BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春、放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形でゴール。
6月26日~6月30日は石川県の旅です。
前日、石川県の旅2日目・七尾市の感想はこちら。↓
1190日目、石川県3日目は能登町への旅
6月29日放送分石川県3日目は、牛さんの小屋をのぞきこみ「あらかわいい!」と言う正平さんの言葉で始まりました。
柵の中にたくさんの牛さんたち。草を食べていました。
能登町鶴町の牧場でオープニング。
柵を開ければ、牛さんたちが出てくる。と聞いて、牧場の方が柵を開けると、待っていた牛さんたちが一気に出てきて、牧場内の草を食べていました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、能登町の37歳女性から。
こころの風景は、酒垂(さかたる)神社から見た景色です。
宇出津(うしつ)は、お手紙の方の実家がある、祭りが盛んな町。
夏のあばれ祭りには、キリコというのを担ぎ街を歩くとのこと。
祭り好きなお手紙の方は、毎年祭りには帰っているんだそう。
祭りのメインはあばれ神輿だが、お手紙の方はキリコが大好き。
キリコの組み立てから解体まで、ずっとキリコのそばにいるといいます。
お手紙の方が特に好きな酒垂神社からの風景は、祭りが終わったあと、キリコを神社の倉庫に片付けてから、町内みんなで神社に座り、桃を食べながら見る町の風景。
祭りの時は賑やかだった町。
祭りが終わり海を眺めると、静かになった町と太陽でキラキラと光る海。海の向こうにある立山。見ると、とても清々しい気持ちになるといいます。
正平さんに、長い階段を上って神社からの景色をぜひ見てほしい。
ちなみに、神社からお手紙の方の実家が見えるとのこと。
見つけてください。
…というお手紙でした。
「家をめっけろと。ちょっと電話しといてくれる?旗立てといてって。どんな家か知らんけど。」と頼む正平さん。
大笑いする監督さん。
分からないですよね~~!!
お手紙を読んでいる牧場で、目の前にいるのが牛。
行くのが宇出津(うしつ)!です。
牛さんにお手紙を見せる正平さんでしたが、牛さんは口にいっぱい草をつけて首を振るだけでした。
地震について
山側の牧場から、海側にある宇出津に行く今回の旅。
海の向こうに立山が見えるはず。地図で位置関係を確認していました。
正平さんは「地震揺れましたか?このへんも。」と牧場の方に質問。
「かなり揺れました。珠洲ほどではなかったですけど。5強はあったはずなんで。」と答える牧場の方。
牛さんたちはビックリして走り回ったんだそうです。
5強とは!大きかったんですね。
牛さんたちも怖かったでしょう…。動物は敏感です。
公式ホームページの今日のブログを見たら、出発前に月曜朝版で放送していた自転車にサイン。「コケロ!」と書いていたみたいです。
こころ旅ブログ:NHK | きょうの風景 | 【石川】丑&牛
本編では出ていませんでした。
もしかして、とうちゃこ版に出てくるかもしれないです。
田んぼにサギとカモメ
正平さんたちは、約9kmのルートで宇出津の酒垂神社を目指して出発しました。
牧場の緑を見て「グリーンが目に染みるぜ!」と言いながら下り坂を下りていく正平さん。
濃い緑でした。
家と田んぼのある場所まで下りてきました。
後からスタッフさんが「あれなんですかね?正平さん。」と声がかかり、「サギでしょ?」と答える正平さん。
田んぼには、サギと、海が近いからかカモメもいました。
田んぼにカモメ!
海なし県で育った私には見たことない風景でビックリ。
へー、カモメも田んぼに来るんだなぁ…。
天敵現る!
畑と民家の前の道を右折。
「そうすると、天敵が…。」と言う監督さん。
正平さんが「ホントだ。いた。」と言って道の先を見ると、なだらか~な上り坂が見えました。
「皆の者、心してかかれ。」と武将様風にみんなに指示する正平さん。
登り坂、6~700メートル続くのだとか。
坂の手前でストップして休憩。
休憩するフリして軽トラを待つ正平さんですが、全く車が通らず。
遠くの道に軽トラがいましたが、正平さんのところには来ませんでした。
…残念!!
…とここまでが『朝版』です。
『とうちゃこ版』では、天敵の坂の続きが放送されていました。
「休むフリして待ってる。」チームこころ旅。
軽トラは、こちらに来ず。
普通車が通りかかり、正平さんは遠慮がちに「ごめんください。まっすぐ行かれますか?」と運転者に質問。
運転者は男性。「まっすぐ…。」と答え。
「坂の上まで、もう年で自転車キツイんで。俺だけ乗せていただければ…。」
「ああ、いいよ!」と即答してくれた男性。
ーーや、やさしい!!
頂点まで乗せてほしいとお願いする正平さん。
「200mくらい行ったらもう下るよ。」と教えてくれる男性。
700mもないそうです。
アレ~ィ~?
5、600mあると引かない監督さん。
正平さんは「とりあえずお父さん、その上まで乗っけっててよ。ちなみに私、火野正平と申しまして。」と自己紹介。
男性は「見たことある。」と言い、続けて「正平さんの歌かけなきゃだめだ。」とも言ってくれました。
運転者さんより先に、助手席に座ってシートベルトをし、小型カメラを設置して待つ正平さん。
「なんでこんなとこ走ってんの?」と男性の興味は尽きません。
「手紙があるからしょうがないんです。」
酒垂神社が目的地。だと告げると、「ウチや。」と言う男性。
おぉ!!
最後まで乗せてくれるとか??
