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こころ旅2023秋の感想*青森県板柳町*板柳の配水塔から見る岩木山と津軽平野の絶景

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BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023秋放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組です。

www4.nhk.or.jp

2023年秋のルートは、北海道から始まり、東北の青森、秋田。

跳んで山陰の鳥取、島根、山口。

ラストは、九州福岡でゴールです。

 

前日、青森県2日目・七戸町の感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

 

1214日目、青森県3日目は板柳町への旅

10月12日放送分青森県3日目は、正平さんが好きな山・岩木山をバックにリンゴの木の前でオープニング。

場所は、藤崎町板柳町のあいだの、岩木川沿いのリンゴ畑だそうです。

お手紙を読む前に、「いまあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき」と、詩を読み始めた正平さん。

あ、島崎藤村からだ。」と学があるところを見せたかったと照れる正平さん。

お手紙の方に謝ってました。

初恋ですね!

国語の教科書に載ってました。

まぁ、本当は初恋じゃないと国語の先生は言ってましたが。

創作のなかの世界で、何回も初恋と言ってるとか聞いた記憶があります。

正平さん。リンゴを見たから、思い出したんでしょう!

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、埼玉県さいたま市の46歳の女性 から。

こころの風景は、父が造った配水塔 です。

青森県北津軽郡板柳町「板柳配水場」にある配水塔は、昭和63年8月25日に完成。

当時は、東洋一大きな配水塔だったとお父さんから聞いたそう。

50年の耐久性を備えた構造は、大学教授にもお知恵をいただいたとか。

お手紙の方のお父さんは、この配水塔建設の現場責任者。

お父さんの人生の中でも特に思い入れがあり、携われたことを誇りにしていたようで、完成した配水塔へ注水する日に家族(母・兄・お手紙の方)を連れて行ってくれたそう。

塔の上から見る津軽平野の景色。お父さんの仕事に初めて触れた喜びを覚えているお手紙の方。

完成から35年。

配水塔がどうなっているのか、自分の目で確かめに行きたいというので、実家のある佐賀から板柳へ訪れる計画をしていたが、患っていた病気が急激に悪化。

闘病中「板柳に行く」を合言葉に、何度も厳しい治療を乗り越え闘い続けたお父さん。

願い叶わず、昨年秋の旅が始まった頃に永眠。

 

正平さんに、父の代わりにこの配水塔を訪ねてほしい。

35年経った今でも、板柳のシンボル塔として健在だということを父に見せてほしい。

もし中に入れるなら、塔の上から津軽平野を一望してみて欲しい。

 

…というお手紙でした。

 

お手紙を読み終わったあとに、配水塔は高いの?と心配する正平さん。

監督さんは「ここではなんとも。」と言葉を濁します。

 

そしてお手紙には、岩木山をバックに、お父さんとお手紙の方が二人で写った写真が同封されていました。

まだ幼い女の子のお手紙の方に「かわいらしい。お父さんとよう似てるわ。」と言っていました。

本当だ……。

 

リンゴの赤に歌う正平さん

約7kmのルートで板柳町配水場を目指して出発。

川沿いの道からそれると、リンゴ畑の中の道に突入。

先ほど見たりんごとは違うリンゴの赤でした。

正平さんは「いや、この赤はすごいわ。」とリンゴの赤を絶賛。

美しい赤でした。

 

その後もリンゴ畑の横を通過。

赤と青の実がついているのが見え、正平さんは「あかいリンゴにくちびるよせて」と歌い出しました。

気持ち良さそう!

正平さん版、カッコいい「リンゴの唄」でした。

ずっと歌っててもリンゴだ。たまには違うもん入ってねーかな。

ずっと続くリンゴ畑の中を走っていくのでした。

リンゴの香りがしたようです。

 

途中、民家の前に置かれたカゴに、もがれたリンゴがたくさん入れられていました。

正平さんは「見たい」と言って敷地内へ。

スタッフさんが撮影許可を取ろうとするも、どなたもいらっしゃらず。

スタッフさんの声に気付いて、近所の男性が車を止めて入ってこられました。

そして、扉を開けて大声で家の方を呼んでくれましたが反応なし。

家の方には会えませんでしたが、近所の方のお顔に釘付けの正平さん。

立派な眉毛の男性。

まゆげ撮らせて。」とお願いする正平さん。

カットしてますよ。長いと目に入る。」とおっしゃる男性。

ちょっと志村けんさんに似てました。

正平さんは、リンゴの撮影許可が欲しいと話しましたが、男性が勝手に「いい。」とおっしゃってました。

スタッフさんが名刺を渡し、あとで許可をいただいたと、字幕出ていました。

無事、カゴに積まれたリンゴの撮影は出来ていました。

キレイな赤いリンゴでした。

 

ちなみに、男性は正平さんと同世代では?と言い、昭和24年生まれだと正平さんが答えると、男性は正平さんより年上とのこと。

会えてうれしい。」と喜んでらっしゃいました。

同世代の人に会うと嬉しいですよね。

社会に出ると、なかなか出会えませんから。

 

前に働いた職場で同い年の人と出会って、それまでも親近感がありましたが、もっと仲良くなったことがあります。

正平さんの世代は、同じ世代の人が多いからいいですよね。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

ランチはカレーうどん

『とうちゃこ版』では、ランチの様子が放送されていました。

今回のお店は予約済み。

正平さんは、カレーうどんを注文。

白い服を着ていて「ここにカレーつけたいんです。食べる証拠でね。そのために真っ白いの着て。」と冗談を言うと、お店の方は大笑い。

正平さんがカレーうどん食べる時、白い服が多いのはわざとだったんだ!

