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時をかけるな、恋人たち 1話のあらすじと感想 過去人と未来人の恋を取り締まるドラマ!意外に泣けた

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2023年10月10日火曜夜11時から、フジテレビ系列で上田誠オリジナル脚本のドラマ『時をかけるな、恋人たち』1話が放送されました。

www.ktv.jp

おもな登場人物

  • 常盤廻<めぐ>(吉岡里帆)…広告代理店「アド・アモーレ」のアートディレクター。後輩に慕われる”辻褄合わせ”が得意。恋は一線を越えられず。未来からやって来たタイムパトロール隊員の翔と、特命を受け、タイムパトロール隊員になる。
  • 井浦翔<かける>(永山瑛太)…タイムパトロール隊員。廻と共に、時をかけてくる違法なタイムトラベラーを取り締まる。廻とは恋に落ちたことがあるが、航時法という法律で記憶を消された廻はその事を知らず。未来から会いに来た。

<タイムパトロール隊員>

<広告代理店「アド・アモーレ」>

  • 広瀬航(西垣匠)…広告代理店「アド・アモーレ」営業。廻の後輩。
  • 梓若菜(田中真琴)…広告代理店「アド・アモーレ」受付。

 

1話のあらすじ

2253年7月21日。

タイムパトロール隊員の井浦翔(永山瑛太)は、ある思いを持って立っていた。

ーー時は変わって2023年10月6日。

広告代理店「アド・アモーレ」に勤めるアートディレクター・常盤廻<めぐ>(吉岡里帆)は、あるお菓子のデザインの仕上げをしていた。

そこへ、後輩・広瀬航(西垣匠)が、広告主がコピーの言葉を再検討したいと言ってきたと告げる。

先輩らしく「辻褄合わせるから。」とはにかみどや顔を見せる。

廻は、後輩の広瀬と”恋の超展開"を期待していた。

しかし後日。

広瀬が、廻に、受付の梓若菜(田中真琴)と婚約したと嬉しそうに報告。

「早く言ってよ!」と、広瀬の前ではしゃいだ廻。

しかし帰宅後。一人自宅でお酒を飲んでグチりまくり。

散歩に出ると、綿谷ジュン(吉澤嘉代子)という女性歌手がストリートライブをしていた。

声に聞き惚れていると「明日ライブがありますんで。」と言う男性(泉澤祐希)から、チラシを受け取る。

そして、広瀬と広告受注を喜び合った公園に着く。

二人で座ったベンチに一人で座り、一線を踏み越えるのをためらった自分を振り返る。

幼い時から、いつも一線を越えられなかった。

夜空を見上げ「恋に落ちたい。」とつぶやく。

ベンチの下の地面に穴が開き、本当に落ちた。

地下にいたのは、井浦翔がいて「やっと会えた。常盤めぐさん。」と言う。

続いて隊長の和井内秀峰(石田剛太)が、事態を把握できない廻を受け止める。

次に、退院の八丁堀(シソンヌじろう)が「ここはタイムパトロール基地だ。」と説明。

天野りおん(伊藤万理華)が「時空管理局パトロール部令和5年世田谷基地」と正確な名前を告げた。

要件は

「君にタイムパトロールに加わってもらいたい。」

とのこと。

「違法タイムトラベラーが横行。バッドタイムトラベラーがこの時代にも来ている。」

「全宇宙の危機。」

 

隊員たちは、タイムトラベラーたちを取り締まっていて、廻には、この時代のコーディネーターになって欲しいという。

強引に協力を迫り、早速講習を受けさせようとする隊員たち。

まず、腕時計型のゲートオープナーを手渡された廻。

すぐに腕につけ、すぐ基地から脱出した廻。ゲートオープナーをごみ箱に捨て、逃げた。

すぐに追いかけてきて、「ギャラも出る。」「副業でもいい。」とすがるタイムパトロール隊員たち。

 

