BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
6月26日~6月30日は石川県の旅です。
- 1188日目、石川県1日目は羽咋市への旅
- お手紙の内容
- オムライス町の看板
- カキツバタ?ショウブ?
- ランチはエビドリア
- まったいらけんです、オレ!
- 水稲について教えてもらう
- こころの風景
- 石川県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
1188日目、石川県1日目は羽咋市への旅
6月27日放送分石川県1日目は、石川県宝達志水(ほうだつしみず)町荻谷(おぎのやち)にある加賀藩十村役・岡部家の前でオープニングでした。
豪農のお家で、加賀のお殿様を迎えるお家だそうです。
屋根は瓦と茅葺き屋根。
厳寒から中をのぞくと、天井高く、畳も何十畳もしかれた広さ!
正平さんが「ちょっと俺んちに似てるな。」と言い、「え!」とビックリするスタッフさん。
嘘か本当かも分からずじまい。
「これ、夏涼しいやろうな。」と話題が変わってしまいました。
え?こんなに広いの?天井高い?吹き抜けがあるとか?
興味がそそられましたが、正平さんの家についてはそれ以上の話は続かず、でした。
ーー岡部家が任されていた十村とはなにか?
加賀藩3代藩主・前田利常が制定した農政制度「改作法」における管理監督役を「十村」といって、地方の有力な農民をその役につかせたのだそうです。
農村の現場監督の役割をはじめ、一向一揆の監視も任せ、徴税を円滑に進めていたとのこと。
配下には10村以上の村があり、羽咋郡では、岡部家のほかに、喜多家、加藤家が十村役を担っていたんだそうです。
宝達志水町では、岡部家と喜多家も残っていて、見学が可能だそうです。
こちらのサイトを参考にしました。↓↓↓
十村役を任された人は、ほかのみんなと同じ農民の立場で、農村の管理と一揆の監視までしないといけないなんて、大変だっただろうな。と思います。
今も残る立派なお家の姿に、江戸時代を生き抜いてきた強さを感じます。
お手紙の内容
今回のお手紙は、金沢市43歳女性から。
こころの風景は、羽咋市邑知潟(おうちがた)大橋の一番高いところから見る邑知潟と平野に広がる田園風景 です。
幼い頃、近くで兼業農家をしていたお手紙の方のお家。
ゴールデンウイークは田植え。秋の連休には稲刈りを家族総出で行っていたとか。
周りのお友達が行楽に出かける様子を見て、寂しい思いがあったといいます。
当時は架かっていなかった大橋。
帰省のたびに通ると、
田んぼで作業をしている祖父母におやつを差し入れ、一緒に休憩。子どもながらに役に立っている気がして嬉しかったこと。
新米が入った袋を積んだ荷台に乗って楽しかったこと。
初めて新米が食卓にのぼり、家族で美味しく食べたことなど、家族の楽しい思い出がよみがえるというお手紙の方。
ぜひ、橋の下にのびる邑知潟と吹き抜ける風に、苗が揺れる田んぼの風景を見てもらいたい。
…というお手紙でした。
お手紙を読み、邑知潟大橋の一番高いとこ、と聞いて「だいぶ高いの?」とビビる正平さん。
監督さんは「どうでしょう?これは行ってみないとね。」と、はっきりした答えは避けました。
おぉ…、どんな橋なんでしょうか??
オムライス町の看板
「いってらっしゃい!」という女性の声に見送られながら、羽咋市の邑知潟大橋を目指して出発しました。
駐車場を出て右折。
田んぼのあいだを通っていくと、田んぼの間にポツポツと建っている住宅が見えました。
そして、車が行き交う道路に出て右折。
住宅がが並ぶ道を走って北へ向かいました。
そして交差点で信号待ちをしている時、交差点に立っている看板が目には行った正平さん。
「宝達志水町は、オムライス町」と黄色い看板に書かれていました。
監督さんは「前回、千里浜に来た時食べましたよね。」と返します。
字幕には 2021年春の旅(993日目)で訪れました と出ていました。
「聞いたことあんな!あーは!オムライス!聞いたことありますね!」と覚えている様子の正平さん。
この時の旅ですね!!感想はこちら。↓↓↓
千里浜なぎさドライブウェイに行ったら、こころ旅と同じように自転車の隊列が走っていたのを覚えています。
もちろん!オムライスも覚えています。
この時の監督さんも、仕込みのサイトウさんだったみたいです。
今回の監督さん、声だけしか聞こえないけどサイトウさんぽいなぁ…。
道はそのまま直進。
荻市の看板が立っているところを左折。
車通りの多い道から、田んぼのあいだの道に入りました。
すぐを右折。
住宅の前に立っていた男性から「おはようございます!もしかしてNHKの?」と聞かれ「はい!」と答える正平さん。
男性は「毎日見てます!」とおっしゃっていました。
ここにも、こころ旅ファンがいらっしゃいました!
