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こころ旅2022秋の感想*鹿児島県肝付町*高山川下流から見る景色

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BSプレミアム『にっぽん縦断こころ旅』2022年秋。放送中です。

『にっぽん縦断こころ旅』は、俳優の火野正平さんが視聴者の方のこころの風景を自転車でめぐる旅番組。

12月19日~12月23日は鹿児島県の旅です。

www4.nhk.or.jp

前日、鹿児島県の2日目霧島市の旅を見た感想はこちら。↓

 

www.lovetv.site

 

鹿児島県・月曜朝版の感想はこちら。↓↓↓

 

www.lovetv.site

 

1154日目、鹿児島県3日目は、肝付町への旅

12月22日放送分鹿児島県3日目は、鹿屋市の大塚山公園でオープニングでした。

goo.gl

ここからは志布志湾が見え、正平さんは「なんとなく遠くがボーっとかすんでいるのは、もしかしたら桜島の影響かもしれん。だって鹿屋方面だってテレビで言ってたもん。噴煙が鹿屋方面にって。」と言ってました。

お手紙を読んでいる途中も遠くを見て、上は青空で海に近い下の方はかすんでる。と言って、噴煙でかすんでることをこのあとも何度か言ってました。

 

火山がある地域に住んでいないので分かりませんが、でもきっとそうなんだろうな。と思いました。

 

鹿屋は2013年春、195日目の旅で内之浦宇宙空間観測所に行った時に来ている正平さん。

スタッフさんも「えらい坂上りました。」と笑ってました。

10月31日の月曜のクラシック版で再放送してましたね!

その時のカメラマンさんもジュンさんじゃなかったですか?

大変そうでしたけど、面白い回でした。

 

お手紙の内容

今回のお手紙は、福岡市の52歳女性から。

こころの風景は、高山川の土手を下流から上流に眺めた景色 です。

高山(こうやま)川は、肝付町前田、南方(みなみかた)神社近くを流れている川。

お手紙の方が小学2年生の夏までを過ごし、土手は遊び場。小学校に入ってからは通学路だったところです。

小学1年1学期の終業日。学校の荷物をため込んでいたお手紙の方は、いっぺんにそれを持って帰らないといけなくなり。

画板に絵の具、体操着、上靴、植木鉢、ランドセルと、荷物に埋もれそうになりながらとぼとぼ歩いた記憶が。

その時、いつも遊んでいた土手の道が果てしなく続く終わりのない道に思えて、「家に帰れないんじゃないか。」と悲しくなったことを、切り取られた絵のように思い出すお手紙の方です。

妹さんが生まれたばかりで甘えてはいけない。そんな思いもあったのかも。

クラスで一番小さかったお手紙の方。最後は画板をひきずり、砂ぼこりを立てながら帰ったそう。

 

楽しい思い出もあり。

土手の斜面を段ボールそりで滑ったり。春はつくしを摘み。夏はザリガニとりをしたり。

日が暮れるまで遊んでいたとか。

 

ご両親は定年後この地に戻り、元気に暮らしているといいます。

正平さん、どうか小学1年生ぐらいの目線でこの土手を下流から眺めてみてください。

 

…というお手紙でした。

 

 

お手紙には、高山川と小学校、町役場。南方神社の位置が記されている手描きの地図が同封されていました。

正平さんたちが行くルートは、お手紙の方が行っていた高山小学校の方から入っていく予定。

町役場が近くにあるので、まずはそこを目指して出発しました。

 

ランチはレディース定食

カーブのある下り坂を下りていくと、のり面にツバキの花びらが落ちていて、土の色とのコントラストがキレイでした。

車が通る道路まで出てくると、道路脇にヤシの木が並んでいました。

そして道路沿いのお店でお昼ごはんです。

正平さんは、メニューにあったレディース定食に注目。

鶏のから揚げ、トンコツ、酢の物、揚げ出し豆腐、ごはん、味噌汁、漬物のセット。

そんなに食べられるかなぁ?」と言いつつもこれに決めていました。

でも、このメニューにはトンコツとあったのに、正平さんはトンカツと読んでいて、スタッフさんが笑ってました。

トンコツっておかずなの??

さぁ、トンコツと書いてあるのが、本当に豚骨なのかトンカツの間違いなのか?

運ばれてくるのが楽しみ、となりました。

 

そして運ばれ来たのが、お重に入った仕出し風の定食。

はい!レディーです!」と手を挙げる正平さん。

私レディーなんです。」という正平さんに、店員さんは笑ってました。

ま、レディースセットって、どのおかずもちょっとずつって感じで、お子様ランチの大人の女性版。小食の人が食べるもんだと思うんですが…。

 

ふたをオープン!

