NHKBSプレミアムで放送していた俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組『にっぽん縦断こころ旅』。
新型コロナ感染拡大の影響の為、4月17日放送分を終わりに放送が中断されました。
4月20日からは同じ時間帯で、これまでの名場面を振り返るプレイバック、再放送が始まりました。
BSプレミアムでは、2014年春の旅を朝版、とうちゃこ版と丸々再放送されています。
5月4日~5月8日までは2014年春の旅の滋賀県です。
いつ2020春の旅の放送が再開されるか分かりませんし、その再開を見逃さないようこれまでと同じ時間、こころ旅を見続けようと思っています。
- 314日目、滋賀県2日目は長浜市への旅(2014/4/16放送分)
- お手紙の内容
- 川原で春を感じる
- 自転車で琵琶湖一周している人たちに会う
- サイクリングする人たちとすれ違う
- 余呉湖周辺に着く
- 黒田のアカガシ
- 天女が羽衣を掛けた柳
- こころの風景
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
2018年の秋の旅以降、このブログで『こころ旅』の感想を書かせていただいていますが、2014年の旅は正直あまり見ていなかった時期でした。
なので、今回のプレイバックで朝版、とうちゃこ版と丸々再放送が見れると知り、改めて見ていこう!感想を書いていきたい!と思います。
314日目、滋賀県2日目は長浜市への旅(2014/4/16放送分)
2014年4月16日放送分の滋賀県2日目。
2020年5月6日・プレイバック放送は、海津の琵琶湖の前でオープニングでした。
お手紙の内容
お手紙は、彦根市の54歳の方から。
こころの風景は、天女の羽衣で有名な長浜市の余呉湖です。
お手紙の方が子供の頃、同級生の家を訪ねがてらよく一周していたところです。
自然が大好きで、何色にも色を変えて季節を教えてくれる山々と余呉湖の静けさが大好きだったといいます。
心が少し寂しい時、文通相手に何を書こうかと思いながら自転車を漕ぎ、風を切った頃が懐かしく、小さかった頃はとても大きく感じた湖だったというお手紙の方です。
そんな余呉湖にぜひ一度行ってみて欲しい。静かないいところです。
というお手紙でした。
川原で春を感じる
約24km先の余呉湖を目指してスタート。
トンネルを抜けて出た道路から見える琵琶湖を見て「右の島が竹生島。ひょうたん島みたい。」と言う正平さん。
手前に大きな島があって、奥の右側に正平さんの言う通り、ひょうたんを横にしたような形の島が見えました。
川沿いを走って北上。上の方に新幹線が走る線路が横切っている場所。スタートから走って9キロの地点で休憩。
川原に下りて行った正平さん。川原に生えている草を見ながら「いいなぁ。いろんなもんがぷっぷくぷっぷく芽吹いてきて。」とつぶやいていました。
カメラさんが草を映してくれていましたが、キレイな小さい花が咲いていました。
あと「金平糖がいっぱい落ちてるよ。なんだか分かんないのがいっぱいある。」と言って正平さんが指してくれていたのが緑色の小さな植物で、金平糖のような形をしていました。
水辺の近くにはネコヤナギの木があったり、つくしも大きなのが生えていました。
休憩がてらいろんな植物を見つけて春を感じていました。
自転車で琵琶湖一周している人たちに会う
大きな道路に出て、湖北ほくほく亭というお店でランチする事になりました。
正平さんは天津飯を注文。わかめスープがついていました。
「おいしい!」と言いながらも「これですね。」と言ってお酢をかけていました。
何かかけるのが好きですよね、正平さん。
食後、スタッフさんが食べている間に、自転車で琵琶湖一周をしているという男の子2人とお父さんの、親子3人組と話していました。
米原出発で南を周って、昨晩近江舞子で一泊をしたといいます。
「俺もガキの頃ね、一周した時も舞子に泊ったやっぱり。近江舞子に。バンガローがあって。バンガローに泊めてもらったことがある。」
と正平さんも子供の頃に琵琶湖一周したことがあると嬉しそうに話していました。
琵琶湖一周の話は、チームこころ旅との共著『人生下り坂最高!』という本にも書かれてありました。
『人生下り坂最高!』を読んだ感想はこちら。↓
最後に3人と正平さんとで記念撮影をしていました。
これから余呉湖に行くと伝えると「結構アップダウンがキツイから…。」と教えてくれました。
正平さんも「そうらしい。」と笑いながら答えて「親子で琵琶湖一周か。いいな。」と嬉しそうに言っていました。
自分と同じようなことをしてる人に会うと嬉しいですよね。1日目も隊列を組んだ自転車の人たちを見かけたし、琵琶湖の周りを走る人って多いんでしょうか?