酒垂神社の近くにお住まいだそうです。
「映さないでください。」と言うシャイな男性。
えー!男前なのに!
正平さんが74と知って、自分の全盛期が正平さんの全盛期だという男性。
正平さんは「俺今が全盛期だから。」と言います。
「ちがうちがう!」と否定する男性。
「そうかいな。」
「遊んでた時でしょう。正平さんが。」
「スキャンダルと言われたころ。」
「あの頃はね…。」
会話が弾んだ頃、下りに差し掛かったという男性。
ずっと下り。と言います。
男性が言った通り、600,700もありませんでした。
一方。
残されたタムタムさんたちスタッフさんは、「ひー!」と言いながら必死に坂道を上ります。
こちらでは、「やっぱり700あるじゃん!」と言っています。
途中で止まって、自転車を押してのぼるスタッフさんたち。
ピークがまだまだ見えていませんでした。
正平さんは、運転者の男性と握手。
「やったー!」と喜んでいました。
自転車で登るスタッフさんたちは、チャリオも乗って運ばないといけません。
大変!!
まだ正平さんが見つかりません。
「しょうへいさーん!」と呼んでも見つからず。
捜されているとは知らない正平さんは、車に乗せてくれた男性と仲良くおしゃべり。
酒垂神社に行くなら、祭りの時に来ないと!と言われていました。
7月7日、8日が祭りだそうです。
お手紙には桃を食べると書いてありましたが、「桃なんてない。」そう。
アレー?
そんな話をしていると、やっとスタッフさんたちが正平さんに合流。
「お待たせしました。」
男性は、番組パンフレットを受け取り、正平さんと握手をして爽やかに去って行かれました。
優しい方でした。
チームこころ旅が集合。
再出発です。
ここからは下り坂。
カーブのある細道を下っていきました。
ランチはかつ丼
宇出津の集落に着き、漁港のあたりで食事処をさがします。
のれんがかかっていたお店に、正平さんが撮影の交渉。
「いいですよ!」と受けてくださいました。
が、スタッフさんが店内に入ろうとすると、正平さんが「お断りします。撮影。」と拒否。
お店の方は笑います。
ミニコントを終えて、入店。
正平さんは、かつ丼を注文しました。
スタッフさんは「正平さん。探してるものがありました。」と言います。
正平さんが立っていた後ろの壁に、”あばれ祭”のポスターが貼られていました。
まさしく!これです。
キリコも映っていました。
やぐらのようなかたち。
7月7日、8日と、日程も載っていました。
若い女性の店員さんが、正平さんにかつ丼を持って来てくれました。
月曜朝版でも出ておられた女性です。
かつ丼は、卵がプルプルのたまご丼のよう…。
「かつ丼食いたかったから嬉しい。」と言い、美味しそうに食べる正平さん。
最近正平さん、食欲なさそうでしたけど、もりもり食べててよかったです。
食後。
正平さんは「ねえねえ!お祭りのとき参加する?」と先ほどの若い女性に質問。
「します!する予定です。」と笑顔で答える女性。
「やっぱお祭り盛んなんだ。」お手紙の内容と一致して納得する正平さん。
お母さんは仕事。お嬢さんは仕事を放棄して参加するそう。
お話しているあいだ、ずっと女性を映すカメラマン・タムタムさん。
「このカメラマンね、べっぴんだとずっと映してんですよ。とにもう。俺を映せ、俺を。」とツッコむ正平さん。
女性も「外した方がよかったですね!」と笑い、みんなも笑ってました。
なごやかだな~~。
正平さんもついでも映してもらってました。
こころの風景
お店を出て、再出発。
魚市場の前を通って進んで行くと、海側に鳥居が立っていました。
石畳の道を走っていると、左側に酒垂神社を発見。
とうちゃこです。
鳥居の先に、長い階段が見えました。
「これか。」とひるむタムタムさんに「行こう!」と言う正平さん。
「階段…。」とブツブツ言うタムタムさん。
「階段で行こうよ。エスカレーターある?じゃあ行くしかないよ。ゆっくり行こうよ、タム。俺カメラ持ってやっから。だから俺を持って。」
なんか優しいと思ったら、俺を持って!って。
でも、それでみんな笑ってました。
みんな、あの長い坂を上ってきた後ですからね。
正平さんはラクしましたが。
チャリオを降り「がんばろーね!」と言って階段を上る。
途中、踊り場で休み、階段を上り切りました。
境内には、キリコがおさまってると思われる大きな倉庫がありました。
お社には鍵がかかっておらず。
扉を開けて中に入る正平さん。
お社の中を見てから境内に戻り、景色を見下ろしました。
家々が立ち並ぶ景色を見て、お手紙の方の実家があるのだろうと話すチームこころ旅。
お手紙の方がこの映像を見て、ここが家だ!とおっしゃってるかもしれませんね!
正平さんは、階段に戻って集落と海を眺め、風を感じながらお手紙を読みました。
お手紙の内容を聞きながら景色を見ると、なんだかしみじみした気持ちになりました。
いいところです。
お手紙を読み終わった正平さんは「どれ家やろう?」と町を眺めていました。
風が気持ちよかったようで、気持ちよさそうでした。
石川県3日目。
優しい地元の人に会えて、たくさんおしゃべりしているのが見れて、面白かったです。
あと、最後の神社の階段を上るのに、みんなを鼓舞したり、かつ丼を食べたり。
正平さんが元気になっていて安心しました。
いい旅でした。
石川県の旅でめぐる町
石川県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…
の放送予定です。
明日は、輪島市への旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!