翔から「君にまた辻褄合わせて欲しいんだよ!」と言われ、一瞬ためらったが、廻は逃げた。

画像はぱくたそより 



翌朝。

悪い夢を見たと目覚めた廻は、昨晩のベンチに座る。

と、すぐにまた基地に落ちた。

大歓迎のタイムパトロール隊員たち。

この時代に来たバッドタイムトラベラーを見つけたという。

未来の乗り物を不用意に駐輪場に置いていたらしい。キックボード型の、未来の違法なタイムマシンだ。

未来では、許可のないタイムトラベルは罪になる。

バッドタイムトラベラーは、ネットカフェに泊まっている23世紀人の横井大知という男性。

男性の画像を見て、昨晩ビラを配っていた男性だと証言する廻。

アルバイトをしながら、ストリートミュージシャンのマネージャーをしているという。

隊長をのぞく、廻を含めた4人で確保することになった。

横井がアルバイト先へ行き、横井を確保。

基地に連れて行って、話を聞いた。

2253年。

令和平成の昔の曲を掘るのが好きな横井。

実際に音楽が聞きたくなり、令和へ。

ストリート活動をしていた彼女・ジュンと出会い、手伝うようになり、恋に落ちた。

彼女の曲は未来に残らないのは知っているが、応援したかったのだ。

隊員たちは、フォーゲッターという機械を使って、はがす=記憶を消す 作業に入ろうとする。

 

しかし、今日一日だけ待ってほしいという横井。

ジュンのライブの日だから。

「過去人に影響を及ぼしてはいけない。ましてや恋に落ちてはいけない。」

航時法違反になる。と告げる隊長だが、一線だけは越えちゃいけない。と自分に言い聞かせる横井。

翔と廻が待つのを推し、許可された。

 

ライブハウス。

始まる前に「会えてよかった、ジュンの音楽に。」とジュンに告げる横井。

ジュンがライブのために作った新曲に涙を流し、横井はそのまま黙って消えた。

そして例のベンチに座ると、ジュンが「見送るよ。」と隣に座ってきた。

未来人だと気づいていたという。

横井は記憶を消され、未来へ帰って行った。

 

後日。

この一件で、タイムパトロール隊員になることを決めた廻。真面目に講習を受ける。

そんな廻に、翔は

「僕は再び君に会うためにこの時代にやって来た。廻、また会えてうれしいよ。」

 

と言って抱きしめたのだった。

廻は、

「この時点での私は、まだ知らない。この先に待ち受ける恋の超展開を。」

と心の中で思っていたーーー。

 

…というお話でした。

 

ギャグ漫画?と思った

吉岡里帆さん演じる廻が、タイムパトロールの基地に落ちるシーン。

地面が丸く開いて「ビューン!」と落ちる。

漫画かな?と笑いました。

いきなりタイムパトロール隊員のコーディネーターになれ。と言われて、すぐに信じず一晩置いたのに、また行って結局隊員になる。ってのが面白かったです。

 

冒頭、会社の後輩に失恋してグチるところは、あるあるな感じでスーッと入れたんですけど。

急に穴に落ちるとか、タイムトラベラーとか、テンポよく話が進んであっという間でした。

 

過去人と未来人の恋

このドラマのメインは、未来の人が過去にやって来て過去の人と恋をして、影響を及ぼしてはいけないから取り締まる。

というものみたいです。

ドラえもん』とか、『DNA²』とか漫画では、未来の状態が思わしくないから、未来のロボットとか人が過去である現在に来て、過去を変える。という話が多かったような気がしますけど。

今回は、未来の人と過去の人、会うはずのない二人が会って恋をするのがダメ。

主人公の廻と翔も過去人と未来人で、どうも恋をしたみたいです。

廻は覚えていないけれど。

 

吉澤嘉代子さんがよかった

1話ではがされてしまった二人。

ミュージシャン・ジュン役の女性・吉澤嘉代子さんの声がよかった。

未来には残らない曲を作る人設定でしたが、いやいやとてもいい声で最初に出てきた時から声にひかれました。

いい声の人ですねー!

調べてみると、実際シンガーソングライター。

いいはずだ、と納得しました。

主演の吉岡里帆さんと仲がいいらしいです。

こんないい声の人が未来に残らないはずない!と思いました。

 

話の中でも、未来に帰った記憶を消されたはずの横井が、ジュンのCDを買っていました。

そうだよねー!と思いました。

 

二人が引き裂かれて、あんなに惹かれ合っていたのに、横井が全く目も合わせないで未来に帰っていく姿は泣けました。

なんか、30分しかない短いドラマなのに、じんわりと沁みるいいドラマでした。

 

最初、設定がちょっとついていけないかったけど、続けて見ていこうかなと思います。

 

面白かったです。

 

以上、『時をかけるな、恋人たち』1話のネタバレ感想でした。

 

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