浸透してるな~、こころ旅。
田んぼの道は続き、正平さんは「ほんまや。まったいらや。」と嬉しそうに言います。
「いい道でしょう?」と得意げな監督さん。
田んぼのあいだの道を進みました。
カキツバタ?ショウブ?
道から見える畑に、紫のお花が咲いているのを見つけた正平さん。
「これがわかんねーんだよ、カキツバタか?ショウブか?」と言います。
カメラマンさんのタムタムさんも分からず。
道を進み、お花の近くで作業されていた女性に「すいません!この白い花は何ですか?」と質問。
「花ショウブ。」と答えてくれた女性。
正平さんは、ショウブとカキツバタの見分け方を質問。
女性は、もう摘まれてあとの茎をさして「これはカキツバタ」と教えてくれましたが、見分け方まではわからず。
正平さんが茎が固そう。とは言っていましたが…。
どうなんでしょうか??
ーーー調べてみたら、花菖蒲とカキツバタは、咲く時期、花の根元の模様、色で見分けがつくとか。
カキツバタは、この女性がおっしゃる通り、初夏の時期に咲くみたいです。
が、今回ロケをされていたのはおそらく6月12日の週でしょうから、
- 6月中旬。(花菖蒲の咲く時期は6月から7月)
- 色は白。
- 花の根元は黄色。(白ならカキツバタ)
咲いているのは花菖蒲ってことになる。
こちらのサイトを参考にしました。見分け方のフローチャートがあります。↓↓↓
その後もお花を見つけていましたが、結論を出さないチームこころ旅でした。
ランチはエビドリア
道は、畑と住宅のあいだの二股に分かれた場所へ。
右折して住宅の方へ曲がり、左前方のお店に着きました。
お店には、正平さんが撮影交渉。
すぐに火野正平だと気づいたお店の方が、食べている画面だけなら…と受け入れてくださっていました。
正平さんが「断られたら、俺たち昼メシなしなの。」というと、お店の方は大笑いし
「この地域はシャイな人ばっかりなので。このエリアは。」と教えてくれました。
確かに、さきほどショウブのことを教えてくれた女性も、恥ずかしがってる感じでした。
正平さんは、エビドリアを注文。
最初はフォークでおとなしく食べていた正平さんですが、「タバスコ欲しいな。」とつぶやき、白いドリアの上に赤いタバスコをフリフリ。
赤いところをスプーンですくって食べてすぐ、ゴホゴホとせき込み。
前はみんなタバスコでむせるのを、笑ってくれてましたけど、今回は誰も笑ってませんでした。
あれ?
恒例のタバスコでむせるくだり。
みんなもう忘れてしまったのかな?
「いや、うまいわこれも。」とつぶやくのみでした。
食後。
お店の方と握手。
お店の方は「頑張ってくださいね!応援してます。行ってらっしゃい。」と熱烈な応援メッセージをおっしゃっていました。
熱烈だなぁ~~。
「おいしかったです!ごちそうさん!」
お礼を言ってお店をあとにしていました。
…とここまでが『朝版』です。
まったいらけんです、オレ!
『とうちゃこ版』では、まったいらな田んぼの道を走っている時、正平さんが「まったいらや~。」と喜んだ続きが放送されていました。
「真っ平ら県(まったいらけん)です。……オレ!」
月曜朝版では、ここでマツケンサンバがBGMでかかってましたが、本編では何もなし!
なんで?サイトウさん!
サミシー!!
寂しい編集だなぁ~~。正平さんに厳しくない??
