BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』2023春が放送中です。
『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。
2023年春の旅は、沖縄から始まって九州は宮崎、大分。
近畿は兵庫・大阪・京都。
北陸の福井・石川・富山・新潟と周って、山形がゴールです。
4月24日~4月28日は宮崎県の旅です。
- 1167日目、宮崎県4日目は宮崎市神宮への旅
- お手紙の内容
- 大淀川河川敷から赤江大橋を渡る
- ランチはトンカツ定食
- セカンドカーにトゥクトゥク?
- こころの風景
- 宮崎県の旅でめぐる町
- 『こころ旅』の放送時間は?
- 再放送は?
前日、宮崎県の旅3日目・宮崎市の感想はこちら。↓
1167日目、宮崎県4日目は宮崎市神宮への旅
4月28日放送分宮崎県4日目は、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港の隣にある緑松公園でオープニングでした。
しばらく飛行機が来るのを待っていましたが、手紙を読み出した時、国際線の飛行機が着陸。
この回の監督は、お馴染みサイトウ監督。
仕込みのサイトウ監督が国内線の予定だけを見ていて、国際線が来るのをチェックしておらず、正平さんはビックリ。
サイトウ監督は正平さんに謝っていました。
お手紙の内容
今回のお手紙は、福岡市の49歳女性から。
こころの風景は、宮崎神宮のなかの剣道場です。
小1,2だった1980~81年ごろ。宮崎神宮のなかの、剣道場に通っていたお手紙の方。
厳しい練習でもう辞めたいと弱音ばかりの毎日。
そんなある日。
帰り道に何とも言えない良い香りがして行ってみると、藤が咲いており、その香りは、鬱々としていた気持ちを一気に慰めてくれたといいます。
この花に会えるならもう少し頑張って通おう。と思えたんだそう。
しかしその後引っ越しで剣道をやめることになり、藤も見られなくなってしまった。
時は経ち2019年4月。
あの剣道場と藤が見たくなり、宮崎市へ。
宮崎神宮の境内に入ると、もう藤の香りが漂っていたそう。
藤棚では、大きな白藤が輝くばかりに咲いていて、その香りに身も心も洗われるようだったといいます。
その広場に、とても大きな2本のヤシの木が。
宮崎ではヤシの木は珍しくないが、この2本は妙に唐突にそこにあり、不思議に思ったお手紙の方。
次に剣道場を探したが、それらしき建物はなし。
社務所で聞くと、剣道場は藤棚と同じ広場にあったが、老朽化で2006年に解体されたとのこと。
残念だったが、そこで解体当時の道場の写真が載った記事を見せてもらうと、玄関に門構えのように2本のヤシの木が写っている。
ヤシの木は、道場がなくなって門構えの役割を失ったため、広場に唐突に立っているように見えたのです。
建物の跡地には、しめ縄を張った御新田があったそう。
ヤシを目安に、入口、竹刀置場の位置を確認。練習した思い出に浸り、ふと顔をあげると、1本の木が目に入ったといいます。
あの頃、練習に疲れ果て見上げた道場の窓から、確かにこの木を見た気が。
ああ、この木はまだいてくれた!と嬉しくなったそう。
さらに、当時いつも使っていた境内の裏口を思い出し行ってみると、石垣と石の門柱に強烈な見覚えがあったといいます。
そこから境内に入る敷石や木々の表情、全て見たことがあると感じたお手紙の方。
たくさんの子どもたちが自転車で乗り付けてくる。入口で靴を脱ぎ、裸足で板の間に飛びあがって座礼。ドタドタ着替えに走る足音。
色んな音や景色が一気に蘇ってきたとのこと。
人の建てたものは朽ちても、木々や石たちは場所の記憶を宿したまま残ってくれていた。
宮崎の旅なら、藤香る神社の境内で子どもたちを見守った木々、元気な2本のヤシの木をご覧いただきたい。
…というお手紙でした。
お手紙には、白い藤の花の写真と2本のヤシの木、石垣。一本の木の写真が添えられていました。
正平さんによると、白い藤の花は珍しいそうです。
正平さんは、2本のヤシの木をラグビーのポールに見立てて、「剣道しながらラグビーもやった。」と冗談を言ってました。
確かに、ラグビーのポールに見える…。
大淀川河川敷から赤江大橋を渡る
約9kmのルートで宮崎神宮を目指して出発しました。
住宅街を通ると、民家にこいのぼりが飾ってあるのが見えました。
住宅街から大淀川の河川敷の道へ上がりました。
そして渡るのは、赤江大橋です。
大橋の歩道は大きな歩道だったので、正平さんは「やった!怖くない!」と安心して渡っていました。
橋を渡って再び土手を走る。
次に、土手を下りて、車も走る道を走りました。
橋と聞いてどうなるかと思いましたが、よかったです。
ランチはトンカツ定食
「腹は減ったし、タバコは吸いたいし。」とぶつぶつ言い始めた頃、お昼ごはんとなりました。
点滅信号を過ぎて、茶色い建物に到着。
「やっとごはん食べられそう…。」と嬉しそうにお店に入る正平さん。
正平さんは、トンカツ定食を注文。
宮崎名物チキン南蛮も一緒にお皿に乗っていました。
とても美味しそうでした。
食後。
正平さんは「お母さーん!ごちそうさまでした!」とお店の窓から大きな声でお礼を言い、お店の方は「どうもありがとうございました!」と明るく返してくれてました。
そして、お店にいた他のお客さんにも「みんなバイバイ!」と手を振ると、お店にいた人みんな正平さんに手を振り返して「頑張ってください!」と言ってくれていました。
や、やさしい…。
ほかのお客さんもみんな気さくだぁ…。
宮崎の人、いい人ばっかりだ。
…とここまでが『朝版』です。
セカンドカーにトゥクトゥク?