問題のトンコツは、とろとろに煮たトンコツでした。

いい感じね!これ。レディーなんです。」とまずはトンコツをパクリ。

おいしい!甘くて!お肌つるつるになる!トンカツよりうめえぞ!」と絶賛。

 

答えは、トンカツの打ち間違いじゃなく、トンコツで合ってました。

トンコツのおかず、美味しそうでした。

トンカツの打ち間違いだと疑ってました!すみません。ちゃんとおかずであるんですね!知りませんでした。

無知は罪です、すいません。

 

まっすぐで長い道を走る

食後。

お礼を言って店をあとに。

ヤシの木がある道から、畑のあいだの真っすぐな道に突入。

風がありましたが、青い空の下まっすぐに進む正平さん。

長い!長いけど走りやすいからだーいすき。」とつぶやいて、ゴキゲンに走りました。

 

道はまだ濡れていましたが、天気が良くて正平さんもゴキゲンさんでよかったです。

 

…とここまでが『朝版』です。

 

『とうちゃこ版』では、この長い直線の道を走った先が放送されていました。

天気も良く、緑と空の青が映えて、とてもキレイで正平さんたちが走る姿が画になりました。

 

鉄道跡の道に高山鉄道記念館

長い道の先を左折。

長かったのか、曲がったところでいったん休憩となりました。

正平さんは「こんな平らな所があるんだね、ずっと。鹿児島の大隅半島に。佐賀平野みたい。」とどこまでも続く平らな土地を眺めていました。

正平さんが休憩している平らな場所。

昔鉄道が走っていた場所らしく、正平さんは「それで盛り土がしてあるのか!」と納得していました。

35年前・1987年3月に廃線となった国鉄大隅線です。

この先にある、駅の跡があるのを楽しみにして線路跡の道を出発しました。

 

そう思って道を見ると、木がキレイに並んでたり、ライン沿いに家が建っていたり。

昔線路が通っていた雰囲気が感じられました。

そして、駅の跡である高山鉄道記念館に着きました。

kankou-kimotsuki.net

駅舎だった建物があり、横は公園になっていました。

改札のあと、駅名標も残っていました。

線路のレール跡も、土に埋まった状態ではありましたが、ちゃんと見ることができました。

在りし日の駅を知ってる方にとっては、残してくれるのは嬉しいでしょうね。

 

記念館でお掃除をしてらっしゃった方に「いってらっしゃい!」と見送られ、再出発。

 

高山小学校横を通る

街中を走り、肝付町役場入口の交差点に着きました。

お手紙の方が通った高山小学校も交差点から見えました。

子どもの声が聞こえて、正平さんが「勉強しなさい!ちゃんと。」と声をかけると、小学生が「だれだれだれ?」と騒いでいる声がしていました。

バイバイ!頑張ってね。」と言ってくれた小学生。

あいつら、後輩だ。お手紙の人の。」と、元気な小学生たちに笑顔の正平さん。

ちょうどお掃除の時間で校庭に出ていたみたいです。

さすがに、小学生は正平さんのこと知らないですよね~。

 

校庭にいた小学生に挨拶をしながら、小学校の前を通過しました。

学校を越えると役場。

ふた筋こえると川です。

 

こころの風景

道が開けてきて、高山川に架かる橋を渡りました。

橋の上から見える景色がキレイです。

お手紙の方がお家に帰った土手の道を歩くために、チャリオを降りました。

歩いて土手の道を歩く正平さん。

細い、カーブのある道です。

今はアスファルトの道で、砂ぼこりは立ちません。

家が建っているところはなく、小学生のお手紙の方が不安になるような長い道でした。

実際の土手の道を歩く正平さんは「いや、本当に遠いわ。」と実感してました。

 

ゆっくり風景を見ながら土手の道を歩き、下流へ向かいます。

横の道に車が通るところまでくると、坂がありました。

お手紙の方の家がこの辺にあるはず。

 

坂の入口まで歩いて、スタッフさんが「この坂の最後…ちょっとくじけますね。」と言うと、正平さんが「くじけるよね、今俺たちくじけてるもん。おっさん目線でくじけてるもん。」と小学生当時のお手紙の方の気持ちを思いやっていました。

 

よく頑張りましたね!お手紙の方!!

小学生が通うのには、しんどそうな距離でした。

 

正平さんは土手に戻り、草むらに座ってお手紙を読みました。

お手紙の内容を聞きながら実際の風景を見ると、しんどそうに荷物を引きずる小学生の様子や、土手を段ボールで滑る様子がなどが想像出来ました。

しんどそうに見えるけど、周りの景色がキレイすぎて、荷物を持つ自分がよけいに惨めに思えたんじゃないか?と想像しました。

お手紙を読んだ正平さんは「大変だっただろうね。おっちゃんたち今でも大変やったもん。遠いな!あの橋のたもとに家があったらいいのにって思っただろうな。はー今日終わる頃にあったかくなって。気持ちがいい。さて、秋の旅明日、残り一日だよ。よう頑張った。明日一日、大事にいこねー!じゃあ、最後まで見てね!バイバイ!」と言って番組を締めました。

 

最終日前日。

気持ちのいい風景を見せてもらいました。

途中、元気な小学生の声も聞けて、こちらも元気になれました。

 

明日は最終日。

最後までちゃんと見届けます!!

 

鹿児島県の旅でめぐる町

鹿児島県の旅でめぐる町は、NHKのホームページの番組表によると…

 

  • 12月20日…いちき串木野市
  • 12月21日…霧島市
  • 12月22日…肝付町
  • 12月23日…最終日・鹿屋市

 

の放送予定です。

 

次は、秋の旅最終日・鹿屋市への旅です。 

 

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『こころ旅』の放送時間は?

朝版は、月~金の朝7時45分から15分。月曜はその週のダイジェスト。本番の旅は火~金に放送です。

とうちゃこ版は、夜7時から30分。火~金の放送です。

月曜のとうちゃこ版の時間は、これまでの旅のリクエスト版。クラシックの放送です。

再放送は?

朝版の再放送は、同じ日の朝11時45分から。

とうちゃこ版は、土日の朝11時から2日分ずつ放送。

土日の再放送の時間は、変更されることがあるのでご注意ください。