そのまま田んぼの風景のアップ。キレイな田園風景のなかを正平さんたちが走るシーンが流れていました。
それもいいんだけど…。
水稲について教えてもらう
田んぼを見ながら走り「本当に、田んぼに生き物がいなくなった。」と寂しがる正平さん。
ストップして田んぼを眺めるために休憩。
前は、人が止まるとカエルがピョンピョン跳ねたり、ドジョウがいたりしたそう。
正平さんはあぜ道を歩き、手で田植えしている人に「スキマに植えてるの?」と質問。
植えていた女性は「うん。」と返事。
続けて正平さんが「あのね、田んぼに生き物がいなくなったような気がするんだけど。」と質問。
「いるよ、いくらでも。」
「いますか?」
「カエルさんもいるし、ヒルもいるし。あの、タニシもおるし。ザリガニもおるし。いくらでもおるよ。」と何でもないように答える女性。
正平さんたちが見つけられないだけ。
女性によると、上から鳥さんたち外敵がいるから、泥の中に潜ってるんだそう。
「みんな、自分の身を守っとる。みんな生きるのに大変だもん。」と教えてくれました。
ヘビもいるそう。
正平さんは、農薬でいなくなったと思っていたそう。
でも女性は「だって今、水稲の農薬規制されとるから。そんな強いものはないし。年間決まっとるから。何回って決まっとるから。私らも栽培日誌を出さんならんから。そんなひどいのはないです。」と教えてくれました。
「ひどい時よりは生きやすいんだ。」
「あのね、私もう50年ほど作っとるけど、昔の方が農薬が強かった。今は規制がうるさいから、弱いんです。だから、私ら本当は困るんです。弱いと。だから、お互いさま。」とかなり詳しく教えてくれました。
正平さんは「先生!勉強になりました。」とお礼。
女性は「はいはい!」と返事をして、大笑いされていました。
勝手な勘違いだったと言う正平さん。
そう言っていたそばで、アオガエルがあぜ道をピョンピョン跳ねているのを発見。
監督さんが、水稲について教えてくれた女性にNHK-BSでやっている番組だと説明。
「自転車の?え?あの人?」と驚く女性。
正平さんが手を挙げて「この人だよ!」
「私たぶん、同い年じゃないかな?73!私まだ11月。」
「74になった俺!先輩!俺が。」と急に同い年トークに。
女性は「エライ!フフフ。」と笑ってくれました。
正平さんは改めて、勉強になった。とお礼。
女性は「私。娘時代、横浜にいたの。ここに来てから田んぼしてる。50年。」と、お嫁に来るまではお勤めしていたのだそう。
田んぼの真ん中に嫁いで、田んぼが好きになったとのこと。
人に歴史あり。ですね!
移り住んた場所を好きになれたのは、幸せだと思います。
私は何回も引っ越していますが、住んでいる場所を好きになれないとしんどいです。
今の場所はまだ始まったばかり。
好きになれたらいいなと思ってます。
あぜ道から田んぼを見ていると、タムタムさんが田んぼの中にいるザリガニを発見。
正平さんと同い年の先生が言うことに間違いはありませんでした。
「好きで田んぼやってるっつってたな。大したもんだ。腰曲がるだろうに。母ちゃんカッコいいな!」
農薬の規制とか、それで農家の人が手間がかかるとか、知らないことがたくさん知れました。
ちゃんと田んぼのなかに生き物もいました。
昔は逆に、田んぼの外に生き物が逃げてきてたのかも??
と思いました。
今は、泥の中に潜り込めるぐらい、田んぼの中が安全な場所になってるんですね!
話戻って。
田んぼチェックが終わり、再出発。
大きな田んぼのあいだの道に出ました。
すると、正平さんが「あれ?あれですか?」と大きな声を出します。
「何か見えましたね!」と言う監督さん。
右前方を見ると、大きな橋が見えました。
邑知潟大橋です。
ゆっくり田んぼを見ながら進むと、田んぼに大きなサギが6羽もいました。
正平さんは「やっぱりさ、タム。この子たちがいるってことは、食いもんあるんだで、このあたりに。」と先生が言っていたことは間違いないことを確信していました。
タムタムさんも嬉しそうに同意します。
途中でストップし、橋を見ながら休憩。
「結構大きな橋だな。」と思わず言ってしまうタムタムさん。
「タム!そういうこと言わない。」と監督さんが慌ててました。
どんな高さなのか??
こころの風景
休憩が終わり、橋に近づくとやっぱり高い!
不穏なBGMもかかっていました。
邑知潟大橋の車道を登り始めた正平さんたち。
車を気にしながら、ゆっくりとあがります。
途中を息を切らしてストップする正平さん。
頑なに歩道に移動しません。
橋の上から下を見ると、川のように水が見えます。
潟、だそうですが、川に見えます。
正平さんだけでなく、みんな息をきらしながらやっと坂のピークに着きました。
とうちゃこです。
片側しか歩道がない邑知潟大橋。
お手紙を読むため、橋を見渡せる場所へ移動。
橋を下りました。
車の来ない、邑知排水機場が見える場所に座ってお手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは、お手紙では橋の上からと書いてあったが、音声に車の音が入るから。と、橋の下でお手紙を読んだ言い訳をしていました。
「今日から石川県だよ~!雨降りそうで、いつ降ってもいいような感じだったのが、最後まで持った。」
お天気が持ってよかったです。
広大な田園風景。
圧巻でした。
石川県の旅でめぐる町
石川県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送予定です。
明日は、七尾市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!