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こころ旅2023秋の感想*青森県東通村*薪と昆布の白糠、正平さんが灯台で大海原に叫んだ言葉とは?

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋が始まりました!!

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。

www4.nhk.or.jp

2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。

跳んで山陰の鳥取、島根、山口。

ラストは、九州福岡でゴールです。

 

前々週北海道つづき4日目・千歳市の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

 

1212日目、青森県1日目は東通村への旅

10月10日放送分青森県1日目は、砂浜で正平さんが、キュッキュと音を鳴らしながら歩き「鳴き砂だ。」と言っているところから始まりました。

月曜朝版でも登場していたこの場面。

青森県東通(ひがしどおり)村の猿ヶ森砂丘でオープニング。

黄と黒でコーディネートされたお衣装が似合っている正平さん。

鳴き砂を鳴らして歩く様子を見たスタッフさんが「かわいいですね!お腹がちょこっと出てるのもかわいいい。」と言っていました。

確かに!!

正平さん、足は筋肉モリモリだけど、『露天風呂ーー』のサスペンスの頃からお腹は出てるんですよね~~。

『長七郎ー』の時はまだ引っ込んでるけど。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、むつ市の75歳女性 から。

こころの風景は、東通村白糠(しらぬか)物見崎にある白糠灯台です。

下北半島南端に位置する場所。

小中学校の頃に、度々行く機会があったお手紙の方。

広い海原を眺めては、人生の行き先を語り合っていたのだとか。

水平線にの先には何がある?

外国ってどんなところ?

自分は将来何になる?

中卒が金の卵世代。苦労しながらも一人前となり、正看の資格を持って青森県内に戻ってきたお手紙の方。

その後。縁あってむつに住むことになったが、なかなか思い出の地に行く機会がなく、正平さんにぜひ行って、太平洋の大海原に向かって大声で何なりと叫んでほしい。

知る限り、未踏の地だと思います。

 

…というお手紙でした。

 

大間の横夜景の話

まず、1.4km先のバス停を目指して出発。

ガソリンスタント跡地・南小田野沢のバス停に到着。

坂がないが、距離があるのでバスに乗るとのこと。正平さんへの配慮です。

バス会社の方がいらして、色紙を持ってらっしゃったのでその場でサインしようとする正平さん。

バス会社の方は、2011年6月の「大間の横夜景」のお手紙を書いた方のお知り合い。

その旅の監督さんと今回の監督さんは同じ。

当時、天気が悪いのに、諦め悪く夜景を見ようと粘った思い出を正平さんが笑って話すと、バス会社の人も「絶対無理。」と笑って話していました。

その場所は、天気がいいと朝焼け、夕焼け、遠く函館の五稜郭タワー、ロープウェーまで見える絶好の場所とのこと。

正平さんは

だからよっぽど運悪かったんだ。俺たちは。

と苦笑いしてました。

でしょうね。

あー、でも見たかったなぁ。

差し替えたりせず、見れなかったこともありのまま放送するのが『ーこころ旅』。

初期の頃は、お手紙に書かれてある景色をほとんど見られなかった気がします。

その時の旅の様子が、公式ホームページにありました。↓↓↓

https://www.nhk.or.jp/kokorotabi/route/20110610/index.html

 

サインは、その大間のお手紙を書いた方に渡すのかな?

 

バス会社の方は、青森の旅で正平さんたちが行った場所をよくご存じでした。

結構青森県内を行き尽くしているらしく、仲間内で「次絶対恐山じゃないか?」と話していると笑ってらっしゃました。

残ってるのは山なのか~~。(笑)

 

バスを降りてお弁当

バスに乗って老部(おいっぺ)まで移動。

坂がない。とのことでしたが、Bカメさんが撮影した正平さんたちが乗ったバスの映像を見ると、なだらかな上り坂に見えました。

これはバスでないとキツかったのでは?

バスでよかったですね!正平さん。

 

老部のバス停から出発してすぐ、浜に出てお弁当。

浜に着くなり正平さんが「灯台見えた!お手紙ください。」と叫びます。

右前方、先の方を見ると、白い灯台が見えました。

目的地の白糠灯台です。

しかしまだまだ遠く、小さい。

距離はありそうです。

 

次に正平さんが見つけたのが、浜にならんだ鳥の集団。

みんな同じ方向に向かってキレイに並んで立っていました。

 

そして。

お弁当は、泊まったホテルで作っていただいたそう。

おにぎりとおかずのお弁当。

色とりどりのおにぎりで、見るからにおいしそう……。

魚のむつ、ゆかりのおにぎりには梅肉がついていてとても美味しそうでした。

お腹空いてる時に見たので、かなり羨ましかったです。

お弁当もいいですねー!

