女性はいったん外に出ていましたが、ニュートラルにするために運転席に戻ります。
スタッフさんはサポートメンバーも呼んで、皆で持ち上げることになりました。
正平さんは「もうちょっと人呼んで上げたげるから。ちょっと待って。」と優しく声をかけて、車を見ると、運転席側の前後が両方とも脱輪していました。
女性は、正平さんに気づき「あれ?まぁ…!今ここ?やだ!いい!そしたら。家の者に言う。」と遠慮し始めました。
「お母さん、それどころじゃないよ。」と言う正平さん。「こんな有名な人に…。」とずっと恐縮している女性。
サポートメンバーも到着し、みんなで持ち上げようとしますが、片側が前後で落ちているので、持ち上げただけでは上がりません。
スタッフさんたちは周りにある、角材やらブロックなどを集めてきて、脱輪したタイヤの下に敷きました。
それで前輪に傾斜をつけて、正平さんが車を操作して脱出しました。みんな大喜びで拍手。女性は「すいませ~ん!」とお礼をおっしゃってました。
これは私もテレビを観ながら一緒に拍手しました。
脱輪、一人だったらとっても不安ですよね~。チームこころ旅がいてくれてホント心強かったと思います。.
でも、こころ旅が来てなかったら、よけようとして端に寄らなくて、脱輪もなかったわけで…。
あれ?どっちがよかったのかな?
無事、車を救出した後に正平さんが「お母さん、今落ちるとこ撮れなかったから、もう一回落としてくれる?」と笑って言いました。
そこへ女性を助けようと、お嫁さんが登場。正平さん期待通りの美人なお嫁さんでした。
「1500円になるんですけど…。」冗談でお金を請求する正平さん。
脱輪した状況を説明してるうちに、正平さんだと気づいたお嫁さんが握手を求めて来ました。
女性は無事車に乗って行かれました。
チームこころ旅のチームワークのよさが見れて、チームの優しさが見れたシーンでした。
あと、正平さんが車を操作しているのを『こころ旅』で初めて見たので、とても新鮮でした。
正平さんの本で、ワンちゃんを連れて車で出かけるとか書いてあったので、車にも乗られることは知ってたんですけど、運転してるのを見るのは初めてでした。
車も自転車もどっちも乗りこなせる正平さん。カッコいいです!!
こころの風景
先に進み、海岸線へ出た正平さんたち。浜が見えました。
防波堤のすき間から海沿いの細い道を走り、砂浜を目指して走り、とうちゃこ。
砂浜まで歩いて、海を眺めてお弁当を食べる場所を探します。
この海は結構漂着物が多くて、砂浜にも流れ着いているのが転がっていました。
砂浜から少し離れた芝生で食べることになり、お弁当を持ってきてもらいました。
お弁当はサザエが入ったお弁当で、先にサザエの身を取り出した正平さん。
「気持ち悪い!」と身をカメラに見せてくれました。「俺、朝こんなん出た。」と言います。
最低やな!!
思わずテレビを観てツッコんでしまいましたよ!!でもおもろかったです。
スタッフさんたちもみんなお弁当を食べていました。
浪の音を聴きながら、風に吹かれてのランチタイムです。
皆さん食べ終わり、片付けも済み、正平さんはそのまま同じところに座って、穏やかな風景を楽しみました。
そして少し日が照ってきたところで、お手紙を読みました。
「いや~、穏やかでいいところだよ。このまま昼寝したい感じだ。山口はホントに、知らないところがいっぱいあるな。もう一日あるぞ~。今日はあの脱輪したおばちゃん大丈夫やろか?脱輪して上がってるはずなのに、「ああ正平さんこころ旅!」って言ってたな。面白かった。また明日!」と言って番組を締めました。
今日の旅は面白かったですね!
正平さんが車乗れるのも見れたし、チームこころ旅が一丸となって動いてるところも見れたし。
脱輪救出の場面、録画して何回か観させてもらいました!!
一緒になって拍手もしました!
楽しい旅でした。
明日は下関市六連島です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。