楽しそうでした!
サイクリングする人たちとすれ違う
食後。
長浜市の西浅井町塩津浜。国道8号線、国道303号線と重複しているところを走っていると、980m続く藤ヶ崎トンネルに入りました。
トラックもたくさん走っていたので、トンネルに入る前に「やっかましいやろうな。」と覚悟して入っていました。
入ってすぐに「うるちゃい!頭ガンガンするわ。」と叫ぶ正平さん。
モノスゴい轟音がなっていました。
トンネルを出てホッとしたのもつかの間。賤ケ岳という案内標識が出てきました。
「賤ケ岳に上がるか…。」と言いながら賤ケ岳に向かう上り坂を上り始めました。
息が上がりながら上っていると、「こんにちは!」とあいさつが。
反対車線からシティサイクルで下ってくる女性たちといっぱいすれ違いました。
古い小さなトンネルを通り抜けると、そこがピークだったようで「エラかった~!でも大したことなかったな。」と感想を述べる正平さん。
坂が下りになり、反対車線には正平さんと同じようなスピードが出る自転車に乗った人たちが上って来ていて「こんにちは~!」と今度は正平さんから挨拶していました。
「流行っとんのか。琵琶湖一周。」と言う正平さん。次々と同じような自転車の人とすれ違っていました。
やっぱり琵琶湖周辺って、サイクリングする人が集まってるんですね!!
人気の場所だと知りました。
余呉湖周辺に着く
坂が終わり、再び穏やかな川辺を走りぬけ、次は広大な農地の間の道を走っていました。
すると左の方に湖が見えてきて「琵琶湖見てきたからな。池だな、こりゃ。」とつぶやく正平さんでした。
…とここまでが『朝版』です。
黒田のアカガシ
『とうちゃこ版』では、 余呉湖に着く前にチャリオを降りて黒田のアカガシを見に行くことにした正平さん。
方向指示に従っていくと扉があり、扉の先は山の上にアカガシがありました。
木の隙間から太陽の光が漏れていて、下から見上げると緑の合間から太陽がキラキラ光って素敵でした。
「古い木はいいね。ホントに。頑張りや。」と正平さんは木に話しかけていました。
木が大好きな正平さんは、ちょっと遠くても見に行かずにはいられなかったのかな??
天女が羽衣を掛けた柳
余呉湖に近づくと、お手紙に書かれていた天女の羽衣で出てきた、衣掛柳の木がありました。
確かに昔話で見た天女が羽衣を掛けた木に似ていたような気がします。
正平さんは感心しながらも「ホンマかいな。」とひとこと。
ロマンがありませんねぇ…。
こころの風景
柳の木を見たあと、余呉湖の周辺を走る正平さんたち。
お手紙の方もこうやって余呉湖を一周したのでしょうか?
余呉湖周辺を走りだして、ちょうど反対側に来たところでとうちゃこ。
湖がよく見える地点でチャリオを降りました。
「ちっちゃいと思ったけど結構あったよ。」とお手紙の方に呼び掛ける正平さん。
カメラさんがゆっくりと余呉湖を映してくれていました。
そして湖のそばに座り、お手紙を読みました。
「静かだ。聞こえるのは風が山に当たってく。鳥の声と。今日は気持ちよかったな。」
としみじみ言って番組を締めていました。
本当にいいお天気で、画面を通してみても気持ちのいい風景でした。
滋賀県2日目。
天気がよかったからか、同じように琵琶湖一周する人たちとたくさんいらっしゃって、自転車乗る人多いんだな…と驚きました。
余呉湖の景色もきれいだったし、お手紙に書かれてあった通り静かで、ボーっと見てるだけで癒されました。
明日は野洲市への旅のプレイバックです。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。