『とうちゃこ版』では、宮崎県庁前を通過するところが放送されていました。
次に、トゥクトゥクが販売してあるのを発見。
「これ乗って麻雀行きたいわ。」と言う正平さん。
監督に「どうですか?セカンドカーに。」とすすめられましたが「街で目立ってしょうがない。遠くから”火野正平来た!”と言われそう。」と言って笑ってました。
実際、難しいですよー!
大阪の番組で、コロナ禍で換気がいいからと芸人さんがトゥクトゥクに乗ってテイクアウトの店に行くのを見ましたけど、本当に寒そうでした。
もし乗るなら、夏限定になりそうですね!
こころの風景
街中を走っていると、道路にまたがる大きな鳥居の下に来ました。
鳥居をくぐって直進。
一の鳥居。という名前のバス停を通過。
参道の道を進み、宮崎神宮にとうちゃこ。
チャリオを押して境内に入ります。
剣道場があった目印の2本のヤシの木さがし。
が、広い!
鳥居をくぐり、立派な灯篭が並ぶ参道を歩き奥へ。
右側に「オオシラフジ」と書かれた木の看板を発見。
奥で歩いていた巫女さんの方に興味をそそられつつも、看板の矢印に従って右に進みました。
すると、ラグビーの二つの柱に見える2本のヤシの木。
そばに藤棚もありました。
紫の藤の中に、白い藤も咲いていました。
「珍しい!わー咲いてる!」テンションが上がる正平さん。
スタッフさんも「こんな香るんですね!」とビックリ。
正平さんは「良い香りがする!!咲いててよかったね。まだ早いんじゃないかって思ってたけど。」お手紙の方に話しかけます。
ああ、一緒にどんなにおいがするのか私も嗅ぎたい!
正平さんたちは、ヤシの木の周りを歩いて道場の在りし日の姿を想像していました。
お手紙に書かれていた、しめ縄に囲われた御新田も確認。
お手紙を読み返して、石の門柱と石垣、敷石も確認しました。
お手紙の方、正平さんがまわってくれて嬉しいだろうな~。
雨が降ってしっとりして、より美しく見える藤の花。
素敵な風景です。
正平さんは藤棚のそばの木の下に座り、お手紙を読みました。
お手紙を読み終わった正平さんは「見に来たよ!御新田だって。ヤシの木。ほんま唐突に立ってはる。なんか雨だって言うんだけども、あんま降らなくて。今このしっとりして森の空気が美味しいし。宮崎の最後、こんなんでよかった。来週はちょっと上の大分行きます。また見てね!バイバイ!」と言って番組を締めていました。
雨で、お手紙の方の気持ちが伝わってくるようでした。
いい風景を見せていただきありがとうございました。
宮崎県の旅でめぐる町
宮崎県の旅でめぐる町は、
の放送でした。
次の週は、大分県の旅です。
『こころ旅』の放送時間は?
朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。
とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。
月曜のとうちゃこ版の時間帯は、これまでの放送のリクエスト版。クラシックが放送されています。
再放送は?
朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。
とうちゃこ版の再放送は、土日の朝7時30分から2日分ずつ放送。
土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。
土日の再放送の時間帯が、2023年から変わってます!