うん…ホンマかぁ??

 

店員さんが、カレーうどんを運んできてくれた時に「ミョウガ食べます?」と聞いてこられました。

正平さんが「食べるよ。」と答えると「サービスします。」と言う店員さん。

小鉢で運ばれてきました。

先にカレーうどんです。

意識しちゃダメなんだ。飛ばないように飛ばないようにと思ってもダメ。飛べ飛べと思ってもダメ。熱そう!」と言い聞かせてひとくち。

美味しそう…。

そして次に、サービスのミョウガ

正平さんは「ミョウガの味がちゃんと出てる。」と絶賛。

ハトヤさんも上げようとした正平さんですが、ハトヤさんが「そんなに得意ではない。」と言ったので、「いいよ。」と小鉢をさげてしまいました。

スタッフの皆さん大笑い。

うまいけど。」と言ってました。

いや、私も苦手。

好みが分かれるから、店員さんも、食べるか?どうか聞いたんでしょう…。

 

正平さんは、食べている途中、作業着を着ていたお客さんの男性から「毎日見てます。」と握手を求められていました。

秋田に来るのを待っていたそう。

秋田の人かな?

スゴイ笑顔で、嬉しそうでした。

正平さんのこと好きなんですね。

正平さんに会えたら嬉しいですよね~~。いいな~~。

 

さて。

正平さんのカレーうどんのシミはついたか?結果発表!

2~3か所、小さいのがついてました。

さすがですねぇ~。

とってもいい感じです。」とシミを自画自賛する正平さんでした。

 

狙い通り、意識せずに食べた結果です。

なにがや(笑)

 

食後。

お店の方にお礼を言って再出発していきました。

 

こころの風景

深味に入り、右側に田んぼ、左にリンゴ畑。

そのリンゴ畑越しに高い建造物が見えてきました。

お父さんがあれを造る指揮をとった。カッコいい!」と言う正平さん。

リンゴ畑を抜け、田んぼの横になるとはっきりと見えました。

配水塔です。

遠めに見ると、円柱の建物でした。

そして、振り返ると岩木山

配水塔に向けてチャリオを走らせます。

真っ平の津軽平野にすくっと立っていました。

配水塔の下にとうちゃこ

maps.app.goo.gl

チャリオから降りて、配水塔に向かいました。

間近で見ると、かなり大きく高い建物!

職員さんが出てこられて、高低差を利用して水を送っていることを教えてくれました。

正平さんが「手紙では、上に登って周りを見てくれってんだけど、今日は無理だよね?入っちゃ。」と質問。

大丈夫です!」と元気に答えてくれた職員さん。

ちょー待てぃ!ダメって言って欲しかったのに。」とビビる正平さん。

スタッフさんたちが笑います。

命の保証してくれますか?

もちろんです。

軽快なやりとりが続き、中へ。

エレベーターで上に上がりました。

字幕で、今回は特別な許可をいただいて 配水塔の屋上に上がらせてもらいました。

と出ていました。

やっぱり塔に入れるのは特別なんですね!

お手紙の方が前に入れたのは、工事関係者だったからだ。

 

エレベーターをおりてすぐ、「うわー!素晴らしい!岩木山バッチリ!天気いいし。」と歓声を上げる正平さん。

青空に岩木山津軽平野に広がる田んぼと家々が見渡せました。

いやぁ、スゴイ!」と声が高くなる正平さん。

素晴らしい風景。絶景です。

ちょっとないな、この光景。」

お手紙に同封されていた写真を見て、お父さんとお手紙の方が座ったところに正平さんも座り、岩木山をバックにお手紙を読みました。

絶景!

お手紙を読み終わった正平さんは「来たよー!まぁスゴイわ。あの、この番組いい景色ちょいちょい見れるんですけど、ここまでパノラマで。いや本当に、35年前よう建てはった。」と素晴らしい景色を絶賛。

大好きな岩木山が見れて大満足の正平さんでした。

 

本当、素晴らしい景色を見せてもらいました。

岩木山までお父さんが用意してくれていたような、そんな気持ちにさえなります。

いい天気でよかった。

天国のお父さんも、この景色を見てくれているはず。

お手紙の方のお父さんへの愛があふれていて、いいお手紙でした。

 

青森県の旅でめぐる町

青森県でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

 

の放送予定です。

 

次は、弘前市の旅です。

 

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『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。

 

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。

土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!