でも、天気が悪そうだったので、ちょっと寒そうだったかな。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

『とうちゃこ版』では、お手紙に添えられた手描きの地図を紹介していました。

地図の下には「下手な図ですみません」と書かれてあって、お手紙の方のおちゃめなところが分かる図。

正直な…自分で描いて下手やなって思うたんやろうな。」と言う正平さん。

スタッフさんは「大胆な。」と評していました。

確かにざっくりとした地図。

太平洋、白糠、灯台、物見崎、上り坂、東通原発の位置が書かれていました。

正平さんたちは原発の先の老部までバスで移動すると監督さんが予定を言ってました。

 

昆布と薪の白糠

そして、老部のバス停を降りてお弁当を食べたあと、つづき。

チャリオに乗って出発。

左に海が見える、住宅が並ぶ道を走る。

住宅の脇には薪が積みあがっていて、正平さんは「薪が多いな!もう冬、近いんだろうな。」とつぶやいていました。

白糠の地区に入ると、道にうねりが見え始めました。

ゆるやかにアップダウンしています。

下りにさしかかり、上りに入る手前で左折。

敵前で逃亡してるみたいなんですけど。」と言いながちょっと嬉しそう。

正面に海が見えました。

右折して海岸線を走ります。

 

すると、道路で昆布を干している女性がいました。

その日は曇り。

本当は晴れている方がいいそう。

昆布の端は飛ばないためか、洗濯ばさみで止められていました。

昆布を干してあるのはここだけじゃなく、ちょっと進んだ場所でも干されていました。

洗濯ばさみをしていなくても飛ばない昆布。

道の斜面に並べられていて、ちょっと斜めに干されているので、風に向かって流れるように干されているのでは?と正平さんが言ってました。

 

昆布と薪です。」と、民家で昆布と薪が干されている風景をしみじみ見る正平さんでした。

冬に備えて準備が始まってるんですね。

今年の夏はめちゃくちゃ暑くて、急にもう冬の準備の場面に出くわすと、自分だけ取り残された気分になる。

『ーこころ旅』を見ると、その土地土地の季節の風景を見せてもらえます。

 

そして、白糠漁港に到着。

たくさん船がありました。

 

漁港の前を通過。

漁港にも昆布が干されていて、昆布を手に抱えて歩いている女性がいました。

女性は正平さんたちに気付き「ご苦労さんです。」と声をかけてくれました。

漁港の風景。

 

こころの風景

住宅街に入ると、目の前に上り坂が。

その手前でまた左折。また敵前逃亡です。

海沿いの道を走っていると、道の先に灯台が見えました。

ここでチャリオはとうちゃこ

歩いて灯台まで行くことに。

灯台までの道はクネクネとした細い道。

行けないことも…。」とブツブツ言う正平さんですが「抵抗しません!」と監督さんの言うことに聞いて歩いて灯台に。

目の前に見える灯台ですが、灯台に行くには海に入って最後は崖をのぼらないと行けない。

まっすぐ行きたい正平さんはブツブツ文句を言ってましたが、行けないものは行けない。

灯台に背を向けて、右にそれて陸の道を歩きます。

抵抗あるな。」と歩きながらブツブツ言う正平さん。

息を切らしながら上り坂を歩いてあがり、左にある灯台に向かって曲がる。

なんだ、人生って遠回りなんだな。」とカッコいいことを言ってました。

歩きながら、お手紙の方の話になりました。

なぜ、度々灯台に行っていたのか?学校では?と返すスタッフさん。

正平さんと同世代。金の卵世代で、正看護師になられたお手紙の方。

ちゃんと正看護師になってエライエライ。立派なもんだ。頑張ったんだな。

お手紙の方の苦労に寄り添う正平さん。

道の途中で見える、海の景色を垣間見ながら進む。

そして、砂利道の先に白い灯台が見えました。

灯台ちゃん!君に会いにこんなに。来たよ。」と灯台に話しかけます。

白糠灯台とうちゃこ

 

正平さん。灯台のかたちを見て、いらんことを言ってました。

このサイトに灯台の写真が載ってます。↓↓↓

www.lighthouse-japan.com

 

灯台の手前で、キツネみたいな動物が道を横切っていきました。

白い白糠灯台

まっすぐ伸びた14メートル、水面から38メートルの灯台です。

 

許可をいただいて柵のなかで撮影。

雨風にうたれながら大海原を見ました。

正平さんは、しばらく景色を眺めたあと、灯台の下に座りお手紙を読みました。

お手紙を読み終わった正平さんは「風強いんです、大海原です。大海原の向こうの外国はだいぶ遠いです。太平洋の向こうの。で、何かを叫べとおっしゃる。えー。適当なことを言います。

国交省国土地理院か知らんけど、日本の山全部、平らにしろー!お願い。山で湾を埋めろ。平らにしてしまえ!お願い。あとNHK!ギャラあげてーー!

はーい、すっきりした。じゃあね!

と言って番組終わり。

 

本当、適当なこと言ってましたね。

山ないと、風が直接来て突風でとんでもないことになりますよ…。

水も逆流してあふれるだろうし。

しんどいけど、傾きがないと大変やぞー!!!

私もテレビの大海原にむかってブツブツ言いました。

 

青森県1日目。

薪と昆布。灯台

季節が急に変わったと感じる旅でした。

大海原と風と、叫ぶ正平さんが画になってて、劇画チックで面白かったです。

あと。

苦労したお手紙の方に寄り添った正平さんの言葉が沁みました。

 

青森県の旅でめぐる町

青森県でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

 

の放送予定です。

 

次は、七戸町の旅です。

 

www.lovetv.site

 

『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!